沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2021.8.19放送分「緊急事態宣言延長/アフガニスタン/水害」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、皆さん、こんばんは。
本村ひろみです。
そして、メインパーソナリティはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。
どうぞよろしくお願いします。

ひろみ/はい。
ミキオさん、今週も話題盛りだくさんでよろしくお願いいたします。
何といっても、野球少年だったミキオさんはこの話題からですね。
甲子園の話題です。

ミキオ/沖縄尚学、8対0。

ひろみ/いや、すごい。

ミキオ/まあ、僕の予想は5対0でしたけどね。

ひろみ/あ、そうなんですか。

ミキオ/そうそう。
もうこれ、YouTubeで流していますから。

ひろみ/それを上回ったっていうことですね、沖尚が。

ミキオ/そうそうそう。

ひろみ/すごい。

ミキオ/はい。
まあ、だけど、あれは7対0だな。

ひろみ/はい。

ミキオ/あの、もう1個の、1点入ったのはちょっと、あれアウトだな。

ひろみ/まあでも、入ったということで、みんな喜んでね。

ミキオ/そうそう、そうそう。
あれ、何ていうか、あの、写真ジャッジあるでしょう。

ひろみ/ああ、写真で見るやつ、はい。

ミキオ/あれやるかなと思っていたけど、やらなかったですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だけど、沖縄尚学は強かったですね。

ひろみ/いや、強いですね。
沖縄尚学、守りも攻めも強いという、安定した。

ミキオ/ピッチャーがいいですよ。

ひろみ/完封のピッチャー。

ミキオ/そう。

ひろみ/すばらしい。

ミキオ/あの左ピッチャー、なかなか打てないかもしれませんね。

ひろみ/いや、このままでいくと、いいとこまで今回いけそうじゃないですか、甲子園は。

ミキオ/あの、このままでいけば、いいとこまで、いけそうじゃないか?

ひろみ/はい。

ミキオ/それ、間違いですね。

ひろみ/この表現、間違い?
どういうふうに?

ミキオ/優勝します。

ひろみ/あ、もう優勝?

ミキオ/はい。
間違いありません。

ひろみ/もうそういうふうに決まっているという感じで。

ミキオ/はい、もう決まっています。
下地ミキオユタはもう、もう間違いなく、今の沖縄尚学の力は普通じゃありません。

ひろみ/もうミキオさんのお墨付きですから、もう安心して見てられますね、じゃあ、この次も。

ミキオ/周りがね、もう絶対強いチームがないんですよ、今回。

ひろみ/うーん、確かにね、ええ。

ミキオ/うん。
これだっていうチームがないから、沖縄尚学の力だったらいけますね。

ひろみ/はい。
もう県民に元気を与えてくれている沖縄尚学の活躍ですから、ぜひ応援していきたいと思います。
まあ、でも、ミキオさんが言っているようにね、これ、優勝旗をもたらすと、ちょっとパワーになるんじゃないですか。

ミキオ/いや、大きいですよ、それは。
相当変わると思いますよ。
もう、やっぱり優勝まできたら、何か、沖縄の空気が変わるかもしれませんね。

ひろみ/もう、勝利の女神が運んできてほしいですね、そのパワーをね。

ミキオ/はい、よろしくお願いします。

ひろみ/はい。
オープニング、元気の出る話題でお届けいたしました。
この後もたっぷりとお楽しみください。
ミキオポスト OnRadio、まずは1曲お届けしましょう。
スピッツで「ロビンソン」

♪ スピッツ/ロビンソン ♪

緊急事態宣言延長

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さあ、今週のミキオさん、この話題からいきますよ。
緊急事態宣言の延長という話題からです。

ミキオ/まあ、今日は6点ぐらいしゃべります。

ひろみ/すごいですね、はい。

ミキオ/頭にきているんですよ。

ひろみ/何でしょう。

ミキオ/まず1点目、緊急事態宣言を9月の12日まで延長すると言っていますが、新たに他の都道府県も緊急事態宣言すると言っていますが、緊急事態宣言をやっても、今、コロナの感染者が拡大している状況なのに、これ、延長して意味がありますか。

ひろみ/そうなんです、そこなんですよね。
ただ延ばしているだけのような気がしますよね。

ミキオ/いや、これただ延ばしているだけですよ。
やっぱりそこは、延ばすんじゃなくて、5日間のロックダウンをやると僕は言ってますでしょう。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうことをやらなければ駄目なのに、やらないよりはやったほうがいい。
その程度の発想ですよね。

ひろみ/まあ、数字がね、少なくならないから延ばしているという感じはいたしますよね。

ミキオ/それじゃあ駄目ですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、延ばすんじゃなくて、新たな、ちゃんとした対策を打つということをやるためには、もう、その次はロックダウンの5日間。
モノレールも止めて、バスも止めて、タクシーも止めて、ほんとに5日間、会社も休んでくれと言って休ませて、それでロックダウンする。
それぐらいのことをやらなきゃ駄目ですね。

ひろみ/まあ、特にお盆がやってくるので、動いてほしくないですよね。
もう、ここでじっと我慢ですよね。

ミキオ/ひろみさん。

ひろみ/はい。

ミキオ/動いてほしくないって、あり得ない。

ひろみ/もう、動いちゃいけないぐらいの強さですね。

ミキオ/そう。

ひろみ/はい。

ミキオ/まあ、お盆の来る前にやっておくべきでしたよ。

ひろみ/いや、ほんとにそうですよ。
もうここまで来たら、どうなるんだろうって心配だけですよ。

ミキオ/だけど今、お盆のときにロックダウンはできませんよ。

ひろみ/まあ、確かにね。

ミキオ/うん。
だから、ほんとは1週間前、2週間前にやっておくべきでしたね、僕が言っているように。

ひろみ/8月の頭ぐらいにね、はい。

ミキオ/そう、そう。
その決断を政治が、玉城デニー知事がやらなきゃいけないんですね。
それが1点。

ひろみ/はい。

ミキオ/2点目。
昨日ね、PCRの関係者と聞いた。

ひろみ/はい。

ミキオ/600人とか出るでしょう。

ひろみ/ええ。

ミキオ/実際は、このコロナの陽性を確認するまでに時間がかかっているんで、正式数字になっていないらしいんですよ。

ひろみ/ほー、そうなんですか。

ミキオ/ということは何を言いたいかといったら、600人といったら、それに300人か400人プラスらしいね。

ひろみ/あ、なるほど。

ミキオ/そしてこれが翌日の数字になるわけですよ。

ひろみ/どんどん少しずれているわけですね、数字の大きさが。

ミキオ/そう。
だからね、まさにこの、1000人といったら1400人、こういう数字が現実的なね、リアルな数字だということを分からなければいけない。
それを2点目に解消するためには何かったら、もう療養施設なんですよ。

ひろみ/必要ですね、ほんとに。

ミキオ/だから、ほんとにホテルを借りて、沖縄中のホテルを借りて、療養施設にぶち込めと。
それやらない限り、家庭内感染が増えていきますよ。

ひろみ/今、家庭内感染がもう7割という状態なんですよね。

ミキオ/そう、そこがね。
私の知り合いの会社も、会社でPCR検査をした。
そうしたらその3人は分かったけど、家族が5人かかっているっちゅうんですよ。

ひろみ/ああ、なるほど。

ミキオ/だからもう、感染拡大を止めるのは、家庭内感染なんだから、それを止めるためにはもう療養施設を借りるだけ借りてやると。
ひろみさん。

ひろみ/はい。

ミキオ/この療養施設借りるお金は、全部国が出す。

ひろみ/いや、もう、それだったらほんとに、いち早くですよね。

ミキオ/いや、だから何で借りないのか、俺には意味が分からないね。

ひろみ/もう、何ででしょう。
みんな、県民もそう言いたいですよ。
何でやってくれないんだろうって。

ミキオ/3点目の怒り、大規模接種場、平日6時までやらない。
土曜、日曜だけ、6時間。
平日は夕方の6時から3時まで。
おかしくない?

ひろみ/もう、何でこんなに時間が短いんでしょうね。

ミキオ/沖縄の接種率、那覇市で2回目、23%ですよ、8月の16日で。

ひろみ/もうミキオさんがずっと言っている8月いっぱいというのは、もう無理だっていうのが明らかですよね。

ミキオ/8月15日で、全県で25%、2回目終わっている人。

ひろみ/低いですね。

ミキオ/ひろみさん。

ひろみ/はい。

ミキオ/史上最高の感染率が、今あるにも関わらず、ワクチン接種率がこの比率というのはおかしいでしょう。

ひろみ/これ、どうしてなんですか。
どうして進められないんですか。

ミキオ/それは大規模接種場が、平日、これだけ打っていなかったら、そうなりますよ。
だから大規模接種場を、クルージングバース、武道館、それと宜野湾の。

ひろみ/コンベンションのほうもありますし。

ミキオ/コンベンション。
これを、体制を整えて、24時間、セブン-イレブンや、ローソンや、ファミリーマートと同じように24時間ワクチン接種ができるような体制をつくる。

ひろみ/24時間というのはありがたいですよね、打ちたい人にとっては。

ミキオ/それはありがたい。
夜中でも行ける。
それをやらないと駄目。
それで1万5000人から2万人ぐらい、1日打てるようになったら、これはもう接種率変わる。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから私は、9月の30日までに、全人口の6割を、ワクチン接種を2回目終わらせなきゃいけないと言っているんですよ。

ひろみ/県民の6割はいけるように。

ミキオ/そう。
だからその6割を終わらせるためには、今言った、終わったらいいなではなくて、この大型接種場が動かないと、24時間動かないとそうならないんですよ。
それを考えてやらなければいけない。

ひろみ/いや、これはすぐにでもお願いしたいですね。

ミキオ/私はね、この9月の30日までに、沖縄が全県民の6割、しかも那覇、浦添、沖縄市、宜野湾、豊見城、糸満、これぐらいのところで、沖縄本島で、人口の7割ぐらいありますね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/その6割に達しなかった首長は、これは責任取るべきでしょうね。

ひろみ/そのぐらいの覚悟はもう持ってほしいということですよね。

ミキオ/そう。
だってね、いやこれ、覚悟じゃないよ、本気で言っている。

ひろみ/はい。

ミキオ/なぜかというと、この行政の瑕疵とかさ、行政の失敗だとか、いろんなことを言われるけど、あれは税金を無駄遣いしたとか、建物を造ったけど効率が悪かったとかっていう、そんな話なんですよ。
これは6割に達しなかったら、重症者と死亡者が増えるんですよ。

ひろみ/これは命の問題ですからね、本当に。

ミキオ/そう。
だから政治家が、本気でやれと言わなきゃいけないんです。
うちの仲間の市会議員たちが城間市長に会いに行った。
横にいた部長さんはじめとして、8月30日までには43%終わらせますよとかって言うわけよ。
終わらないんです、31なんです。

ひろみ/実際問題、難しそうですね。

ミキオ/しかしね、こういうことを簡単に言って、約束を守れなくても大丈夫だと思ってる行政マンや政治家は、私には考えられない。
これ、人の命がかかっている。
私のほんとに尊敬する支持者も、1週間前にコロナで亡くなった。

ひろみ/そうなんですか。

ミキオ/コロナにかかって、療養施設に行けなくて、家で孤独死ですよ。

ひろみ/これはつらいですよね、ほんとに。

ミキオ/いや、つらいという話じゃない。
だけども保健所の皆さんも頑張っている。
だけど、今のままでは駄目なんです。
頑張っているだけではもう済まないんです。
だから、この24時間のワクチン接種をやるような体制をつくり上げる。
これが3点目に、怒りですね。

ひろみ/ぜひお願いしたいです。

ミキオ/4点目には、これはもうPCR検査の徹底です。
PCRの徹底、これを空港でやる。
もう何回も言っているけど。
それね、条例つくらなきゃいけないですよ。
今、沖縄県議会が観光関連企業をサポートする条例を出そうとしている。
僕は賛成ですよ。

ただ、一つ申し上げたいのは、観光の産業を支えるには、ハワイを見ても分かるように、接種率を上げることと、外からの感染者を入れないと、この2つなんです。
そうしたら、おのずと人は金を使って、安心して動き回ったら、経済は回復するんです。
経済の、バス会社とか、いろんなところのサポートするのはもう当たり前だけど、一番の経済政策は、ワクチン接種率を上げることと、この感染者を外から入れないこと。
だから、どうしてもこの関係の中においては、私たちは仕組みをですね、やっぱつくるというのが、4点目に必要ですね。

ひろみ/もう徹底して出口で抑えていくというのは、ほんと大切ですよね。

ミキオ/そうそう、そうそう、そうそうそう。

ひろみ/ずっとミキオさんが言っていますよね、去年からそれを。

ミキオ/そう。
5点目には、ワクチン接種のやり方を変える。
予約制度をやめる。
もうチケット買ったら、どこでも、誰でも、この大型接種場に行って打てるようにする。

ひろみ/ああ、それ、とってもいいと思います。
連絡取るのが大変なんですよ。

ミキオ/もう連絡取らなくていい。
並ぶのは大変になるかもしれないけど、必ず打ちますからと。
そういうふうなことを、仕組みを変えなきゃいけない、5点目には。

ひろみ/はい。

ミキオ/それは大事なことですね。
それと6点目、最後ですけど、お金を出す。

ひろみ/お金を?

ミキオ/1000億以上、経済対策を打つ。
そして、病院で働いている看護師さんとか看護婦さん、大幅に手当を出す。
そして、療養施設で働く、新たに雇う看護婦さん、時給を上げる。
今、2500円と言っているようだけど、そんな程度のことでは来ない。
県内でも持っている、看護師免許を持っている皆さん、陽性の患者さんたちをサポートするという、最前線になるから、僕は5000円ぐらいまで上げていいと思うよ。

ひろみ/そうですね。
補償してあげて、きっちりと。

ミキオ/そう。
しかも、3か月しか仕事がないから。
しかし彼らは、家族を持ちながら、家庭にいる人たちが、看護師の免許を持っている人たちが出てくるわけでしょう。

ひろみ/はい。

ミキオ/それは5000円ぐらい時給上げても、私は何ら問題はないと思うよ。
2か月だけの仕事だから。

ひろみ/そうですね。
命がけの仕事ですからね。

ミキオ/どうですか、これ。

ひろみ/この6点で、ほんとに、早いうちにもう、このスピード、今のスピードをね、どんどん上げて、ワクチン接種の、お願いしたいですね。

ミキオ/もう一回言いますけども、9月30日まで6割、これが玉城デニーさんの政治課題。
結果を見せる、それができなきゃいけない。
もうね、この6点をやるために、ワクチンの量がないとかなんて、もう嘘つかせちゃいけない。
厚生労働省のデータはもう出ている。
どこにどれだけ、14クールで配付しているのかも出ている。
私のホームページにももう出ている。

厚生労働省が嘘をついているか、ワクチンをないと言っている人が嘘をついているか、はっきりしたほうがいい。
私は会計検査入れれと言っているんですよ、会計検査入れろと。
僕は入ると思うよ。
これを理由にワクチン接種率が低くなって、それで重症者と死亡者の数が増えてたということになってきたら、これ、許されるもんじゃないから。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/明確にしたほうがいい。
私は厚生労働省にも明確にしろと言っている。
そこははっきりと、また私たちがホームページに載せたいと思いますから、これを見ていただきたいと思います。
まあ、そういう意味でもこの6点をとにかくやっていく。
それが大事ですね。

ひろみ/ぜひミキオさん、もうほんとに進めていってください。
命の問題になっておりますのでね。

ミキオ/そう。
緊急事態宣言、1番、緊急事態宣言を単純に延長しない。
ちゃんと変えていく。
2番、ワクチン接種を24時間、大規模接種を受けて、6割を目指す。
3番、療養施設を造って、家庭内感染、今7割まできているやつを止める。
子供たちもかわいそうだ。

ひろみ/本当です。

ミキオ/4番、このゲートチェックをしっかりして、この沖縄に、新たに感染を持ち込まないような体制をつくる。
5番、この経済政策をしっかりとやって、手当もあげて、全ての体制づくりをすると。
6番、忘れたな、今の。

ひろみ/やっぱり資金の投入ですよね、看護師さんへの。

ミキオ/そう。
いや、資金の投入は5番で言ったんで、あれですね。
1番、2番、3番。
1番は単純延長駄目、2番がワクチン接種、3番が療養施設、4番があれですよね、療養施設、5番がゲートチェック。
4番がゲートチェック、5番がこの経済支援。

ひろみ/はい。

ミキオ/6番、何だったかな。

ひろみ/あの、看護師さんたちの、やっぱり、お給料というか、ちょっと上げていくっていう。

ミキオ/いや、違うな。

ひろみ/これ、さらに。

ミキオ/この6番、もう一回ちょっと検討します。
これが番組の難しさです。

ひろみ/そうです。
ここでじゃあ、1曲挟みますので、その後にまた伺いましょう。

ミキオ/はい。

ひろみ/はい。
湧川明で「久米阿嘉節」

♪ 湧川明/久米阿嘉節 ♪

アフガニスタン

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、ミキオさん。
このニュース、私、もうびっくりしたニュースなんですけど。
タリバン、カブール侵攻、アフガンの政権がもう崩壊という、ちょっとこれ、世界的におっきなことになっていますよね。

ミキオ/いや、これはすごいですね。

ひろみ/びっくりなニュースでした。

ミキオ/アメリカはですよ、911のテロが20年前にあって、テロの根源はアフリカにあると。
それの根幹はタリバンだと言って、20年間、世界中の国々が巻き込んで、タリバンの掃討作戦をしてきたわけですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/私たちの国でも、アフガニスタンに対する支援、1兆円規模を出しています。
しかも法律を改正して、インド洋でアメリカの艦船に、戦争に行くことを分かっている艦船に給油をやるという、日本にとっては画期的な法律もつくりました。
それは全てテロを防ぐ手段。
それは、アフガンを復興させる、その2つをもとにこの20年間、日本もやってきたわけですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/しかし、急にアメリカが、国益にかなわない、撤退だと言うんですね。
そういうことをやった瞬間から、タリバンの勢力が強くなって、アフガンを全て制圧して、それで大統領も隣国に逃げていって、タリバンが勢力を、今もう手中にしたわけですよ。

ひろみ/いや、一瞬のうちにそういうことになるんですね。

ミキオ/だから、この20年間何だったのと。
そんな思いになりません?

ひろみ/なりますね。
もう、びっくりとしか言いようがない事件の一つなんですけど。

ミキオ/僕らの考えとしたら、今まで国会の論議してきたことで、タリバンは、10歳を過ぎた女の子には教育は駄目だと言い、そしてこの教育をさせない中で、男女の格差があって、それで宗教が、イスラム教の考え方を徹底的にやらない人は弾圧をすると、こういうふうな、聞いてきたわけですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうところが政権を取るということになると。
それを分かりながら、アメリカは撤退していったわけですね。
私が一番怖いのは、タリバンが、ほんとに女性たちに対する対応とか、ほんとにこの、自分たちと戦ってきた人々を虐殺しないかっていう不安があるわけですよね。

ひろみ/いや、もう国民だったら、逃げたくなるのは分かりますよね。

ミキオ/だって見てごらんよ。
サイゴンの崩落と同じように、ジャンボ機の上に乗って、落ちていって、亡くなっている人がいるんですよ。

ひろみ/飛行機にしがみついてまで、やっぱり逃げ出したいっていうぐらいの怖さなんですよね。

ミキオ/それは怖いでしょう。
今までアフガニスタンで、この女性の人たちが性的被害にあってきたとか、いろんなことがテレビ報道でしてきたわけだから。
そのやってきた人たちが国をつくるんですよ。

ひろみ/うーん、もうこれはちょっと、怖い話ですよ。

ミキオ/中国も、ロシアも、大使館を引き上げないで、アフガニスタンに残ってタリバン政権を容認するとかって言っているわけですよ。

ひろみ/これまた、何か不思議な感じがするんですけれども。

ミキオ/ロシアはタリバンと戦ってきたんですよ。
それで、タリバンを制圧できなくて、アフガニスタンから出ていったんですよ。
それにアメリカが入ってきたわけですよ。
そういうふうな、複雑な歴史があるんですね。
そのロシアと戦っているときには、タリバンを支援したのはアメリカなんですよ。
もうほんとに複雑化しているんですよ。

ひろみ/ほんとそうですね。

ミキオ/ただ、20年間、そういうことを私たちはずっと考えてきて、このタリバンというのは大変だということを考えてきて、今があるわけですね。
だけど、これからどうなるんでしょうか。

ひろみ/いや、これ、もうほんとに一番、ちょっとこのニュースが衝撃だったんで、日本大使館とかね、どうなっているんだろうとか考えますよね。

ミキオ/いや、私は日本大使館、撤退せずに、中国やロシアと同じように残って、このタリバン政権との交渉に当たるぐらいの外交してもらいたかったね。

ひろみ/そういう役割として?

ミキオ/そう。
アメリカが行けと言ったら行く、アメリカが撤退と言ったら日本も撤退する、そうじゃなくて、もうタリバンが政権取ったのは、もうはっきりしているわけよ。
それは、残って、国民のための平和交渉の役割を日本が担うと、こんな外交が日本にできたら。

ひろみ/いや、やっていただきたいですよね、力強く。

ミキオ/イギリスや、フランスや、アメリカは、戦争してきたんですよ、武器を持って。
日本はそれ、していないんですよ。
だからこそ、日本ができる、このときの役割みたいなものがあるんじゃないかと思うんですね。

ひろみ/日本の役割が。

ミキオ/そう。
私がよく言うんですけど、小渕外務大臣がですよ、外務大臣になったときに、あんた外務大臣になっても、あんまり能力ないから何もできないよって、新聞記者が言っていたら、小渕総理に、じゃあ、小渕総理が、何を、外務大臣が何をやったら俺は認められるのかって聞いて、いや、対人地雷条約に賛成しなさいと。
アメリカも、中国も、ロシアも、地雷をもう億単位抱えてる。

それがカンボジアの戦争においても、最後まで、平和になっても処理できずに、農業ができない、けがをする、そういうことが起こったことを受けて、対人地雷条約を世界中でなくそうといって、この大国だけ対人地雷条約に署名しなかったんです。
アメリカがやらなかったから、日本もやらなかったんですよ。
それを小渕外務大臣は、分かったと。
アメリカがそう言っても、俺はやると言って、対人地雷条約に署名したんですよね。

ひろみ/いや、すごい、すばらしいですね。

ミキオ/あれはすばらしい出来事でした。
小渕外務大臣というのは、もうすごかったんですよ。
だから、総理大臣になっても、誰もが沖縄を反対しても、沖縄サミットを決める。
この何か、決断がすごかったんですよね、派手さはなくても。
今、ここの、私はこのタリバンとの向き合い方も、私はアメリカと違うやり方をしてもいいと思うよ。

ひろみ/もう貫いて。

ミキオ/そう。
そこをやったときに、おっ!て、ロシアも、中国も、ヨーロッパの国々も、日本外交って追随型じゃなくて、ちょっと違うなって思うわけよ。

ひろみ/ぜひもう、平和の向けての発信を日本からやってほしいですよね、ほんとに。

ミキオ/それができないと、沖縄の基地問題も解決しないんですよ。
地位協定も解決しないんですよ。
そこを言いたいんですよね。
そこを。
いやー、俺らの尻拭いでリスクを背負っている日本、そういうことをアメリカの国民が見たら、沖縄における様々な問題にもまともに向き合うようになるでしょう。

そこなんですよね、必要なことは。
このアフガニスタンの問題は、アフガニスタンの話じゃなくて、沖縄の基地問題にもつながるんです。
日本外交っていうのが、どんな外交をするかなんです。
ここがポイントなんですね。
私ね、この前、面白い話聞きましたよ。

ひろみ/何でしょう。

ミキオ/あの、渡名喜さんっていう女の子いるでしょう。
あの子供が、カンプー結って、決勝戦に出たじゃないですか。
そのときにですよ、カンプー結ってやっている姿を見て、私の横にいる人が、下地さん、これですよと。
カンプー結って、世界チャンピオンになろうとする、この姿を見習うべきですよ、あなた方はって言うわけよ。

それで、取って投げる、相手は誰か分かりますかって言う。
保守合同だからといって、玉城デニーじゃないですよと。
取って投げるのは日本政府ですよって言うんですよね。
日本政府を取って投げる、沖縄の政治家の姿を見て、玉城デニーはすぐにでも取って投げて、革新から変われると。
この、日本政府を取って投げる、本当に強い保守が今、必要なんですよって言うわけよ。

ひろみ/なるほど、すごい例えですね。

ミキオ/うん、僕すごいと思ったよ、例えが。
それが今、沖縄県民が望んでいることなんですよと。
下地さん、そこをできるんですかね、あなたはっていう問いかけなんですよね。

ひろみ/その心意気、ほしい。

ミキオ/ただ単に自民党に入りたいとかって言うんじゃないんだよと。
あなたの役割は、入って、堂々と組み手を取って、政府にも取って投げるぐらいの気持ちを持っているから私たちもやるんですよと言う。
やっぱりそこだね。

ひろみ/肝の据わった、もう柔道の投げじゃないですけれども、そういう姿勢で。

ミキオ/そう、そう。
やらなきゃいけないです。

ひろみ/いや、もう、期待したいです、ほんとに。

ミキオ/はい。

ひろみ/政治家の皆さん、頑張ってください。
ではここでちょっと、1曲お届けしたいと思います。
山口百恵で「横須賀ストーリー」

♪ 山口百恵/横須賀ストーリー ♪

水害

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、もうミキオさん。
雨がずっとやまないですね、ほんとに。

ミキオ/そうですね。

ひろみ/全国各地ですよ。

ミキオ/まあ、私がもうずっと言ってきたことですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/もう、この水害に強い国家、それをつくらなきゃいかん。
そのためには装備が必要。
ボートに避難の人を乗せて、自衛隊員や消防の方々がボートを押しながら水の中を歩くシーン、いつまでそんなことをしているんですかと。
水陸両用車を使い、ほんとに住民の皆さんを避難させる、そういう装備がないんですよ。

ひろみ/うーん、繰り返していますよね、ほんとに。

ミキオ/前から同じことを言っているんですけど、それが大事なんですよね。
今、沖縄の消防車両に、水害の対策なんてありませんよ、1台も。

ひろみ/心配になってきますよね、やっぱり。
県外のを見ていても、沖縄どうなんだろう、大丈夫かなっていう。

ミキオ/ゴムボートしかありませんよ、ゴムボートしか。

ひろみ/うーん、やっぱり土砂は怖いですよね、木も一緒に流れてきますからね。

ミキオ/そういうときに水陸両用車で、どこでも乗り入れられてやっていくような体制づくりしないとね。
だからね、もう同じことの繰り返し。
毎年、夏になったら台風が来て、雨が来るって、もう毎年じゃないですか。

ひろみ/もう決まっていますからね。

ミキオ/それで何でこんなに同じことが繰り返されるのかな。
国土強靱化計画とかいっても、私はやっぱり、ハードだけじゃなくて、サポーターもつくる(?)だけじゃなくて、ちゃんとこの予知をして、先行の、自衛隊を先行展開させて、水陸両用車などの装備をしっかりして、持ってくる(?)。
今度、1台だけ、私が入れましたよ。
水陸両用車を、来年の1月までに、大阪消防に配属されることになっていますが、こんな程度じゃ遅いですよ。

ひろみ/1台。

ミキオ/うん。
駄目ですね。
しっかりそこはやっていかなきゃいけないと思いますね。

ひろみ/はい。
もう、ぜひこの防災に関しても、これも危機的な意識を持っていかないと、やっぱり気象がもうこういう状態ですから、ぜひお願いしたいと思います。
さて、ミキオさん。
この後、いろいろ話題を伺ってはいきたいんですが、お時間にも限りがありまして、やっぱり終戦の話題をちょっと触れておきたいんですが。
8月15日、終戦の日。
まあ、終戦から76年を迎えています。

ミキオ/まあ、毎年この終戦記念日、広島、長崎の記念日、そして沖縄の終戦記念日。
この4つを忘れてはならないということですよね。
それをちゃんと引き継いでいく。
沖縄の慰霊祭、広島、長崎の慰霊祭、そして終戦記念日。
もう心に刻まなきゃいけないんですよ、平和っていうものを。

さきの大戦で、ほんとにお亡くなりになった皆さん、いろんな境遇があったと思う。
しかし亡くなられた。
戦地で亡くなられた。
そういう方々に、やっぱり国を守るという気持ちを持って亡くなられた皆さんに対する敬意は、次の世代にも、次の世代にも、伝えていく。
そのことが、戦争を起こさない最大の要因なんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、靖国参拝にもいろんな論議がありますが、この戦犯の方々が、この、まつられているということが駄目だという中国、韓国の声もあります。
しかし、それだけではない、多くの御霊がまつられている。
それをやっぱり、日本の総理大臣が心を込めて平和を誓いに行くということが駄目だということを、中国や韓国が感じないような、そういうふうな状況をつくらないといかん。

やっぱりちゃんと、日本の総理大臣は靖国参拝するということは必要なんです。
それを外交的に理解させる、外務省の力が私は必要だと思いますよ。
そういうふうなことを、やっぱり私たちはイメージしながら、つくり上げていく必要がありますね。
そういう意味でも、それは、この日本や韓国との外交的な溝があるから、結局こういう当たり前のこの行為についても、批判が出てくる。
そこを早めに解消する。
従軍慰安婦の問題も解決する。
徴用工の問題も解決する。
様々なことを解決して、素朴な思いを伝えられるような、靖国参拝ができるような関係をつくる。
これが大事だと思いますね、私は。

ひろみ/素朴な、皆さんからのね、その思いを、これが一番大切ですよね。

ミキオ/そう。

ひろみ/いや、本当に、終戦から76年を迎えて。
まあね、平和について考えることがますます増えてきた世の中なんですが。
あの、いつも泊の交差点、ちょっとこの泊の交差点の話題なんですけど、大掃除されているじゃないですか。

ミキオ/大掃除、しましたね。

ひろみ/これをすると、心がやっぱりすっきりと、気持ちがよくなりますよね、きっと。

ミキオ/それが大きいんですね。
ぜひ、私たちは、私の聖地ですから。
この聖地で、ちゃんと清掃することで、また新たな思いをつくり上げていきたいと思っています。

ひろみ/はい。
まあ、今週末にはやってくる旧盆もありますし、沖尚の野球もあるしということで、また来週もこの話題を伺っていきたいと思いますけど。
もう、家でじっと野球を見て応援しようという週末ですね。

ミキオ/頑張りましょう。

ひろみ/はい。
あの、最後に1分、ミキオさんから、元気の出る言葉で締めたいと思います。

ミキオ/今週は、YouTubeは、料理番組をYouTubeにします。

ひろみ/お、楽しみ。
はい。

ミキオ/ちょっと、旧盆シリーズにするか、どうするか今悩んでおりますが。

ひろみ/旧盆シリーズ、いいですね。

ミキオ/ちょっと頑張ってやりたいと思っています。

ひろみ/もう、この頃何か、割とスリムになられてきたのでね、あんまり脂っこいのを食べていないんじゃないかという感じはしますけど。

ミキオ/いや、もう水飲んでいるから大丈夫です。

ひろみ/すっきりと、水で。

ミキオ/はい。

ひろみ/はい。
今週もいろんな話題が盛りだくさんでした。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は、本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございます。

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