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これ以上なめられるな!沖縄県民

私がいつも言っていることですが、「沖縄県知事に尊厳がなければ、沖縄県民が馬鹿にされることになりますよ。そんなことが絶対にないように、玉城デニー知事は頑張らなければいけない」。

しかし、玉城知事は8日から15日までの日程で訪米しておりますが、アメリカ国務省、国防総省での面会が、両方とも日本部長だったことに、私は沖縄県民の一人として尊厳を傷つけられました。

日米同盟における日本の安全保障の大きな役割を担っているのは沖縄県です。

在日米軍基地の7割を、沖縄県が抱えているからです。その沖縄県の知事が訪米して、アメリカ国務省、国防総省での面会が国務長官や国防長官ではなく、日本部長ですか・・・と、本当に残念でなりません。

ここまでなめられた対応をされて、沖縄の尊厳を示すなら、「日本部長との面会は受け入れられない」と、はっきりと言うべきです。

これは、玉城知事がバカにされてるのではなく、沖縄県民がバカにされていることなのです。

戦後79年にわたって米軍が駐留し、そのことで米軍に起因する多くの事件・事故が発生している中でも、日米安保を理解して安全保障の役割を過重に担っている沖縄県民からしても、このような態度には毅然とした態度で向き合うことが当たり前のことなのです。

今の時期の訪米は、沖縄の現状を説明したり、アピールしたりするために行くものではありません。

玉城知事はもう4回目の訪米なのですから、相手と交渉のために行くのが当たり前です。

しかし、交渉するためには自分のカードを持っていなければならない。

自分のアイデアを持っていなければならない。

それが何もないままに訪米し、交渉しようとしても、相手は戸惑うだけで、同じテーブルにつくことはないでしょう。

反対運動だけではダメなのです。

明確な対案をもって、お互いの譲れないラインを守りながら、交渉していくことが、沖縄の米軍基地問題を解決することになるのです。

根回しもないまま、交渉することを全く考えないまま、ただ単に訪米した結果が、面会相手の日本部長であります。

彼らには何も権限がない。

彼らは、長官に報告さえしないかもしれない。

また、沖縄県知事が訪米するというのに、日本部長しか日程をとれないという日本の外務省にも、残念でしかたありません。

玉城知事、本気で怒らないあなたがこのまま知事を続けることが、沖縄県民にとっていかに不幸な出来事かということを感じてください。

いま世間を騒がせている兵庫県知事と全く同じ状態だということに気づいてください。

パワハラで行政を停滞させることと、尊厳を失わせて行政を停滞させることは、まった同じことなのです。

バイデン大統領や菅元総理や岸田総理を見習って、両者とも県民の利益を一番に考え、決断をした方がいいのではないでしょうか。

県民のために身を引いて、新しい政治に期待するという行動が、本当の意味での政治家であるということを知ってもらいたい。

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