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日時:平成30年10月11日(木)20:00〜21:00
場所:FM21
オープニング
ひろみ/さあ、ミキオポスト OnRadio、番組のスタートです。
皆さん、こんばんは。
本村ひろみです。
ミーニシが吹いていますね。
一気に沖縄でも、なんだか北風が吹いて季節が変わったなという印象がいたします。
さて、この時間から1時間たっぷりとミキオポスト OnRadio、番組お届けしていきますが、本日はすてきなゲストをお迎えしております。
私も普段から、台風のあとずっと思っていたあの野菜の話しを、きょうはこの方にぶつけて聞いていきたいと思います。
もちろん、もしかするとミキオさんの声も聞かれると思いますので、楽しみに最後までお付き合いください。
ミキオポスト OnRadio、きょうの1曲目はこの曲です。
エレファントカシマシで「はじまりは今」
♪ エレファントカシマシ/はじまりは今 ♪
ゲストは大城憲幸県議:野菜の値段高騰
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、本日のスペシャルゲストは日本維新の会、沖縄県総支部政調会長、そして沖縄県議会議員の大城憲幸さんです。
大城さん、よろしくお願いします。
大城/南城市大里から来ました大城憲幸です、よろしくお願いします。
ひろみ/南城市ですよ。
今週は大城さんにぜひ伺いたかったのは、台風24号のあとから主婦、消費者にとっては野菜がない、高い、これですよね。
大城/そうですね、もう24号が本当に南城市でも60m近く吹いて、そのちょうど1週間後にまた25号が来ました。
そういう意味でももうこの2週間ずっと、野菜、果物そして畜産関係、農業っていうのは、本当に水産業も含めて大きな打撃でしたね。
ひろみ/今回久しぶりに大きな台風だったじゃないですか。
もちろん、被害はたくさんあって心配なんですけど、そのあとから徐々にきたのが食生活ですね、本当に。
大城/もう、電気もほんとに県民生活に大きな打撃を与えて、県民の中には改めて電気、水道のありがたさをわかったねという話もありました。
今あったように、沖縄の農林水産物も当たり前のように並んでいるのではなくて、やはりこういう災害があると、改めて野菜のありがたさ、食事のありがたさを感じさせられたなというのは私も含めて感じたところですね。
ひろみ/実際に大城さんは、農家の皆さんとも常日ごろから親しくされていますが、いろんな声が聞けたでしょうね、今回は。
大城/そうですね、すぐやらないといけないところもあるし、さっきいった野菜不足は仕組みとしてもっといろんなことができるんじゃないかなと感じたところもあったんですよね。
ひろみ/葉野菜とかが特に高い、もしくはなくなっているという感じがするんですけども、今ダイコンですとかニンジンとかはね、まだタマネギとか高いけどどうにかあるんですよ。
葉野菜ですね。
大城/ミキオ代議士もこの台風終わって、すぐに市場とかそういうところはまわって、仲卸の皆さんとかの話を聞いたり、冷蔵庫の電気がどうなの?と話を聞いたりしていたんですけども、やはり代議士も先ほど話をしたんですけども、仕組みもう今、気象庁のレーダーが年々、どんどん性能がよくなって何日後にはこのくらいの雨、何日後には台風が来てこれぐらいの風が来るとわかるわけですから、それはだからこそ、台風以降の県民にどう葉野菜を供給するのかを含めて、本当は大きな冷蔵庫、停電しようが何しようがきちんと守れる、野菜を保管できる、そういう冷蔵庫があれば、もう台風が来る2、3日前には、農家の皆さんにももう台風が来たらもう野菜なくなっちゃうから全部市場に持ってきていいですよ、農協が保管しますよと、そういう仕組みをつくれば、それは農家も助かるだろうし、県民の皆さんへも野菜を供給する責任というのを、もう少し果たせるのではと、改めて感じたんですよね。
ひろみ/本当そうですね。
台風のあととなってしまうと、もう手が、お手上げ状態なので、台風の前でどれだけ備蓄できるか、確保できるかですよね。
大城/そうでうすね、そういうようなものを前もってさっき言った、気象庁の情報を元にして行政とかJAとか市場とか、そういうようなところが前もって準備をするというような仕組みができてもいいのかなと。
あるいは、我々の責任として、そういう仕組みをつくる努力しないといけないのかなと感じました。
またそのためには、なかなか簡単じゃない、超えないといけないハードルもたくさんあるんですが、それはやはりこの24号、25号で強く感じたところですね。
ひろみ/大城さん、過去にも台風は大きいのたくさんあったわけなんですけど、ことしはいろんな意味で考えさせられることが多かったですよね。
停電によってどんなことになる、あとやはり塩害によって、せっかくできた作物もだめになっている。
もちろん、台風でもだめになっちゃうわけですが、課題が多いですね、今回の台風で。
大城/特に今言った塩害の件なんかも、台風では生き残ったんだけれども2、3日、ぱっと雨がやんでしまって強い風が続いてしまう。
それで山の木なんかも枯れるぐらいですから、やはり畑の作物なんかは塩害でやられたという話がありましたね。
ひろみ/そのあとにまたすぐに水で落とさないといけないということですよね。
大城/ただ農家もなかなかそこまでもう施設が傾いてしまった、弱ってしまった。
あるいは今あるものをなんとかしないといけないという中で、そういう水で洗い流したりとか、ちょっと手を加えて養分をあげているとか、そういうところまでなかなか手が回らないんですよね。
ひろみ/いやいや、本当にそれを考えると、仕組みをこれからの時代はもっと考えるべきかなという感じがしてきますね。
大城/ただ、今の話は沖縄だけの話ではなくて、もう全国的にそうなんですよね。
これまで北海道なんていうのは台風が来ないところに大きい台風が来て、停電して、向こうでは酪農家が大打撃なんですよね。
今もう牛の酪農家は、牛を入れると自分で自動でロボットで乳搾りしてくれるんですよ。
それが停電することで、1日乳牛というのは20キロ、30キロ毎日出しますから、それが絞れないというのは、牛も大変。
それで病気になってしまって、牛が使えないと、苦しんでしまうということもたくさんありました。
ひろみ/胸が痛みますね。
本当に農家の皆さん、そして今おっしゃった畜産業の皆さん、漁業の方々もきっと何かの影響を受けていらっしゃいますからね。
大城/そうですね。
漁業なんかも養殖業なんかも、ちょっとまだ具体的には私のほうもまだまわっていないですけれども、間接的にはさまざまな被害を受けた、特に沖縄の離島あたりでは久米島のエビの養殖場あたりが被害を受けたとかっていう報告も聞こえていますから、まずはやっぱり目で見て、お邪魔していろいろ聞かせてもらわないといけないなと思っているところです。
ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
しおりで「Smile
♪ しおり/Smile ♪
ゲストは大城憲幸県議:台風の農業への影響
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週のゲストは日本維新の会沖縄県総支部政調会長、そして、沖縄県議会議員の大城憲幸さんに伺っております。
大城さんは、もう南城市で畑仕事もしながらということですので、いろいろとこういう台風後の情報も伺いたかったわけですが、今、生産者の話を伺っておりますが、今回大きく取りあげられたので、豆腐の話もありましたよね。
加工食品のほうも、加工っていうのかな、大豆を皆さん持っていて、保管していて、つくろうと思ったら今度は停電が長引いたことでたくさん破棄してしまったと。
これも今まで聞いたことがあまりなかったような気がするんですが。
大城/ほんとに全県でも20万世帯以上が停電するという異常な状況ですから、当然そういう復旧工事にあたる皆さんも、本当に命がけで身を削って頑張っていただいたと思うんですが、ただやはり今いう加工業者の皆さんもいつ復旧するかわからない、情報もない中でやはり冷蔵庫の中の品物をどうするかっていうのは、本当に悩みながらエイヤーでやったけど結局捨ててしまったとか、そういうような話もあったようですね。
ひろみ/今回の台風によっての、損害が大体どのぐらいになっているのかっていうのは、もう出ているんですか。
大城/農林水産業の部分は数十億という数字は出ていますが、今いった二次被害というか、明らかに台風の影響という部分と、台風で停電してその結果として物が傷んでしまって安くしか売れないとか、何か被害になったとか、そういう部分まではきちっと把握できていないですよね。
ミキオ登場:県民葬と基地承認
ひろみ/これからですね。
さて、ミキオポスト OnRadio、お待たせしました。
メインパーソナリティの下地ミキオさんもお話を伺っていきたいと思うんですが、今ちょうど大城県議には台風の後の農作物の話を伺っていました。
ミキオ/僕も違う台風話してもいいですか。
ひろみ/お願いいたします。
ミキオ/県民葬の菅官房長官のあの発言は許されませんね、帰れとかね。
ひろみ/心が痛くなりましたね。
ミキオ/守礼の国とかいってなかった?
ひろみ/礼を尽くして、ですよ。
本当に。
ミキオ/ああいう人たち何考えているんだろうね。
ひろみ/あそこは厳かであってほしかったですね。
ミキオ/拍手が起こるとかね、告別式で拍手あるの?
ひろみ/ちょっと、それは。
ミキオ/それは本当に哀悼の真をきちんと表すところなので、政治的な場所でもなければ、それはちょっと違うなと。
菅さんと、あそこに集まっている多くの人の中で考え方に違いがあるかもしれないけど、考え方に違いがあるのは最高にいいんですよ。
みんな一緒だったらこの国おかしくなるから。
だけど、人の考え方の違いがあることをばかだとか、あほだとか言う必要はないよね。
ひろみ/本当ですよね。
ミキオ/あんたもそういう考え方なら俺もこういう考え方だよねっていうのが普通じゃないかなと思うだけど。
びっくりしたよ、僕。
下地ミキオがびっくりするぐらいだから普通じゃないよ。
ひろみ/かつてないようなね。
もう聞いたことないような。
ミキオ/どう思いますか、大城県会議員さん。
大城/今回の話も、ニュースでもいろいろ新聞でも取りあげられていますが、私も慰霊の日にもそういうのがあったんですよ。
慰霊の日にもそういうことがあって、これはないよなと思ったら今回またそういうことがあるもんですから、あれはないですよね。
ミキオ/これから、この問題はいろいろと論議を重ねていかないといけないと思いますね。
私がいつも言っていることは、辺野古をとめるという、とまるではなくてとめるという手段は、いつも言っている条例をつくってできないようにするとか。
それとか承認の印鑑は県知事しか持っていないので、承認の印鑑について精査を時間かけてやるとか、県民投票をやるとかいったら、私は翁長さんの4年間でもうなかなかできなかったと思う。
だけど今、こうやってできるようになった背景は、沖縄県政が裁判をして、裁判で負けて、最高裁の判決で負けたところから、政府は最高裁の判決に基づいてやろうというそういう構図になって今の埋め立ての骨格みたいのができあがってるわけね。
だから、この最高裁の判決があるというのをどうみるかってことなんです。
最高裁の判決を間違いでしたと、政府は認められないんですよね。
だからそこをやっぱりしっかりと見ていくと、私は1回、この最高裁の判決をデニーさんが認めて、その最高裁の判決は当たり前なんですよ。
認めたところで1回、辺野古をとめて、菅さんと県知事が話をすると。
やっぱり話し合いをするにも条件整備しないといけないからね。
そこで話し合いをしていくということを、お考えになるほうがいいんではないかというふうに思いますね。
1回やめて、普天間に戻したらどうですか。
ひろみ/これはまた、大胆な。
ミキオ/いや、だってみんな嫌だっていうんだから。
ひろみ/流れ的にはそんな感じなんですか。
ミキオ/普天間は危険だといっているわけでしょ。
危険だというけど、辺野古はつくるなというし。
じゃあすぐに全部出て行けるかというとそうもいかないでしょ。
それだったら、普天間の危険の度数と辺野古をつくらせない度数とどっちかって言ったら、辺野古をつくらせない度数が大きいなら、1回戻せばいい。
今でも24年間、辺野古移設といってから24年間あるわけだから。
24年間が10年間になってもしょうがないというような思う気持ちで、辺野古をやめろというようなことを言うことも一つの方法かもしれませんよ。
今ね、普天間の離発着回数が急激に減った最大の要因はね、菅官房長官、安倍総理になってからなんですよね。
ハリヤーを、あの飛行機を全部山口県へ移した。
空中給油機も全部移したと。
あれ、どの内閣もやらなかったわけさ。
一番怒られている内閣が一番やっているわけよ。
ひろみ/今回の。
大城/空中給油機は大きいですよね。
ミキオ/そうそう、大きい。
大城/KC-130でしたか。
ミキオ/あの空中給油機が一番危ないわけよね。
タンカーが上を飛んでいるので。
ひろみ/怖いですよね。
ミキオ/想像してはいけないけど、ヘリコプターが落ちるのと、空中給油機が落ちるとでは、恐ろしい違いがあるわけでしょ。
ひろみ/恐ろしい。
ミキオ/これは管さんとか安倍さんが移したわけよ。
これ、評価されるべきだよな。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/これは評価されて、本当に今8000回ぐらいまで乗り降り下がっているけど、一時期7万回ありましたからね。
これが下がってきているのは評価されないといけないけど、最後のところで、辺野古か辺野古じゃないかだから、そこは評価するところと怒るところとわけてやられたらいいと思うんだけど、私はこの1回辺野古をやめて、ここに戻すとかっていうことをおっしゃる人たちの一つの条件に叶うようになってきているのは、菅さんとか安倍さんとかどんどん移したことが、こういうことも言えるようになっている。
5年前だったら、そんなこと言ったらばかやろーって言われますよね。
だけど、今これがこれだけ政治課題になっているなら、最高裁の判決で勝っているからと強引に全部進めるのもなかなか難しいでしょ。
そこのところをもう一回、デニー知事がそれできるかどうかだよね。
あの人も最高裁の判決、自分たちが裁判起こしたんだから。
それをちゃんと認めて負けましたと。
しかし、これで辺野古の問題を推し進めないで、私と話ししましょう。
その間基地をとめて、普天間へ戻してくださいと、それで時間かけながら交渉しましょうと、知事が言えるかどうかだよね。
ひろみ/これからの交渉にかかるわけですね。
ミキオ/これが言えるなら、この知事はすごい知事だよ。
これはまた辺野古もだめ、普天間は県外、国外へ全て出て行ってくださいというようなことを言ったら、これは非現実的な話だから、これは協議に応じる必要もないね。
そういう意味でも、翁長さんがきのうのテレビも言っていたよね。
腹六分とか七分とか腹八分とか、本人はそう言っていたんですから。
だけど、辺野古の海を埋め立てないのを勝ち取ったら、腹九分まで食ってるようなもんじゃない、向こうからすればね。
そういうふうな交渉っていうのは、大胆なやり方をしていかなければいけないんじゃないかなというふうに、僕は思いますね。
またもう一個、あれ県民投票ね、反対しないほうがいいと思うよ。
どうぞやってくださいと。
だけど、僕に言わせると最高裁の判決が出たものを、県民投票をするのはやっぱりおかしいですよ。
どうぞと言っておいて、おかしいという僕もおかしいかもしれないけど。
これは、どんなにしても最高裁の判決出てるからおかしい。
僕が4年前に言っているように、何も裁判やらない前に県民投票やったらよかったよね。
大城/そうですね。
ミキオ/8割ぐらいだったらできなかったよ。
だけど問題は、僕は保守系の市町村長が教育しませんよち言っているから、そこはもう言わないほうがいいと思うわけよ。
やる、やる。
やるけど、だけど僕は、デニー知事にはリスクありませんかと。
ひろみ/リスク。
ミキオ/投票率下がる可能性あるよね。
今の64%が県民投票で勝てるなら、いいと思いますよ。
64%。
64%のうちの31万人が、辺野古反対と明確に言わない人たちが31万人いるわけですよ。
そういう人たちがやったらね、半分の40%台、50%台なってくる可能性ありますよね。
今デニーさんの39万票を、これ辺野古反対の票なんですということをいっても、これが嘘だと言える人はいないですよね。
そうでしょ。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/これ俺に入れた人みんな辺野古反対なんだよといっても、それはデニーさんが勝っているわけだから、知事勝ってるから、そういう論理もあるわなといって否定できない。
しかしですよ、辺野古賛成か反対かの県民投票を今やって、これが21万になったらどうする?
17万になったらどうする?
39万越えなかったらどうする?
え?デニーさん勝ったけど、辺野古の反対の人はこれだけしかいなかったわけ?って話になったら、政府もあれ?あれれ?と沖縄の人は辺野古反対だけじゃなかったんだなって思われる根拠をつくってしまうよね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/俺相当勇気あると思うよ、今の時期にやるの。
しかも県知事選挙が終わってからやる。
これは勇気がある。
最高裁の判決が出てからやる、それはもうどうしようもない考え。
両方どうしようもない考えと、やっぱり私は勇気があると。
これは皮肉的な勇気だよ。
さあ、どうですかね、どうぞ県会議員。
県議会の採決がありますからね。
大城/今、提案者はもう二者択一にしたいと言ってるんですよ。
ひろみ/二者。
大城/そう。
大城/賛成か反対かだけなんですよ。
それをいやいや四択にしなさいという意見もあるんですけど、いや、それはまたおかしくなると思うんですよ。
二者択一にするのはどっちにとっても今話があるように、大きなリスクがあると思うんですよね。
ミキオ/あるよね。
大城/20年ずっとこの議論をしてきて、今さら2つから選びなさいって言われたら、どっちも入れないよねと。
ミキオ/だけどあれじゃない。
もうやるんだったら二者択一にしないとだめでしょ。
大城/もうここまできたら私もそう思います。
ひろみ/四択ってどんな感じに入ってくるんですか。
やや、賛成とかそういうことになるんですか。
大城/そうそうそう。
ひろみ/それはちょっと。
大城/今まで言ったように条件付き賛成と、これまで議論したような話ですよ。
でもそんなこと、反対する人も、そんなこと言わないほうがいいと思うんですよね。
ミキオ/俺もそう思うね。
ひろみ/ここで1曲お届けしたいと思います。
ユニコーンで、「すばらしい日々」
♪ ユニコーン/すばらしい日々 ♪
政治家の決断について
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
なんだかきょうは、話題も白熱しているような感じがしますが。
ミキオ/今度はまた私がまた、話題を提供して。
きょうは大城憲幸県会議員、この人は農業のプロフェッショナルなので。
豊洲の問題ですね。
2年遅れで、きのう開港しましたね。
いろんな問題がありましたけど、政治的には小池さんは反対とか言って、やっていましたけど、豊洲の最初の競りに参加する知事になりましたから。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/ああいうのを見ていると、政治家って何なのよって感じするよね。
ひろみ/朝一番でね、あいさつされておりましたけれども。
ミキオ/鹿児島の県知事もそうでしょ。
原発反対とかやって、認めて。
やるよね、だけどね。
あれでよく言われるんだよね。
ああいうことを言うと、何て言うの。
言っていたことと違うんじゃないかというような、こういうケースがあるわけさ。
農業の話に入る前に、政治的な決断だけど。
反対と言っている人が賛成にまわるというようなことがあったら政治家何なのかといって、問題視されるよね。
これ一点あるよ。
もう一つは、やらなさいということを言うでしょ、翁長さんみたいに。
で、国がやった、一粒たりとも私は辺野古の海に石は落とさせませんというふうに言ったんですけど、囲いができちゃったわけさ。
このときには、これを信念をとおしたという評価になるのか、やらさないと言ったことが信念をとおしたことに…。
だからやられてしまった結果を見たら政治家としてはだめなのかと、これも難しいよね。
豊洲とか、あれみたいに変わること。
それと自分は絶対にやらさないと言っているけど、結果やられてしまった。
やられてしまったら、強引にやった人たちが悪いと責める人たちね。
しかし知事の権限って恐ろしいから。
入れさせないと決めたら、入れさせないという結果を出さないとだめなんですよね。
入れさせない結果がでなくても、信念があるというようなことになるのかな。
この豊洲と辺野古を見ていると、政治家の評価というか、それはおもしろいところがあるよね。
ひろみ/おもしろい観点だなと思いますね、それ。
ミキオ/まあ、それにはそれとして、豊洲ですよね。
ちょっと、うちの豊洲の話も。
青果市場と漁連とお願いしますよ。
大城/いや、豊洲もそうなんですけど、豊洲の議論もあったんですけれども、もう今、この市場をとおる割合って、年々落ちているわけですよね。
直接農家から大手のスーパーから仕入れたり、直接取引したり、ネットで取引したり、もう5割くらいになっているわけですよ。
そういう中で、豊洲も変わらないといけないし、沖縄の市場も変わらないといけない。
そういう中で、やっぱり豊洲というのは本当に我々沖縄から見ても、規模は違いますけれども、非常にいい何というのかな、参考になると思うんですよ。
ひろみ/実際に行って見られたんですか?
大城/代議士も一緒にいってきました。
ひろみ/かなり広いそうですよね。
大城/それはもう、大きさは当然ですけれども、やっぱり機能として衛生的な面、そしてその二次加工、輸出に向けたバックヤードとかという部分もありますので、やっぱり沖縄でもああいうものがほしいですよね。
ミキオ/やっぱり衛生面だよね。
ひろみ/衛生はそうですね。
ミキオ/今、オリンピックに向けてものすごく衛生うるさいですよ。
国際基準。
もう、そういうようなところなんかを、私たちは青果市場とか漁連とかね。
きのうのテレビでさ、ネズミ対策よ。
ひろみ/すごいですよね。
ミキオ/あれテレビに出していいのかな。
ひろみ/ほんとですよ。
ミキオ/だけどね、築地に行ったらひどかった。
ひろみ/そうなんですか。
大城/見に行ったらわかりますよね。
ミキオ/わかる、わかる。
大城/だから、そういうのをメディアがあんまり表に出さない。
小池さんが反対って言っているときには、もうそればっかり言って、そういう、ハトの糞が落ちてくるとか、ネズミがちょろちょろしているとかって、あんまり大きく取りあげてくれないんですよね。
ミキオ/いや、ネズミも大きいですよ。
ひろみ/怖い。
ミキオ/いや、だけど、あれで世界の築地とか言っていたわけだからね。
ひろみ/清潔感が大切ですからね。
ミキオ/絶対ですよ。
やっぱりこの、人が食べるという行為なんかまたいろんな観点からしてもね、やっぱり衛生面。
ひろみ/衛生面。
ミキオ/だからうちも青果市場も早くつくりかえて、それで漁港もそして競りをする場所は糸満にいって大きくやって、競りあるでしょ。
競り終わったら残滓(ざんさい)が残るじゃないですか。
残滓をまた、ちゃんと砕いて、肥料にしたり、試料にしたりする。
今、学校給食に出している魚フライなんかも、8割は中国から持ってきているよ。
ひろみ/えー、そうなんですか。
ミキオ/そう。
加工が弱いわけよ、うちの沖縄は。
だから糸満で大きい加工場をつくって、それで県産の魚で加工品の給食用のものは出す。
ひろみ/ぜひお願いしたい。
ミキオ/パン粉とか何とかもね、向こうで。
これを2つ目にやると。
それで向こうでね、豊洲みたいな。
何かもう、糸満と言えばウミンチュ、ウミンチュと言えば糸満。
そこに漁連があったらそこでまた観光客が遊ぶようなものをね。
ひろみ/イメージそうですもんね、ウミンチュ。
ミキオ/そう。
この前サンフランシスコのあそこ何っていったかな。
ひろみ/フィッシャーマンズ。
ミキオ/フィッシャーマンズワーフ行ったら、沖縄に行くとさ、公設市場に行ってもさ、全部魚料理はウチナー料理さ。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/魚汁か何かあったけど。
ひろみ/ええ。
ミキオ/豊洲も今度すごいでしょ。
ひろみ/あ、そうなんですか。
ミキオ/だから豊洲もさ、見たらカレー屋さんが、インドカレーがあったりフレンチのお店があったりとかっていうけど、沖縄の市場でそんなのないさね。
だから向こうで、やっぱりこの跡地をまたここ駐車場使って、魚に親しむ場所をつくったら、そこにまた僕がこうこうこういうところでフレンチとかイタリアンとか、中華とかっていうそういうものの魚料理を中心としたものがあって、ここにダイバーがいて、ダイバーがこの漁連の使っていたところから出て行ってまた帰ってくるとか。
ひろみ/ああ。
すてき、すてき。
大城/跡地は、泊の市場はそうすればいいわけね。
ミキオ/そうそうそうそう。
はい、もう本当に両方、良くなるわけよ。
ひろみ/うーん、いいですね。
ミキオ/だから、そういうふうなものをつくりあげていくというような形をしていけばいいなというふうに思うんですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/まあ、公設市場の人たちがたまに怒るときがあるんです。
観光客が取られるんじゃないか。
もう取られない。
公設市場もまた新しいのをつくるというふうに言っている。
僕はまたそれもあまり賛成じゃないんです。
あそこほら、ドンキホーテあるじゃないですか。
ひろみ/はい。
ミキオ/ドンキホーテじゃなくて、ハンバーグ屋さん、何だっけ。
ひろみ/びっくりドンキー。
ミキオ/びっくりドンキー。
あれ何かあの、台風で壊れたみたいな模造の建物つくっているじゃないですか。
ひろみ/ええ、はい。
ミキオ/ああいう感じで僕は、公設市場は改修したほうがいいと思ってるんですけども。
ひろみ/ああ、見た感じもおもしろく。
ミキオ/おもしろく、デザイナー入れてね。
それなら壊してまた向こうに移すと言ってつくりかえるって言うわけよ。
だけど、怒られるかもしれないけど、きのうも農連に行ったけどさ、やり方変えなきゃ。
もったいないよね。
ひろみ/もったいないですよね。
ミキオ/あれは農連だったほうが良かったわけよ。
そう言ったら怒られるね。
怒られることばっかり言うけど、つくるときに歴史を感じるようなものがないとだめですよね。
ひろみ/本当にね。
つくってあとからではもう、ちょっとね。
つくる前にみんなで。
ミキオ/そうそう。
何かね、コンクリートの中でさ、野菜売っているような雰囲気だよね。
あれ1軒、1軒、古いコンクリート中にあるけど、民家入れてさ、民家でおばさんが座って売っているような雰囲気とか。
ひろみ/ああ、いいですね。
ミキオ/で必ず、カンプー結うとかさ。
ひろみ/何かこう演出をね、もうちょっとね。
ミキオ/そう、エンターテイメントをね。
ひろみ/エンターテイメントのね、見てたかったですね。
ミキオ/あそこでバス入れるんですよ。
横のほうにバス入れて、観光客入れて、農連に入れようと思ってるんですけど。
10時頃になると会いたい(?)するおばさんがいないわけさ。
農連市場と言いながらもみんな。
だからそこらがね、やっぱりちょっと問題なんですよね。
だからあれなんですよ、課題は、もう僕らもそうだけどとにかく政治家は見て歩くこと。
見て歩いたら大体イメージがわいてくるから、イメージわいたらそれをね、もう役人に徹底的にぶつける。
あの人たちは卓上で考えるケースが多いから。
ひろみ/実際に現場に行ったほうがわかりますよね。
ミキオ/そうそうそう。
政治家はだけど、政治活動が現場を見ることだから。
ひろみ/うーん。
ミキオ/そういう中でね、考えていかないといけないというふうに思ってますからね。
ちょっと私はこれで失礼して、大城さんにお任せします。
ひろみ/ではここで1曲お届けしましょう。
中島みゆきで「あした」
♪ 中島みゆき/あした ♪
政治家は現場へ!
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
本日のゲストは日本維新の会沖縄県総支部の政調会長、そして沖縄県議会議員大城憲幸さんをお迎えしております。
大城さん。
大城/はい。
ひろみ/下地代議士はお忙しく、次のまた現場のほうに行かれましたけど。
本当に政治をされる方、大城さんもそうですけど、常に現場に行くんですよね。
大城/そうなんですね。
やっぱり現場っていうのは大事だと思います、話をしながらも。
先ほど代議士も言っていたけれども、やっぱり役人というのは法律とか条令を守るのが役人の、公務員の仕事。
だからその、法律の中でしか仕事をしないんです。
でもやっぱり政治家っていうのは、じゃあその法律は誰のためにあるの?から入らないとけませんから、そこはやっぱり現場を見て、それが一番の強みになるし。
それがないと役人とも議論ができないということになりますから。
ひろみ/いや、でも実際にね、大城さんは南城市で農家の皆さんですとか、まわりの皆さんに声を、実際に聞く仕事をされていると思うんですけど、きょうオープニングからずっと台風の被害の話をしておりますけど、これから未来に向けて、やはりどういうふうに農業があるのかって、そんな話もきっとされているんですよね。
大城/そうそうそう。
ずっとね、私は農業をこだわってやってきましたけれども、別に農業だけにこだわっているというよりも、沖縄がよくなるためには、やっぱり農業、第一次産業が元気にならないという部分があって、先ほど代議士もマチグヮーの話をしていましたけれどもね。
やっぱり今、本当ににぎわっている、飛騨高山なんかも行かせてもらうんですけれども、なんでにぎわっているかっていうと、やっぱり農家がつけた漬け物、浅漬けを店先で売る。
ひろみ/いいですね。
大城/この地域でつくった米を使った酒屋さんが、古民家みたいなところで売る。
そして飛騨牛を地域の畜産農家の飛騨牛を、2個800円でにぎりを売るとか。
やっぱり、そういうところが何万人と観光客が来るわけですよ。
そうすると、やっぱりこの売っている皆さんも、当然お金になるし、その後ろにいる第一次産業の皆さんもお金になる。
だから観光業が地域の元気のための産業になっているんですよ。
ひろみ/いやいや、すばらしい。
大城/ところが、まあ、あんまり大きな声では言えないけれども、この国際通りなんか見ても残念なのは、沖縄土産って言って生産地は県外とかっていうのが多くて。
ひろみ/思わず見ちゃいますよね、それ。
大城/そう。
それではやっぱり、ずーっと観光産業、人数は伸びているけれども県民の所得が伸びないっていうのは、やっぱりその辺にあるのかなというのは、本当に地域が元気になっている観光地を見ると、やっぱり根本的な違いはそこにあるなというふうに見えるんですよね。
ひろみ/ありますよね。
京都に行ったときに思ったんですけど、京都のおばんざいという、本当にそこの生産者がもってきて、水がしたたるようなものを出してくださるじゃないですか。
ああいう楽しみって沖縄にもっとほしいですね。
大城/そうそう。
ひろみ/沖縄のね。
大城/やっぱりある意味そこには観光をする側に立っても、あんまり少々、倍ぐらいの金額であってもやっぱりそこで食べたいんですよね。
ひろみ/地のもの。
地産地消とミキオさんもよくおっしゃっていますけども、やはりそこに行ってしか食べられないもの、新鮮なものを、本当においしくいただきたいし。
ぜひ、それをお願いしたいですね。
本当にきょうはお忙しい中、いろいろとね、大城県議にはお話をうかがってきましたが、残り短い、3分ぐらいのお時間になりましたけれども、2018年、本当にあっという間に10月が、もうこの時期になっていまして。
大城/はいはい。
いやもう、でもことしはもう代議士も一緒ですけど、ずっと1月から選挙、選挙の年だったんですよね。
もう特に、知事選は思わぬ、こんなことがあるのかなという、現職の知事が急逝する選挙になって。
また、残すところ豊見城、那覇市が残りますけれども。
それも含めて、もう本当に今2018年で振り返られると選挙の年だったなというようなイメージですね。
ひろみ/本当にね、皆さんも多分気づいていると思うんですけど、ことしの沖縄いろんな意味で激動でしたよね。
大城/そうですね、沖縄は。
県外のほうでは、来年が統一地方選で、来年が選挙、選挙の年なんですけれども、ことしは本当に選挙を含めて、いろんな意味で激動だったなというのを感じています。
ひろみ/思いますね。
自然災害に振り回された年だったというのも、多分日本全国の皆さん思っていると思うんですね。
やはりこれだけ危機が近くにあるんだという。
地震ですとか、台風とか、あとゲリラ豪雨とかもありましたからね。
大城/そうですね。
本当に我々、農業をしている側からも信じられないのが、もうマンゴーでもゴーヤーでも、もう東北でもつくっているし。
そういうようなものを考えると、もうどんどんやっぱり地球が変わってきて、あるいはもう温暖化しているというのは、そういう作物を見ると非常に感じますね。
ひろみ/やっぱりそういう仕事をされると、いち早く感じるのは作物なんですね。
大城/そうなんですね。
やっぱり人間より、植物、作物のほうがずっと敏感ですから、その辺は。
エンディング
ひろみ/いやいや、でも今回、きょうお話ししてくださったように、沖縄の農家の皆さんはもちろんですし、消費者の方々もおいしいものをいっぱいいただいて、沖縄の未来を考えるように頑張りたいので。
本当に、今、今週のお話ありましたようにね、きちんとこれから対策ができるようなそういう農家であってほしいと思います。
大城/はい、そうです。
ひろみ/あっという間のお時間でした。
もう、本当に、大城さんお忙しい中、きょうはありがとうございました。
最後にひと言だけ、どうぞラジオをお聞きの皆さんに。
大城/はい、今回台風が来て、いろいろ電気のありがたさ、水のありがたさもありましたけれども、ぜひ県民みんなで農業、第一次産業のありがたさも実感しながら、それがまた県の、県民の元気になると信じて、今後も頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
ひろみ/はい。
おいしい野菜、いっぱい期待しております。
お話ありがとうございました。
大城/ありがとうございました。
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティは、下地ミキオさんでした。
また、本日のゲストは、日本維新の会沖縄県総支部の政調会長、そして沖縄県議会議員の大城憲幸さんでした。
それでは、また、来週です。
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