沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2020.11.5放送分沖縄の政治の中枢/方向性」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ番組のスタートです。
皆さんこんばんは、本村ひろみです。
そしてメインパーソナリティは、この方です。

ミキオ/下地ミキオです。
よろしくお願い申し上げます。

ひろみ/今週もオレンジの草(?)がかっこいいなというミキオさんですが、まずその前になんと言ってもアメリカ大統領選の話し聞いていいですか?
もう今、木曜日の午前中なんですけど、どうなっていくのか、この放送のときには。

ミキオ/まあ、バイデンさんが勝利することはもう決まってると思うんですよね。

ひろみ/やっぱり、はい。

ミキオ/はい。
まあそれは決まってるんだけども、トランプさんが様々な法廷闘争をやってくると思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/しかし、誰かが動かさなきゃいけない。

ひろみ/ええ。

ミキオ/代議員の数を272ですか、過半数を取ったということになって、実質的にはトランプ政権からバイデン政権に移るというような形になってくるんじゃないでしょうかね。

ひろみ/なるほどねー。

ミキオ/だけどトランプさん、よく取りましたね。

ひろみ/びっくりですよ。
いやいや、意外に伸ばしましたね、数字を。

ミキオ/急進的な支持者が多いんでしょうね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それとやっぱ、減税政策についてくるんですよ、国民は。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/減税政策に。

ひろみ/はい。

ミキオ/それと、アメリカンファーストね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/このアメリカンファーストという言葉。
アメリカをものづくりで戻そうという言葉。
それと減税政策ね。

ひろみ/はい。

ミキオ/この2つが、私は心を揺り動かした大きなポイントじゃないかと思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それと選挙戦略はとにかくイスラエル。
ユダヤ人の方々の心をぎゅーっとつかみ取る。

ひろみ/ええ。

ミキオ/アメリカでいえば福音派といわれる人たちの気持ちを、ぐーっと一番最大の勢力をつかみ取るのという、心をつかむ力があるんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それが最後までこの大きな力になったんではないかなと思いますよ、これは。

ひろみ/ああ、このままトランプさんがすんなり引き下がるようにも見えないんですけど、裁判とかにいっちゃうんですかね。

ミキオ/裁判にはいっちゃうでしょうね、これは。
しかし結果は分かってますよ。
これがひっくり返るってことはないと思うんで。

ひろみ/ええ。

ミキオ/まあ、そういう意味では新しいアメリカがスタートすると。
中国に対してはその弱腰にならないと言っても、トランプさんみたいにアメリカンファーストを証明するために中国を攻めるとかってね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうことにはならないんじゃないかと思うんですよ。

ひろみ/あー。

ミキオ/強行路線は変わらないと思うんですけど、強行路線の意味が全く違ってくる。

ひろみ/うーん。

ミキオ/戦略的な強行路線じゃなくて、感情的な強行路線でしょ?

ひろみ/はい、そうですよね。

ミキオ/今は、それがだから、戦略的な強行路線になるから、戦略性が出てくると間違いなくそこには協議ができるというような形にはなってくるんではないかと思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だからそういう意味でも、この中国との関係が変わる。

ひろみ/はい。

ミキオ/中国との関係が変わってくると、日本との中国の関係もまた変わってくるというような形にどんどん、どんどん変化が出てくるかなというふうに思いますね。
世界は分断から協調へって言うけど、その方向には行くだろうと思いますよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/あまりにも、あまりにも過激にアメリカンファーストをやり過ぎたっていうのは、やっぱ最終的にはですね、アメリカ人そのものの過半数以上が評価をしなかったというような形になってくるんではないかと思いますけどね。

ひろみ/いや、今週はこの分断とか過半数とかいう話題が、このあとまた後半でも、都構想の問題などもね、伺っていきたいと思いますので、引き続きたっぷりと番組をお楽しみいただきます。
1曲お届けいたしましょう。
松田聖子で「風立ちぬ」

♪ 松田聖子/風立ちぬ ♪

バイデンと、どう協議していくか

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
ジャケットの胸元にブートニエールがオレンジで輝いてるミキオさん。
すてきですね。

ミキオ/すてきでしょ?

ひろみ/ええ。

ミキオ/今、Facebook Liveをスタートしましたので。

ひろみ/はい。
聞いてくださってるんですね。

ミキオ/昨日いただいたんですよ。

ひろみ/あー、すてきですね。
おしゃれな感じで。

ミキオ/おしゃれな感じと思いません?

ひろみ/うん、そして…。

ミキオ/ミキオさんにこれ、ぴったりですよとか言われて。

ひろみ/ええ。

ミキオ/単純だから、すぐぴったりと言われたら、昨日からずっとこれ。

ひろみ/いや、ぴったり。
ほんとにぴったりです。
サスペンダーもオレンジっていうところが。
ちょっとチラ見してもいいですか?チラッと。
ああ、もうばっちりと秋色に輝いておりますが。
さあ、話を戻しまして、アメリカ大統領選挙についてミキオさんのいろいろ考えたところもお話していただきたいんですが。

ミキオ/さっきも言ったけども、バイデンさんの勝利はもう確実になってきたと思うんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけど、それが確実という言葉が現実になって進むには、少し時間がかかると。
法廷闘争とかですね、いろんなことが起こるだろうと言われてますから、何週間かそういう状況が続くんではないかと思うんですよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/ただ、この新しいバイデン政権になったら、多くのことが変わってくると先ほども申し上げましたが、変わってきますよね。
一つには、やっぱりアメリカの公的保険のオバマケアも始まることになると思うんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/また、アメリカンファーストっていう言葉だけで、そのアメリカが動くっていうこともやめると思うんですよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/中国に対しても、先ほど申し上げたように感情的な対中路線ではなくて、戦略的な対中路線。
そういうなのに変わってくるから、やっぱり、そうなってくると会話や協議が始まることになると思うんですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/まあ、それでもう一回、日本とか韓国とかですね、アジアの国でアメリカをサポートするこの同盟国に対する評価。
私はバイデンさんのほうが評価するというふうに思っているんで、そういう意味ではですね、この日米、それと米韓、こういうふうなものも安定した協議がまたスタートしてくるんではないかなというふうに思いますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/ただ、1個だけ遅れるかなと思うのは、バイデンさんは過激な戦略というか、前向きに新しいものにチャレンジしていくというのをそんなにやらない人じゃないかと思うんですよ。

ひろみ/あー、なるほど。
ええ。

ミキオ/これの象徴が北朝鮮のアプローチが、トランプさんみたいなアプローチにはならない。

ひろみ/うん。

ミキオ/やっぱり、相当に一歩一歩みたいな形になってくるんで、相手も違反しないけども、こっちも積極的にはそのアプローチしていかないというような形になってくるんで、朝鮮半島の問題がですね、少し足踏みをするというようなことは、想定できるんではないかなって思うんですね。

ひろみ/うーん、はい。

ミキオ/そういう意味でも、大局的な人なんですよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/トランプさんと同じような人って、そう簡単にいませんよ。

ひろみ/まあ、ね、本当にああいうタイプではなくて、次はやはり、ちょっと落ち着いた方というのが選ばれてくるわけですね。

ミキオ/そう。
そういうふうな意味でも、私からすると落ち着いたアメリカっていうかね。

ひろみ/あー。

ミキオ/そういうふうな会話のできるアメリカが、もうちょっと戻ってくるんではないかなというふうに思ってますんで、私は期待をしたいというふうに思っています。
まあ、沖縄の問題でも、トランプさん過激なことをするんで、ダイナミックに沖縄の基地負担軽減もやるかなと思ったんですけどね、そう簡単にはできませんでしたね。

ひろみ/うん。

ミキオ/そういう意味では、このバイデンさんとですね、日本側がどういう協議していくのか。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうふうなことは、今まで以上にやりやすくなると。
官僚がしっかりと、その外交を動かすという、そういうふうなオーソドックスな姿に戻ってくると。

ひろみ/はい。

ミキオ/それは日本にとってはいいことなんですよ。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/いいこと。
そういう意味でも、期待をしていきたいというふうに思っています。

ひろみ/はい。
今週は、この大統領選もあったんですけど、その前に大阪都構想のほうでもいやいや、いろいろと騒がれておりまして。

ミキオ/大阪都構想も、非常に残念な結果でしたね。
私も地方分権というのは、物すごく大事だと思うんですよね。
この国、あまりにも東京に集中しすぎているんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/税金の体制を(?)見ても分かるように、沖縄でお仕事してもさ、税は東京の本社で納める仕組みになっていますからね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/逆にいえば、地方が吸い上げられてそれを交付金で頭を下げてもらうという、こういう構図になっているわけよ。

ひろみ/あー。

ミキオ/だから、これほんとは沖縄でもうかったんじゃないのというふうに言っても、何か交付金を下さいって国に頭下げなければいけない構図になっていると。
やっぱりちょっとおかしいよと。

ひろみ/おかしいですよね。

ミキオ/沖縄でもうかったものは、沖縄で落とせよと。
税払えよと。
そういうふうな、何か形になっていないところが駄目なんです。
それにまた、東京にあれだけの本社があって、東京にあれだけの政治の中心があるだけに、国会があるだけに、役所があるだけに、全ての人が東京を向いて上がってこなければいけない。
こういうふうな構図を、やっぱり変えていくことが僕は大事だと思うんですね。
だから、それの先頭バッターが大阪都構想だったんですよ。

ひろみ/あー、そうだったんですか。

ミキオ/大阪都構想でこれが変われば、地方分権が進むと。
こういうふうな構図に、私たちは期待していたわけですよね。
これがなぜ、こんなに負けてしまったのか。
2回も負けてしまったのかというのは、やっぱりいろいろと検証してみないといけないんですね。
これが地方分権が嫌いで、やり方がまずくてやったのか。
それとも、違う政治的な背景でそうなったのかというのは、いろいろあると思うんですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、そういう分析をしっかりやって、ただ1つだけ言えることは、地方分権の流れを止めるわけにはいかないわけさ。
だから、そういう意味でも、これからもね、大阪都構想はうまくいかなかったけども、これからね、この地方分権をどうやって進めていくかというようなことを考えていかないと。
ただ、コロナが起こってから地方分権が加速され始めているわけですよ。
さっき東京に行ってご挨拶したり、東京に行って要請したりとかっていうのが昔は、いや、この人東京まで来て本当にえらいよね、義理堅いよね、ほんとに几帳面だよねというようなことだったでしょ。

ひろみ/ええ、そうですよね。

ミキオ/今、東京に来て名刺置きに来たら、この人常識大丈夫かなと。
今はそんな時代じゃないよと。

ひろみ/うん。

ミキオ/もう今、テレワークの時代だと。
そういう意味で、ここまで東京まで来てやるというのは、ちょっと分かってないねって、こういう時代になってきたわけ、極論から言うと。
それは、地方にとってはもう大メリットなんですよね。

ひろみ/うん。

ミキオ/テレワークで仕事ができる。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうふうなことをやれるようになるということは、もう地方分権が加速していく可能性があるわけだよね。
それを加速させるような仕組みを、いや、法律をこれからどうつくるかというようなことになってくるわけね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、そこにはやっぱ通信網の整備が必要だと思うんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/5Gを早めに全国で、地方でもやる。
通信網を高品質、高速、大量化で情報が送れる。
こういうふうなことを地方からどんどん、どんどん進めていけば、情報格差がなくなれば確実にこのテレワークが進む。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/テレワークが進めば、東京から脱出していって地方にどんどん行く。
この東京の優秀な人材がどんどん地方に行くとなってくると、地方の活性化にもつながっていくわけですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/今、全日空がさ、400人ぐらい地方自治体とか企業に出したいとか言ってるでしょ。

ひろみ/ええ、職員をね、出向で。
はい。

ミキオ/そう。
あれは沖縄県なんか早く挙げたほうがいいと思うよ。
手を挙げたほうが。
観光立県として、また、サービス業をやっていてキャビンアテンダントさんとかね、それとか、旅行企画をつくるとか、これ優秀な人材いっぱいいるから。

ひろみ/いやー、ありがたいですよね。
来ていただくと。

ミキオ/そう。
それで、この全日空を活用して、どんどん、どんどん地域の食材や、地域の伝統文化を発信するということを感じてもらうためにも、全日空が困っていると言っているんだから、これを雇用を解雇せずに、この自治体でどんどん、どんどん受け入れたらおもしろいと思うよ。

ひろみ/ねえ。
新しい交流が生まれたりしますからね。

ミキオ/沖縄県もね、15人とか20人取ったほうがいいよ。
全日空も、大事なことは使える人から出すことね。

ひろみ/使える人。
いや、みんな使える人だとは思うんですけど。

ミキオ/分からんよ、それは。
使えない人出したら、もうあとがっくりしちゃうから。

ひろみ/いやいやいや、もうホスピタリティ学んでいる方々ですから、楽しみですよね。

ミキオ/使えないやつは本社に残しておいて、使えるやつをどんどん出して全日空の価値を上げる。
こういうチャンスなんですよ。
話を戻すと、全てがコロナ後はおもしろくなってくる中で、地方分権という流れが一番つながるんじゃないかと、僕は思うよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/そういうふうなものをつくりあげていくというチャンスですね。
だから、大阪都構想という目標は間違いなく、方向性はもう間違いではないというふうに思うんですね。
そういうふうなものが挫折をした背景っていうのは、ちょっとこれから検証していかなきゃいけないけど、地方分権が否定されたとは私は思いたくない。

ひろみ/うん。

ミキオ/やり方とか、発信の仕方とか、政治の歯車の中とか、そういうふうなものが私はこの2回も負けるという原因になってんじゃないかなと思うんですよね。
そこのところの冷静な、一つ一つの考え方、そこが必要だと。
それと、やっぱり、この大阪都構想に地方の全部を巻き込めなかったというところが、ちょっときついよね。

ひろみ/あー、何か大阪だけの問題って感じになりましたからね。

ミキオ/そう。
私が言っているように、大阪ははじめなんだと。
次はあなた方なんだというのを、地方のみんなが応援団になっていない。

ひろみ/あー、なるほどね。
ええ。

ミキオ/沖縄も、鹿児島も、熊本も、この地方も、島根も、鳥取も、そういう人たちが、いや、大阪がなったら俺らも変わる。
そういうところまで、地方の気持ちをつくり上げてこれなかったところも少し、これからこの検証が必要かもしれませんね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういう意味でも、しかし、方向性が間違いじゃないものは必ずまた実を結ぶときがありますよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうふうなことをしっかり認識しながら、頑張ってもらいたいなと思いますね。

ひろみ/現在、Facebook Liveを配信中ですね?

ミキオ/そうなんです。
今、Facebook Liveを。
画面も見したほうがいいんだよな。
こういうテレワークでやっていますね。

ひろみ/あー、ラジオをお聞きの皆さんも、ぜひチェックしてみてくださいね。
ここで1曲お届けいたしましょう。
湧川明で「クミアカブシ」(?)

♪ 湧川明/クミアカブシ ♪

沖縄の政治の中枢

ひろみ/ミキオポスト on Radio、お届けしております。
さて、多分ラジオお聞きの皆さんも、この話題は、きょうは出てくるかなとちょっとね、聞いていらっしゃると思うので、ミキオさんが…。

ミキオ/ひろみさん。

ひろみ/はい。

ミキオ/インスタライブやってます。

ひろみ/はい。
そのまま行きますよ?

ミキオ/どうぞ、どうぞ。
インスタライブです。

ひろみ/今、インスタライブも引き続き行っているわけですね。

ミキオ/はい。

ひろみ/でも、多分ライブをやると、皆さん何を話してくれるんだとすごい興味を持ってくださると思うので、まずはこの話題からいっていいですか?
ミキオさんの復党願いの話題です。

ミキオ/ははは、これ正面からがーんと来ましたね。

ひろみ/いや、もうみんながね、これ多分、一番聞きたがってると思うんですが。
10月30日に自民党の県連のほうに。

ミキオ/まあ、政治の枠組みが変わると、政策が変わるんですよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/政策が変わると、経済の動きがまた、変わってくるんですね。
そういうふうなものが変わってくると、何が起こるかというと、お一人お一人の生活が変わってくると。

ひろみ/はー。

ミキオ/だから、先ほど言った、トランプさんがいる場合と、バイデンさんがいる場合と、この人は減税だと言うし、この人は増税だと言うしね。
中国との関係も、感情的だけど、戦略的だと言うし、いろいろと政治の枠組みが変わると、変わってくるんですね。

ひろみ/うん。

ミキオ/今、沖縄の政治の中枢はやっぱり今、オール沖縄と。

ひろみ/はい。

ミキオ/デニーさんがいつも言ってるように、オール沖縄なんですね。
オール沖縄の今、中心的な役割は共産党なんです。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、翁長さんがイデオロギーよりアイデンティティという言葉を言っていたんですけど、しかし、今、結論的に見ると、オール沖縄って共産党が中心になってくると、物すごくイデオロギーを大事にする政党なものだから、そういうふうな方向には行ってないんじゃないかと思うんです。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それと、政策の中心が、普天間基地の辺野古移設反対ですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/これは普天間基地の辺野古移設反対であって、沖縄の基地負担軽減は、そのことで完結するわけじゃないんですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、私が頑張った馬毛島。

ひろみ/はい。

ミキオ/あれを活用することで、この沖縄における訓練が減ったら、騒音問題が大きく解決する。

ひろみ/そうですね、ええ。

ミキオ/また、伊江島なんかの降下訓練なんかも、馬毛島に行くようになると、訓練が、移転が、どんどん、どんどん前に進むと。
そういうふうな流れができるんですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけど、政策が1本化してるもんだから、その他のものが遅れはじめてるんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、大きく言って2つ話をすると、1つには、このコロナ対策が要因でも、水際作戦はやらない。

ひろみ/うーん。

ミキオ/その心配外来もやらないと。
やっぱりそれはおかしいだろうと。
ちゃんとやったほうがいいと。
それと、首里城の結論の出し方にしても、やっぱりここは沖縄の人がやるべきでしたよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だけど、国に全部任せると。
当時の安倍さんと、菅さんが、それをもう抱っこして取っちゃったと。
取っちゃったら、責任持ってやると言ったら、責任というのは、予算と、品質と、いつまでっていうのが決まりますよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だからそれ、責任もってやると言ってるにもかかわらず、沖縄に集まった50億円を国に上納するというんですよ、柱の。

ひろみ/あー、残念。

ミキオ/それはおかしいでしょって、思うわけよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/責任持つって言ったから、全部持たせよと。
柱を買うお金も全部、国がやると言ったんだからやらして、この50億円で、今困ってる首里城周辺の当蔵や、周辺の人たちのサポートすること。

ひろみ/はい。

ミキオ/それにね、御茶屋御殿(うちゃやうどぅん)といって、首里城に欠かせない、おもてなしのね、場所をつくること。
中山門をつくること。

ひろみ/うーん。

ミキオ/博物館をやること、そういうふうになったら、この首里城が消滅した、消失した中において、次の世代、次の世代は、あの消失からいろんなのが首里の町にできて、それで今帰仁城跡が復活して、中城がまた復興してって、おもしろくなったのはあのときからだなと。

ひろみ/はい。

ミキオ/あれは不幸の出来事じゃなくて、分化の再出発の日になったんではないかなと、こういうふうな論理が展開されないといけないはずなんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だけど、両方だめだったんですよ。
この、自分でやらない。
お金は国に上納する。
火事の原因は分からないで終わるってありますか?

ひろみ/うーん、ほんとですね。

ミキオ/それも政治なんですよ。
政治の枠組み。
だから、今回も沖縄振興予算なんかが、要求とかいろんなことがあるけれども、また同じようなことを要求しようとしている。

ひろみ/はい。

ミキオ/それは何でかって言ったら、新しいことをやっても、国と交渉できないんじゃないかと思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/やっぱり、そういうふうな形になって、今、この新しい中道保守の枠組みをつくったほうが政策が変わって、沖縄の人のくらしが変わるから、その枠組みをつくろうという中において、今までこの4年間、3年間ですか、この中道保守で私たちも知事選挙とか、南城市長選挙とか、いろんなのが協力していたけど、下地さん、この自民党に入って中から協力してくれというような話をいただいたんで、私もその方々の声に応えようと思って、15年ぶりに復党願いをしようというような形になったんですね。

ひろみ/なるほど、はい。

ミキオ/今、沖縄の保守というのは、参議院も2人いない。
県議会も過半数割れてる。
それに、衆議院の4つの選挙区もなかなか私も含めて簡単ではない。

ひろみ/うーん。

ミキオ/県知事選挙は2回負けてる。
中道保守の今、復帰後、一番最悪な状況だって言われる方がいるんですよね。
そういうふうなものを1回、立て直すというようなことを、考えている方々にとって、私にも何度もアプローチがあって、この自民党に復党してくれという、何度ものアプローチに、私もお話を聞いてて、ここは少し私も感情論じゃなくて、やっぱり中道保守まとまるというようなことが、必要かなというような判断に立ったということですね。

ひろみ/そういういきさつだったんですね、はい。

ミキオ/だから私が、新聞ではいろんなことを書いていますけど、私がもう嘉手納統合をいって、普天間じゃなくて嘉手納統合いって、そういうふうな方向になったんですよね。
当時の幹事長が翁長雄志さんでしたよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/まあ、だから、政府が決めた普天間基地の辺野古移設を認めないと。
嘉手納統合だという、下地ミキオは除名すべきだと言って、相当お話されていましたね、あの頃。

ひろみ/うーん。

ミキオ/麻生、今の財務大臣が政調会長のとき、このヘリコプターで県を視察したそのとき、あの広大な嘉手納に普天間入れたほうがいいんじゃないのかと言ったら、それを聞いた野中さんが怒って、沖縄振興委員長、政調会長の下ですからね。
それをやめて、それで翁長さんが麻生さんに抗議に行ってって、もう大変でしたよ。

ひろみ/へー。

ミキオ/麻生財務大臣は合理的な人だから。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それはそうだよなと、この中入れりゃあいいじゃないかと、記者会見で言ったら、もう、これがもう、大騒動になって。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それから私が離党しなければいけないような環境が、いろいろとまあ、ほかの件もあって、出来上がってきたということなんです。
まあ、あの原因が政策なもんだから、離党した原因が政策だから、私の頭の中には感情はないんですよね。
だから、今回政策を進めるというんだったら、それは1つの考え方かなというふうに思っています。

ひろみ/ええ、はい。

ミキオ/まあ、いろいろと私のことは入れないとか、復党させないとか、いろんな動きがありますが、それはもう、その人たちの考え方で、しょうがないと思いますが、私はもう、保守中道の考え方を作り上げていくというのには、多くの保守中道の政治家以外の人たちは共感を覚えてくると思うんですね。
やっぱり、政治変えなきゃいけないと思ってる人多いと思うんで。

ひろみ/はい。

ミキオ/まあ、そういう声のほうを大事にしていって、丁寧に、丁寧にですね、ご説明をして歩くというようなことをやっていこうかなというふうに思ってます。
まあ、ちょっとこの復党について、これだけ長い時間話すというのは初めてなんですけど。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/こういう私の思い、中道保守をもう一回作り上げる。
そのことが沖縄の政策を変えることになってって、この子供の貧困とか、子供の児童の虐待とか、そういうふうな沖縄が残ってる課題を解決する、大きな政治の動きになると思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/政治が変わらないと、政策は変わりませんよ。
そこのところをもう一回、中道保守の流れに変えていくというようなこと。
また、オール沖縄という方々が言ってた、普天間基地の辺野古反対というのも、結果が出ませんでしたね。
もう一回、基地問題を根本から論議していくと。
そういうふうなものになってくるんじゃないかなというふうに思っています。
まあ、たまにトランプに似てるんじゃないかと言われることも多々ありますが、少しずつ、冷静なバイデンになりつつある下地ミキオと。

ひろみ/変化があるということでね。

ミキオ/そういうこと。

ひろみ/また、ちょうど今、Instagramライブをご覧になってる方も、いろいろと聞けてすごくびっくりされたと思います。

ミキオ/ぜひ、そういう考え方で。
自分で決めた信念はしっかり通していきたいと思ってますから、よろしくお願いします。

ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
岡田奈々で「青春の坂道」

♪ 岡田奈々/青春の坂道 ♪

方向性

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、国会始まりまして、菅総理、初めての予算委員会でも頑張っていらっしゃる様子が、はい、拝見いたしました。

ミキオ/まあ、菅総理らしい淡々とした、顔色変えない、そういうふうな答弁の仕方ですね。

ひろみ/そうですね、ええ。

ミキオ/ただ、学術院の問題はちょっと厳しいところが多いね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/うん。
あの人そのものがそれをやりたかったかどうかが、逆に問われているような感じですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そんなに本人が、その6人をどうだこうだって、答弁でも言ってましたけど、6人のうちの5人は全く知らないとか言ってますんで。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/やっぱり、役所の人たちがどっか上げてきたんでしょ、誰かが。

ひろみ/ああ、はい。

ミキオ/だけど、あれだけ結論を出さなきゃいけない立場にいる人だから、その問題がこんなに大きくなると思わずにやっちゃったところが、こんな大きくなっちゃったというようなことではないかなというふうに思いますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/やっぱり学術院というのは、国の科学の方向性とかね、考え方を持っていくところが仕事なんですよね。
だから、その自主的にやらすというのは、もうずっと、これまでの内閣がやってきたことなんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だからここが、年間10億円の予算ということなんですけど、普通だったら、いろんな研究開発やるんだったら、10億円じゃ済まないだろうと思いますよね。

ひろみ/そうですよね、10億円、うーん、安いですよね。

ミキオ/方向性なんですよ、方向性。

ひろみ/うーん。

ミキオ/しかし、あれだけの学者を、1時間も2時間も3時間もとめて会議するということは、それは時給払わなきゃいけないわけですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうのからすると、あの数で、10億円程度の維持管理というのは、維持費というのは、そんなに大きな予算ではないと思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/私は、この方向性というところが物すごく大事で。

ひろみ/方向性、はい。

ミキオ/うん。
そういうふうな、その方々の、その専門的知識を持ってる方々の方向性を、国の方向性を自分で決めていくっていうところに、自主的に決めていくという方向に、物すごく大事なところがあったと思うんですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/これは、昔のね、うちの国って戦争してきたじゃないですか。

ひろみ/はい。

ミキオ/戦争がもうなくなった国になったと。
それが第一次世界大戦から、第二次世界大戦下でやってるときに、いろんな軍事産業というのが生まれないと、戦争ってできないわけですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/国の考え方で学者を動かしてきたんですよね。
こういうふうなことの研究開発をしてくれと。
潜水艦であったり、空母であったり、いろんな形のことであったり、爆弾であったり、いろんな事々について、やってきたわけですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/国が決めると、国の政策の方向どおり行こうとするところに、非常に、その国の方向性が万が一、昔みたいに戦争というなら、それに関わるものしかできなくなってくる可能性があったわけ、研究が。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だから、自主的にやらすというのは、そこにあるわけよね。
そこが今までの、私たちの歴史の中で自主的という言葉を学者を専門的な知識のある人たちに自主性を任せるというのは、そこに意義があったわけだよね。

ひろみ/なるほどね、はい。

ミキオ/言ってる意味分かります?

ひろみ/はい。

ミキオ/国の方向にだけ考えてる方向にだけ、学者が研究をやるというのは、歴史上あまりよくなかった経験があるということなんですよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、そういうふうなことなんかを踏まえて、今回のような話になってるんだけど。

ひろみ/はい。

ミキオ/まあ、私からすると、さわらなくてもいい話だなと。
予算規模も10億円程度で、このものが何か大きく変えるわけでもなくて。

ひろみ/うーん。

ミキオ/菅総理がやりたいことの政治の足を引っ張ってるわけでもないから、それはそれでもう、どうぞおやりくださいと言ってやってれば、今回の予算委員会でも質問の3分の1以上がこの問題で縛られて。

ひろみ/うーん。

ミキオ/何か国が損してるような感じだよね。

ひろみ/確かにそうですよね。

ミキオ/新しい総理大臣ができて、携帯電話の料金を安くすると言って、デジタル化やろうと言って、不妊治療で頑張ろうとか言ってね、地銀の再編をやろうって、非常にやりたいこと、おもしろいことがいっぱいあるのに、初めての予算委員会がこんなことでずーっと引っ張られてると。

ひろみ/確かに。

ミキオ/夢がないよ、夢が。

ひろみ/うーん。

ミキオ/そういうことを質問してる野党が悪いと言ったら、それまでだけど、そういう原因つくらなくてもよかったんじゃないかと。
やりたいことやっときゃいいんだよと。

ひろみ/ええ。

ミキオ/細かいことに触りすぎるなと、そういうふうな方もいますよね。
まあ、そういう意味でも、僕はこの予算委員会で本筋の話を、ぜひやってもらいたいなと思いますね。

ひろみ/ぜひ、そうですね、はい。
国民もそう思っているかと思います。
さあ、そして、いろいろ話題はたくさんあるんですけれども、ちょっとね、沖縄県の功労者も表彰式を受けたという話題なども出てきております。

ミキオ/まあ、ほんとに、式典にも私は参加しましたけど、沖縄県のために頑張った方々、みんないい顔なされていらっしゃいますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/うん。
もう、ずっと参加してて、そのお一人お一人の功績というのは、読ましていただいて、いつも感激しますけどね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/こういう方々が頑張って沖縄ってよくなってきたんだなって思いますよ。

ひろみ/ねえ。

ミキオ/これからもそのことを大事にしながら、私たちも先輩の功績を十二分に、もう大事にしながら。
また、私たちも積み上げていくということをやっていきたいと思ってますね。

ひろみ/ほんとそうですね。
もう功労賞を受けた皆様、ほんとにおめでとうございます。
晴れ晴れしい気持ちでね、受賞されたと思います。
そして…。

ミキオ/まあ、ぜひ、うん。
その、この歴史に積み上げて今があるということを、私たちが忘れないことよね。

ひろみ/うん、そうですね、はい。

ミキオ/うん。
功労賞の方々の式典行くと、いつもそのことを考える。
そのことをいつでもイメージしながら、頑張っていきましょう。

ひろみ/さて、話題は、またがらっと変わるんですけど、先日、おもしろいニュースをちょっと拝見しまして。
オランダのニュースなんですけど、ミキオさん、このニュース、知ってますかね?
脱線した列車をクジラの彫刻が救うという、何やら不思議なニュースだったんですが。

ミキオ/すごい話ですね、これ。

ひろみ/こんな偶然あるんですかというね。

ミキオ/これ、沖縄の保守中道をクジラが救うという感じ。

ひろみ/ああ、クジラというクジラは、オレンジクジラもありますからね。

ミキオ/ははは。
そういう感じでしょうね。

ひろみ/はい。

ミキオ/しかし、この記事すごいですよね。

ひろみ/ねえ、びっくりしましたね。
奇跡というのはこういうことを言うんでしょうね。

ミキオ/ラジオをお聞きの皆さんね、これはFacebookでもTwitterでもInstagramでも、これだけは3つ流しておきたいと思いますから。

ひろみ/ええ。

ミキオ/ぜひ、見ていただきたいと思いますね。

ひろみ/はい。
まあ、巨大彫刻は奇跡的にこの落下してくる脱線列車を、なんと手で押さえたというね、オランダの話題なんですけど。
これでちょっと、ほっこりするというか、いやいや、びっくりという感じになったと思います。

ミキオ/これ写真見たら、ほんとにすごくない?

ひろみ/あははは。
手で支えてますからね、まっすぐと。

ミキオ/そうそう、そうそう。

ひろみ/これ、琉球新報さん?
ごめんなさい、しっぽで支えているということで。

ミキオ/あー、ひろみさん。

ひろみ/はい。

ミキオ/クジラの手は短いですよ。

ひろみ/え?

ミキオ/クジラの手は短い。

ひろみ/短い?

ミキオ/しっぽで支えないとできませんよって。

ひろみ/ははは。
これは…。

ミキオ/さっきから手だ、手だ、手だと言ってるけど。

ひろみ/失礼いたしました。

ミキオ/クジラにはそんなに長い手はありませんよって。

ひろみ/クジラには小っちゃい手しかなかったですからね。
大っきいしっぽで支えておりました。

ミキオ/うん。
ほんとに笑っちゃうね、ほんとね。
先ほど、細かく保守合同の思いを伝えさせていただきましたけどね。
まあ、政治ってそのタイミング、タイミングで、決断をしていかなければいけないですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/私が自民党をやめたときも、嘉手納統合というタイミングだったんですね。
だから、あのとき自民党に残るか、嘉手納統合を選ぶかって決断したときに、私はこれは沖縄の基地問題考えたら、嘉手納統合のほうが過重な負担は済むと、解決していくと思って、自民党にこれを私が撤回して残ることは、沖縄県民のためにならないと思って、自民党をやめたんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/今度、国民新党に入るときにも、亀井静香さんに、お前無所属でいるというよりはね、与党の中に入って、やってみんかと言って、あの独特な言葉で誘われたんですよ。

ひろみ/ええ、ええ。

ミキオ/沖縄のためにと思って、入ってこいとか言って、言われたんですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/いっぱいやりましたけどね、那覇空港の2本目の滑走路も。
野田内閣で決着つけてスタートさせる。

ひろみ/はい。

ミキオ/今つくってる琉球大学病院も、私が振興法の中に琉球大学って入れたもんだから。

ひろみ/ええ。

ミキオ/今度の琉球大学病院の移転は、沖縄振興法でやってるわけですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/あれ、僕が国民新党の与党にいなけりゃ、今のようなこと、できませんよ。

ひろみ/その当時のお仕事だったんですね。

ミキオ/あれが今、芽を出しているということなんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/橋本さんから誘われて、地方分権やろうと。
沖縄が地方分権で一番おもしろいと言って、維新に入ったわけです。
維新の中で政調会長をして、この120本法律をつくったんですよ。

ひろみ/120本はすごい…。

ミキオ/議員立法。

ひろみ/議員立法、すごいですね。

ミキオ/これはもう、僕が政調会長のときに、こういうふうなその法律をつくることで、この政党が政権取ったら何をやるんだと分かるような野党にならなきゃいけないと言って。

ひろみ/ええ。

ミキオ/地方分権だけではなくて、いろんなことに規制緩和をつくっていく政党なんだといって、120本をつくったんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/そうしたら、その次の参議院選挙で、去年の参議院選挙で、維新は圧勝したんですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それは圧勝したきっかけは、この法律にあるんですよ。
維新という政党がおもしろいと。
あの120本もつくってるのを、どんどん発信していったら、やっぱりこの政党がおもしろくなったら、これは変わるねと思って、維新は圧勝したんですよ。
今回残念だけどね、私が全く関係してないIRの問題で、この除名だというような話になったけども、これ裁判、もう終わりました。
その中で、IRに対して便宜を図ってないということもはっきりしたし。

ひろみ/はい。

ミキオ/私が何か、これに関して、動いたということもなかったということもはっきりしたんですよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/大阪都構想が終わるまでは、私はそのことについて、あんまり触れるつもりはなかったんですけど、やっぱりこういうふうに全く、このIRに絡んでいない私が、除名という処分はどうかなって。

ひろみ/うん。

ミキオ/初めから思ってますよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/説明責任もずっと2時間にわたって、私は生中継でこの記者会見もしてるんで。

ひろみ/そうですね、ええ。

ミキオ/説明責任も果たし、そして自分が間違った、そのお金を、選挙のときに資金をもらったことを収支報告書に載せなかったということについては、明確に認めて反省をして、それは法に則って手続をして、終わったと。
しかし、それが、IRの便宜だとか、IRのこの企業の、その何か便宜を図るようなことがなかったということは、もう裁判ではっきりしたわけです。

ひろみ/ええ。

ミキオ/まあ、しかし、大阪都構想が終わるまでは、それでやるとまた傷つけてはいけないから。

ひろみ/うん。

ミキオ/ずーっと黙ってました。

ひろみ/そうなんですか、ええ。

ミキオ/しかし、これが終わったんでね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/ちょっと、この問題も、もう一回検証してもらいたいなと。
私が本当に、除名にあたいするのかどうなのかということをですね。
やっぱり、そういうふうなものも、今、気持ちの中にあります。

ひろみ/はい。

ミキオ/今度の、この自民党の復党に関しても、この問題に関して非はないという自信があるから、私は言えるんです。
それと同時に、今、沖縄の政治を変えていかなければいけないというようなところが、私の思いの中であって。

ひろみ/はい。

ミキオ/そのタイミングごとに結果を出していく。

ひろみ/うん。

ミキオ/成果を出していく、それは自信持っているんですね。
だからよく、ミキオさん、政党何回も変えますねということを言われる方いますけど、政党は変わらなくて、何も政治の結果を出さない人がいいのか、そのときどきの政党にきちっと存在感を示して、沖縄県民のために結果を出すというのがいいのか、日本の政治のために結果出すっていいのかといったら、今私は後者を選んでるだけなんです。

ひろみ/ええ。

ミキオ/私の政治の歩みの中で変わることについて、卑下することは1つもないんです。
1つの政党にずっといるということが政治家の役割じゃなくて、結果を出していく。

ひろみ/はい。

ミキオ/その、ある意味、その母体が変わることは問題はない。
しかも、その変わる母体が、保守中道であることは、根本は、分母は何一つ変わらないから。

ひろみ/うーん。

ミキオ/問題ないというのが、私の考えなんですよね。
だから、堂々と、謙虚に、そういうふうな主張をですね、やっていって、沖縄県民のために新しい政治の枠組みをつくると、これをやってみたいなというふうに思ってます。

ひろみ/今週はいろんな思いを聞くことができて、多分、ラジオをお聞きの皆さんも、すごく熱い思いになったと思います。
しかし、ミキオさん、ほんとに毎週のようにいろんなことがあって、話題が盛りだくさんのラジオ番組ですね。

ミキオ/ありがとうございます。

ひろみ/はい。
また来週も楽しみにしていてください。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そしてメインパーソナリティは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!
>ミキオの声が毎週届く!メールマガジン

ミキオの声が毎週届く!メールマガジン

ミキオの声が毎週届く「下地ミキオのメールビジョン」にぜひご登録ください。