(2021年10月16日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)
まず、一日遅れのメルマガとなったことをお詫び申し上げます。
衆議院選挙が近づき、朝は5時から夜遅くまで、多くの皆さまにご理解をいただくために動き回っており、落ち着いてメルマガを書くための時間がとれませんでした。
私はいつも自らの考えや思いの全てをメルマガのなかで表現したいと考えており、中途半端にメルマガを書くようなことはしたくないという思いから、配信が遅れましたことをご容赦いただきたいと思います。
10月19日に公示される第49回衆議院議員選挙への下地ミキオの立候補については様々な憶測が流れ、多くの関係者にご迷惑をおかけしましたが、立候補を決意しました。
私が、國場幸一会長の強いリーダーシップの下で始まった保守合同の大きな流れを支持していることで、下地ミキオが立候補しないことで保守合同がまとまるというような誤解を招いてしまったことについては、本当に残念であります。
國場幸一会長と私の後援会の當山護会長の間で、自民党と十分なる協議が徹底的に行われるのであれば、下地ミキオを衆議院選挙に立候補させないという選択肢も持たせるべきだという声があったことは事実であります。
徹底した協議の中で自らの主張ばかりが通るわけがありませんから、私が衆議院選挙に立候補しないという選択肢も國場幸一会長にお預けし、徹底的に協議していただくという考えを、私は持っておりました。
しかしながら、自民党沖縄県連が國場幸一会長と正式な協議を一度もすることなく今日を迎えるという状況では、「下地ミキオが衆議院選挙に立候補しない」という選択肢は到底あり得ないものとなりました。
外交においても様々な条件闘争があり、瀬戸際外交といわれるギリギリの調整があることを知っていただけに、「協議を行わない」という政治姿勢には、落胆の色を隠せませんでした。
しかし今、私がやらなければならないことは、この衆議院選挙に無所属で堂々と立候補し、勝利し、いま一度、保守が合同する大きな流れを、お願いではなく、主体的にとりまとめていくコアの役割を果たすことが大事だと考えております。
共産党が主導するオール沖縄という勢力がこれまで7年間沖縄県政を担ってきましたが、これ以上、オール沖縄に県政を任せられません。
コロナ対策の失敗にしても、基地問題の解決が一切前に進まないことにしても、経済政策の根本が“見える化”されていないことにしても、いま政治を変えていかなければならないという思いに変わりはありません。
その意味においても、「今回の衆議院選挙は、『党』ではなく『人』を選ぶのだということ、『政策』を選ぶのだということ、『結果を出してきたかどうか』という3つのことを前面に打ち出しながら、この選挙を戦い抜きます。
困難な道ほどやりがいがあり、胸がワクワクするものです。それだけに、これまで9回の全ての選挙を三つ巴で戦ってきた下地ミキオにとって、10回目となる今回の選挙は、夢がふくらみ、胸が躍るものになると感じております。
この5年間、「自民・公明・下地ミキオ」であらゆる選挙に取り組んでまいりましたが、一旦ここでこの作業をやめ、この選挙に勝利した後で、またこの枠組みをつくりあげていくのが下地ミキオの役割だと信じて頑張ってまいります。
沖縄の政治の安定をつくることが大事であり、保守合同に反対し沖縄の政治の混乱をつくる人々とは明確に対峙しながら、この道を進んでいきたいと思っております。
政治の歯車をとめることがあってはならない。
下地ミキオの25年のキャリアを、26年、27年と国会で重ねることが沖縄県民のためになると信じ、頑張ります。