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日時:平成30年1月25日(木) 20:00〜21:00
場所:FM21
オープニング
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
ご案内の本村ひろみです。
さあ、そしてメインパーソナリティーはこの方です。
ミキオ/下地ミキオです。
よろしくお願いします。
ひろみ/はい。
いよいよミキオさん、169回通常国会開幕ということで、雪の中の和装姿を拝見いたしました。
ミキオ/私、久米島紬(くめじまつむぎ)を着て出たんですけどね。
久米島紬っていうのは間違いなく沖縄の久米島紬ですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/暑いところの紬(つむぎ)だから、寒さにはそんなに強くないと思われがちだと思いません?
ひろみ/ええ、そうですよね。
いかがでした?
ミキオ/もうこれが暖かくて。
もちろん下も紬で着て、それでまた着て羽織袴(はおりはかま)着て、やったんですけども、これが暖かいのよ。
ひろみ/へえ。
ミキオ/いや、だから僕がメルマガでも言ったんで、久米島紬、東京の大雪の中でも大勝利みたいな。
ひろみ/ああ、いいですね。
大変お似合いでしたよ。
ミキオ/なんか沖縄の紬は寒さに弱いみたいな感じがあるけど、違うんですよ。
これがこの私の体験なんで、十二分に証明ができたかなというふうに思ってますね。
ひろみ/はい。
今回も雪の中の国会スタートということで、今週はこの話題も中心にお届けしていきます。
まずはここで一曲お届けしたいと思います。
はっぴいえんどで「風をあつめて」
♪ はっぴいえんど/風をあつめて ♪
通常国会がスタート〜働き方改革について
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
さあ、さっそく通常国会スタートしたというこの話題、ミキオさん教えていただきましょう。
ミキオ/この通常国会でね、施政方針演説というのがあるんですけどね。
安倍総理はもうダイナミックなことを言いますね。
断定しちゃうんですよ、物事を。
やっぱ僕は総理大臣がもう佐藤栄作さんとか吉田 茂さん、この在任期間を抜いてトップになるという、ダイ(?)総理大臣になるという貫禄を示そうとする所信、施政方針演説だったなと思いますね。
ひろみ/はい。
ミキオ/政治家ってある意味であっちからこう言われればこっちこう答える、こっちからこう言われれば答えられるという、言葉をうまく使って攻めこまれないようにするというのが技術だといわれてた。
ひろみ/はい。
ミキオ/だけど断定をすると間違いなく、もう断定しているわけだから、一方通行の中で攻めこまれてくるなんで、非常に自信をもって、この強い意志がないとこの断定という言葉はなかなかしないんですけど、今度の施政方針演説は断定しているわけです。
ひろみ/まあ思いが強かったんですかね。
ミキオ/特に働き方改革。
本村ひろみさん、私の話聞いてよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/この国から非正規社員というものをなくします。
2つ目に、この労働者の残業に罰則規定をつくります。
テレワーク、テレワークというのは家から仕事をする。
週休3日制度を積極的に導入していく企業をつくります。
同一労働、同一賃金にします。
成果給、成果が悪い人たちに、この年功序列型の給料の上がり方じゃなくて、成果のある人たちに給与体制を変えていきますと。
これ5つ言ってるんだけど。
これがどうイメージできると思います?
ひろみ/なんかイメージ。
ミキオ/それに3%の賃上げですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/もう一回言うけど、非正規がこの国からなくなると、なくすと言っているわけだから、全部を正社員にするということは保険から何から、全部待遇面から変わる、そういうようなことも言えるし、非正規を好んでやっている人たちいるでしょ。
ひろみ/うん。
ミキオ/自分はもう2時には子どもを迎えにいきたいから6時間だけしか働きませんと、8時から2時までしか働きませんというようなことを言ってる人たちを正社員にするわけだから、8時間以上働いたりする人たちとどうやって調整をとれるのか分からなくなるわけよね。
これがあるでしょ。
残業したら罰則規定がありますと言っているわけですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だけど成果給だから成果を出さないとだめなんで、この5時までの間だけで成果出せるかと、ライバルに勝てるかと言ったらなかなか勝てない。
だけど残業しようとすると残業だめなんで、これは外される。
ということになるとこの人たちは会社で残業できないから、ある会社なんかもう周りのファミリーレストランでみんなやってるといわれている。
ひろみ/会社から出て外でやる。
ミキオ/そう。
ひろみ/ああ。
ミキオ/ということになってくるというようなものになってきて、成果を出さなきゃいけないとなるともうこれ大変ですよね。
ひろみ/うん、大変ですね。
ミキオ/それで、今度週3日制にしましょうと言っているわけですよ。
ひろみ/どうするんですか、スーパーマン(?)だらけになりますね、大変なことですね。
ミキオ/いや、できますかね。
ひろみ/うーん。
なかなか難しい理想ですね。
ミキオ/いや、俺もう、いや、すごいこと言うなと思うわけよ、働き方改革。
実際的にすごい話だなと思うんですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、そういうような意味においては、なんかもう力強く断定した形の中で物事をもう決め打ちしているというかね、それがあるんですよね。
ひろみ/かなり。
ミキオ/だから今度の所信表明演説は、よく見ていると皆さんにもう僕言ってるんですけど、会社の経営者になる人とか非常にこの国の未来を決める総理大臣のことだから、絶対にあれですよ。
この所信表明演説を社員と読み合わせをしない会社って、僕おかしいと思うわけ。
一国の総理大臣が、ことし1年はこれでいくよっていうのを無視して会社経営って成り立つかというわけよね。
だからこういうふうなことを言ったら、社員に対して会社の体制も整えなきゃいけないでしょ、もう。
ひろみ/できるんですかね。
ミキオ/これ、ここが今、安倍さんが全然、この新しい安倍さんを自分でつくろうと思って
焦っている一つの状況があるんじゃないかなと思いますね。
ひろみ/いやー、働き方改革、これ一つをとっても通常国会、スタートがちょっと話題ですね。
ミキオ/話題です。
そのことをまず1点目にお話しをしておきたいと思いますね。
ひろみ/はい。
それではここで一曲お届けいたしましょう。
坂本九で「明日があるさ」
♪ 坂本九/明日があるさ ♪
続発する米軍機事故
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
さて、もう今月に入って3度目となる米軍のヘリコプターが渡名喜島に緊急着陸、この話題をうかがいたいんですが。
ミキオ/ちょっと汚い言葉ですけどね、バカですね、バカ。
ひろみ/うん、本当ですね。
ミキオ/これ、こうやって予防着陸ってあるじゃないですか。
ひろみ/予防。
ミキオ/予防着陸というのは、機械にいろんなことが起こる可能性があるから、人にケガを与えないように予防着陸するんですよね。
そうでしょう。
ひろみ/はい。
ミキオ/この予防着陸というのは、何かが、キカイ(?)が起こったから予防着陸するんですよね。
予防着陸、もう3回するということは整備していないということにならない?
ひろみ/確かにそうですよ、そう思われても仕方ないですよね。
毎回予防だって言うと。
ミキオ/きのうも防衛省の幹部から電話かかってきて、予防着陸しましたと言うからさ。
お前ら何回予防着陸って言うのかって。
ひろみ/ひと月に3回はちょっとびっくりですよね。
ミキオ/うん。
まあしかしもう、僕はこの前もラジオでも言っているようにアメリカというのは、米軍とか軍人というのは人を殺傷する権限をもっているわけですよ。
人を殺傷する、ピストルやミサイルや戦車や潜水艦や、全てあれは人を殺傷するものなんですよ。
それを持って、それが成果上げれば、人を殺傷したら成果として勲章をもらえるという、人を殺傷して勲章もらえるのは軍人だけなんですよ。
この軍人は尊敬されて、それで信頼があって規律が正しくて品質が高い、そういう人にしか、こういう殺傷能力のある拳銃とか戦車を持たしちゃいけないんですよね。
だけれどもう、規律がもうどうにもならない、品質が管理できないんだもん。
となると信頼もできない、尊敬も値もしない。
だから、何度も言うけど、そういう人たちを相手にしながらやっているということを一点、左に置かなきゃいけない。
ひろみ/はい。
ミキオ/右には沖縄にヘリコプターが落ちて、沖縄の人が100人亡くなったって日本政府というのは、絶対に日米安保条約、破棄しないんですよ。
北朝鮮の問題、中国の問題、いろんな問題、抑止の問題、ミサイルの迎撃の問題、全てやって、1万人死のうが2万人死のうが10万人死のうが、そういうふうなことを考えたら、沖縄での事故での100人が日米安保条約を破棄するものにはならない。
だから、日本政府にどんなに言っても、彼らがそのことからすると強く物を言って変えるなんてことはできないんですよね。
だから、沖縄県民を守るのはもう県知事しかいないよと言っているわけ、僕は。
県知事が本当に米軍に突っ込んで、お前ら本当にこんなことばっかりやっていたら、俺が許さんぞと、もう抗議だめよ、要望だめよ、要請だめよ、強行的な県知事が持っている権限で勝負すべきだと僕は言っているんですよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/だから、電力だって切ればいい。
Yナンバーは県道、走らせなければいい。
水だって供給しなければいい、企業局が。
ごみの焼き方だって、焼かないほうがいい。
ふざけるなと。
だって、自分の県民を守るために、悪さしている人に、これだけやったって怒る人いる?
ひろみ/いませんよね。
もう強行に出てほしいですね。
ミキオ/いないでしょ。
ひろみ/うん。
ミキオ/だから、いないから、そこを何で翁長さんはおやりにならないの、というのが俺の言い分なんだよ。
今回もまた抗議したり、文句言ったりというだけじゃだめですよ。
本気で怒るところ見せないと。
だから、普天間基地の辺野古も裁判に訴えたら、主体性にジャッジするのは裁判所だから。
任意で選ばれた人が裁判で訴えてどうするんだよ。
それで逆転しているんだよ。
おもしろくない、それ?
任意で辺野古反対で選ばれた人が、裁判で訴えて逆転されて、これは参りましたなって。
ひろみ/うーん、残念ですよね、本当に。
ミキオ/だから、やり方がもうみんな失敗しているんです。
強く言わないと、だめだということを申し上げておきたいというふうに思います。
これをどうするかというのは、もう本当に知事そのものが四軍調整官と本当に、沖縄を守っている県知事としてどうするかと、本気でがちがち、がちがち交渉しないとだめですね。
こっちに来て、外務政務次官に要請書を渡すとか、防衛政務次官に渡すとかも、こんなアホみたいなことはやめたほうがいい。
やったって、これは何もできない。
期待できない。
沖縄の事件事故は、沖縄県知事がとめる。
そこが僕は大事だと思いますね。
ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
ウルフルズで「それが答えだ!
♪ ウルフルズ/それが答えだ! ♪
[caption id="attachment_6972" align="aligncenter" width="640"] ラジオ収録の様子@東京[/caption]
[caption id="attachment_6971" align="aligncenter" width="640"] ラジオ収録の様子@沖縄[/caption]
名護市長選挙がはじまる
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
さて、先週は南城市長選挙でしたが、次は名護市長選がやってきます。
ミキオ/そうだ、南城市長選挙66票ですよ。
5万人近くいる人口の中で66票すごいですね。
ひろみ/僅差ですね、本当に。
ミキオ/こういうふうに、66票という差で勝ったり負けたりするという恐ろしさを感じながら、政治しなきゃいけませんね。
ひろみ/本当ですね。
ミキオ/私たちも古謝さんを推薦しましたけどね。
4選の難しさ、多選の難しさというのがありますね。
やっぱり住民の中には4選が長いと思われている方がいらっしゃったかもしれない。
基地問題の影響があったと思われているかもしれない、あった。
そういうような複雑なことから66票というのが生まれてきていると思うんですね。
だから、私はオール沖縄という、この言われる勢力の流れはまだ衆議院選挙からとまっていないと思うんですよね。
それと同時に、今、この南城の市長選挙もそうだし、石垣の市長選挙もそうだし、いろんな選挙、ね。
首長の皆さんは、4年前は仲井真さんとか稲嶺さんとかって、県の知事も自分たちを支援する保守系の人、国も保守系の人、そして自分の選挙であったんです。
今回、変わっているんです。
しかも、県民の流れが大きなオール沖縄という流れもあるという中で、やっぱり大胆に自分の全てを見直して、政治に挑まないと3選のときと同じようにやったらうまくいくよというところではないわけよね。
ここはもうちょっとそこがもう選挙運動のでも僕らが見ていても、ちょっとまだ甘かったかなという感じしますね。
だから、そういうようなことを踏まえた選挙戦略法を名護の市長選挙では組めるかどうかということなんです。
だから、徹底的に私が言っているように、渡具知さん候補が基地問題においても、基地の整理縮小負担も小さくしていくというようなことをやるということの大前提が普天間で、その普天間を私はまずなくすことを最優先にして、それが沖縄全体のためになるから辺野古を容認しているんですという姿勢で、政治をやったほうがわかりやすくて選挙は勝てると。
曖昧に言ったら、曖昧の結果の中では、曖昧にはついてこない。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/曖昧な基地政策と経済政策がベストミックスになるかといったら、ならないのよ。
明確な基地政策と明確な経済政策がベストミックスになる。
だから、これから日曜日から始まるこの一週間の中で、この明確さというのが、どこまで出てくるのかなと。
相手ここまで、稲嶺さんというのは明確ですよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/生み出せない。
何々しなさいって。
渡具知さんは、裁判の結果に従いますと言うけど、裁判の結果に従う前に、私はどうなんですかと言わなきゃいけない。
そういうようなことを、きちっとやっていけば、今、稲嶺さんでも閉塞感はあるわけだから。
そうだよな、基地問題だけではないよなというような声が、僕は生まれてくると思うんですよ。
基地問題だけで、政府が基地交付金を出したいと言った。
当たり前じゃないですか。
もらうのは当たり前ですよ。
それは、沖縄に基地があるんだから。
名護にも基地があるんだから。
辺野古はどこですかって。
キャンプシュワブはどこですか、名護ですか、宮古島ですか、石垣ですか、名護ですよね。
負担をしているところはもらうんです、当たり前に。
それは政治闘争に持ち込むための手段になっているから、当たり前に自分の住民が、その基地の負担をしていて、法律の中にこういう人たちは、ちゃんともらって環境整備をやるというようなことが法律で認められているんだったら、それはもらうべきです。
稲嶺さんは、これは基地があるからだめだというようなことを言ったら、もう僕らはもう応援できないのも当たり前ですよね。
沖縄から基地全てがなくなると思っている人たちじゃないんだから、僕ら。
だから、そういうふうな意味でも、明確な姿勢というのを貫いていけば、私はすごいと思う。
いろんなこと言うかもしれないけど、菅官房長官という人、あれ僕と同じ当選、同期なんですよ。
彼のすごさは何かと言ったら、沖縄には二分して、沖縄の世論は菅さんの考え方と違うところあるけど、自分は絶対に沖縄の基地の、負担軽減しないという気持ちは、あの人本当に強いんですよ。
だから、空中給油機も山口県に移設させて、ハリアーも移設させて、これはもう確実にやっているんですよ。
遠くの訓練場も帰ってきた。
これはちょっと後で、いろはがつきますけど帰ってきたということになって、彼は本当に普天間の危険を辺野古に行けば絶対に、まず大きい普天間が、基地負担がなくなると思っているんですよ。
だからもうこれは沖縄県民のために機動隊入れてでもやるんだというのが、あれの考えなんです。
これ間違えていると言う人と正しいという人で分かれるけれども、これぐらいの信念を持っている人というのは、今までの中にはいないんです。
みんな、今までの官房長官やった経験者は、ちょろちょろと反対運動が出たら、ちょっと工事待ってくださいって、やめしょうと言って、ずっと沖縄の選挙が近づいたからやめましょうと言って、ずるずる来たわけですよ。
だけど、あの人ずるずるしないわけさ。
あれは、自分の中で、これこそが沖縄の基地負担軽減だと思っているから。
こういう人たちにならないと、名護市民って説得できないんですよ。
だから、菅さんというのはすごいなと思いますよ。
沖縄では、あの人だめだという勢力がいる、それはそれでいいんです。
しかし、こういうふうな普天間基地の辺野古移設をやるときに、沖縄の基地負担軽減やっているとき、強い意志が、しかも曖昧にしない。
そういうところの支援を受けて、渡具知さんがあると見せたほうが、私はこの選挙は勝てると思う。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/だから、私が渡具知さんなんかを推薦しているのは、やっぱり今の稲嶺さんや翁長さんのやり方ではもうなかなか、基地の整理縮小はできない。
これはもう、私が菅さんなんかと組んで、逆に馬毛島に訓練移設してやっていくということを、先にやっていくことが私は必要だと思っているから、それをやっているんです。
ひろみ/ぜひ期待したいと思います。
本当にそうですよね。菅さんの強さを感じますね。
ミキオ/いや、強い人ですよね。
それは嫌いな人もいっぱいいるかもしれないけど、やっぱり政治家って孤独に強くならないとだめですね。
自分の信念があるかどうか、そこがポイントだと思います。
ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
コブクロで「永遠にともに」
♪ コブクロ/永遠にともに ♪
沖縄の鉄軌道はこうしよう!
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今、名護市長選の話題もあったんですけど、ミキオさんのほうから鉄軌道の話題、これがあると那覇からすーっと行けますよね。
ミキオ/だからこの前、名護までの何か路線とか何とか言っているじゃないですか。
ひろみ/はい。
ミキオ/あんなの今、論議するレベルじゃないんですよ。
私がいつも言っているのは、終着駅は本部ですと。
何で本部ですかといったら、海洋博記念公園があって、300万人の人が来て、どの場所よりも本部に人が集まる。
300万人の人が集まる場所というのは、沖縄にはないんですよね。
しかし、この300万人の場所を終着駅にしても採算が合わないんです。
だから、私たちは今度、本部港にクルージングバースが来て、これが200隻ぐらい来ると60万人ぐらい来るんですよ。
だから数がふえて、この人たちも、ちょうど那覇に行ってこようねっていっても、40分ぐらいで那覇まで行って、夕方までに戻ってこれるということできますね。
ひろみ/いいですね。
ミキオ/名護までもこれで行きましょうねってできるね。
那覇のクルージング船としても、本部まで行ってこようねとか名護まで行ってこようねってできますね。
ということになってくると、これもまた大きく動きますね。
ひろみ/はい。
ミキオ/最後やっぱりエンターテインメントを今帰仁か本部か名護かあの辺で一個つくって、海洋博記念公園より大きい500万人ぐらい来ると、ちょうど1000万ぐらいなってくると。
この1000万という数字が北部で終着駅周辺で見えたら、これ全部観光客ですよね。
観光客はやっている話ですよね、大抵がね。
ということになってくると、その時点で採算がとれるんですよ。
これをまず見せなきゃいけないんです、
集客が1000万近くまで来ますよというところを見せて、その中の何割が電車で来るようになれば、採算がとれるかという計算するための終着駅のボリューム感を示さないとだめなんです。
このルートじゃないんですよ。
その次には、経営する人を決めないといけない。
路線は全部公共工事でやりますと。
あとこの終着駅をアピールして、東京からのお客さんも入れて、それで鉄軌道の運営の能力を持っているJR九州とか、近鉄とか、小田急とか京王とか阪神とか、そういう会社が、いや、もう運営は私たちは沖縄県からも国からも1円ももらわないでやりますよという会社が出てきて、この2つの項目が完成して初めてルートに入るんです。
ルートがどっちのルートを通ったかで、140万人の人口がのるだけでどうにもならんのですよ。
それをわからないとだめですね。
だから私は、とにかくことしの概算要求に鉄軌道をのせたいので、エンターテインメントを決めることと、運営会社を決めることに手を挙げてくれるところが出てくることをちょっと真剣に望んでいるということを作業しているというわけです。
ひろみ/楽しみですね。
ミキオ/そうです。やっぱり北部はおもしろいですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/それで本部からずーっと来て、伊差川から来て、許田入って、北中行って、那覇行って、南風原まできた道路がそのままずーっと真っ直ぐ行って、佐敷、知念まで行く高速道路をつくる。
そうすると北部と南部が一体になる。
そのまま中城から沖縄市を十字路切って、読谷までの高速道路、横の高速道路。
ひろみ/横に。
ミキオ/沖縄市のところで円を描いた、何て言うの、あれ。
そういうふうに回っていくやつがあるでしょ。
そういうふうなものができたら、縦で那覇から来た人もぐるっと回って読谷に行ける。
ぐるっと回って中城に行ける。
この道路ができれば、最高じゃない?
ひろみ/いいですね。
ミキオ/だから鉄軌道やって、この道路を完成させて、横と縦を完成させて、名護の許田から国頭まではこの規格道路って高速道路じゃないけど、この規格道路で結んでおけば間違いなく観光客も行きやすくなって、これで動いていくよと。
そういうふうなことをやっている中において、今度は空港が下地島空港、那覇空港が2本。
それに馬毛島がうまくいって、軍事利用が少なくなったら、普天間基地まで軍民共用に変えたら、3000メートル級滑走路が4本。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/もうすごいです。
それをやっている間に、本部港、中城港、那覇港が2つ。
それに今の若狭で、これで5つ。
宮古、石垣となったら、もうクルージングバースが1カ所で200隻来たら、6カ所で幾ら?
1カ所で200隻。
ひろみ/1万…。
ミキオ/1200です。
ひろみ/1200ですね。
ミキオ/1200。
1200隻の船が来るんですよ。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/それに大体3000人ぐらい乗っているんだから、300万人。
どうですかね、本村ひろみさん。
ひろみ/いや、もうこれだけ夢のある話を聞きますと、沖縄の可能性、もうポテンシャルはまだまだあるなと思いますね。
ミキオ/まだまだ。
これを目当てにして、私たちは農業をして、地産地消で9割は沖縄の食べ物を食べて帰るようにしていく。
畜産も200億を超えたとか、ちゃっちいな話じゃなくて、これがもうね、もっと山城牛や石垣牛や伊江島牛や宮古牛や、こういうふうなものが、マンゴーはよくなってくるし、野菜をつくる。
暑いから深層水なんかを使って、葉物をつくるとか、やることいっぱいあるよな。
ひろみ/すごいブランディング化されそうですね。
沖縄の食材も。
ミキオ/そうそうそう。
だから、ちゃっちいなことしないことよ。
大きいことやること。
大きいことやったら、農業もがーっと漁業も広がっていくんですよ。
それをぜひやりたいというふうに思いますね。
あともう一個やっているのは、週刊誌、1週間おくれ。
ひろみ/あー。
ミキオ/これを同時発売に変えようと思って。
ひろみ/同時にね、はい。
ミキオ/私は一生懸命やっていますね。
週刊文春が同時に来ることが、私にとってすばらしいことになるように、乞い願っております。
ひろみ/そうですね。
県外と同時に読めるというのは、今までなかったことですからね。
ミキオ/とにかく格差を全部、全てなくす。
これが大事なことだと思いますね。
ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
松山千春で「大空と大地の中で」
♪ 松山千春/大空と大地の中で ♪
エンディング
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
鉄軌道の話題から道路の話題、インターチェンジでロータリーができていて、夢のような話をきょう伺って、何だかわくわくしてきました、ミキオさん。
ミキオ/これから北部の時代ですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/本部、そして北部が活性化すれば、もう宮古、石垣は十二分に活性化してきてから、勝負所ですね。
しっかり頑張ってやります。
ひろみ/ラジオお聞きの皆さんに、さらに夢の広がるミキオさんの一言をいただきたいと思います。
ミキオ/この前、宮古の実家に行って、庭で座ってちょっと何かいろんな物事の考え方をすると、いろんなことが走馬灯のように浮かんできておもしろかったですね。
ああいう時間、必要だなと思いましたよ。
ひろみ/ゆったりした時間ですね。
ミキオ/自分が生まれ…、15分でしたけど。
ひろみ/いやいや、15分でもゆったりしていますよ。
ミキオ/生まれ育ったところに行って、親父、お袋のことを思い出しながら、いい時間でしたね。
ちょっとこういう時間も大事しなきゃいかんですね。
ひろみ/Instagramも始めて、いろいろと新しいミキオさんの顔が見られるようになってきましたので、Facebook、Twitterももちろん、メルマガももちろんですが、またInstagramのほうも、ラジオお聞きの皆さんもぜひフォローしていただくとうれしいなと思います。
何だかミキオさんも本当に、SNSすごい活用されていますよね。
ミキオ/頑張って、いろいろご指導いただきながらやっています。
ひろみ/新しい顔がいっぱい見られるというSNSのほうも、どうぞチェックなさってください。
ミキオポスト OnRadio、あっという間の1時間でした。
ご案内は、本村ひろみでした。
そしてメインパーソナリティーは。
ミキオ/下地ミキオでした。
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