オープニング
ひろみ/さあ、ミキオポストOnRadio、番組のスタートです。
皆さんこんばんは。
本村ひろみです。
そして、メインパーソナリティーはこの方です。
ミキオ/下地ミキオです。
どうぞよろしくお願いします。
ひろみ/はい、ミキオさん、今週も話題盛りだくさんで、よろしくお願いいたします。
ミキオ/はい。
ひろみ/さて、ミキオさん、先日、ゴールデンウイークに辺戸御嶽、安須森御嶽に登られましたよね。
ミキオ/はい。
もう心が洗われましたね。
ひろみ/いや、あの光景、すばらしかったですよ。
お写真で見ました。
ミキオ/もう大変で、大変で。
どうしても行ってちゃんと拝んだ方がいいというお話があったんで、私、上がって拝んできたんですね。
ひろみ/ほお。
ミキオ/私はもう、様々な宗教を、人々が自分の心に合った宗教を信じるということは、非常に大事なことだと思ってて。
ひろみ/ええ。
ミキオ/そういう意味でも、私もまたこうやって、先祖のこういうふうな歴史のある拝所なんかも非常に大事にしてるわけですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/そこで心安らかに、登って、手を合わせてみたんですね。
ひろみ/うん。
ミキオ/そうすると、もっと落ち着いてやれという御啓示がありました。
ひろみ/もう、そういう声が聞こえてくるかのように。
ミキオ/それと同時にさ。
ひろみ/はい。
ミキオ/あれからもう、大パノラマ。
もうこの世界遺産決まったでしょ。
ひろみ/そこなんですよ。
行った後すぐですね、奄美・沖縄、世界自然遺産登録が。
うれしいですね。
ミキオ/これがもう、すばらしいわけよ。
世界遺産になるなと思うぐらいの、この自然なんですね。
いやあ、この上まで登ったというのは、拝みあるけども、このパラノマ、パラ…。
ひろみ/パノラマ、パノラマですね。
ミキオ/もう1回言って。
ひろみ/パノラマ。
ミキオ/パノラマ。
ひろみ/はい。
ミキオ/パノラマ。
これを見ただけで、もう登った価値あるなと思って。
自然のすごさに改めてびっくりさせられると同時に、沖縄って、この名護が上からで、沖縄本島の3分の2あるわけですよね。
ひろみ/うん、そうなんですよね。
ミキオ/この名護から右が世界遺産。
ひろみ/はい。
ミキオ/左がテーマパークだったり、美ら島(?)水族館だったり、大型ホテルができたりって、もう本当にバランスのいいヤンバルができあがる。
ひろみ/いやあ、すごいですね。
ミキオ/面白いね。
面白い。
ひろみ/世界に認められたこの自然遺産の中で、豊かに。
ミキオ/そう。
これ、沖縄ってやっぱ奥深いんですよ。
そこはすばらしいですね。
ひろみ/行ってみたくなりました、本当に。
ミキオ/大事にしながら、自然を大事にしながらやる部分と。
ひろみ/はい。
ミキオ/新たな自然を大事にした開発していく部分と、そういうふうに作っていくといいかもしれませんね。
ひろみ/ぜひお願いしたいですね。
まだヤンバルクイナとかね、イリオモテヤマネコとか、いろんな動物たちもいますから、大切にしていきたいと思います。
さあ、この後もミキオさん、話題はいろいろとありますので、よろしくお願いします。
ラジオお聞きの皆さんもお付き合いください。
ミキオ/お願いいたします。
ひろみ/おーいミキオのミキオポスト OnRadio、今週も元気よく1曲、まいりましょう。
エレファントカシマシで「はじまりは今」
♪ エレファントカシマシ/はじまりは今 ♪
医療崩壊
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしています。
さて、今週のミキオさんの話題、まずは新型コロナウイルスについてです。
ゴールデンウイーク明けから、ミキオさん、ちょっと数字が跳ね上がっているような感じがするんですが。
ミキオ/そうですね。
どう思います、逆に。
ひろみ/まあ、緊急事態宣言の中、徐々に感染者の数字が増えるというのはちょっと不安ですよね。
ミキオ/一番大事なことはさ、なぜこの短い期間を選択したのかと。
ひろみ/2週間という、最初。
ミキオ/そう。
それで延長になったわけですよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/2か月、1か月とやっといて、20日で終わるのは評価されるけど、終わりますという日にちを決めておいて延長するのは、評価されませんね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/やることが、みんな一緒ですね。
そういうふうなことをやってると、なかなか同じようには止まらない。
今回のゴールデンウイークの人の流れを見ると、沖縄においても、全日空、日本航空の航空会社の稼働率って7割ですね。
ひろみ/7割、ほお。
ミキオ/もう、何というかね、このコロナために動かないということを言ってることそのものが、政治家のパフォーマンスだと思っていて、一般の人は止まってないんですよね。
ひろみ/もう、行動は伴ってませんよね。
ミキオ/それはなぜかと言ったら、行動が止まらないような状況をつくってるからなんです。
ひろみ/ああ。
ミキオ/電車は動いてます。
ひろみ/はい。
ミキオ/バスは動いてます、タクシーも動いてます、みんな動いてます。
ひろみ/日常のとおりで。
ミキオ/そう。
というようなことで、この、やめなさいと言ってることが、本当にやめなさいと言ってることだと思われてないんですよね、もう。
ひろみ/そうですよね。
何を、まあ、飲食店の方たちは大変な目を受けてますけど、ほかは生活普通ですからね。
ミキオ/そう。
だから、本当にロックダウンをしない限り、この緊急事態宣言という言葉では、人が動かなくなるということがあり得ないということはもうはっきりしてるわけ。
それを頭に入れんといかんわけね。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、そういう意味では、やり方を変えないといけないと思う。
ひろみ/やり方を変える。
ミキオ/もう1回言うけど、2つある。
ひろみ/はい。
ミキオ/1つは、もっと厳しいロックダウンを10日ぐらいやって、それから、この緊急事態宣言というようなやり方をするのか、それがもう、人が動くものだと分かってて、私が言ってるように、動きたければ検査をしろと。
ひろみ/はい。
ミキオ/徹底的に検査をして、検査証明書がなければ、動くことはまかりならないよと。
ホテルも飲食業もお土産品店も全部、この検査証明書の陰性証明書が欲しいと。
ひろみ/ええ。
ミキオ/その代わり、もう動いていいと。
こういう両方の極端のことをやらない限り、今やってるようなことでは、もう止まらないんですよね。
ひろみ/そうですね。
今の後者のほうが、もう今の雰囲気に合ってますよね、動いてますから、みんなが。
ミキオ/私たちの沖縄県だったら、沖縄県に入る人は全部検査ありきですよと。
いいんじゃないですか、それで。
ひろみ/もう、そのほうが安心してウエルカムですよね。
ミキオ/だからね、もう何度も言いますけど、これができてないわけですよ。
今日、新聞に、昨日の新聞ですか、知事が空港に行ってPCR検査の状況を視察してると言ってるけど。
ひろみ/はい。
ミキオ/1日1万人を超えるような空港に300人とか500人とかの検査キットでどうなります。
ひろみ/いやあ、もう何パーセントかしかやってないってことですよね。
ミキオ/それ話になりませんね。
話になりません。
そういうふうなことの、この曖昧さがね。
ひろみ/はい。
ミキオ/また、面白いですよね。
東京都は、緊急事態宣言が延長されて、映画館とかイベントは全部ね、このまま同じように中止をしてくださいと言ったら、国は、緩和して人数制限やるならやったらいいですよって、けんかしてるわけですよ。
ひろみ/都と国で、もう違うわけですよね、やり方が。
ミキオ/しかも、あの、この何といいますか、あの流れが止まらないもんだから、東京都なんかの前にもう、小池さんの考え方と、この菅さんの考え方が一致しないままに進んじゃってるわけよね。
もう、こっちはやめろと言うし、こっちは緩和すると言うし、延長でももう、180度、違ってるわけさ。
ひろみ/そうなると大変ですよね、劇場や映画館や美術館の皆さん、どっちを、もう自分たちの意見で動かせるんでしょうかね。
ミキオ/それは大変ですよ。
大変ですよ。
だから、国の方向性が定まらないから駄目なんですよ。
昨日も、この高橋さんという人が、さざ波って言いましたね。
ひろみ/ああ、はい。
発言、ツイッターでね。
ミキオ/(笑)とかって、ツイッターで書きましたね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/それは、さざ波と言ってはいけませんね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/亡くなってる人が1万人いますから、そういう病気について笑うということもいけませんね。
ひろみ/はい。
ミキオ/これ言葉の使い方が学者の割にあまりうまくなかったですね。
しかし、彼が伝えようとしてるのは、日本の感染率が少ないということですよね。
この前も私が言ったように、フランスは10万人、日本は1万人ですと。
日本は1日5000人感染、フランスは2万5000人ですと。
フランスはベッドが40万ベッドしかないけど、日本は160万ベッドありますとか。
フランスは何で医療崩壊がなくて、日本は医療崩壊と言われるんでしょうかとかと。
これは勉強しないといけないよね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/彼はそれを言いたかったんじゃないかと思うんです。
ひろみ/ああ、その方はツイッターでね、ちょっと発言が。
ミキオ/高橋さんは。
ボキャブラリーが、下地ミキオみたいにうまくないから。
全然面白くなかったね。
ひろみ/いえ、いえ、いえ。
ミキオ/しかし、何で医療崩壊しないのかというのは、日本政府はこれ考えなきゃいけないよね。
ひろみ/いや、本当ですよね。
ミキオ/何か仕組みがあるはずなんですよ。
160万ベッドがね、160万ベッドある人たちが、この1万人のお亡くなりになる数で。
ひろみ/ええ。
ミキオ/医療崩壊。
40万ベッドの人が、10万人、人が亡くなってるというのは、重症病棟に行ってから亡くなるはずだから。
ひろみ/ええ。
ミキオ/それで医療崩壊がないと。
ひろみ/うん。
ミキオ/それ、なかなか仕組みが、うまくやってるかもしれないね。
ひろみ/システムの違いなんですかね。
ミキオ/そうそう、そこは勉強しないといかんよね。
ひろみ/うん。
ミキオ/今はもう一個、これの教訓から何するかというと、もう、どうしたらワクチンを打たすかなんですよね。
ひろみ/そうなんです。
ワクチンの件についても伺っていきたいと思います。
ミキオ/今度は、ファイザーのワクチンができた。
ひろみ/はい。
ミキオ/この2週間で、アメリカが1社、イギリスが1社、ワクチンが認められますね。
これ、量的には相当来ますよ。
7月いっぱいまでで、菅さんは3300万人ぐらいのおじいちゃん、おばあちゃんのワクチン接種を終わらせると。
ひろみ/ええ。
ミキオ/断言してるんですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/私は、見てる範囲では、ワクチンの量はもう十二分に足りてきてると思うんです。
問題なのは、この仕組みとシステムと。
ひろみ/はい。
ミキオ/打つ人だよね。
ひろみ/打つ人、そうですね。
ミキオ/それがね、なかなかうまくいってないと思うんですね。
今日のテレビなんかを見ると、6時間の研修、1時間の実地研修、1日の。
これでもう医療トレーナー、学生、看護師の卵、全部が、イギリスなんかではもう打ってますね。
それで7万人だってよ。
ひろみ/あ、すごいですね。
ミキオ/その人だけで7万人ですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/それ早く、ひろみさんも、ここでラジオのコーディネーターしてるんじゃなくて、早めに研修に行って。
ひろみ/私も。
ミキオ/ワクチンを打つ側に立ったほうがいいんじゃないですか。
ひろみ/でも、海外では薬局でも打てるというぐらいの身近さなんですよね。
ミキオ/そうなんですよ。
ひろみ/うん。
ミキオ/これをね、どうするかですよね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/そうだよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、今、日本の場合には8割が、クリニックなんですね、医師会も。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから、那覇の医師会がありますよねと、クリニックさんには、お医者さんが1人の人もいるし、2人の人もいるし、大体、1人で、看護婦さんが5人とか6人いますから。
もし100の開業医が那覇市内にあるとしたら。
ひろみ/ええ。
ミキオ/この開業医の皆さんは、通常の医療もやらないと、まち中の医療が崩壊するから大変ですから、通常の医療もやってもらう。
ひろみ/はい。
ミキオ/だけど、今は大変なんで、偶数チームは自分の看護婦さんを連れて、那覇市立体育館で、患者の診断と、コロナ患者の診断とワクチン注射をどういうふうにするのかってやりましょう。
ひろみ/はい。
ミキオ/1人はアリーナのほうで患者の、発熱外来の患者の対応をしましょう。
右のほうは体育館のど真ん中で、ワクチン注射の接種をやりましょうって。
その次の奇数チームは、翌日は来て、自分の看護婦さんを連れて、偶数チームは、また通常の、自分の病院の地域住民の医療をやると、もうこういうことの繰り返しが今、行われてますかと。
ないでしょ。
ひろみ/ないですね。
ミキオ/その代わり、この1日休む医療費の全て、身体的なものからすると、1日の病院の売り上げの1.5倍を国が補償しますと。
ひろみ/そうすると安心ですよね、病院も休まずに。
ミキオ/そう。
1日だけ置くから、通常のね、ドクターの、患者さんも1日だけ休みだからね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/1日、1日、1日って休みだから、それは十二分にできますよね。
そういうような仕組みが日本じゃ見れないよね。
ひろみ/全然見えないですよ。
今、誰がされているのか、どういうふうにやってるのかも分からないですよね。
ミキオ/僕は、もう一つ言ったら、ひろみさん。
ひろみ/はい。
ミキオ/電話で、コールナンバーでやる必要あると思う?
ひろみ/ああ、受付ですね。
確かに、この時代に電話でっていうのも。
ミキオ/いや、僕はあれだと思うよ。
何月何日、来てくださいって言って。
ひろみ/ええ。
ミキオ/送るべきだと思うよ。
ひろみ/もう一斉に、ハガキやメールや。
ミキオ/違う、一斉にじゃなくて、日にちごとに。
混乱しないように。
ひろみ/ああ、来週はいらしてください。
来週、いらしてくださいみたいな。
ミキオ/そう。
1日300人を打つんだったら。
ひろみ/はい。
ミキオ/350人にだけ、この日の番号は入れる。
ひろみ/うん。
ミキオ/来るかどうか、後で確認するとかって、もう作業はまどろっこしいから、来た分だけやる。
ひろみ/はい。
ミキオ/ワクチンが、だけど、この50人に関しては、あなたは補欠ですよと。
ひろみ/はい。
ミキオ/補欠。
だから、次は本選手ですけど、補欠ですよと。
だから、あなたは4時頃来てくださいと。
300人の中で、来ない人がいるかもしれないじゃないですか。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、この50人の補欠にも案内を出してるから50人来るんですよ。
それで打つ、空いた分を。
ひろみ/ええ。
ミキオ/270名しか来なかった。
50人の補欠が来てるから、30人は順番があるから打つ。
20人に関しては、翌日やりましょうねと。
あなたはもう本選手で、翌日は1番目ですと。
そういうふうに、数を決めて案内を出してくんですよ。
ひろみ/そうすると、余らなくていいですよね、補欠の分はあって。
ミキオ/あなたは何月何日、何時にここに来てくださいと。
今、コールセンターに電話をして、日にち取りなさいと言ってるでしょ。
そんなことをする必要ないでしょ。
出していけばいいんですよ、日にちを。
ひろみ/そのほうが早いですよね。
ミキオ/分かりやすいさ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/見ない人がいるでしょ。
ポストに入ってるのを見なかったと。
そういう人たちに、来ない人たちは、来ない人たちだけで、また別案内をしてるけど、もう後ろ回しになっちゃうわけ。
ひろみ/うん。
ミキオ/分かりやすいんじゃない。
ひろみ/そのほうが確実に残すこともなく、みんなが打てるんですよね。
ミキオ/何で、コールセンターで、おじー、おばーに電話せいって言うかというのが、俺には不思議でしょうがないわけ。
ひろみ/もう本当にそうです。
電話かけてもつながらないっていうのも、よく分からなくなりますからね。
ミキオ/コールセンターやる必要ないでしょ。
何月何日、ここに来てくださいって言うだけでいいじゃない。
ひろみ/なんでしょうね。
ミキオ/選挙人名簿あるんだからみんなチェックできるよ。
ひろみ/ああ、そうですよね。
ミキオ/住所も電話番号も分かるよ。
民主主義の原点である選挙人名簿があるということは。
ひろみ/ええ。
ミキオ/どういうことなのかといったら、もう全てが分かるということですよ。
日本人で住居がない人いないからね。
じゃあ、東京から移住してる人たちはどうするのかと。
ひろみ/ええ。
ミキオ/東京に住所があるっていったら、これはもう東京で打ってもらうしかないんですよ。
ひろみ/ああ、その生活圏内ですね。
ミキオ/そう。
これね、もう首長の皆さんも、電話、コールセンターに電話せいって、役所に電話させるっていったらもう、できるわけないってこんなの。
ひろみ/本当に、早くワクチン接種も進んでほしいなと思う今日この頃です。
ミキオ/そうです。
最後のところですけど、ワクチン接種、米軍に、この基地従業員に早くやってもらいたいんですよね。
ひろみ/ずっと言ってますよね、ミキオさん。
ミキオ/基地従業員とその家族は早めにやる。
それは米軍にとってもいい、基地従業員にとってもいい、自治体にとっても、3人だとして2万4000人分、アメリカが打つから、2万4000人早く、沖縄の人に回ってくる。
2%ぐらいですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/アメリカは、沖縄の人に協力すべきじゃないの。
ひろみ/このときこそぜひ、そうですよね。
ミキオ/いや、俺はそう思うよ。
だってさ、こんだけ安全保障とか言っててさ、よき隣人になったとか言ってる割には、こんなときだけ、自分たちだけ打って、あとは打たないなんておかしいよ。
ひろみ/ぜひ、ワクチン接種が本当に早く進んで、またいつもどおりの動きになることで。
毎週、この話題は続けていきたいと思います。
ここで1曲お届けしましょう。
ミキオ/はい。
ひろみ/饒辺愛子で「なんた浜」
♪ 饒辺愛子/なんた浜 ♪
宇宙開発
ひろみ/ミキオポストOnRadioお届けしております。
さて、シリーズでお届けしております第六次沖縄振興計画、ミキオの提案。
5つの柱を、提案を御紹介しております。
格差、変革、ポストコロナ、SDGs、未来。
今回は6回目の未来へのチャレンジ、この話題をお願いいたします。
ミキオ/この未来へのチャレンジという、沖縄の100年の大計の中で物事を考えるという項目が、沖縄振興策というのは10年なんだけど、この10年の中で、100年後の沖縄の基礎づくりをするという、これが大事だと思うんですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/私はその中で、6つのことを挙げてるんですけど、1つは宇宙開発。
ひろみ/宇宙開発、おお。
ミキオ/これからはもう、宇宙の時代なんですよ。
そういうふうなことをなぜ言うかというと、今度、下地島パイロット訓練飛行場で。
ひろみ/はい。
ミキオ/今、三菱地所さんが運営をしてますが、ここで、この新たな愛知県の会社がですね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/このジェット燃料で飛んで、それで、途中からロケット燃料に替えて大気圏に行って、15分ぐらい行って戻ってくるという、こういうことを25年からやりたいって言ってるんですよね。
ひろみ/へえー。
ミキオ/1人1500万ぐらい。
だけど、これは、どんどん回数を増やしていければ安くなって、最終的に100万ぐらいになると言われてるんですね。
ひろみ/100万円で。
ミキオ/これだけじゃなくて、この大気圏の中の15分で、いろんな実験したいそうですよ。
ひろみ/できるんですか、実験が。
ミキオ/そう、15分の中でね。
そうなると、下のほうには、この実験室ができてくるわけですよね、研究所が。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういう意味で、このテスラのオーナーも今回、NASAと組んで、民間の宇宙開発にみんな今、アメリカも取り組んでるでしょ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/うちもこれを観光で取り入れたいんですよね。
ひろみ/あ、観光で。
ミキオ/そう。
今、実際にもう進んでるプロジェクトをサポートするための、まさに支援をしていきたいわけです。
種子島の宇宙センターの1階の打ち上げってあるでしょ。
ひろみ/はい。
ミキオ/あれの特需みたいなもので、4億から5億ぐらいあるんですね。
ひろみ/ええ、そんなにあるんですか。
ミキオ/これ、観光客が大体3000人から4000人ぐらい来るって言われてるんですよね、1回に。
ひろみ/やっぱり打ち上げを見に来る人たち。
ミキオ/そう。
ということは、どうなるかというと、これ1回ですけど、これ行って戻ってくるでしょ。
種子島はバイバイってやって終わりですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/これがちょっと違うとこなんですね。
ひろみ/沖縄は観光もできるわけですからね。
ミキオ/そうなんです。
そういうふうな意味においては、この宇宙開発をやってることで、この研究所ができたり、勉強するとこができたりすると、沖縄の未来に大きな効果をもたらしますね。
ひろみ/うん。
ミキオ/まず、これを1点やりたい。
2つ目にはこの5Gですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/この5Gをしっかりと、この沖縄、国頭から与那国まで5Gの門を開いて、通信網を作って、その通信網の中で、情報格差をなくす。
これ情報格差なくしたらもうこれ、非常に面白いですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/どこでも誰でもすぐに電波がつながる、情報が取れる。
これは未来の沖縄にとってはどこよりも遅れられない。
5Gができると、無人機の農業機器が使えたり、自動運転ができたり、5Gを活用した様々なビジネスが生まれてきますね。
ひろみ/へえ。
ミキオ/今度の自然遺産の。
ひろみ/はい。
ミキオ/国頭にも5Gの基地がある。
山の中でゆったりしてるけど情報格差にはならない。
情報過疎にはならない。
ひろみ/はい。
ミキオ/そうすると、自然のど真ん中で様々な情報を見ながらテレワークできる。
どうですかこれ。
キャンプしながら。
ひろみ/いいですね、仕事の仕方が変わりますね。
ミキオ/観光客の皆さんはもう沖縄からテレワークする。
5Gがなかったらできませんよ。
ひろみ/うん。
ミキオ/これをもう一回、しっかりしたいですね。
3番目ですけど。
ひろみ/はい。
ミキオ/この沖縄のですね、このスーパーシティ構想。
那覇軍港、キャンプキンザー、普天間、この3つの地域の再開発は、沖縄の最大の百年の大計の目玉です。
ひろみ/はい。
ミキオ/新都心が大体、15兆円ぐらいで出来上がってますから、この3つは新都市の3倍以上あります。
普天間は高台に、キャンプキンザーは海に、そして、那覇軍港はもう、那覇空港と一体感のあるところと、これもうまく活用して、スーパーシティを使いこなして、様々な規制緩和をやったら、ここの地域、大体50兆円ぐらいの面白い沖縄が出来上がってきますね。
ひろみ/へえ、すごいですね。
ミキオ/面白いですよ。
もう私の構想は、普天間飛行場とキャンプキンザーをトンネルで結ぶ。
ひろみ/結べるんですかね。
ミキオ/結べますよ。
ひろみさん。
ひろみ/はい。
ミキオ/東京から大阪までリニア、ね。
ひろみ/はい。
ミキオ/リニアで結んでるけど、9割はトンネルですよ、皆さん、ひろみさん。
ひろみ/そうなんですか。
ミキオ/それぐらいのことができないわけないでしょ。
そういうふうな意味においては、これは本当に面白い、このスーパーシティ構想を、この3つの地域に入れられるというのは最高ですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/そして、4つ目が沖縄の伝統文化。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういうようなものを、もう1回つないでいく。
今、宇宙開発だとか、ドローンとか、スーパーシティとか言ってるけれども。
ひろみ/ええ。
ミキオ/文化を残すということも未来に対するチャレンジなんですね。
ひろみ/大切ですよね。
ミキオ/そう。
だから、この沖縄の空手、琉球舞踊、三味線、様々なもの、それと紅型、漆器、お茶碗、全てですね、全て、これをしっかりと守り育てていく。
ひろみ/担い手を、ちゃんとつないでいくということですね、文化の。
ミキオ/そう。
これも未来にとって大事なことなんですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/これもやっていきましょう。
最後はさ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/香港とかあるでしょ。
ひろみ/はい。
ミキオ/あれがどんどんどんどん移動してるんですね、金融マーケットが。
ひろみ/へえ。
ミキオ/だから、そういうふうな企業を沖縄県に誘致する。
ひろみ/はあ。
ミキオ/沖縄をアジアの金融マーケットの基地にする。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/沖縄はこの金融特区というのがあるから、これを活用してしっかりとつくる。
それやったら面白いと思うね。
総額ですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/資産の残高で、香港だけで227兆円、株式総額は564兆円あるっていうんですから。
800兆円。
ひろみ/はい。
ミキオ/日本のGDPが500兆円だから。
ひろみ/上回りますね。
ミキオ/日本のGDPよりも大きい資産が香港にある。
そのマネーが動いてるのを日本に、沖縄に引っ張るということですよ。
ひろみ/これはすごいですね。
ミキオ/新たな雇用が生まれるし、なかなか面白いと思うよ。
この未来ってのは、こういうことをちょっとやってみたいなと。
ひろみ/はい。
ミキオ/沖縄振興策の中で、そこを入れてみたいなというふうに思ってるんですね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから、この沖縄振興策って10年の期間でつくるんだけど、今の人たちに大事なもの、先ほど言った教育の無償化みたいなものなんかもしっかり入れますが。
ひろみ/はい。
ミキオ/未来の子供たちに残せるものも、こうやって振興策の中に入れておくというようなことが、大事かもしれませんね。
ひろみ/もう10年後の未来を想定してから、新しいものをつくっていくって、何かワクワクしますよね。
ミキオ/そうそうそう。
それをぜひやり遂げていきたいと思ってますから、よろしくお願いします。
ひろみ/さて、次週は、これまで提案したミキオさんの沖縄振興法を実行的なものにするための施策について、また提案をしていきたいと思います。
ミキオポストOnRadioお届けしております。
さて、この本当にね、読書を楽しんでるミキオさんなんですけど、今、また面白い本を読まれたということで。
ミキオ/毎月1回、本を紹介してるんですよね、その前の月に読んだ本を。
ひろみ/はい。
ミキオ/もう1月、2月、3月、4月分で読んだんですけど、4月はオバマ大統領の回想録。
ひろみ/うん。
ミキオ/それと、財政赤字の神話という本。
それと、オードリー・タンの、台湾のデジタルの大臣ね、この4冊を読んだんですね。
また、このオバマ大統領の回想録は、上・下ありますから、2冊。
ひろみ/はい。
ミキオ/これがね、ひろみさん。
ひろみ/はい。
ミキオ/オバマ大統領は8年間やったことを書いたわけですね。
ひろみ/ああ、2期務めた、あの大統領***。
ミキオ/日本が、日本という記述が1ページもないんですよ。
ひろみ/あれ?そうなんですか。
ミキオ/広島を訪問して。
ひろみ/はい。
ミキオ/アメリカの大統領が初めて広島を訪問したことも書いてないんですよ。
ひろみ/え、そうなんですか。
ミキオ/安倍さんとパールハーバーに行ったことも書いてないんですよ。
ひろみ/あら、残念ですね。
ミキオ/いや、この人、日本を何と思ってたんだろうなと思うよね。
ひろみ/そうですね、回想録の中にそれが出てこないのはちょっとびっくりですね。
ミキオ/びっくりですね。
やっぱ日本の外交の存在感みたいなものをもう1回どうやって示すかということ考えないといけんですね。
やっぱそこはもう一回、私たちも、存在感がアメリカの大統領にこれだけ薄いとなると。
ひろみ/ええ。
ミキオ/これちょっと、様々なことについて、足元をもう一回、見直す必要があるんじゃないかって考えるぐらいですね。
ひろみ/ちょっとね、残念ですけど、一応、読んでみようかなって気にはなりました。
どんなこと書いたんだろうっていうね。
ミキオ/それと、2つ目の財政再建の神話。
ひろみ/はい。
ミキオ/MMTと国民のための経済の誕生って、これ面白い、女性の学者なんですけどね。
ひろみ/難しそうですよ、ミキオさん。
これ面白いんですか。
ミキオ/難しいっていうより面白い。
ひろみさんは、収入と支出で考えますよね。
ひろみ/はい、普通そうですね。
収入、支出。
ミキオ/この支出がある、収入がある、そのバランスで考えますね。
ひろみ/はい。
ミキオ/僕らも、赤字国債はあまり出さないほうがいいと。
収入の税収をどこまで集めるのかって、こういう考え方が単純な考え方ですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/この人は違うんですよ。
ひろみ/はあ。
ミキオ/国の財政を収入で、支出で考えるのは間違いだというわけですよ。
ひろみ/へえ、どうやって考えるんでしょう。
ミキオ/国にはね、紙幣を作る力があるわけですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/造幣局というのがあって、お金幾らでも刷れるんですよ。
お金をこれだけ刷れるところが、収入と支出で考える必要があるんですかっていう考え方だよね。
ひろみ/ええー。
確かに斬新ですけども、勝手には発行できないですからね。
ミキオ/しかし、これが発行できる権利があるという人たちは。
ひろみ/うん。
ミキオ/足りなかったら発行すればいいんじゃないかと。
弱い立場の人たちがいた。
ひろみ/ええ。
ミキオ/病気の人がいる、いろいろなところがあったら、税収が集まらないから、この人たちにお金を回せないという方法は(?)おかしいと。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/もう弱い人たちに、発行してお金を出せと。
そのほうが、社会はよくなるんじゃないかと。
これまた面白いですよね。
ひろみ/それで、国民のための経済の誕生というタイトルなんですね。
なるほどね。
ミキオ/そこなんです。
だから、財政バランスばっかり考えてたら、落ちこぼれて厳しくなる国民が増えるよと。
ひろみ/これは納得しますね。
納得しましたね、今の話で。
ミキオ/簡単に納得しないでください。
ひろみ/いや、でも、いい、そういう発想もあるんだなということが分かりましたね。
ミキオ/あと、オードリー・タン。
ひろみ/はい。
ミキオ/台湾のコロナをしっかりとコントロールした大臣。
ひろみ/すばらしいですよね。
ミキオ/天才なんですね。
発想が面白いですね。
変わることを恐れるなって言ってるんですね。
今日、私がAと言って、昼にはBと言って、夜にはCと言ったと。
ひろみ/はい。
ミキオ/これが何で悪いんですかと。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/間違いがあったらどんどん変えていくことが大事なんですと。
ひろみ/いや、格好いいですね。
ミキオ/だから、これしかありませんということを言っちゃいけないって言ってるわけ。
ひろみ/もう、どんどん変化していきなさいということですね。
ミキオ/そう。
ひろみ/すばらしい。
ミキオ/それと、型にはまっちゃいけないと。
ひろみ/その辺は、ミキオさんはちょっと、型にはまってなくてよかったですね。
ミキオ/いや、もうはまっちゃってですね。
ひろみ/はまったんですか、はまってるようには見えないんですけど。
いやでも、オードリー・タンのような天才が言うんですから、ちょっと勇気づけられますね。
ミキオ/今回は4冊読んだけど、非常に面白かったですね。
ひろみ/いやあ、元気の出る本、また続けて御紹介していただければと思います。
ミキオ/やっぱり、今日は未来の話ししたんで。
ひろみ/はい。
ミキオ/宇宙開発、面白いね。
ひろみ/ああ、宇宙ですね。
夢がありますね、ロマンと。
ミキオ/あの下地島空港ってのは、これから航空社会が起こるという中で、日本のパイロットが少なくなるといって造った空港なんですよ、国策で。
ひろみ/はい。
ミキオ/この国策で造った空港が、今、パイロットは全部シミュレーションで免許が取れるようになって、ドル高、円安になってきて、アメリカで取ったほうが安くなったんで、日本航空、全日空は、下地島空港を使うのをやめたわけですね。
ひろみ/あ、そういういきさつがあるんですか。
ミキオ/そうしたら、今度はここに三菱地所という会社が来て、東京の丸の内と大都会でビルを造って、世界の資産家の中でも、資産企業の中でもすごい会社が、初めてリゾートやりたいとか言って、このリゾートやるときに、自分の敷地の中で空港と港湾があるところ。
ただの1個、2個のホテルじゃなくてといって考えて、世界中を探したら下地島があって下地島に来たんですね。
ひろみ/へえ。
ミキオ/この三菱地所という会社が空港を運営するようになったら、世界中から飛行機を呼び始めて、空港を全部自分で造って、ホテルを2か所、500億、600億なんかお金をかけて造って、そして今度は宇宙開発をやって、あの空港の3000メートルを生かそうとしてるわけです。
面白いことをどんどんやってるんですね。
ひろみ/うん。
ミキオ/まだまだ面白いこと今回も、夏場もやりそうなんですよ。
ひろみ/そうなんですか。
ミキオ/後で教えますけどね。
ひろみ/はい。
ミキオ/しかし、これ夢っていうのは、終わりがないところが夢なんですよね。
終わりが見えてることを夢に書いちゃいけないんですよ。
宇宙開発もドローン開発も5Gも、新都心や、沖縄のキンザーなんかの再開発も、それで、沖縄の芸能も。
ひろみ/ええ。
ミキオ/香港の金融特区も、全部、終わりが読めないわけよ。
沖縄の空手なんかでいったら、5000万人、世界中にいるよね。
ひろみ/すごいですよね、愛好者がたくさんいて、
ミキオ/沖縄県が、各流派に年間10本だけ、10段の帯をあげるとするよね、沖縄県が認定した。
ひろみ/はい。
ミキオ/それを世界中から取りに来るわけだよ。
上地流・剛柔流ってあるでしょ、みんな、4会派(?)が。
それが自分で決めて、この人だったらこの10段の帯を渡せるとかっていうの、しかも、この流派だけじゃなくて、県が認める。
この人たちはもう、この10段の帯を持ってブラジル帰ったり、アメリカ帰ったり、ロシア行ったらもう、空手家から神様みたいに思われるだろうね。
ひろみ/もう沖縄を聖地にして、世界中に空手のね、ファンももうどんどん増えてくという夢がありますね。
ミキオ/チャチナ(?)空手会館ですね。
ひろみ/今、話をどんどん広げておりますけど、ミキオさん、エンディングの時間がもう今、1分ぐらい切っちゃいましたんで、次週の分残していただければ。
ミキオ/もう、とにかくダイナミックに。
ひろみ/ダイナミックに。
ミキオ/そう、これが大事。
中途半端なものはつくらない。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういうふうな行政をやってもらいたいですね。
ひろみ/もう夢も広がって、ミキオさんの話題も広がっておりますので、引き続き来週もまた、お楽しみいただければと思います。
あっという間の時間でした。
ミキオポストOnRadio、御案内は、本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティーは…。
ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございます。