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台風災害を乗り越える沖縄

(2023年8月4日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

大型で非常に強い台風6号は1日から沖縄地方を直撃し、現時点で、お亡くなりになられた方が2名、怪我をされた方が64名とのことです。

心からお悔やみとお見舞いを申し上げ、被害に遭われた方々の一日も早い回復を祈るばかりです。

また、台風6号が猛威を奮うなか、身を挺して頑張っている消防職員・警察職員・医療関係者・介護関係者・県庁職員・市町村職員・自衛隊員・総合事務局職員・沖縄電力職員を始めとして、仕事をされている皆さんに、心から感謝申し上げます。

今日にはまた、沖縄本島が暴風域に入るという複雑な経路をたどるとの予報が発表されているだけに、気を引き締めて、自らの命を守る行動をとるようにしていきましょう。

台風は、「経路・風速・雨量・停滞日数」これらが全て最新の科学技術で予測可能なだけに、最大限の技術力を駆使して対応を整えることで、「台風死亡事故ゼロ」の実現を図ることができると、私は確信しています。

それだけに、今回の台風で、2名の尊い命が失われたことは、本当に残念でなりません。

既成概念にとらわれず、台風対策を行っていく政治判断が大事です。

まず大事なことは、「装備の充実=水陸両用車・無人機の活用」です。

日本の消防は火事に対する装備は充実している一方で、豪雨・積雪・強風に対する装備が不十分です。

それらの悪環境に能力を発揮できる水陸両用車は、沖縄県の自治体で最低でも1台は保有すべきだと考えます。

また、無人航空機によるデータの収集は、衛星とは違い、リアルな台風の状態を読み取ることができるだけに、台風の対策には欠かせない装備になると考えています。

次に大事なことは、「自衛隊の前方展開」です。

この判断を政治が先手先手で行うことで、住民の命を守る体制が整えられることになります。

私たちは、台風に対するこれまでの考え方を大きく見直して、「台風災害に強い沖縄」をつくりあげなければなりません。

加えて、沖縄にお越しいただいた方々に対する台風時の対応も大事です。「台風に遭ったことについて、残念だという気持ちより、沖縄の人々のやさしさを強く感じることができた」という声が、観光客の皆さんから湧き起こるような対策を、私たちは、つくりあげていかなければなりません。

私は、10項目の新しい取り組みを行うことで、今までにはない、台風に遭遇された観光客への配慮が可能になると考えています。

1.延泊を強いられた方への宿泊費半額支援 

2.ビデオオンデマンドを全施設全部屋に導入支援 

3.ホテルの停電をなくす非常用発電支援

4.貯水タンクの支援による断水ゼロ

5.臨時便の透明化

6.食料デリバリー体制の構築

7.黒糖のお土産

8.台風遭遇者への次回の旅費支援

9.観光客への県知事お見送り

10.台風体験談コンテスト(優勝者は3年間沖縄に無料招待)

私は、これらの10項目の対策を実行することで、国内外から愛される沖縄観光をつくり、観光に来られる方も、観光客を受け入れる方も、全ての人々に寄り添った沖縄観光をつくりたいと考えています。

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