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[毎週日曜 朝10時〜]
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[毎週日曜 夕方6時〜]
FM那覇:78.0Mhz
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オープニング
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ番組のスタートです。
皆さん、こんばんは、本村ひろみです。
そして、メインパーソナリティは。
ミキオ/下地ミキオでございます。
よろしくお願い申し上げます。
ひろみ/はい。
もう2019年始まって2回目の放送なんですけれども
この時間、あっという間に過ぎたような感じがいたしませんか?
ミキオ/いや、ゆったりと時間は過ぎていますね。
ひろみ/ひっかかりませんでしたね。
先週おっしゃっていたことしのモードがゆったりと。
ミキオ/あわてない。
ひろみ/あわてない。
ミキオ/ゆったり。
ひろみ/すばらしい。
まだ、ずっとキープゴーイング。
ミキオ/忍耐強く、ゆったりですね。
ひろみ/言葉が「新(しん)」という文字だということでね。
先週聞いた方は御存じだと思うんですが、ことしのミキオさんはさらに新、新しいという。
ミキオ/ゆったり。
ひろみ/この流れでお届けしていきたいと思います。
話題は盛りだくさんです。
きょうも1時間おつきあいください。
それでは1曲、オープニングの曲をお届けしましょう。
すばらしい名曲です。
松任谷由実で「春よ来い」
♪ 松任谷由実/春よ来い ♪
今、世界が揺らぐとき
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、番組をお届けしております。
さあ、今週のミキオさんのコーナーとまいりましょう。
話題が盛りだくさん。
新春は何だかいろんな動きがありましたが、まずは、北朝鮮の金正恩が電撃訪中
この話題からまいりたいと思います。
ミキオ/何でこの話題からいくのかわかりませんが。
ひろみ/なぜでしょう。
ミキオ/それは、世界が揺るいだからですよ。
ひろみ/あー。
ミキオ/これはすごいことですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/これは間違いなく、米朝首脳会談をやる。
そのことにつながりますね。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/15日に岩屋防衛大臣がアメリカを訪問して。
ひろみ/はい。
ミキオ/国防関係者との会談をするというのが、もう決まってますよ。
そういうふうな意味において、この韓国と日本が今、照射の問題で今もめてますと。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/中国と北朝鮮が今回、話し合いをしましたと。
ひろみ/はい。
ミキオ/そしてその次は、米朝が話し合いをします。
ひろみ/ええ。
ミキオ/2月には、安倍総理がロシアに行って日露が話し合われますと。
もう複雑になってるんですよね。
ひろみ/今周りがすごいことになっていますね。
ミキオ/そうそう、もう一回言いますよ。
韓国と日本は仲が悪い。
中国と北朝鮮はぴったりいってる。
米朝も必ず成果を出すようにやる。
ロシアと日本は、話し合いするけど、これがそう簡単じゃないということになってくると
日本が解決したい2つの課題ね。
北方四島の返還問題と、朝鮮半島の問題、ミサイル、核、拉致。
この分野が今大きな2つの課題になってるけど、日本は両方ともうまくいってないわけですよ。
ひろみ/うーん。
ミキオ/しかし、うまくいかせる能力があるのは誰なのかといったら、やっぱり米朝なんですよね。
ひろみ/米朝なんですね。
ミキオ/米朝が解決すると、歯車が回り始めますね。
だから、この話題をこのラジオの一番目にするのは大きなこと、1点ですね。
2点目に何かと言えば、この北朝鮮問題が解決してごらん。
間違いなく、日本の安全保障は変わりますよ。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/そして、日本の安全保障が変わろうとすると何が変わるといったら。
ひろみ/沖縄の。
ミキオ/沖縄が変わる。
ひろみ/大きいですね、これ。
ミキオ/構図がそうなるんですよ。
私が見てる感じではね、世の中の人が変な人だと言ってるトランプさんという人が
いるじゃないですか、大統領。
ひろみ/ええ、いますね。
ミキオ/しかし、変わったことができる人なんですよね。
今までのアメリカの大統領が、北朝鮮の代表とこんなに命がけで
話し合いしてる人はいないですよね。
ひろみ/確かにそうですね。
ミキオ/誰かにやらせてる人いっぱいいた。
だけど、これが成功するか、成功しないか、確率はどれぐらいなのかわからない段階で
自分が乗り込んでいって会って、今度2回目会おうとしてるわけでしょ。
ひろみ/直接に。
ミキオ/というようなことができるというのは、これトランプさんしかいないですよね。
ひろみ/確かにそうですね。
ミキオ/もう一つ、考えてみましょう。
私は、トランプさんはイラクからの撤退とか、中東からの撤退とかいろんなこと言ってますよ。
彼が一番言ってるのは、フィフティ・フィフティだよと。
うちがだけ投資をして、うちがだけ世界の警察官になって、儲けはあんた方だけってのはもう嫌だよと言ってるわけですよ。
ひろみ/うーん、はい。
ミキオ/だけど私に言わせれば、日本をキーステーションとして沖縄に基地を置きながら
アジア全体の安全保障を見るということでアジアが安定すれば、その恩恵はアメリカの
企業が受けてるわけですよね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/そうですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/受けてるわけですよ。
ユニバーサルスタジオにあんだけお客さんが来る、ディズニーランドにお客さんが来る。
ロイヤリティってどれだけ取られて、アメリカ本国にいってるんでしょうかね。
ひろみ/相当なもんでしょうね。
ロイヤリティって。
ミキオ/日本のコカ・コーラが売る。
どれだけロイヤリティ取られてるんでしょうね。
コカ・コーラに、アメリカコカ・コーラに。
ひろみ/はい。
ミキオ/マクドナルドが売っている、どれだけ取られてるんでしょうねというようなことをすると、アジア全体が安定して消費家になると(?)、スタートがアメリカの企業ばっかりだから。
ひろみ/確かに。
ミキオ/それは、どんどん、どんどん、アメリカにとってはプラス要因になるわけよ。
Amazonなんかでもそうですよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/iPhoneなんかにしてもそうですよね。
ひろみ/そうですね、Apple、スターバックス。
ミキオ/そう。
ひろみ/大きい企業。
ミキオ/というようなことになってくるわけだけど、私からすると
トランプさんあんた間違いだよと言いたいよ。
ひろみ/うん。
ミキオ/おかしいんじゃないですかと言いたいけれども、彼はもう直接のこの
デリバリーしか見ないわけですよ。
だから、今、三沢基地それと横田、それと岩国、そして佐世保、沖縄、厚木。
こういうのに置いてて、そこに航空母艦がいて、駆逐艦がいて、潜水艦がいてって
日本周辺で投資をしてるアメリカの武器弾薬、演習費用、これの総資産が日本の自衛隊が
持ってる総資産より大きいわけですよね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/航空母艦をつくるだけでも1兆円以上のお金がかかるわけですから
そういう全部の総資産、F35で140億円ぐらいしますから、そういうののアメリカが
日本国内に置いてる全ての総資産と、自衛隊が持ってる全ての総資産って
どっちが大きいかっていったらアメリカのほうが大きいんですよ。
ひろみ/断然多そうですね。
ミキオ/だから、向こうのトランプさん言わせる、おかしいんじゃないかって。
おかしいんじゃないかと。
あんたの資産がふえて、うちが応援すべきなのに、何でうちが多いんだというんで減らしていくんですよ。
トランプさんは、朝鮮半島が解決してきたら、これ日本に投資してるこの投資金額を減らして資産を減らしていくんです、安全保障の。
そして、次何やるかと言ったら、自衛隊の資産をふやそうとするわけ。
ということで、今回の予算でF35、100機買うことになりました。
これが1兆4000億ぐらいしますと。
いずもを改修することになりましたとか、もうさまざまな無人機を買う
何を買うといって日本の資産をふやす。
日本の資産をふやすと、どっから買うの?
ひろみ/アメリカから買うんですよね。
ミキオ/そうなんです。
こうやって日本の資産をふやしていって、アメリカの資産を減らしていくと
維持費が減っていきますね。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういうふうな関係になってくるから、確実に米軍基地の負担軽減は
トランプの流れなんですよ。
そのかわりここで大事なのは。
しかし、安全保障のバランスを壊してはいけないから、中国が強いから、壊してはいけないから日本の自衛隊とアメリカの軍隊との連携プレーを強化したい。
ひろみ/人的強化みたいな感じですね。
ミキオ/人的強化したいし、その互換関係をつくって日本のパイロットが
アメリカの飛行機にも乗れる、飛行機が乗れるとか、そういうふうにお互いで
上陸作戦を一緒にやるとかと、アメリカの資産は減ったけれども、減る前の資産よりも安全保障上のバランスは保たれるという。
ひろみ/なるほど。
バランスは崩さずに、数字が動くという。
ミキオ/減らしていくと。
そのかわり、日本の資産がふえるということをやると。
それで、火曜、水曜日に馬毛島が正式決定しましたよ。
馬毛島、前進
ひろみ/馬毛島、そうなんですか。
ミキオ/はい。
もう新聞に載ってますが、テレビがもう盛んに報じましたけど。
もうこれは、このアメリカの資産を減らして日本の資産をふやす戦略の中の一端に
共同で訓練する場所、誰も迷惑かけなくて訓練を自由にできる場所はどこなのかと。
これがないと、日本も資産をふやしても、アメリカは資産を減らしても、練度を保たなきゃいけないから保てないんじゃないかと言って、ずーっとアメリカが馬毛島、決着つけろと言ってきた。
今度、決着ついた。
ひろみ/うわー、すごい大きな一歩ですね。
ミキオ/誰が頑張ったんでしょうかね。
ひろみ/いやこれ、もうミキオさん、何年ぐらいこの話をされてましたかね。
2年、3年ですよね、ほんとに。
すごいです。
ミキオ/これが私の、これ、ずっと提案してきた馬毛島をやっと決着ついたわけよ。
拍手お願いします。
ひろみ/いやこれ、みんなで喜んでますよ。
ミキオ/自分でも言うけど3年間です。
ひろみ/3年ですか、すごい。
ミキオ/私は、ものが読み過ぎるのが宇宙人と言われるから、嘉手納統合と言っても
今ごろ嘉手納統合いいですよね、ミキオさんという人が多いんですよね。
それは、15年前に俺が言ったことだろうと。
ひろみ/常に、そうなんですよ。
ミキオさん、先読んでるんですね。
ミキオ/辺野古をつくるよりそのほうがいいと言ったときに、反対した人がいっぱいいたんだから。
辺野古がいいと言った人がいっぱいいたんだから。
そういう人たちが、今辺野古反対と言ってるんですから、何言ってるんだと
言いたいところだけど、もう怒ってもしょうがない。
ただ、私は馬毛島をしっかりと決めるということ、この3年間やってきた。
これは沖縄の基地の負担軽減をするためには、どうしてもこれが必要だと。
これをやることで伊江島の訓練であったり、高江のヘリパッドの訓練であったり
北部の訓練であったり、嘉手納飛行場のタッチアンドゴーの訓練だったり
普天間のタッチアンドゴーの訓練であったり、全てが馬毛島で練習いけるようになりますね。
となると、沖縄の負担軽減、がーっと下がりますよ。
下がる。
そうなってくると、いろんな問いかけがまた来るね、化学反応が。
ひろみ/どんなのが出てくるんでしょう。
ミキオ/やっぱり、普天間もこんだけ下がってくるから、どうかな、普天間危険と言うかな。
今普天間8000回ぐらいしか飛んでませんよ。
ひろみ/8000回ですか。
ミキオ/はい。
那覇空港が16万回。
ひろみ/うわ、桁が違うんですね。
ミキオ/そう、嘉手納飛行場が5万回ぐらいですから。
8000回が世界一危険だとか言ってるわけだから、これ馬毛島で訓練し始めたらもう
2000~3000回ですね。
ひろみ/大分減るんですね。
ミキオ/どうするかと。
3000回ぐらいしかない飛行場を世界一危険だと言って、これを移さんといかんというのを
また悩む人が出てくるよね。
そういうふうな化学反応が、これからいっぱい、馬毛島が動き始めたら出てくるんですよ。
そういう動きがですね、今もう始まってるわけですね。
ひろみ/いやー、2019年もう最初っからいろんな動きっていうか
大きなダイナミックな動きになりましたね。
ミキオ/そうです。
まあ、これ非常にこの私としてはうれしい成果ですね。
ひろみ/かなり尽力されてますから。
ミキオ/私の前に、馬毛島私がやりましたという人がいたら見てみたいね。
ひろみ/いやもう、でもミキオさんがこんな動いたのは、新聞紙上でも
皆さん御存じですので、これはほんとにもろ手を挙げて。
ミキオ/そうですね。
ひろみ/よかったなと。
ミキオ/まあ、自慢をしてるみたいに聞こえるかもしれませんけどね、ラジオの皆さんに。
こうやって政策を決めるというの、ほんとに難しいんです。
時間かかるんです。
辺野古つくるの反対というのは、哲学はわかるけど、それだけで済まないものがあるんですよ。
そこを私はいつも言ってるんですね。
だから、そういう意味でもこの馬毛島が決まったということで、化学反応が動いてくるというようなことでありますから、ぜひ皆さん、新しい沖縄の動きが出てくることに期待をしていただきたいと
思います。
ひろみ/桑江知子で「私のハートはストップモーション」
♪ 桑江知子/私のハートはストップモーション ♪
県民投票について
ひろみ/ミキオポスト OnRadio。
新春からね、馬毛島の話題が出たりと盛り上がっておりますが
ここで沖縄県内の話題伺っていきたいと思います。
ミキオ/まあ、県民投票だよね。
ひろみ/はい、そうですね、来月。
ミキオ/なんで、反対するんかね。
ひろみ/うん、ほんとですね。
ミキオ/おかしくない?
ひろみ/もう決まったことですからね。
やってほしいですけどね。
ミキオ/県民投票って、今やるの間違いなんですよ。
間違い。
私が4年前に言ったように、知事が選ばれたらすぐワンイシューで県民投票やって
辺野古賛成ですか、反対ですか、沖縄県民、新しい知事のもとで決めてくださいとやったら
有効投票数の8割が反対って書いたと思うんだよね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/翁長さんが6割とったかな。
そういうふうになったら、政府もアメリカも変わってたんですよ。
しかし翁長さんは、そのことをやらずして裁判にやったんですね。
裁判に訴えたら、裁判で最高裁までいって負けたんです。
何で、最高裁までいって負けたことを県民投票に問いかけるの。
おかしいでしょうというのが1点あるよね。
そこが私にとっては、一番この県民投票の意味のなさというか、それを感じるとこなんです。
タイミングがずれてませんかというようなことでありますね。
ただですよ、それは私の考えですよね。
私、下地ミキオが言ってることで、私は正しいと思ってる。
だけど、今やりたいという人もいるね。
じゃあ、私みたいに間違ってるという人とやりたいという人が
どこでじゃあ決着を政治はつけるんですかといったら、県民投票だから。
県議会でしか決着つかないんです。
下地ミキオなんかみたいなやるべきじゃないというような思ってる人たちは
それはこれはちょっと違うよねというかもしんないけど、やるべきだという人が勝っちゃったんですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/それはもう勝っちゃったら、この人たちが県議会という県の最高機関で
決まったことはやらざるを得ないよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/これ、県民投票だよね。
ひろみ/県が決めたことですからね。
県民投票は。
ミキオ/なんで市議会が反対するの、県民投票。
ひろみ/うーん。
ミキオ/市議会は県民投票はやりたくないという意見書を出すのはいいけど、決まった予算が下りてきたらそれ否決してるわけよね。
これ、県民投票でしょ。
この首長の皆さんが話をしてて、市議会の議決が大事ですとかって言うんだよね。
ひろみ/そういう文言出てますよね。
ミキオ/これ県民投票だよ。
これは県議会が決めることよ。
市で、市の市民投票するとか住民投票するんだったら、あなたの議会が一番重い。
重いでしょ。
市議会でやるんだったら。
市の市民投票を、県議会で反対採決する?
ひろみ/それはないですよね。
ミキオ/那覇市が市民投票したいと言ったら、県議会が採決してこの市民投票は
やるべきじゃないとかってやりますかといったら、そんなことしませんよね。
これは、県民投票だから県議会が決めたことを粛々とやってもらう。
当たり前のこと、市民投票じゃないんだから。
それを何か、私たちの市の議会の重く受けとめなきゃいけないって
そんなばかな話があるかっていうわけよ。
ひろみ/うーん。
ミキオ/そんなこと言う人は、県議会重く受けとめろといいたいよね。
ひろみ/上の判断ですからね、県の判断ですから。
ミキオ/そこがわかってない。
わかってない。
こういうふうなことは、国民投票というのまた出てくるわけよ。
安倍さんはいつも言うよ、総理はね、国民投票は最後は憲法は国民が決めるんですと言うわけよね。
じゃあ国民投票やるときに、沖縄県議会が国民投票、憲法改正の反対の人たちがやりませんって
言う?
ひろみ/言えませんよね。
ミキオ/言っちゃいけませんよ。
国家の憲法を決める国会が決めて、発議して決まったものに対して
憲法改正の反対の人が沖縄県議会多いよね。
共産党とか社民党だとか、護憲だから。
その人たちが憲法改正の国民投票反対って採決して、国民投票の予算が各県に下りてくるんですよ。
投票所を開いてくださいと。
それをまた予算を認めないと言ってやる?
ひろみ/それはないですよね、できないですもん。
そういうふうに考えるとおかしいですよね、各市町村でやらないっていうのは。
ミキオ/自分のところの親分は、国民投票やると言っててこういう話になってるんだから
県民投票だって、県民投票で県民が決まったらちゃんとやるっていうのが
これ当たり前ですよね。
ひろみ/うん。
ミキオ/当たり前。
ひろみ/こんなにばらついてて、大丈夫なんでしょうかね。
ミキオ/いや、よくないんじゃないの。
だけど、今回の投票って難しいんですよね。
まず、投票に行かない人。
ひろみ/はい。
ミキオ/投票に行って賛成と書く人。
ひろみ/うんうん。
ミキオ/投票に行って、この投票はだめだといって書く人。
ひろみ/はい。
ミキオ/白紙の人ね、白紙の人。
白紙の人、辺野古賛成と書く人そして投票に行かない人。
この前の知事選挙が64%の投票率でしたから、37%の人はこの知事選挙の投票に行ってないわけ。
ひろみ/残りの方ですね。
ミキオ/この人たちは、37%はどういう捉え方するかといったら、この佐喜眞さんやデニーさん、この2人ではだめだと、この2人を選ぶ気にもならないという人が37%いたかもしれない。
用事で行かなかった人がいたかもしれない。
しかし、この人たちは2人にジャッジしてないわけさ。
37%の人は。
ということは、この投票率が50%しかなかったら、50%の人は辺野古賛成か反対にジャッジしてないわけよ。
その次は、辺野古はもう俺には関係ないから白紙投票だという人がいるわけよ。
私は辺野古賛成だという人がいるわけよ。
という人たちと、絶対に私は辺野古反対なんだという人たちの数がどうなるのかというのがポイントなんですよね。
辺野古反対の人が有効投票数の、辺野古反対の人が辺野古賛成の人に勝ったじゃないんですよね。
ここ難しいんですよ。
ひろみ/難しいですね。
ミキオ/もし、それでやって50%切りました。
今115万人ぐらいですよ、有効投票者が。
50%としましょう。
そうすると、60万人ですね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/60万人のうちの、このうちのどれだけの数が賛成と反対に分かれるかというとおりになると、この前は39万対31万だから。
ひろみ/ええ、県知事選のときには。
ミキオ/そう。
そうすると、32万対28万とか、そういうふうな数字になってくるかもしれませんね。
しかし白票が出てくるから。
ひろみ/そうですね、白票が出てくるとまた。
ミキオ/そうすると、30万ぐらいとったとしたら、あとの85万人は投票に行かない
賛成、白票なんですよね。
ひろみ/大きいですね。
ミキオ/だってそうなるんだもん。
ひろみ/そういう数字になっちゃうんですね。
ミキオ/そういう数字になっちゃうんです。
ほんとに辺野古反対という人が、25万とか30万、あと沖縄県民にほんとに反対と言わなかった
意思をしなかった賛成した人が85万人ぐらいって。
ひろみ/うーん。
ミキオ/こういう数字になりかねないところがあるんですよね。
これはこの県民投票やるデニーさんにとっても、すんごいリスクがあると思うよ、俺。
ひろみ/そうですね。
このままの今のばらついた投票と、今の投票内容聞いていくと
県民投票今ここでやるというのもすごく大変ですね。
ミキオ/でしょ。
だから、私に言わせるとこの県民投票やりたいという人たちも
相当のリスクを抱えてやられているわけですよ。
そういうことを踏まえたら、ここは県民投票やったら辺野古反対がふえるんだからと思って
反対してる人たちもいるかもしれないけど、そうじゃなくて堂々とやらせと。
意味のない県民投票だと思ってる人がいるんだったら、意味のないのは意味のないと県民が判断するから、その投票権は邪魔するなと言ってるわけよね。
ひろみ/全員に参政権という、まあ投票権を与えなきゃいけないわけですよね。
ミキオ/与えなきゃいけない。
そこが私は大きなポイントだろうと思いますよ。
ひろみ/ここで1曲お届けしたいと思います。
槇原敬之で「もう恋なんてしない」
♪ 槇原敬之/もう恋なんてしない ♪
裏千家の初釜の音へ
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
まあいろんな話題がありましたが、ことしのまたミキオさん、初釜に出られたということで
ちょっと心を穏やかな時間を過ごされたということです。
京都のほうに。
ミキオ/はるすこやかなるって。
ひろみ/どこからおりてきたんですか。
これは、裏千家の初釜の音ですか。
ミキオ/裏千家で必ず舞があるわけですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/まあしかし、私が尊敬する大宗匠(だいそうしょう)のお話を聞いたり、家元のお話を聞いたりするとやっぱ、京都の歴史の重みというのを改めて感じますね。
ひろみ/いいですねえ。
ミキオ/それで、この何というかね、重いんですよ、歴史が。
だけど、この大宗匠とかね家元がね、足崩してください、きついでしょうって。
無理して座らなくて結構ですとか、このお茶濃いから飲めなかったらどうぞ置いてくださいと、この何というかね、これ何というかこの気配りね。
ひろみ/気配り。
飲めたんですか、この濃茶は。
ミキオ/おいしいんですよ、これ。
ひろみ/いただけたんですね。
ミキオ/だけど、もう私の横に正客といって一番最初の人、私が次席なんですよね。
恥ずかしながら。
この正客のお坊さんがまた、この家元とのやりとりがもうほんとにおもしろいですね。
最後は正客がみんなが礼しているところで、家元、裏千家がますます発展しますように。
このようなお茶が飲めて、このまた仏教の言葉を使いながら、重々しく話すんですよね
お礼の言葉を。
それにまた、家元がまたかわすんですね。
もう背筋がぞーっとしますね。
ひろみ/次席の下地ミキオさんはどのような口上を述べられたんでしょう?
ミキオ/結構なお点前(てまえ)でした。
ひろみ/うふふふ、いや、でもそれも、ドキドキもんですよね。
ミキオ/しかし、私はこの家元、大宗匠っていうのは、特攻隊の。
ひろみ/らしいですね。
ミキオ/だったんですね。
空軍の。
ひろみ/はい。
ミキオ/それで、不時着なされて、沖縄に特攻隊で行くと、不時着なされて今になるから
沖縄に来て、いつも献茶式をやって。
座間味とか渡嘉敷沖で献茶式やって、お茶を、この海の中に流すときも
おーい、って同僚なんかの名前を呼ぶんですよね。
すんごく涙でますよ。
そういう人なんですね。
90。
ひろみ/もう90。
ミキオ/94歳かな。
ひろみ/はい。
ミキオ/すごい、もう尊敬できる人ですね。
そういう意味では、何というか、お茶のその歴史の重さと、人のこの奥深さの重さというかな
大宗匠の。
それを感じる。
ひろみ/いや、すばらしい瞬間に、新春立ち会えてよかったですね。
沖縄観光の展望
ミキオ/いや、よかったです。
私、そこで思うんですけど、やっぱり今、沖縄の観光ここまで伸びてきていますから
青い海、青い空、天候がいいよって、暑いよっていって、いいホテルがもうどんどんできて
空港ができて入りやすくなってと、順調ですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/そこから次のポジション、どんな観光にいくかったら、やっぱり京都を目指すべきだと
思う。
やっぱりね、今帰仁城を復元する、中城城を復元する、南山城を復元する。
国頭のさまざまなこの歴史、文化のいろんな伝統行事があるでしょ、これを復元していく。
これをいろんなところで、エイサーなんかとか、旗頭とか、そういうふうな歴史をね
イベント化していって、歴史が見れる沖縄観光にしておかないと長持ちしないと思うよ。
ひろみ/いいですね、そういうふうな沖縄の歴史をきちんと知ることができる。
ミキオ/そう。
今帰仁城趾に行っておもしろいと思わないでしょ。
瓦礫だけ見て。
ひろみ/そうですね、桜が咲いているとかね、きれいではありますけどね。
ミキオ/だけど、熊本城見てごらん。
全部、後ろからちゃんと建っているからわかるわね。
大阪城はどうでしょうか。
ね?
名古屋城はどうでしょうか。
福井城はどうでしょうか。
ひろみ/やっぱりみんな復元されていますからね。
ミキオ/そうです。
何で沖縄は復元しないの?
ひろみ/ぜひ。
ミキオ/そこですよね。
ひろみ/そこですね。
ミキオ/だから、振興策をもう大体できてきたら、今度はこういう歴史に、もうつぎ込むべきだね。
ひろみ/はい。
ミキオ/また、発掘がうまくいってなかったら、その横の土地でいいですよ。
横の土地に文献にもとづいて、今帰仁城をつくるんですよ。
ひろみ/イメージして。
ミキオ/そう。
100m×100mぐらいの大きさで。
本当はこういう城でしたと。
これが1キロ、2キロあった今帰仁城です。
だけど、そんなにはつくれないからね、100m×100mか、四角い中でつくるか、200×200ぐらいでつくる。
それでも大きいですよね。
ひろみ/いや、すごい観光の目玉になりますよね。
ミキオ/その中に、この今帰仁城の歴史があるわけですよ。
ひろみ/いや、いいですね。
沖縄の歴史に触れていただくというのは。
ミキオ/だからもう、この首里城がありますけど、それだけじゃなくて、いろんな城を見てくる。
北山、中山、南山ってあるわけでしょ。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういうふうなものなんかを、歴史に強い観光地にならないと
僕は長続きしないんじゃないかと思うよ。
ひろみ/これは大切な柱だと思いますね、観光の。
ミキオ/そうでしょ。
ひろみ/そこの土地の歴史みたいな文化とか。
ミキオ/そうです。
もうこの何というかね、スポーツ大事ですね。
それで、青い海、青い空、暑い太陽、今までのもの大事ですね。
そこにね、そこに歴史ががつーんと来るんですよね。
ひろみ/そこに芸能も入ってきて。
ミキオ/もうこの中に入っちゃうわけ。
芸大出た子どもたちがもう取り合いになるぐらいの、そういうふうな状況をつくる。
ひろみ/いや、いいですね。
ミキオ/そこにもう一個、私が言っているのは、体の不自由な人ね、障がいを持たれている方が
ここは世界一、障がい者に優しい観光地だと言われる観光地をつくる。
ひろみ/はい。
ミキオ/この4つじゃないかと思うよ。
ほかにあります?
ひろみ/いや、もうこれでスペシャルですね。
できましたら。
ミキオ/スペシャル。
僕はこれが沖縄だと思うんですよ。
これが沖縄。
はい、もう一回言ってください。
ひろみ/私に振りましたね、今。
ミキオ/スポーツ。
ひろみ/スポーツと。
ミキオ/はい。
それと、青い空。
ひろみ/青い空、青い海。
ミキオ/暑い太陽という。
ひろみ/自然と。
ミキオ/自然。
そして、次が歴史、文化。
ひろみ/歴史があって。
ミキオ/もう一つは。
ひろみ/芸能があって。
ミキオ/違う、違う。
芸能はもう歴史の文化の中に入っているんです。
ひろみ/もう入っているんですね。
ミキオ/もう一つは、やっぱり体の弱い方々。
ひろみ/障がい者の皆さんへの。
ミキオ/障がい者とか、そういう人たちに。
ひろみ/優しい観光地だと。
ミキオ/この県の観光は世界一、障がい者に優しい道路であり、ホテルであり、全てが人の声のかけ方も全てがいいという。
ひろみ/いや、それいいですね。
本当にこれこそ、沖縄行ってよかったなってみんな思いますよね。
ミキオ/そうでしょ。
だから空港のつくり方も、港湾のつくり方も、全てこれにやっているのかと。
障がい者の人たちが入りやすいかと、車椅子は3つ並べて歩けるのかとか。
ひろみ/もうバリアフリーでありながら、もう全て、動きもきちんとできるような。
ミキオ/そう。
ないよな、今は。
ひろみ/ぜひこの夢を叶えていただければと思いますので。
ミキオ/これが叶わないとだめだね。
ただ、今、観光客が来ているから喜ぶ程度じゃ、先がないですよ。
ひろみ/これは課題として、ぜひお願いしたいと思います。
ミキオ/そうそう。
そういうのをやっていきましょうよ。
ひろみ/ここで1曲お届けしましょう。
DREAMS COME TRUEで「朝がまた来る」
♪ DREAMS COME TRUE/朝がまた来る ♪
エンディング
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
新春ということで、ミキオさんも声がかかって、新年会に出られているようですけど
お忙しいですね。
ミキオ/忙しいですよ。
ひろみ/もう、あちらこちらにお顔出して、初競りも行かれたり、夜は新年会出たりとか。
ミキオ/そうですね。
まあ、このシーズン、新年会にいろいろ参加させていただいて、いろんな声聞くっていうのは
大事なことなんで、また人様がどういう抱負を持たれているのか、驚くようなことになるようなね、いろんな事が聞けますね。
この前、自民党の新春の集いっていうのに出たんですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/17年ぶり。
ひろみ/そうなんですか。
ミキオ/出たんですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/そこで私にあいさつがあったんで、自民党の照屋さんっていう会長さんが
私のことを宇宙人みたいだと。
だから地球人にもわかるように、説明してくださいねと言ったんで。
ひろみ/おもしろい例えですね。
ミキオ/あいさつの中で、こう言われましたと。
その夜、自民党の県連会長が私のことを、宇宙人だと言っているんで、どうなのかと
自分で夜も眠らず考えてみたけど、宇宙人であることが判明しました。
ひろみ/宇宙人だったんですね。
ミキオ/だから今、地球語と、地球人の政治家の行動パターンを今、勉強していますと。
ひろみ/おもしろいですね、また。
ミキオ/言ったら、笑ってましたよ。
その勉強をやることで、沖縄の経済がよくなったり、貧困がなおったり、障がいの方々が何か
夢が持てたり、さまざまな教育の無償化があったり、さまざまなことができるんだったら
地球人の勉強、しっかりやりますよと。
もっとやりますよと。
だけど、難しいですね、地球人はっていうような話をしたんですね。
最後に、ここにいる地球人の皆さん、ぜひ宇宙に来てくださいと。
ひろみ/宇宙についていくんですか。
ミキオ/宇宙には、空気もあるし、土もあるし、緑もあるし
来てみたら地球と変わらないじゃないかって感じると思いますよと。
地球ではこういう言葉が流行っています、宇宙を制すものは、地球を制す。
ひろみ/おもしろいですね。
ミキオ/ぜひ、来ていらっしゃいませ。
爆笑してみんな拍手していましたね。
ひろみ/新春からユーモアたっぷりのあいさつで。
ミキオ/だけど、私が申し上げたいのは、やっぱ宇宙規模というか、奇想天外なさっきの
トランプの話じゃないけども、そこをやらないとだめなんですよね。
ひろみ/これからの時代。
ミキオ/そう。
安倍さんも、北方四島の返還をやろうとしたり、北朝鮮問題を解決しようとしたり
憲法改正をやろうとしたら、今の政治のやり方だけではうまくいかんと思う。
ひろみ/宇宙人になるんですか。
ミキオ/もっと宇宙人にならないと。
しかも大事なことは、優しい宇宙人。
ひろみ/優しい宇宙人、いい言葉ですね。
怖い宇宙人は嫌ですからね。
ミキオ/そうそうそう。
そういうふうなことが大事だというふうに思うんですね。
これから、どういうふうな形で物事をつくっていくかというのは、なかなかわかりませんが
その一つひとつの人の話を新年会に聞くと、おもしろいことがいっぱいある。
ひろみ/なるほどね。
ミキオ/沖縄電力の石嶺さんという会長さんが、30年後の沖縄の那覇空港の姿とか言って
話しましたよ。
この飛行機が降りたら、そのまま船に乗っていくとか、そのままビーチがあるとか
泳ぐんだけど、溺れないような水着ができてますとか、車に乗るんだけど電気自動車で
この電気自動車っていうところが電力らしいよね。
ひろみ/さすがですね。
ミキオ/全部、コンシェルジュもできると。
予約も全部この車に行ったらできるし、車にしゃべるだけでもう全部
どこまでも行ける人がって、夢の話をしていましたよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/こういう30年後の沖縄の観光になったらいいねなんてね。
これは大したもんだと思ったね。
やっぱりそういうのじゃないとおもしろくないんですよね。
ひろみ/いいですね、新春らしい話題ですね。
ミキオ/そうそう。
そこでまた、県民投票の話をする人がいたけど、何考えてるんだろうなと思ったんだけどね。
こんなのは、あの場所でやる話じゃないですよね。
やっぱり夢ですよ。
ひろみ/新春、新年会は未来を笑いながら語る、いいですね。
ミキオ/そうです。
皆さんへメッセージ
ひろみ/いや、でも、あっという間のお時間なんですけど、ラスト2分は
ミキオさんからラジオをお聞きの皆さんにメッセージを届けていただきたいと思います。
ミキオ/この年は、激動な年になりますよね。
平成天皇の退位があって、皇太子の即位があって、G20があって
参議院があってというふうな年になりますね。
僕はことし言ってる、その新興強靭(しんこうきょうじん)。
新興強靭とは、新興は今までと違う自分を探り出す。
みんなに表現する。
強靭とは弓矢のごとく、ゆったりと、ゆっくりと、忍耐強く新しい自分を
新興の自分を追いかける。
すぐに新興というのは結果が出ない。
ゆったり、ゆっくりなんですよね。
そういうことをやらなければいけませんよと、こういうことを申し上げさせていただきました。
まあ新興強靭、その言葉を胸に秘めながら、ことしも頑張っていこうかなというふうに思ってます。
ひろみ/いや、確かに話すテンポがゆったりなんですね。
先週、今週と。
ミキオ/し…も…じ…。
ひろみ/わかりました、ここはちょっとまいてください。
あと、時間がなくなってきましたので。
笑いの中で新春をね、お届けしております。
ミキオさんも元気いっぱいのスタートで、もう馬毛島はこれから楽しみになってきました。
あっという間のお時間でした。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティは。
ミキオ/ありがとうございました。
下地ミキオでした。
ありがとうございました。
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