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福島応援弾丸ツアーから学ぶ

(2023年9月29日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

9月28日から一泊二日で、福島を応援する目的で、沖縄発着の弾丸ツアーを決行しました。福島第一原発の処理水が海洋放出され、風評被害など様々なダメージを受けている福島の地で、福島の地酒を飲み、福島でとれた魚を食べて、「福島は最高だ!」とSNSで発信しながら、みんなで福島を応援しようというツアーでした。沖縄から、40名ほどの仲間とともに、福島を応援することができて、とても嬉しく思っています。このツアーの唯一のメインイベントである宴会には、いわき市商工会議所の小林専務理事に参加いただきました。「国の支援策だけではなく、皆さんのように、全国から応援していただくことが本当に嬉しく、福島の大きな力になります」という小林専務理事の言葉には、心を打たれました。また、こういった問題は、得てして「国の支援がどうこう」といったような議論になりがちですが、「全国の皆さんからの真心が、国の支援以上に福島を復興させる」という力強い言葉にも、「この応援ツアーを実行して本当に良かった」と実感し、参加いただいた皆様、関係者の皆様に感謝の思いでいっぱいです。

【悩みは共有する】

わが日本には、47都道府県の下に、1,741市区町村(市792、特別区23、町743、村183)があり、その地域ごとに、色々な悩みや課題があることは間違いありません。この課題や悩みは、すぐに国に頼って解決するという方法ではなく、知事や市町村長が、地方公共団体同士でお互いの悩みや課題を解決する方法がないのかどうかを思案して取り組むことが、これから益々大事になると考えており、その時代はすでに来ていると思います。下地ミキオは、「民間活力を生かす」というキーワードがわが国の未来をつくると信じ、発信しているだけに、この考え方をより多くの皆様に理解いただければ、国力が強くなり、日本国民である意義をお互いが感じ合える日本になるのではないかと思っております。外交においても、国任せではなく、「地域外交」という新たな展開が始まっていくでしょう。今回の福島応援ツアーにも、「タテの時代から、ヨコの時代へ」という哲学がありました。

【“処理水”ではない新たな名称へ】

私たちは、“処理水”という言葉が、この先ずっと数十年も続いていくことを、決して良しとはしません。政府は、通称でもいいので、“ネガティブな印象を持たれない”、“ポジティブな方向性を持った表現”を模索するべきです。みんながポジティブになれる表現。それは、政治においても必要であり、何事も前に進んでいける環境を創りあげていくことが必要だと思っています。 

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