沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2021.3.18放送分「検査の重要性/流動人口」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ番組のスタートです。
皆さん、こんばんは。
本村ひろみです。
そしてメインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。
よろしくお願い申し上げます。

ひろみ/ミキオさん、今週も話題盛りだくさんで、よろしくお願いいたします。

ミキオ/はい、お願いいたします。

ひろみ/何といいましても、ミキオさん。
関東1都3県の緊急事態宣言も21日で解除されることになりましたね。

ミキオ/ひろみさん、400人ですよ。

ひろみ/ちょっと上がりましたね。

ミキオ/2週間前より多くなっているんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/2週間前より多くなって解除。
この2週間、何だったんでしょうかね。

ひろみ/いや、もうみんな慣れちゃったんですかね。
自粛モードに。

ミキオ/いやー、僕はそうではなくて、この2週間という時間の中で延ばしたことで何をやったかということなんですね。

ひろみ/確かに。

ミキオ/2週間前の基準だったらもう一回延ばさなきゃいけないんですよ。

ひろみ/そうですよね、増えていれば。

ミキオ/うん。
それは当たり前ですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうふうなことを考えると、今度また大阪も前倒しをして、この緊急事態、解除したけど、また何か時間制限をするとか何をやるとか言っているわけですよね。
何かやっぱおかしいよな。

ひろみ/おかしいですね、確かにね。

ミキオ/だから、政治的なんですよ。
小池さんはまた延長だというニュアンスをぐっと滲ませているわけね。
だから今、政治課題になっているわけですよ。
しかし来週からオリンピックの聖火リレーが始まるわけよ。

ひろみ/ええ、そうですね。
早いですけど、はい。

ミキオ/そうなってくると、どうなるの。

ひろみ/ねえ。

ミキオ/そこもやっぱおかしくなるでしょうと。
だから、やっぱもう少し、やっぱこれ、また総理もね、分かるんだけど、専門家委員会が決めた判断に従って最終判断すべきであって、総理が発言して、それから専門家委員会を聞いて、最後判断しますって、総理が発言したことで専門家委員会が反対なんかできないさね。

ひろみ/順番がね、もう、ちょっと政治的なのが先行している感じがしますよね。

ミキオ/いや、それはだから小池さんに言われないように。
小池が延長なんて言わないように、先に言っちゃっているわけ。

ひろみ/なるほど。
いろいろ思惑がみんなあるわけですからね。

ミキオ/そうです、そうです。
しかしこれは思惑にしちゃいけないと。
国民が見て納得するようなものでなければいけないと。

ひろみ/確かに。

ミキオ/そのことを改めて感じますね。

ひろみ/はい。
もうオリンピックに向かっていくわけですから、皆さん、自分で自粛、自重しながら応援するぐらいの感じでいかないと、増えたら困りますからね。

ミキオ/そうです。

ひろみ/今週もこの話題、そしていろいろな話題盛りだくさんで、この後1時間、たっぷりお届けいたします。
おーいミキオのミキオポスト OnRadio、さあ、今週もスタートです。
まずは1曲お届けしましょう。
tohkoで、「BAD LUCK ON LOVE」

♪ tohko/BAD LUCK ON LOVE ♪

検査の重要性

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
コロナの話題、これは外せませんので、この話題からまいりましょう。

ミキオ/私がもう30年間参加している、朝の勉強会があるわけよ。
300人ぐらいでやる勉強会なんですけどね。
この勉強会の講師が、今回は自民党の細田博之。
前の官房長官やったり、自民党の幹事長やったり、この方が今日、講演したんですね。
この方は、私と考え方が一緒なんですよ。
何が一緒かといったら、検査だと言うわけよ。

ひろみ/検査、はい。

ミキオ/PCR検査をしっかりやらなければいけないと。
だから、この人出身が島根なもんですから、島根ってあんまり出ていないわけです、患者がね。
だからお金は全部東京に集中して、島根には全く対策がこない。
だけど、東京にお金を集中して、東京で規制をすると、この患者が出た以上に島根は打撃を受けているというわけですよ。

ひろみ/なるほど。
経済的にも大変ですからね。

ミキオ/そう。
だから、この何ていうかね、感染者が出ているから大変で、感染者が出ていないから大変じゃないという話はないよというのが1点目にあるわけね。

ひろみ/なるほど、分かりますね。

ミキオ/それで2つ目にはね、PCR検査すればいいじゃないかと。
PCR検査をして、抗原検査をして、それでこのアプリに入れてやることが大事じゃないかと。
1年間で日本人は5億人の人が旅に出ると。
だから、1人当たり5回なんですよね。
ひろみさんも今年、通年ならばどこか、東京の旅に出たり、ほかの旅に出たりってやっているから。

ひろみ/そうですよ、ええ。

ミキオ/この移動を、出張も旅と考えたら、1人10回以上やる人もいるわけですよね。

ひろみ/そうですよね、ええ。

ミキオ/そういう人たちがいるということを前提にすると、こういう人たちが動かさなければいけないと。
そのためには、動くためにはPCR検査だと言っているわけですよね。
だから私も、検査、検査、検査。
誰でもどこでもいつでもすぐに検査だと。

ひろみ/はい。

ミキオ/24時間、1000円でという話をして、その後にこの細田さんがもう、1時間の講演の10分か15分近くは沖縄の話をするわけ。

ひろみ/ほー、どういう話でしょう。

ミキオ/玉城デニーに言ったと。
検査をしろと。
沖縄は離島だから空港で全ての検査をして、140万人しかいないから、これに検査をすれば、もう沖縄だけは、飲めや歌えやの地域になるだろうと。
何でやらないんだと、玉城デニーに電話したということなんですよね。
しかし彼はやらないと。
もう離島でチェックができるのはこの沖縄だけだと。
そうしたら沖縄にみんな集まったと。
沖縄の経済はもっと潤ったと。
台湾みたいに、ニュージーランドみたいに、感染者が出ない地域の最先端が沖縄だったんだって、もう全く、私が言っていることを言うわけよ。

ひろみ/ずっと言っていましたからね、ミキオさんも。

ミキオ/それで今回、その細田さんの後に、私に質問が来たんで、これはもう先生の言うとおりだというような話をして、実は9月に条例出したんですと、否決されたんですよと、与党によって。
えー、みたいな話なんですよね。
やっておけばよかったじゃないかと、全部の空港で。
ゲートチェックができるのは沖縄だけなんですよと。
いやー、やっぱもう、そう思っている人もいたんだなと言ったら、国民民主党の玉木代表もいて、いやもう、実際それが一番いいというようなことなんですよね。

ひろみ/そうですよね。
入り口をきちんと検査で決めておけば、入ってこないわけですからね。

ミキオ/いやもう、この入り口を、ゲートチェックをできるのは沖縄県民だけなんですよ。

ひろみ/そう。
島国というね、島であるという利点ですよね。

ミキオ/そう、そうそうそう。
そこなんですよね。
まあしかし、この1時間の講演はもう、このPCR検査についての様々な話をして、航空会社が今回始まった背景とかね、検査する背景とか、そうしたら玉木、この国民民主党代表がこう言ったね。

ひろみ/はい。

ミキオ/細田先生、自民党は電話代を安くするより、今はPCR検査をただでやったほうがいいんじゃないのと。
そのほうが人は動いて、経済よくなるよと。
エネルギーをここにかけたほうがいいんじゃないですかったら、いや、そのとおりだと思わない?

ひろみ/本当ですね。
もう、この時期だからこそ、ぜひお願いしたいですね。

ミキオ/電話代の話もいいけど、このPCR検査のお金を、もう500円とか、ただとかやったら、もう本当に面白いよね。

ひろみ/もうみんな、すごく受けやすくなりますからね、そのほうが。

ミキオ/だから、沖縄県が1人8000円とかやっているでしょう。

ひろみ/これはちょっと高いと思うんですけどね。

ミキオ/いや、補助金8000円だよ。
8000円出すぐらいだったら、ただにすればいいのに。
ジャイアンツの2900円、8000円の補助金出すんじゃなくて、2900円の補助出せばただになるよ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/ちょっとおかしな話ですよね。

ひろみ/何でしょう。

ミキオ/やっぱ、だからやっぱやり方をちゃんとやらないと駄目なんですよね、これ。
そういう意味でも、このあらゆるスポーツにもね、全てのものにやっぱ検査ですよ。

ひろみ/ああ、確かにそうですよね。
新聞にももう出ていましたからね。

ミキオ/いや、もう子供たちもそれやればいいんですよね。

ひろみ/民間PCR検査、利用機会が拡大しているということで、特にスポーツ遠征など、出張などの場合に使われるということですよね。

ミキオ/こういうふうなときはただにしたほうがいいね。
これをやらんといかんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうことを含めて、少しこの子供たちの遠征とか何とかはただ。
帰ってきてからもやらんといかんからね。

ひろみ/そうですね、行って戻ってきたときも、はい。

ミキオ/1000円、1000円でやったら、2000円にすればいいさ、子供たちだけ。
ちょっとこれ私も動いてみましょう。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういう意味でも、もう一回言いますけど、日本航空も今2000円のことをやっているし、様々な動きが出ているんで、やっぱり検査体制をもっと強化して、無症状の人たちがあちらこちらでうつさないように。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/全ての人がやると決めてやったほうがいいかもしれませんね。

ひろみ/ぜひ進めていってください。
これは期待したいと思います。

流動人口

ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さあ、ミキオさん。
いよいよもう観光だということで、離島に足が伸びる方に朗報ですよね。
久米島に行くのに高速艇ができるかという話題です。

ミキオ/私は初めの頃は、宮古、石垣が選挙区だったんですよ。
選挙区が変わって、久米島、南大東、北大東、渡名喜、渡嘉敷、座間味、久米島が選挙区になっているんですね。
粟国。
この選挙区になると、選挙区は子供みたいなもんですから、一生懸命頑張らなきゃいけないと思うわけね。
私は宮古、石垣、宮古出身でもあるから見ているわけですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう観光客が150万人来ているわけですよ。
石垣はもう200万人近く来ているわけですよ。
雇用が増えているわけですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/こういうふうな状況になってきた、それがなぜかというと、やっぱりこの人口が減らなくなる最大の要因というのは、流動人口を増やすことなんですよね。

ひろみ/ほー、流動人口ですね。

ミキオ/行ったり来たり。
行ったり来たりだというと、それは観光客しかいないわけです。

ひろみ/そうですね、ええ。
訪れる方々が増える。

ミキオ/それか、行ったり来たりとなると、多くの工事がね、この島々であると、働く人たちが行ったり来たりするわけですよ。
今、石垣なんか、庁舎を造っていたり、空港を造っていたり、今度は防衛省の仕事が出たり、また別のホテルが出たりとかいうと、行ったり来たりする人たちが多いわけですよ。
だって石垣にね、この、あれだけのアルミサッシ工場があるわけでもないし、電気屋さんがあるわけでもないし、物を送って向こうで作るとかって、もう様々なことを行ったり来たりするわけよ、メーカーも。

ひろみ/なるほど、はい。

ミキオ/これが経済につながるわけですね。
これは宮古も一緒。
今、私たちはもう、一番の、3番目の離島はどこかといったら、久米島なんです。
この久米島を頑張らさなきゃいけないというんだけど、久米島は今、10万人満たないんですよね、観光客が。

ひろみ/10万人に満たない、少ないですね。

ミキオ/座間味、渡嘉敷より少ないんですよ。
もう、久米島に行ったことのある人は分かると思うけど、じゃあ、石垣と宮古と久米島がもう、自然環境からしても劣っているかったら、もう100%それはないんですよね。

ひろみ/ないですよね。
いいとこですからね、久米島。

ミキオ/那覇から近いでしょう。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だけど石垣は200万人、宮古は150万人。
こういう差が出てきているものは何なのかということを考えて、対策を立てんといかんということが大きなポイントなんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/今、久米島でパークゴルフ場造りました。
防衛省のお金かけて造りましたけど、今、日本一ぐらいのパークゴルフ場ですよ。

ひろみ/へえ。

ミキオ/兼城港というところもあったんですけど、久米商船の船が縦に入ると、縦に入ったときに、上の煙突が、泊まっている間もエンジン回すもんだから、この灰が出て家に来ると言って、兼城港に横で泊まるようにしたんですね。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/縦に泊まると島のほうに流れていくから、この排煙が。

ひろみ/環境にね、優しいように泊めてあげるわけですね、停泊を。

ミキオ/そう。
そうすると、その港の近くの家の人たちは金網を張っているわけよ。

ひろみ/ああ、灰が飛んでくるのはちょっとね。

ミキオ/だからそれを止められないから、もう横につけて、今回、兼城港で旅客ターミナルも一緒に造るって、こういうようなこともやったんですね。

ひろみ/いいですね、はい。

ミキオ/うん。
今回、防衛省の予算で深層水のこの取水管というものを10倍ぐらいにするんですよ。
これ10倍ぐらいにするとどうなるかというと、今、大体25億ぐらいの深層水のこの経済効果があるわけよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/エビ、それに化粧品、モズクね。
海ぶどうと、もういろんなものをやっているわけよ、25億ぐらい。

ひろみ/すごいですね。
海洋深層水のパワーはありますからね。

ミキオ/いや、すごいよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/水もあるし、そして今はアワビをやろうとか、サーモンをやろうとか、ミーバイをやろうとかって言っているけど、水が足りないんですよね。
これ水が足りないんで、これ水を10倍ぐらい引き上げるとどうなるかというと、こういうのが産業化してくるわけですよ。
今、予測では、今25億ぐらいだけど、これがポイントピュールの化粧品が海外出たりするとか、いろんなことやると、100億ぐらいの製造業が生まれるわけさ。

ひろみ/すごいことになりますね。
久米島の一大産業ですね。

ミキオ/そう。
だから、さあそこで考える。
石垣や宮古にそれだけのものがあるか。
製造業のものみたいな加工品があるか、ない。
今、沖縄本島の中で、今、理想の島といったらどこなのかといったら、伊江島だって言われるんですよね。

ひろみ/伊江島ですか。

ミキオ/はい。
民泊の観光客が6万人ぐらい来る。
花がある、伊江牛がある、ラッキョウがある、小麦を作っている、サトウキビがある、ラム酒ができている、バランスがいいんですね。

ひろみ/すごいですね。
伊江島、頑張っていますね。

ミキオ/伊江島が一番バランスがいい島、離島だと言われるんですよ。
民泊で観光客が来る、1人8000円ですよ。
3人ぐらい家に眠らすと2万4000円だ。
食べるのはもう、自分たちが毎日食べているゴーヤーチャンプルーとか味噌汁とか食べさせればいい。
特別なものをやるなと言うから、先生が。

ひろみ/はい。

ミキオ/特別扱い駄目ですよと。
急に伊江牛をメニューに入れるとか何とかじゃなくて、もう豆腐チャンプルーとか、こんなのでいいんですよ、子供たちにはと。

ひろみ/ですよね。
沖縄のおいしい食材、ウチナーのご飯で。

ミキオ/それで畑に連れて行って体験学習というけど、労働力になっているさ。

ひろみ/すばらしいですね。

ミキオ/それが2万4000円がずっと続いていくんですよ、3人入れて。
これ大きいんですよ。

ひろみ/大きいですね。

ミキオ/だから、そういうふうにして、花も生けられるし(?)、ラッキョウもある、伊江牛もあるし、それで小麦を作って、今、そばを作ったりなんだりってもう、果敢にチャレンジしているから、伊江島面白いわけ。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから私は、久米島もその方向がいいんじゃないかと思うわけよね。
それは、宮古と石垣みたいに、あまりにも観光が突出して、物づくりがなかなか、製造業がついてこないというのが、宮古、石垣の形でしょう。
だけども突き抜けているから、この島は。
まだ突き抜けるから。

ひろみ/これからまだまだ観光が伸びていくということですね。

ミキオ/突き抜けるということになると、深層水で物づくりの、100億は、今年から始まるから、もう予算化したから、もう将来像の展望が分かってきた。

ひろみ/楽しみですね、久米島。

ミキオ/それは楽しみだ。
あの深層水の冷たい水なんかでサーモンつくるというんだからね。

ひろみ/これ、そういう研究もされているんですね。

ミキオ/そう。
アワビもできるというんだから。

ひろみ/高級食材。

ミキオ/そして今、実験成功したんだけど、広島や宮崎からの、宮城県からのこのカキあるでしょう。

ひろみ/はい。

ミキオ/カキをこの深層水につけておくと、あくが全部抜けて、おなかに絶対あたらないカキっていうのができるんですよ。

ひろみ/これは最高じゃないですか。
生ガキ食べるときどきどきすることもありますからね。

ミキオ/もうこれが深層水が全部これを浄化していくわけよ。

ひろみ/へえ、深層水、恐るべしですね。

ミキオ/それにこの前実験で成功している温度差発電が出てくるわけよ。

ひろみ/温度差発電。

ミキオ/普通の深層水は冷たいから、表面の温度は高いから、その温度差を利用して発電をやるわけよ。
そうすると、SDGsに対応できるような島になっていくわけですよ。

ひろみ/まさにそうですね。
SDGsそのものですね、今のお話は、未来に向けて。

ミキオ/さあ、ここまでこの、物すごく大きくなったカン(?)を引っ張ってきてやるわけだから、どこまでの電気出せるかになるけど(?)、面白いよね。

ひろみ/面白いと思います。
久米島、すごいですよ、これからね。

ミキオ/もうそこで足りないのは何かといったら、観光客だけが足りないわけさ。
観光客が足りない原因がもう分かっているわけよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/久米島の魅力でもなければ、何でもないんです。
久米島に運ぶ飛行機の便数、客席数、これが足りないわけよ。

ひろみ/移動のこの数なんですね。

ミキオ/昔はですね、YSが飛んでいたわけよ。
YSっていうのは、80人乗りなんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/昨日のニュースで、自衛隊のYSが昨日、役割全部終わって、YSという飛行機がなくなったんですよ。
YSという飛行機を飛ばしているとき、宮古、石垣はジェット便に変わったから。

ひろみ/ええ。

ミキオ/久米島は1500メートルの滑走路だから、ジェット便飛べない。
それで、久米島町をはじめとしてJTAが2000メートルにしてくれと。
そうしたらジェット便飛ばすからといって、お金100億近くかけて500メートル延長したわけさ。
それでジェット便が飛び始めた。
そうしたら、久米島に観光客が来ないといって、どんどん、どんどん、小さい、75人乗りの飛行機に変えていくわけよ。
今は75人乗りの飛行機が6便から7便飛んで、ジェット便が1便だけなんです。
この2000メートルは何で500メートル伸ばしたかといったら、ジェット便飛ばしてくれるというから、お金かけて、税金つけて飛ばしたにもかかわらず、75人乗りの飛行機に変えるんだったら、こんなこと、初めの1500メートルでよかったんですよね。
いわゆる極論を言うと。
しかしこの75人乗りも50人に減らしているわけさ。

ひろみ/だんだん、縮小なんですか。

ミキオ/これ、何で減らしているのと言ったら、荷物を積むためと言うけど、久米島からこんなに荷物がいっぱいあるわけないでしょうと。
航空貨物で空けるんじゃなくて、これ、久米商船のフェリーで運びますよということになるわけよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/これも理由は一つ、75人になるとスチュワーデスが2人になる。
キャビンアテンダントが。
50人になると1人になるんですよ。
経費の削減だけ。

ひろみ/なるほど。
人数に合わせて、キャビンアテンダントの数が変わるわけですね。

ミキオ/変わるんです。
だからそういうふうな意味においても、25人ね、6便といったら幾つですか。
150席なくなることになるんです。

ひろみ/これはおっきいですね。

ミキオ/150席の30日、幾らですかと。
3000、4000席なくなることになるんです。
4000席の12か月幾らですかったら、6万席なくなるんですよ。

ひろみ/年間これだけ来れないということになりますね。

ミキオ/そう。
だけど、修学旅行の子供たちというのはもう決まっているんです。
何で伊江島に行くか。
何で伊是名、伊平屋に行くのが少なくて、伊江島に行くか。
船に乗っている時間が15分だから。
伊是名、伊平屋は1時間ぐらいかかるから、船酔いするから、修学旅行の先生方は15分の伊江島を選択するわけよ。

ひろみ/なるほど、はい。

ミキオ/こういう、何かいろんな理由があるわけよ。
じゃあどうしますかと、75人乗りの飛行機が50人になったものを、150人の修学旅行生を運びましょうといったら、3回にわたってやらなきゃいけない。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/3回にわたってやったら、3回とも地元の人は乗りきれない。
ゼロ。

ひろみ/修学旅行生だけになっちゃいますからね、それは困りますよね。

ミキオ/そうしたら、久米商船の船に乗りなさいと言ったら、3時間だから船酔いする。
1時間でも行かないのに、3時間はやるわけないんですよ。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/そういうふうな状況が今、ずっと続いているわけさ。
続いているわけよ。
それを何とかしない限り、この久米島の観光が伸びないというのもはっきりしているわけですよね。
じゃあもうJTAにやめてもらって、スカイマークが来るかといっても、そうはいかない、簡単には。
そういうふうな中で考えられたのが、高速船なんです。
1時間20分。
この高速船が、1回190人乗るんですね。

ひろみ/多いですね。

ミキオ/2回の往復で360人(?)なんですよ、往復で。
380人になる。
これ計算すると、1回で行ったり来たり3往復すると、1140人ぐらいの動きが出てくるわけです。
この1140人の席、この600室ぐらいとしても、行くのが。
これが600近くの席数が、久米島行きがあるということは、10日間で6000席だからね。

ひろみ/かなり増えますよね、移動する人口が。

ミキオ/増えるでしょう。

ひろみ/ええ。

ミキオ/1万8000席だから、そうなると10万席ぐらい増えることになるんですよ。

ひろみ/年間で。
すごい数になりますね。

ミキオ/今でも8万のやつは、船で10万席になるわけ。
絶対に船に乗らない人は、今までどおり飛行機を使え。
1時間ぐらい時間のある人は、高速船を使え。
多様性が出てくるわけさ。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/そうすると、どうなるかというと、飛行機は前の日、先に行って、1時間前に行って、検査してから乗るまでに1時間ぐらいかかって、降りて荷物を取るまでに20分ぐらいかかっていて、久米島行くまでに20分ぐらいかかるから。
というと、全部で1時間以上、間違ったら2時間ぐらいかかるんですよ。

ひろみ/飛行機で行った場合は。

ミキオ/そう。
高速船は、5分前に行って乗れば、乗れるんです。
1時間半だけなんですよ。
荷物は自分で持って歩くから。
ということになってくると、高速船というのは絶対に必要だなと思うわけよね。

ひろみ/動きが速いですね、そっちのほうも。

ミキオ/そういうことを考えて、私は平成12年の振興法の改正のときに、一括交付金というものが出来上がった。
この一括交付金の項目の中に、離島に行く船を買うという事業があるわけさ。
今までは離島に船が行く、離海振という会社から船を買う。
年間1億4000万ぐらいの支払いが、元金、金利である。
それを計算すると赤字が出るんで、赤字を町が埋めたり、村が埋めたり、県が埋めたり、国が埋めたりしてた。
そんなことやるより、船を買ってあげる、一括交付金で。
買ってあげたら、1億4000万の支払いがなくなるでしょ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/1億4000万の支払いがなくなったら、1億4000万の分だけ島の人たちのピカップ(?)を運ぶお金とか、乗船料とか安くしろと。

ひろみ/ほかのものに使えるわけですね。

ミキオ/1億4000万浮いてるわけだから。

ひろみ/ありがたいですよね、そうなると。

ミキオ/だけど、その効果が出ないんですよ。
なかなか安くしてないわけ。
この1億4000万どこに行ったのかなって、いつも思うわけよね。

ひろみ/気になりますね。

ミキオ/だって、伊是名も伊平屋も、南大東も北大東も安くしてないんだもん。

ひろみ/これは、島民に還元のために安くするっていうのが一番いいですよね。

ミキオ/そう。
また、これにも裏があるんじゃないかと俺は思うわけよ。
総合事務局ってのがあるでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/赤字になったら、また税金入れなきゃいけないから、1億4000万は自分のものにポケットに入れといて、安くしなければ絶対に赤字にならないさ。

ひろみ/うーん、はい。

ミキオ/それで、値段の申請をするときは、総合事務局に申請して認められるわけよ。
だから、総合事務局が安くするなと。
安くして、また赤字が出たら、俺らが払わなきゃいけなくなるから、安くするなと、申請するなと裏でねじ締めてる可能性もあるわけよね。

ひろみ/えー、それは困りますよね。

ミキオ/いや、だけど、それを打破しないといかんわけよ。
大体さ、こんな安い金額で、ホテルパックで来るでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/ホテルパックで来て、家族で伊是名に行きます、伊平屋に行きますとか言ってやったら、1人2700円だったらどうする?

ひろみ/高いって思いますよね。

ミキオ/東京から来るホテルパックって、3万だよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それが伊是名、伊平屋に行って、往復2700円で、家族だったら1万超えてたらどうなる?

ひろみ/それはちょっと躊躇しますね。

ミキオ/でしょ?
だから、そこに問題があるから、この制度をつくったわけです。
だから、今、沖縄の離島に行く船は、全部買ってあげた。
これ、私が買ったわけじゃない、国の制度で買ってあげた。
久米商船の船も、2隻新しい船をつくった。
これも一括交付金で、全部買ってあげた。
民間の船会社の船を一括交付金で全部買ってあげてるのは、この制度が初めて。
これ、平成12年につくったんですよ。
あとのところは、みんな、村が運営する船会社なんですよ。
だから、今回も久米商船の船を2か所、国のお金で全て買ってあげてるから、あと高速船だけあればいいわけよ。
それだけでも、久米商船は3億ぐらい浮いてるはずだ。
これを島民のために高速船を入れて、観光を30万ぐらいの島にしたら、おもしろくなるわけ。
そうしたら、このビートルという高速船は、今日本中空いてないわけさ。
一番多く持ってるのが、鹿児島の岩崎産業が6隻持ってるんですよ。
そうしたら、この岩崎さんは、私の恩師である山中先生の後援会長をお父さんがしていたものだから、今息子さんが商工会の会頭してるけど、仲がいい。
手合わせて、いつも1隻沖縄に譲れといって、気持ちがぐらぐらと来てるところだけど、馬毛島の国の仕事が始まって、工事だけでも何千人という人が鹿児島から移動するようになってくるから、もう空かなくなったわけよ、高速船が。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、そういうふうになったんで、じゃあどうするかということになったら、岩崎会頭から電話あって、ミキオさん、JRが釜山に行ってた高速船を3隻、もう使わないと言ってるから、これチャンスじゃないかと言って、私が話をするからと言ったんで、JRの社長さんと話をしたら、いや、もう協力しましょうと。

ひろみ/えー、いいですね、タイミングが。

ミキオ/そう。
それでJRの子会社ですから、船会社の。
船会社の社長さんも紹介してもらって、いろいろと詰めて、この前、佐賀の造船所に、この3隻のビートルがあるから、それを見に行ってきたわけです。

ひろみ/行ってきたんですか。

ミキオ/前置きが長くなったけど、そうなんです。
そのうちの1隻は、もう売れてるわけです。
あと2隻しかないから、この2隻の中から、どうにかして1隻入れたいわけですよ。
今それの調整をしているんですよね。

ひろみ/その段階なんですね、なるほど。

ミキオ/そう。
だけど、これ入れないと、今、国は高速船を新造船に切り替えようとしてるわけ。
エンジンが外国製なものですから、高くつく。
そういうふうなものをもう一回入れ替えて、川崎重工と三菱重工と2つが高速船の新しいモデルを今つくり上げているんです。
これがどんどん遅れてるんですけど、これが出来上がっても、大体40億ぐらいのお金がかかると思うんですよね、1隻。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけど、今のこのビートルは、10億以内で変えるわけです。

ひろみ/そうなんですか。
4分の1ぐらい。

ミキオ/それで、今30年ものだから、あと20年は使えるって、この前の造船所の話で明確になったわけ。
これは、造船所がそこまでいって、JR九州がそこまで、あの会社が言うわけだから、買い取るときに久米島町に対しても、20年は保証しましょうと、入れろと言ったら入れると思うんですね。
だから、20年使えるわけ。
しかし、僕は20年使わなくてもいいと思う。
10年だけ使えばいいと思うんですよ。
この10年は、確実にできる。
この10年で、この10億も満たないようなビートルを買って、高速船を入れて、観光をやって、飛行機も今の50人乗りを動かして、船も動かしたら、僕は30万人の島になると思うんですよね。

ひろみ/久米島の可能性が、すごく広がりますね。

ミキオ/30万人になったら、JTAはこの小さい飛行機をやめて、ジェット便入れてきますよ。

ひろみ/確かに。
移動しますからね、皆さんが。

ミキオ/そう。
そこに、今、船で行く人たちもいたら、どんどん久米島のよさを感じる人たちが来たら、次は飛行機で行こうっていう話になるわけです。
今、結構、飛行機でやっているホテルパック、船でやったら、もっと安くなるね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/1回4000円ぐらいしか計算してないから。
こうなると、ホテルパックでなったら、船運賃なんか2000円ぐらいしか組まないでしょうね。

ひろみ/行きやすくなりますね。

ミキオ/飛行機を使ってのホテルパックだと、飛行機代金7000円ぐらい安くして計算してるはずですよね。
これ、ホテルパックが船を使うと、もっと安くなる。
欠航率も短くなる。
私は、この高速船を久米島の観光、流動人口を増やす。
そして、流動人口を増やすということは何なのかといったら、この人口減少に歯止めをかける。
この歯止めをかけないと、どんどん高齢化していく。
それは大変なことになる。
やっぱりサトウキビがある、それで深層水がある、芋がある。
そういうふうに畜産があるといって、バランスよくやりながら、やっぱり観光客来ないと地産地消は伸びませんね。
だから、今回の視察は、非常に勉強になりました。
あとは、今から詰めて、最終的には久米島の人が決めることです。
久米商船が決めることです。
しかし、高速船なしに観光客が30万人になるというシナリオを見せないで断ったら、僕は島のためにはならないと思うんですよね。

ひろみ/ぜひこれを進めて、また久米島の皆さんにとっても明るい未来になりますからね、本当お願いしたいですね。

ミキオ/いや、これ今回の、どんどん海洋深層水が始まって、高速船が10年走って、1年間で12万席ぐらい席数が伸びたら、それは変わってきますよ。

ひろみ/本当ですね。

ミキオ/宮古なんかにしても、石垣にしても、大型のホテルができたら、小さい宮古のホテル倒産するんじゃないかとか、石垣のホテル倒産するとか、逆。

ひろみ/逆なんですか。

ミキオ/どんどんもうかる。
もうユニマットみたいに60万の部屋があったり、1泊4万の部屋があったりする。
私の後援会長の丸勝さんというホテルは、長い歴史だけど3500円とか、4000円。
少々古いよ。
だけど、そんなのホテルにお金かけなくても、食べに行くのが趣味だという人とかね。

ひろみ/はい。
ふらりと行く方いますよね。

ミキオ/人それぞれの感覚なんですよ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/俺は、いい部屋に泊まりたいという人は、60万払えばいいし、4万払えばいいし、5万払えばいい。
だけど、俺は部屋じゃないと。
丸勝に怒られるね、これ。
部屋じゃないんじゃなくて、高額の部屋じゃなくてもいいと。

ひろみ/そうですよね。
素朴のとこがいいというね。

ミキオ/素朴のところがいい。
いい表現だね。
それでやって、あと、ほかにお金をかけると、食べ物に。

ひろみ/ええ。

ミキオ/食べ物は、高いの食べると。
宮古の伊勢エビ食べたら、有名だから5000円とか、6000円かかるから、ホテル1泊分さ、1匹で。

ひろみ/確かにそうですよね。
おいしいものにお金を落としていただければ。

ミキオ/そう。
2人部屋で泊まって、これが部屋が4000円だから2000円ずつさ。
そうなってきたら、あとは伊勢エビを、5000円の伊勢エビを2人で食べたほうがいいという人がいるわけよ。
高い部屋に泊まったために、伊勢エビが食べられない人もいるわけよ。

ひろみ/いや、高い部屋に泊まっている人は、伊勢エビも食べると思うんですけど。
でも、いろんな可能性が出てきて、いいですね、本当に。
楽しいと思います。

ミキオ/これがおもしろい歯車が回るんですよ。
だから、そういうふうなものがやるためには、やっぱり高速船しかないんじゃないかっていうのが、僕は。
JTAなんかと話しても、卵が先か、鶏が先かって言うんです。
久米島の観光協会は、大きい飛行機になったら、お客いっぱい来るから、大きい飛行機に変えてくれって言うわけよ。
だけど、JTAの話だったら、お客がいっぱいになったら、大きい飛行機に変えますからと言うわけよ。
修学旅行って、半年前に決まるでしょって。
半年前に久米島に行くとなったら、私たち大きい飛行機出しますからと言うわけよ。
話が合わないんだよね。
鶏が先か、卵が先かみたいに。
久米島は、大きい飛行機があれば、修学旅行も何もかも初めから久米島にする。
修学旅行が6か月前に決まったら、大きくチャーター便を出してあげます。
それまでは、小さい飛行機でどうですかみたいな。
稼働率が悪いから、大きいものには変えられませんと言うけど、俺違うと思う。
宮古、石垣のJTA、全日空、ピーチ、ジェットスター、スカイマーク、すごくない?

ひろみ/すごいですよね。

ミキオ/すごくない?
こういうふうなもの、宮古、石垣に集中してるわけよ、航空会社が。
それに、ジャンボツアーとか、いろんなツアーのチャーター便、JTAがやるゴルフで四国に行こうチャーター便、金沢に行こうチャーター便、これが20便ぐらいあるから。
もっとあるかもしれんな。

ひろみ/それだけ移動することになるわけですね。

ミキオ/だから、久米島に大きい飛行機回しきれないんです。

ひろみ/ぜひ高速艇の未来で、また活性化の起爆剤になるといいなと。

ミキオ/いやいや、もうこれは、最後は久米島の人が決めること。
これ、わーっとする思いが、ネガティブな人たちはネガティブなことしか言わない。
そんなじゃあ、前に進めない。
ネガティブな話したら、切りがないんだもん。
僕は、伊是名と伊平屋をいつもロープウェイさ。
橋じゃないんですよね。
そうしたら、ミキオさん、風が強くなったり、台風が来たら、ロープウェイどうなりますかと言うから、止めればいいじゃないかと。
たったそれだけだよね。

ひろみ/はい。
そんなときは乗らなくていい。

ミキオ/橋でも止まるんですよ。

ひろみ/うん。

ミキオ/だから、ネガティブな人って、ぐちゅぐちゅ突っついてくるわけよ。
こういうことをやっていたら、久米島の観光はよくならない。
人口は減っていくばかりだ。
そこは、ちょっと腹を据えて、僕も頑張らんといかんなと。
この前、佐賀に行って、造船所見てきて、これを船が走ってる姿を見たら、おもしろくなるだろうなというふうに思ってるんで、ぜひそれをやりたいなというふうなことを、今提案をしてる。
私が決定するわけではない。
提案するのが、選挙区を久米島に持つ者の役割。
これは、パークゴルフ場をつくったときも、久米島の要請があったから、私も頑張った。
今度の深層水を頑張ると。
兼城港も、問題があるというから頑張った。
花咲も、花咲から水を出すというから埋立てもした。
いろんなことやった。
だけど、どうしても伸びない、観光客が。
これをやるには、これだというふうに思ってるんですね。

ひろみ/今週は夢のある、あたたかい話題をいっぱい聞いた感じがいたします。

ミキオ/沖縄を選ぶ高所得者というのが増えているというのが出ていて。

ひろみ/はい。

ミキオ/ハワイに行かない。
この前、ハレクラニのホテルに東京からビジネスジェットで来て、2日泊まって、ビジネスジェットで帰る。
これで1000万コース2人。

ひろみ/えー、いらっしゃるんですね、やっぱり。

ミキオ/これがあるんですよね。
今回、実体経済とは全く違うけど、いいですか。

ひろみ/はい。

ミキオ/実体経済と違うけど、株価が異常に、アメリカの株価も史上最高になって、日本の株価も上がってるわけよ。
私は株を1株も持ってないから分からないですけど、これ、この株価の中で高所得者の人って、どれだけ出たと思う?

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/実体経済は厳しい。
これは話、置いとこう。
この株価が上がっただけで、個人株主、企業の株主の価値、これが決算に影響するわけだから、含み資産に影響するわけだから、相当上がったよ。

ひろみ/いやー、じゃあ、ちょっとしたバブルな感じにもなってますし、所得増えてる。

ミキオ/いや、ひろみさん、今発言間違い。
ちょっとしたバブルじゃない、恐ろしいバブル。

ひろみ/恐ろしいことになってるわけですね。
いやー。

ミキオ/ひろみさんの日常は、全くお金が増えてないでしょ。

ひろみ/全然ですね。

ミキオ/そう。
だけど、株を買った人は、お金が満ちあふれてるわけ。

ひろみ/すごいですね、二極化。

ミキオ/だから、これが怖いんですけど。

ひろみ/怖いですね。

ミキオ/この人たちが何をするか。
これは年間、さっき言ったように、1億4000万しかいない日本の国民が、5億人が旅に行くという、この数字があるわけよ。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/そのうちの3000万人が海外に行く。
この人たちが動き始めるんですよ。
それを沖縄が吸収できるかどうかなんですよね。
久米島が吸収できるかどうかなんです。
これ、動きますよ。

ひろみ/今週は、沖縄の観光の未来について、すごい何かいろんな話が聞けて、おもしろいですね。

ミキオ/金持ちたちが寄ってくる地域には、そんなにいっぱいのお金を持ってない人でも、金持ちたちの行く発信力に引っ張られて、一般的なホテルに、うわっと来るんです。
金持ちが来ない地域は、一般の人たちも来ない。

ひろみ/やっぱり富裕層の影響力みたいなのがあるんですかね、やっぱりね。

ミキオ/データがある。
1人1つの(?)100人ぐらいの会社に行って、社長がいた。
社長が、俺さ、この前、沖縄行って、久米島行ってきてさ、最高だったよと、お前らも行ったらどうかという発言だけで、社員も、そんなによかったんですかと。
それはよかったさね、社長が泊まっている部屋5万円だから。
だけど、そういう発言を彼らがやることで、次どうなるかっていったら、社員の年収500万ぐらいの人でも、じゃあ俺、安いパックで行ってみようかねってなるんですよ。

ひろみ/この動かし方、これから観光のキーワードになりそうですね。

ミキオ/だから、沖縄は今まで高所得者の人たち相手にする場所がなかった。
これを入れまくったら、今以上におもしろいものが。

ひろみ/いやー、勉強になりますね、今週もいろいろと。

ミキオ/来週は、もっとおもしろい話がある。

ひろみ/いやー、おもしろかったです。
今週は、あっという間のお時間でしたが、来週もきっとあっという間のお時間になるでしょうね。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は、本村ひろみでした。
そしてメインパーソナリティーは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございます。

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