(2022年7月8日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)
13日午前8時、私はワシントンDCのホワイトハウス前で、沖縄県知事選挙への出馬を表明いたしました。
ホワイトハウス前で出馬を表明した理由は、戦後
(2022年7月22日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)
7月13日にワシントンD.C.で沖縄県知事選挙への出馬を表明してから9日が経ちましたが、数か月にも感じられる時間であります。
「沖縄を変える」ためには、政治が、次の3つを意識しなければなりません。
(1)米軍基地政策、経済政策において、日本政府に期待しないこと。
この10年間で沖縄振興予算は800億円も減額されました。
沖縄は、自らの力で沖縄をつくらなければならないという覚悟が必要です。
(2)米軍基地問題の解決は、沖縄県がホワイトハウスを口説く必要があること。
復帰50年、日本政府を通しても、日米地位協定は何一つ変わらないままです。
沖縄県は自らが主体となって、ホワイトハウスとのパイプをつくり、沖縄の声をダイレクトに伝えることが大事です。
(3)経済の自立を実現すること。
私たちは今こそ、自らの経済戦略を実行することが必要です。
「民間活力」を最大限に活用し、「雇用増」と「税収増」を実現するのです。
そのためには、「土地用途の変更・容積率の見直し・長期的開発許可・保安林制度の見直し・農地など土地活用区分の明確化」が必要で、それさえすれば、確実に投資を増やすことができるでしょう。
その次に、「沖縄ファースト」を徹底的に行うこと。
全てにおいて県内企業が中心になる政策をつくり、国の予算が本土企業に還流するザル経済を解消します。
例えば、沖縄県内のホテルでは、備品や調度品に、沖縄の伝統工芸品を使うこと。それが県内の製造業を活気づけ、それに伴って農水産業も振興が図れるのです。
加えて、社会資本整備において民間資金を活用することです。
公共事業は、PFIで補います。
もちろん、PFI事業においても、「沖縄ファースト」でなければなりません。
この3つの政策を徹底的に進めることが出来れば、国に依存する経済構造から確実に脱却し、沖縄自らの力で県内企業を成長させ、県民生活を向上させることが出来るのです。
来年4月、「保育園から大学・専門学校までの授業料の無償化」
「給食費無償化」「18歳未満の医療費無償化」「学習塾費補助」「県外遠征費補助」が始まったと考えると、ワクワクしませんか?
私は、その仕組みと財源について、徹底的に研究してまいりましたので、確実に実現できる自信があります。
「米軍普天間飛行場の辺野古移設について、軟弱地盤の埋立をストップ」させたら、どうでしょう?
私は、6年間かけて「馬毛島の訓練施設」を提案してまいりました。
整備は確実に進んでいます。
普天間飛行場での訓練が、全て馬毛島へ移転すると考えれば、軟弱地盤の埋め立ては必要ありません。
また、既に埋め立てが済んでいる区画については、オスプレイの格納庫をつくり、普天間飛行場からオスプレイを移駐させます。
普天間飛行場の危険除去のために、苦渋の選択で辺野古移設を容認してきた方々も、もう心配いりません。
辺野古で座り込んで反対してきたおじぃ、おばぁも、もう心配ねーらん。
軟弱地盤を埋め立てないという結果が出ることで、県民を二分してきた政争は終わりを迎えます。
「全てを賭けて、すべてを変える」私のこの思いが多くの皆さんへ届くことを信じて、今日は、浦添から宜野湾へと自転車のペダルを漕いでいます。
沖縄の運命がホワイトハウスのジャッジによって左右されてきたからであります。
77年前、沖縄がアメリカの施政権下におかれ、それから27年後、沖縄が日本復帰したこと、これらはすべてホワイトハウスのジャッジでした。
沖縄の日本復帰から50年、今もって在日米軍基地の7割が沖縄に集中している現実も、
日米地位協定の抜本改定をアメリカ政府が認めないことも、すべて、ホワイトハウスが決めてきた歴史があるのです。
私が今回、沖縄県知事選挙に立候補するにあたって、“基地問題を本気で解決するために立候補する”
という強い意志を示すために、マスコミの前で出馬会見をするのではなく、
沖縄の運命を決めてきたホワイトハウスの前で出馬表明をすることにしたのです。
沖縄の意思を、ホワイトハウスに明確に伝えることができると考えたからです。
9月11日に、下地ミキオが新たな沖縄県知事となれば、
ホワイトハウスで出馬表明をしたことが本当に大きな意味をもつこととなり、
沖縄の基地問題解決の大きなエネルギーになると思っております。
私が今回、沖縄県知事選挙へ出馬する目的は、3つの沖縄の課題を解決することです。
1点目は、米軍普天間飛行場の辺野古移設についてです。
私は、結論として、
「辺野古の軟弱地盤の埋め立てを政府に断念させる」
「普天間飛行場で行われる訓練による危険と騒音問題は、馬毛島へ移転する」
「現在、既に埋め立てられてしまった場所は、オスプレイの駐機を行う格納庫をつくる」
こととし、沖縄の美しい環境を守ります。
2点目には、子どもへの投資を大胆に行い、全ての子ども達に、教育と食育と健康の平等な環境をつくります。
1.保育園から大学・専門学校までの授業料すべての無料化、
2.給食費の無償化、および、朝のパンとおにぎりとミルクの提供、
3.18歳までのすべての子どもの医療費を無料化し、かかりつけ医と子ども達のコミュニケーションづくりで、健康な子どもをつくる、
4.塾や習い事に行く子どもと、行けない子どもとの格差をなくすために、上限3万円の補助を行う、
5.子どものスポーツ・芸能における遠征費用の補助。
これらの5つの政策を行うことで、沖縄の未来が確実にみえてきます。
3点目は、経済についてです。
1.民間活力を徹底的に活用します。
そのためには、“土地の高度利用を徹底的に行うこと”。
土地用途の変更を行い、容積率の見直しも行い、とにかく土地利用の規制緩和を徹底します。
2.PFIを活用し、社会資本整備を行うこと。
これまで社会資本整備は、税に頼ってきましたが、
これからは、自分たちでできる社会資本整備は、自分たちで徹底して行ってまいります。
3.観光の好循環をつくりあげていきます。
その前に、那覇空港・宮古空港・石垣空港・久米島空港・下地島空港を合併民営化し、
大胆なエアポートセールスを世界中に行い、ヨーロッパ・アメリカからのダイレクト便も増やし、
2000万人観光を実現します。
そして、徹底的に農業をコラボさせ、製造業をつくりあげ、
観光が全産業とベストミックスになるようにするのです。
これまでと違う沖縄観光をつくる、
そして2050年には、“GDP10兆円・一人当たり県民所得400万円”を実現します。
皆さん、ミキオはちゃんとプランをもっています。
思い付きで戦っているのではありません。
LOVE沖縄、沖縄ファーストでいくのです。全てを賭けて、全てを変えます。