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日時:平成30年1月4日(金) 20:00-20:57
場所:FM21
オープニング
ひろみ/皆さん、こんばんは。本村ひろみです。
さあ、この時間からミキオポスト OnRadio、番組のスタートです。元気にまいりましょう。
メインパーソナリティは、もちろんこの方です。
ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いいたします。
ひろみ/そして、ミキオさん、まだ新春の期ですので、ことしもよろしくお願いいたします。
ミキオ/お願いいたします。
もう皆さんにとって、ことし1年、いい年でありますように、私たちも政治の場で一生懸命に頑張っていきたいと思います。
ひろみ/本当に新春からもう話題盛りだくさんの今週のミキオポスト OnRadioなんですが、サイトのほうもリニューアルでミキオさんの新コーナーができているんですよ。
「ミキオのQ&A」という。
ミキオ/いろんな質問を本村ひろみさんが、嫌がらせの質問を。
ひろみ/いやいや。
ミキオ/それに答えていかなければいけないという、私のつらさ。ここが大事ですね。
ひろみ/リスナーの皆さんや、ミキオファンの皆さんが送ってくださったメッセージを受けとめて、ミキオさんに答えていただくんですけれどもね。なかなかプライベートな質問だとおもしろいですね。
ミキオ/そうですね。
ひろみ/では、今週もスタートとなります。1曲目は、人気のこれ、年末のカウントダウンで盛り上がったそうです。
モンゴル800で「あなたに」
♪ モンゴル800/あなたに ♪
米軍機事故多発対応の2つのポイント
ひろみ/ミキオポスト OnRadio。
まずは今週のミキオさんのコーナーはもうこの話題しかございません。多発する米軍機事故。
ミキオ/だらしないんですよね。
ひろみ/これはもうびっくりですよね。
ミキオ/まず2つのことを申し上げましょうね。
ひろみ/はい。
ミキオ/ちょっとヒートするかもしれないけど、この少女暴行事件というのが起こったときに、大田さんという当時の知事が県民大会で、私が少女の人権を守ることができなくて、反省と沖縄県民に深くおわびをしたいという挨拶をしたんですね。
事件を起こしたのはアメリカであって、大田知事が謝る必要ないだろうと、そう思いますよね。
ひろみ/思います。
ミキオ/これは、大田さんは、この発言によって主体的に基地問題を考えているという姿があったわけです。
だから、それからこの普天間基地の辺野古移設の話が出ている。
9000人のアメリカ人がグアムに行くという話が出てきているという、そういうシナリオが生まれたわけですね。
大田さんは、代替案はなかった。
普天間を閉鎖するといって、あれからもめ始めましたけど、この主体的な、この県知事のあり方というのが問われているわけです。
私は、こうやって不時着とか墜落とかいろいろ起こる、翁長知事が抗議に行く。
うちも抗議に行く、どこの抗議に行くというのはわかるわけさ。
だけど、問題大事なのはね、ひろみさんね。主体性なんです。
ひろみ/主体性、はい。
ミキオ/抗議に、ひろみさん行きました。
ひろみさん、もっと優しい質問してくださいと私が言いました。
主体的には優しい質問にするかしないかは、ひろみさんが決めるんですよね。
ひろみ/そうですね、ええ。
ミキオ/整備をちゃんとしてくださいと言ったら、整備するかどうかは、アメリカ軍が主体的に決めるんですよ。
もう事件事故起こしているから、あんた出ていきなさい、と言っても、出ていくか出ていかないかは、アメリカ軍が決めるんですよね。
ひろみ/うーん、なるほど。
ミキオ/沖縄の人が決められるわけがないんですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/それが一点ある。
で、もう一つは、日本とアメリカとの関係の中で、こういう事件事故がいっぱい起こったときに、アメリカに対して日本が圧力をかけることができるかと。そのことは安倍さんに期待できる?
ひろみ/日本国の力を安倍さんに?
ミキオ/安倍さん、こんなに事件に怒っているから、もう次、事件起こしたら、沖縄からお前出すからなとか、こういう圧力とか発言とかって、安倍さんやると思う?
ひろみ/期待薄ですかね。
ミキオ/できないよね。
これもまた安倍さんにやってくださいと言ったら、これは主体性は安倍さんが持っているわけね。
こっちが持っているわけじゃない。
安倍さん、アメリカに抗議してくださいよ、怒ってくださいよと翁長さんがよく言う当事者能力、日本政府ないんじゃないかと言ってもやらないんだから。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/あれなんか、もっと大きいこと考えているわけ。
北朝鮮がミサイル来たら、アメリカの力がないとだめだ。
中国に対抗するには、アメリカの力がないとだめだと。
沖縄の事件、事故があっても、圧力はアメリカにかけるとか、そういうことができない国家なんですよ。
私が、この主体性のところで、一点目に申し上げたいのは、主体性を自分に置きなさいよということなの。
圧力を、翁長さん、あんたがかけなさいよと。
こんなに事件、事故をとめられなかったのは、私が悪いんですと、言い切る県知事じゃなきゃだめだと言うわけよ。
ひろみ/うーん、なるほど。
ミキオ/ということは、どうするかと言ったら、事件、事故あっても抗議なんかしない。いいですかと、ニコルソンさんと。
あんた、こういうこと、ずっと直さないでやっていたら、私の権限がある全てを掛けても、アメリカが出て行かざるようなことをやりますよと。
私も、日米安保を認めているけど、あなたがずっとこれを直しきれないということは意図的だという判断になっちゃうよと。
そうなったら、電力の供給もやめるぞと。
アメリカのごみも全部、今、地方自治体が焼いている。そういうことも協力しないよと。県道も通さないぞと。
ひろみ/強行ですね。
ミキオ/だって、強行なことをやらないと、北朝鮮に圧力をかけて、対話だと言っている以上は、こんなに直らなくて事件事故起こっているなら、じゃあ沖縄の県知事に強行なしたことある人いる?
ひろみ/確かに、言っていても何かこの辺は優しいですよね、生活をともにしている感じですから。
ミキオ/飲むなと言っても、透過したらまた飲むようになるね。
ひろみ/その態度が必要になってくるということなんですね。もう本当に強い態度ですよね。ミキオ/私が言っている主体性なんですよ。
だから、事件、事故が起こったら、俺が悪いと言うぐらいの気持ちになって、その代わりにアメリカに対しては、自分ができることは主体性って、もう自分だからね。
ひろみ/はい。
ミキオ/自分ができること全てのプレッシャーかけるぞと。
ひろみ/うーん。
ミキオ/いいなと。それを破ることは、米軍はできないんです。
だから、けんかしていないね。
ひろみ/いや、これ期待したいです。ぜひ、その今、おっしゃっていたような態度を示したときに本気になって。
ミキオ/安倍が直すと思うね。
ひろみ/直してくるという態度に変わる可能性ありますよね。
ミキオ/そう。これが一点目に大事。
1曲いきますか?
ひろみ/まだ大丈夫です。
ミキオ/二つ目は、人を殺すということは犯罪なんですよね。
人を殺して犯罪にならないのは軍隊だけなんですよ。
軍隊が持っているミサイルも、軍隊が持っているピストルも、軍隊が持ってる戦車も、全て人を殺傷する能力がある。
そして、軍隊の中で、殺傷する能力があるものを使って、人を、ある意味、言葉悪いけど、殺せば殺すほど、勲章が上がるというのは軍隊だけなんですよ。
ひろみ/そうですね。殺すことを前提とされていますよね。
ミキオ/そうでしょう。
それ何で?
これ、殺す相手が世界の平和を壊す人間だから、許されているわけよね。
あと、民族紛争とか何とかは、これ根拠のない戦争だから、これ許されない。
しかし、アメリカ軍とかフランス軍とかイギリス軍とか、そういうところが、彼らの建前は自分の領土をとられそうになったとか、自分の領土が侵されそうになったとか、自分の国民が大変になった、自分の国民が殺されたとかって、これはもう平和が、自分の国がもう壊れるから、だから武器弾薬も使って、相手を殺す。
殺した者は、国民に自分の国家にとって、プラス要因になるから勲章をあげると言うわけですよ。
そうですよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/だから、こうやって、人を殺してもいいということの殺傷能力のある者を持つ人たちというのは、どういう人なのかということになってくると、やっぱり尊敬される人が、そういう物を持たんといかんよね。
やっぱり、信頼される人が持たんといかんよね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/やっぱり、規律をしっかりと守る人たちが、こういう銃火器を持たないと規律がなくなったら大変なことになりますよね。
ひろみ/そうですよね。危険性をはらんでいますからね。
ミキオ/やっぱり、これに関しても練度があって、質の高い人たちがこういう危ないものを持たんといかないよねということになってくるわけですよね。
つまり、軍隊というのは、尊敬されて、信頼があって、規律を守って、質の高い能力のある人たちが軍隊であるんですよ。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/それが今、壊れているんじゃないの。アメリカ、この沖縄にいる兵隊たちは。
これは今、これだけの事件、事故がこんだけ起こる。予防着陸しましたってよく言うよね。
ひろみ/予防着陸って言葉があるんですねと思いましたね。
ミキオ/この予防着陸は一回なんですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/予防着陸というのは、計器がおかしくなったら、予防着陸でしょ。
じゃあ、計器がおかしくならないように、次は全部、予防しなきゃいけないのに、また予防着陸するわけよ。
ひろみ/じゃあ、ずっと予防着陸になっちゃいますね。
ミキオ/でしょう。これもおかしい。
人的ミスといいますね。
ひろみ/人的ミスも言われてみれば、確かに変な日本語ですよね。
ミキオ/これ人的ミスというのは、さっき言った4つの中の品質が管理できていないということね。
ひろみ/そうですね。機械じゃなくて、人的なんですよね。
ミキオ/そう。人の能力がないということなんですよね。
普天間の小学校に落ちた窓なんて、何であそこで窓を開ける必要があったんでしょうね。
ひろみ/本当ですね。
ミキオ/僕は意図的じゃないかと思うぐらい。あれ、あかないよ、簡単には。
ひろみ/ねえ。それもまだわからない状態のまんま、今、来ているんですよね。
ミキオ/そう。
だから、先ほど言ったように、主体的という言葉と、今、言っているように軍隊としての、この4つの尊厳がなくなっている人たちを、どうやってこのコントールしていくかということになってくると、安倍さんという総理大臣に頼っても、ここはもう大きな日米関係の中では、ヘリコプターが落ちた、何かが落ちた事件があったというので、アメリカを切ることはできないってもう彼らはわかっているさ。
だったら、自分の身を守るためには、県知事が自分で主体的に県民には、俺がなくさせる。
俺が本当にもう事件、事故が起こったら俺が責任持つ。
だけど、俺はアメリカに関しては、もう強気でいくぞと、副知事を生かして抗議だとか、ニコルソンがクレイジーと言ったとか、そんな話じゃないだろうという、そういうところまでいかないと、この事件、事故というのはなくならないんですよ、ひろみさん、というのをわからんといかんのですよね。
ひろみ/今、おっしゃっていただいた、この態度が、本当に変えるチャンスになりますね。強い態度ですよね。ミキオ/だけど、怒らないんですよ。
ひろみ/ここで1曲お届けしたいと思います。
AKB48で「365日の紙飛行機」
♪ AKB48/365日の紙飛行機 ♪
行政、県知事の「当事者」能力
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、新春も熱く語っていただいておりますが、熱くなる気持ちも本当に県民わかりますよね。
これだけ米軍機の事故が続くというのは、あり得ないことですよね。
ミキオ/あり得ないことですよね。
しかし、これをあり得るという現実があったということを、頭に入れながら対策を立てていかなければいけないということになると、しつこいようだけども主体性というものがなきゃいけない。
事件、事故が起こったら、私が悪かったと思う県知事じゃないと直せないということです。
そこがポイント。
それが起こることが、日本政府が当事者が能力がないんですよ。
あいた口が閉まらんのですよ。もう言う言葉がないんですよと。
これがどうした、という話にしかならないという、難しいよね。
ひろみ/いや、でも、相手がこうだとかじゃなくて、自分が、と思ったときから主体性始まるので。
ミキオ/そうです。
ひろみ/今の話はすごく腑に落ちますね、すとんと、こう。
ミキオ/県知事って相当、権限あるよ。
ひろみ/そうですね、本当に。そういう意味ではもう、お父さんですね、沖縄の。
ミキオ/いやいや、もうそこが、力があるから、それを使い切って戦っていないというところが、辺野古の問題でも裁判なんかいっちゃいかないですよ。裁判やったら負けるに決まっているんだもん。
負けるのわかっていて、とめたいのか、とめたくないのか、そこ言われるところに出てくるんですよね。
ひろみ/この米軍機事故、本当にもうここでストップ、ぜひかけてほしい。そう願うばかり。
ミキオ/私がずっと2年半やってきた馬毛島の問題が解決するということは、もう本当に大きな、騒音とか訓練とかが移動されることは大きいですね。
この馬毛島ができると、伊江島の訓練所も私は必要なくなる。高江のヘリパッドも必要なくなる。
北部の訓練所も必要なくなる。
それで、馬毛島まで30分以内で行ける。
訓練、朝行って、徹底的にやって、帰ってくる。
2日、3日、向こうにいる、施設をつくっている。
これが嘉手納のタッチアンドゴーの訓練も全て馬毛島に行く。
LMPの訓練もですね。岩国も三沢も厚木もみんな馬毛島で訓練する。
ひろみ/条件整っていますね。
ミキオ/それはそうですよ。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/宮古島の下地島空港あります。
平良市、平良港という港から下地島空港まで3キロ。下地島空港でジャンボ機があれだけ、タッチアンドゴーの訓練しても、伊良部島の南側の人たちも宮古島の平良港のところにも音は来ません。
3キロだよ。
ひろみ/3キロで。はい。
ミキオ/馬毛島と種子島の間は10キロです。
ひろみ/じゃもう完全に遮断されますね。
ミキオ/遮断されて、飛行機飛んでいるなというぐらい。
だから、そこは鹿児島の県知事にも御理解いただいて、僕、お願いとは言わないよ。理解しないのがおかしいんだよ。
沖縄にこれだけ押しつけておいて、何を言っているんだと。
ひろみ/はい。
ミキオ/それがまちのど真ん中につくると言ったら、怒られるかもしれないけど、地主もOKしているんだから。そういうことを、やっぱりもう2年半提案してきたと。
だから、沖縄県が基地問題で、今度初めて提案出しますとか、もう何か沖縄タイムスか、県政史上初めて、提案することになりますけど、お前もう本当に終わっているなという、この新聞終わっているなと、持ち上げるのもいい加減にしろと、下地ミキオは嘉手納統合言ってみたり、シュワブの陸上案、ヘリポート案言ってみたり、今回の馬毛島言ってみたり、あらゆることを言って、これでもか、これでもか、しかし、僕には主体的に決める権限はなかった。
だけど、県知事というのはあるんですよ。だから、僕は県知事に立候補したんですよね。
ひろみ/ことしも県知事選があるんで、この話をすると、みんな、えっと思いますけど。
ミキオ/あ、だけど出ませんよ、そりゃもう。
ひろみ/出ませんとおっしゃっていますけどね。
ミキオ/そうそう。
まあ、こうやって国会議員に465番で与えられた命を大事にしますけれど、僕が出た背景というのは、本気でやっぱりやると変わってくるということなんです。
多分、僕が言うのも何だけど、やっぱり国会議員をやらないと、10年以上国会議員をやった人が県知事になったほうが、国とかのやり方とか、相手の戦略とか人脈とか全てわかりながらやれるというのは、やっぱり大事だと思いますね。
ひろみ/経験は大切ですよね。
ミキオ/ものすごく。
それとアメリカとのパイプだとか、これがやっぱり必要になってきますよね。
だから、10年以上やると、もう僕、ことしでちょうど20年目。
もう私が国会議員になったときの課長やっていた人たちが、もう事務次官とか局長になって。
だから、もう長い付き合いしていたら、こいつが何考えているかわかるね。
それと沖縄の内閣は2年ごとに変わっていくから。
だから、あ、この政策、こうやって決めたね、あの政策こうやって決めたねって彼はわからない。
だけど、僕はわかる。20年ぐらいやっているから。
という意味では、行政能力を長く10年以上やった国会議員は行政能力を役人より上になるんですよ。法律つくっているから。
ひろみ/ずっと見てきているわけですからね。
ミキオ/そう。継続的に見てきているという意味においては大きいわけ。
だから、経験が出てくるんで、それがやっぱり県知事としておもしろいんじゃないかと思って。ちょうどあのとき落選していたので。
ひろみ/本当に4年前ってあっという間ですよね。
ミキオ/あっという間だね。
ひろみ/でも、本当、ことしはそういう意味では、また秋には県知事選があるので、ではここで1曲、歌ってあれですけどね。
ミキオ/県知事選、誰が出てくるか、やっぱり期待できるような人、あ、この人が出てきたら変わるなと。
逆にまた翁長さんも変わってもらいたいよな。
ひろみ/そうですよね。期待が大きいだけに。
ミキオ/変わって、というのは、あれがですよ、何というの、翁長さんが変わってくれじゃなくて、翁長さんのやり方が変わってもらえたらいいのになと思うけど、バックボーンがいるから、なかなか変えれないというか、変われないというか、反対の拳を挙げる以外に道がないというか。
だって、今度、グアムに行くとか言っても、グアムに行って、5000人を受け入れる最初の知事との合意は下地ミキオですよね。
ひろみ/そうでしたね。
ミキオ/あのとき、名前言えないけど、沖縄タイムスの記者が、僕の秘書の名前で言って、あれですっぱ抜いて、一面に5000人と書いたのがスタート。
フィリピンで、アロヨ大統領と訓練を受け入れた、あれも下地ミキオですよ。
今度、馬毛島でしょう。
ひろみ/はい。
ミキオ/フィリピン、グアム、馬毛島、この3つでローテーションを組んだらもう本当に沖縄の負担軽減、大きくなりますよ。だけども、フィリピンのグアムはもう決まっている。
翁長知事が見に行こうと見に行かないと変わらない。
問題は、本土のどこを指して、どこがその沖縄の負担軽減のための役割を担うのかというようなところを考えなければいけない。
だから、空中給油機を岩国に行かしたり、そうやって、そのハリアーの移転をやって、安倍さんもやっていますよ。
だけど、それだけじゃだめなんですよ。
やっぱり、そこが僕は大きなポイントなんで。やっぱり馬毛島というのは、歴史的な大きな負担軽減をつくる大きな要素だと思いますね。
ひろみ/馬毛島に関しては、作家の池澤夏樹さんもコラムで書かれていて、ぜひここがいいんではないかというのを何年か前に書かれていましたので、同じような御意見をお持ちの方もいらっしゃるわけですね。
では、ここで1曲お届けしましょう。
茉奈佳奈で「いのちの歌」
♪ 茉奈佳奈/いのちの歌 ♪
裏千家の初釜式に参加
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、Facebook、Twitter、そしてInstagramをスタートしたミキオさんですが、写真が出ておりました裏千家の初釜式。
もうずっと行かれていますよね、新春の。
ミキオ/いや、もうおもしろいんですよ。
ひろみ/何か意外な感じが。じっと座っていらっしゃるんですよ、そこで。
ミキオ/何て言うかね。
この家元がお茶をつくりながら、招客の方と話をする。これがまたおもしろいんですよ。
ひろみ/緊張されませんか、どんな感じですか。
ミキオ/僕は自席の3番目に座って、今回いましたけど。座らせていただいたんですけどね。
この家元の会話術、そうしてこの招客の人のこの受け答え。
この釜は?って。
この釜は、500年前の釜を使っています。
500年前だよ。
ひろみ/さらっと言いますけど。
ミキオ/そう。
ひろみ/さらっと言いますけど、江戸時代以前ですね。すごいですね。
ミキオ/釜は、何とか探偵団のように飾っているだけではだめなんですと。こうやって使いながら磨いていくんですとか、また家元がいろいろ話するわけですよ。
ひろみ/さすがですね。
ミキオ/やっぱり、歴史知らないと、奥深さが出てこないわけ。
やっぱり、そういうことを何かそのお茶の奥深さ、もちろんお茶のすばらしさもあるけど、このお茶を取り巻くお茶碗であったり、お茶の葉っぱであったり、そのお湯を湧かすこの釜であったり、炭であったり、この炭を持つ何というか、であったり、もうさまざまなものに全てに歴史があるわけ。
これがおもしろいんだよね。
ひろみ/総合芸術ですからね。でも家元と近くでお話ができるなんて、本当に神様のような家元ですから光栄ですよね。
ミキオ/だから、自分の小ささを改めて感じるということね。
これがやっぱりこのお茶であったり、絵であったり、書であったりとか、全てのところでやっぱり政治家は、どっかで本当に自分を小さいと思うことが大事だと思うんですね。
やっぱり俺は小さいという。
俺が動かしているんじゃなくて、俺が小さいと思う気持ちになった政治家がやっぱり、トランプ持っていますかね。
ひろみ/茶室行きましたかね、トランプさんは。
ミキオ/トランプ、プーチン、習近平。
ひろみ/いや、一番と思っている方が。
ミキオ/メルケル。
ひろみ/天才だと言っている方々ですからね。
ミキオ/安倍総理、みんな自分を小さいと思ったら、この国は、世界は平和になるよね。それを感じさせられるのが、歴史の中の一つ一つなんですね。
ひろみ/さすがの、お茶のこの世界に触れると、ミキオさん、昨年もそうでしたけど、すごく気持ちが何か穏やかになって。
ミキオ/洗われる***。
そういう意味でも、お茶の作法を勉強するということ以上に、お茶のすごさみたいなものを歴史のすごさをまた感じるというような下地ミキオであったかなというふうに思いますね。
ひろみ/新春にすごくすてきな体験を奥様とされて。
お着物姿の奥様を拝見しましたが、いつの日か、ミキオさんも和服で参加されるのかなんて思っているんですけどね。
ミキオ/この次、和服でぜひ参加させていただこうかなというふうに、久米島紬を準備して。
ひろみ/久米島の皆さん、そうおっしゃっていますので、楽しみにしてくださいね。
ミキオ/いや、いいのつくりましたよ、今度。
ひろみ/あ、そうなんですか。
ミキオ/はい。もう久米島紬の、もう本当に羽織袴から帯から全て久米島紬で。
ひろみ/ぜひ、PRを兼ねて来ていかれて、京都で歩いていただきたいなと思います。
そして、同じく新年会がもう目白押しということで、東京では経済3団体の新年会があったそうですね。
今年の4つの”動き”
ミキオ/ことしは大きく4つのことがあります。
1つは、安倍さんが9月に再選されるかどうか。
これは自民党の総裁選挙というよりは、安倍さんがこの総裁選挙で勝つと吉田茂さん、佐藤栄作さんを超えて、戦後在任期間の一番長い総理大臣になられる。
あと、僕は、安倍さんがそれを超えたら100年間出てこないと思うよ。
それぐらいのことを意味する総裁選挙だというのが1点なんですね。
2点目には、憲法改正をおやりになるというふうに言っていますから。
戦後70年以上、憲法の一言も、一文も変わったことのない、加えたこともないものを変えていくという意味では、今回、そういう意味では大きなことになるなと思いますね。
3点目には、日中国交平和条約、条約結んでから40周年。
40年前は日本が上位で中国が下位だったかもしれない。
今はもうGDP初めとして、中国は世界の大国に完全になりましたよね。
大国になった中国とこの平和条約結び直しやっていくという中において、また中国との関係、これからよくしていかなければいけない。中国を敵だと思って、外交することも間違い。
だから、そういう意味でも中国とどう向き合ってやっていくかということを考える一年になるという意味では、3番目に、これも大きいことなのかなという。ちょうど40周年の節目がありますから。
あとは、先ほど、話がずっと出ている知事選挙。
この翁長さんという知事が生まれてきて、4年間やった辺野古をとめると言って、一定に絞ってきたことがことしの11月までに政府があきらめて、翁長さんの言うとおりするか、しないかというところから、また新しい政治のドラマが生まれると。
しかも、彼は自民党の県連幹事長していたと。
だから、自民党から共産党とか社民党が支持する人の勢力に乗ってやっているという県知事さんというのは今までの中で初めてなんですよね。
大田さんは、屋良朝苗さんは革新で、平良幸市さんも革新で、西銘さんという人は保守だったと、そして大田昌秀さんという人は革新だった。
稲嶺さんという人は保守だった。
仲井真さんという人も保守だった。
その次に生まれた翁長さんというのは、保守の幹事長から革新勢力に押される方になったというようなことでは、新しいパターンの人が4年間、知事をやってみて、どんな評価になるのかというのは、基地問題が進展したのか、とめられたのかという、こういうふうなことの、おもしろいこの一年間になるという。
ひろみ/この2018年が。
ミキオ/2018年。私は必要だというふうに思いますね。
2018年の沖縄経済について
ひろみ/沖縄は経済も今、安定しているというお話をされていたので。
ミキオ/だから、沖縄に触れると、私はことし1年でやらなきゃいけないのは、1点はやっぱりこの観光がリーディング産業だと言っていますから、観光がリーディング産業だというのを県民みんなが意識することね。
観光がよくなったから、農業もよくなった。
観光がよくなったから、製造業もよくなった。
観光がよくなったから、建設業もよくなった。
観光がよくなったから、小売業もよくなった。
観光がよくなったから、もちろんホテルもよくなったという、タクシーもよくなった。
みんな観光のお陰だよと。
で、賃金も伸びたよということを、だからリーディング産業なんだというのをしっかりすると、本村ひろみさんもタクシー乗ろうとして、観光客がいたら、お先にどうぞって。
ひろみ/そうですよね、気持ち的にね。
ミキオ/バスでも観光客にも、お年寄りの方がいたら、お座りくださいとかという、そういうことに僕はリーディング産業が観光なんだと確認する年にしないといかんと。
ひろみ/県民みんなが意識して。
ミキオ/そう。
これ、空港ができるまでにやらないと、だめだというのが1点あるね。
さっき言ったように2点目は基地問題を主体的に考える年にしないといかんと。
基地問題を事件、事故が起こっても米軍の問題にせずに、自分たちの問題だとやって、どう向き合うか。
日本政府に要請して抗議して、というのは、やめましょうというようなことを、私は思ってというのが2つ目。
3番目にはやっぱり人を育てなきゃいけないから、悪いけど、日本という国家の中の文部省行政の評価で、沖縄が21番になりました、10番になりましたとかっていうものの順番があげられることで、この沖縄県の優秀な人材が育つかというと育たないと言っているわけ。
私は、独自の沖縄ならでの文部省の行政の範囲内でいいから、沖縄ならでの個性ある教育をおつくりになったらどうですかと言っているわけ。
ひろみ/いいですね。
ミキオ/これが必要だと思うな。
ひろみ/沖縄の色をちゃんと出していくという。
ミキオ/だから、沖縄一番貧困率高い。いろんな問題が多い。
児童館とか何とか、親の虐待とかというの、これがチャンスだと思います。
こういう厳しい子どもたちがいて、低所得イコール高学歴になれないという、今の現状なんですよ。
そこを逆に、こういう私が見ていると、アメリカのノーベル学者の82以上のノーベル学者のうちの45%以上が移民か、移民の子ども。
やっぱり苦しい生活の中でやってきた人たちが、新しいのを、ハングリーの中からつくり上げているわけよ。
僕の子どもなんかは、ハングリーさはないよ。
彼女なんかが、何か天才的なものをやるかというと、僕、できないと思うんだよね。
この国は、中間層と言われる人たちが多くなったという中では、それがなかなかもう難しくなって、僕はこのハングリーさというのは、この貧困といって、今、悩んでいる子ども、親の虐待受けている子どもなんかのどこかに、きらっと光るものがあるんじゃないかと。
彼らを引っ張り上げる。
だから、ここに、やっぱり政治が視点を上げて、教育というもののあり方をもう一回考えてみる。
もう、俺は、この親みたいになりたくないという、だから俺、頑張るんだという人が、案外、何か考えられるかもしれないね。
ひろみ/天才が出てくると期待したいですね。
ミキオ/そう。
いい子どもだよなと。
いい子どもだよなとか、いい親が産みあげてよかったねという人には、なかなか出てこないと。
そこが、僕は問題だというふうに思っていて。
何か逆バージョンの発想で、物事をつくっていくというのが大事。
だから、貧困率が誰々が、所得が低いと言って、これ埋もれてきた子どもたちの層にどんと県知事が光を当てて、引っ張り上げたら、天才出てくるかもしれない。
ひろみ/ぜひ、光を当ててほしい、そう思いますね。
ここで1曲お届けして、いよいよこの後のエンディングとなります。お届けしましょう。
ウルフルズで「バンザイ~好きでよかった~」
♪ ウルフルズ/バンザイ~好きでよかった~ ♪
エンディング
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
2018年スタートしてますけど、本当に毎週のように話題盛りだくさんなんですが、ラジオ聞きの皆さんにミキオさんから元気の出る一言で番組を閉めたいと思います。
ミキオ/今度大河ドラマ、林真理子さんの西郷隆盛。
ひろみ/西郷どん。
ミキオ/西郷どん。
この前日経新聞に出ていましたが、西郷隆盛がこういうことを言っている。
明るいところから暗いところは見えないと。
暗いところから明るいところはよく見えると。
これは奥深いよね。やっぱりそこだと思うよ。
明るいところからは暗いところはよく見える。
暗いところから明るいところはよく見える。
これ、リーダーの本質を言っているんじゃないでしょうか。
やっぱりそういう政治のあり方を僕はつくってみたいなと思っていて、政治家は明るい場所ですから。
そこを明るい場所からじゃなくて、暗い場所におりていって、暗い場所を見る。
そして明るい場所へ。
こういうことをやりながら、政策をつくっていく。
だから小まめに歩かないといけないんですよね。
ひろみ/ことしは自転車よりも歩くことがポイントらしいですね、ミキオさんは。
ミキオ/ちょっと考えます。
前までは自転車じゃないと多くの人と接しきれないから範囲を大きくしようと思って自転車に乗ってきたけど、ちょっとまた範囲を小さくして歩きながら見ると、また違うものが見れるのかなと思っています。
ちょっと頑張ってみたいと思っています。
ひろみ/ぜひラジオお聞きの皆さんも見かけたら声をかけていただいて、ミキオさんとお話をしていただくとうれしいですね。
ミキオ/はい、お願い申し上げます。
ひろみ/あっという間のお時間でした。ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティは。
ミキオ/下地ミキオでした。ありがとうございました。 ]]>