那覇空港第2滑走路開業、おめでとうございます。
民主党・国民新党の連立政権時代、野田内閣の最後の概算要求の目玉が、新空港予算でした。
当時の那覇商工会議所の会頭であり、那覇空港拡張整備促進連盟の国場幸一会長と、野田総理と会っていただき、予算がつくことになりました。
この時の概算要求での那覇空港第2滑走路の予算がつかなければ、今日の第2滑走路開業はなかったでしょう。
国民新党時代、幹事長であった私は、本当に全身全霊で、この予算づけの実現にむけて、チャレンジ致しました。
日々邁進するなかにおいて、私は、亀井先生に対して政治家としてあるまじき“不義理”を犯しました。
この予算が通過すると同時に、自分が政治家としてやってはならない行動をとったことを振り返ると、改めて反省の思いが深くなります。
しかし、第2滑走路の実現は、沖縄2000万人観光時代の夜明けを告げる福音です。
国場幸太郎先生をはじめ、何十年にもわたって国に要求してきた予算を、概算要求でつけられたこと、そして、多くの先人達の汗と努力の結晶である第2滑走路が、いま現実に開業したこと。
政治は紆余曲折、さまざまなことがありますが、こうして一つ一つ結果として実を結ぶと、政治家で良かったなという思いになります。
そして何より、沖縄の経済界の皆さんが一生懸命力を注がれたことの結果が今日現れた事は、本当に感無量であり、嬉しいことです。
これこそが、本当の意味での「オール沖縄」なのだと、私はいま、熱い思いで胸がいっぱいです。