日時:平成29年6月1日(木) 20:00-20:56
場所:FMレキオ
ひろみ/6月1日になりました。
皆さんいかがお過ごしですか?
本村ひろみです。
この時間からミキオポスト OnRadio、番組のスタートです。
メインパーソナリティーは、この方です。
ミキオ/下地ミキオです。
よろしくお願いします。
ひろみ/はい、ミキオさん今週もよろしくお願いします。
あっという間の6月を迎えましたよ。
ミキオ/はい。
もう早いですね。
ひろみ/もう早いですね、ほんとに。
ミキオ/つまりもうきょうで。
ひろみ/はい。
ミキオ/もう1年の半分が。
ひろみ/そうなんです。
ミキオ/終わったということですか。
ひろみ/2017年も。
ミキオ/早いね。
ひろみ/早いですね。
ミキオ/もうすぐ冬になりますよ。
ひろみ/ほんとに。
ミキオ/どうなるんでしょうね。
ひろみ/ことしは政治も、大変慌ただしく半年過ぎております。
後半もどうなるか、このあと番組でばっちり伺っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ミキオ/お願いいたします。
ひろみ/この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けしています。
またインターネットでは、世界中に配信をしております。
本日も、リアルタイムで文字情報を発信しております。
ぜひサイト、ミキオポストのトップページからご覧ください。
きょうの1曲目はこの曲です。
ノラ・ジョーンズでサンライズ。
♪ ノラ・ジョーンズ/サンライズ ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週のミキオさんのコーナー、話題盛りだくさんですが、まずはこの話題からまいりましょう。
加計学園問題です。
ミキオ/あらもう、もう毎日この問題です、今。
ひろみ/ほんとですよね。
ミキオ/もうきのうの本会議でさ、民進党の方がかけそば、もりそばって言ってましたよ。
ひろみ/うまいこといいますね。
ミキオ/かけそば、かけそば、もりそば問題。
ひろみ/確かに。
ミキオ/かけそばっていうのは、加計学園。
ひろみ/ええ。
ミキオ/もりそばってのは、森友学園、森友学園。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、かけそば、もりそばってよく言うなというふうに僕は思ったんですけどね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/加計学園の問題は、僕はこういうふうに冷静に考えているんですよね。
ひろみ/はい。
ミキオ/獣医学部ってもう50年間できてないわけですよ。
しかも今、ひろみさんの周りを見ていただけませんか。
周りを見て動物病院って、どれだけあるんでしょうか。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/昔動物病院って、こんなになかったよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから同じ数の獣医が育ってるんだけど、新しいビジネスというかこの獣医の皆さんのね、お仕事っていうのが増えてきているんで、その本来今までやっていた仕事、ウシとかブタとかそれのと殺のところだとか、県の家畜衛生場とか、こういうふうな特別の免許というかが必要な獣医さんというのが、この分野に取られてくると少なくなってるんですよね。
ひろみ/ペット産業のほうがおっきくなっちゃったんですね。
ミキオ/そうそうそうそう。
だからそういう意味ではですね、安倍さんが岩盤規制でこの獣医学部増やそうということは間違いではないんですよね。
だけどね、なかなか獣医って強い団体なんで、そのなんで規制緩和ができないのかと言ったら、これ規制の利権を持っている人たちが周りにいるわけですよね。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/増やしたくないという人たちが。
これがもういろんなところで圧力をかけるから、増やせないわけですね。
だから、この保育に関しても面積規制とか要件規制とか緩和をしていけば、ある程度この待機児童ってなくなるんですよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/だけどなくなるんだけど、これやるといや安全が危なくなるとか、ね、ちゃんと見られなくなるから規制をしっかりしなきゃいけないと言ってずっといると、ね、なかなか需要に追いつかないような状況が出てくる。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/アメリカという国は、規制緩和がビジネスをつくっているわけよ。
ひろみ/あー。
ミキオ/経済をつくっているわけ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから日本みたいに、公共投資しますよ、お金、補助金出しますよとかっていうやり方ではなくて、新しい規制をつくったら新しいビジネスが生まれる。
このビジネスが、雇用を増大させているんです。
ひろみ/うーん。
ミキオ/アメリカはこの10年間でできあがった会社が、1年間のアメリカの雇用の増大の6割を生み出しています。
ひろみ/すばらしいですね。
ミキオ/ゼネラルモーターズとか、フォードとかって昔の会社、ね。
昔からある会社じゃなくて、この10年で出来上がった会社が新たな雇用の6割をつくりあげていると。
というのを何ができるかというと、やっぱ規制緩和なんですよね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/だからこの規制緩和をやろうとするのが、安倍政権の第三の矢だったんじゃないですか。
ひろみ/はい。
ミキオ/これを加計学園は17回お願いしていたわけだよ。
九州産業大学、九州じゃなくて京都産業大学もお願いしていたわけよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/僕に言わせると、なんで2校認めなかったのかってのがおかしいわけよ。
ひろみ/うーん。
ミキオ/僕は加計学園も京都産業大学も、認めればいいんじゃないかと思う。
ひろみ/はい。
ミキオ/そうやって獣医増やせばいいんじゃないかと思うんですね。
国頭とかさ、石垣とか宮古とか南部地域なんて獣医足りませんよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/うん。
そこを言ってるんですよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/私はこの岩盤規制に総理大臣がね、いや規制緩和しろと文部大臣にね、おまえんところのこの文部省は獣医学部をつくらないで、17年間も50年間もやってきたんだから、これ総理大臣ががつんと言わないとできないんですよ。
ひろみ/なるほど。
ミキオ/なんであの人は、がつんと言ったにもかかわらず安倍さんはね、私はがつんと言わなかったというかというと、これは俺は不満なわけです。
ひろみ/たしかにそうですよね。
ミキオ/言ったに決まってるじゃないですか。
その言ったことが悪いのかっていうわけです。
悪いのかと、ね。
この加計学園は、きのう(?)にとっとるんじゃなくて、17年前からお願いしていたんですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/つくりたい、つくりたい、つくりたいと言って。
ひろみ/はい。
ミキオ/だから、僕に言わせれば安倍さんは自分の友だちだったと、たまたまね。
この友達がやりたいと言っていたと。
やりたいということが間違いじゃなければ、やれと。
ひろみ/うんうん。
ミキオ/言うことは何も悪くないのに、これ国会でさ、いや私はやれと言った証拠があるんだったら政治家やめますとか、総理大臣やめますとかおっしゃるから、おまえ、ちょっと総理これおかしいんじゃないのと。
普通総理をやめるという人は、法律違反をしたらやめるんです。
ひろみ/うーん。
ミキオ/ね。
法律違反だったらやめるんですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/これ法律違反でもなんでもないわけ。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/うん。
だけど本人が、言っちゃうから。
本人が自ら、なんか私これ言ったらやめます、言わなくてもいいこと言うから。
結局は、あ、そうって。
野党だって、あ、そう、ね。
法律違反じゃなくても、あんた規制緩和頑張れと言ったという証拠があったらやめるんだねというから、みんなそれ探すわけです。
ひろみ/うーん。
ミキオ/こういうところにまた、前川さんという事務次官が来て、どーんとまたあったと。
今度は総理補佐官の和泉補佐官が、総理の名にかわりまして早めに認めるようにと言ったとかって、これでもめているわけです。
総理補佐官が言うことも、別に問題ないわけ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だけど問題は、これ言ったことが問題かみたいにやるような根拠をつくったのは安倍総理なんです。
だからね、総理大臣の言葉って重いから。
ひろみ/ほんとですね。
ミキオ/だからそんなことでやめるとか、政治家までやめるとかって簡単におっしゃるところにみんなが言うには、ちょっとやっぱ一強多弱でおごりが出てるんじゃないかと。
ひろみ/あー。
ミキオ/どんなにやっても、俺をやめさせる力(ちから)はこいつらにはないよと。
ひろみ/その気持ちがどっかにある言葉なんですかね。
ミキオ/そう思われるわけさ。
思われるんですよ。
ひろみ/うーん。
ミキオ/やっぱね、そこをやっぱりきちっとしていかないとだめだと思いますね。
しかし、今までの歴史の中で事務次官が、安倍総理が選んだ事務次官ですよね。
前川さんっていうのは。
で、やめた。
これ、安倍内閣で選んだ事務次官が安倍内閣にはむかう。
事務次官がはむかうというのは、これ相当なもんですね。
ひろみ/すごいですよね。
ミキオ/いやいやいや、これ今までの中じゃないですね。
アメリカのトランプ政権も、FBI長官のコミー長官がトランプを倒しにきているわけですよ。
ひろみ/あー。
ミキオ/中から来ているわけですよね、みんな。
中から、しかもね事務次官ってね、ひろみさん。
ひろみ/はい。
ミキオ/事務次官ってそう簡単になれないよ、この世界で。
ひろみ/もうやっぱり頂点ですもんね、官僚の。
ミキオ/東大、京大、いろんな中で30人しか文部省入れないから。
ひろみ/そんなに狭き門なんですか。
ミキオ/そう、狭き門の中から上の先輩、下の後輩、その100人の中から事務次官になるのは1人だと言われているんですよ。
ひろみ/すごいですね、このポジション。
ミキオ/だから日本の官僚社会ってすごいとかよく言うけども、その中でこの事務次官職というのはすごいんですよ。
みんな情報あげて、はい、これは副大臣に情報流しておけ、これは総理大臣に流しておけ、これは大臣に流しておけと、こういうしきりをするのが事務次官ですよ。
ひろみ/へー、すごいですね。
ミキオ/だからここがもうすごいですよね。
この人がはむかうわけだから、ただのはむかい方ではないと思うよ。
これは、もりそばの森友学園とはちょっと違うね。
ひろみ/いや、もう加計学園問題もどこに向かうだろうという感じですね。
ミキオ/加計学園の問題で、これ事務次官がはむかっているというのがすごいね。
ひろみ/はい。
ミキオ/そういう意味では、しっかり見ていかないといけないと思いますね。
また、もう今管官房長官が異例ですよね。
この事務次官が出会い系サイトに行ったとかってね。
ひろみ/すごいです、プライベートも流出していろいろと。
ミキオ/出会い系サイトも法律違反じゃないからね。
これ家族は怒るかもしれないけど、法律違反ではないよね。
ひろみ/そうですよね。
社会の目というのが、ちょっと厳しいかなという。
ミキオ/そうそう。
だけど、この事務次官を人格者、人間失格にやるよりまだ官房長官はあの人はこんなことしてる、あんなことしてるって公式の記者会見で言うんですよ。
これはね、普通じゃないんですね、菅さんも。
普通ね、官房長官たるものが出会い系サイトに行っていたとかね、やめる気持ちがなくて役職にれんれんといたとかね、個人攻撃するっていうのはもう珍しいですね。
ひろみ/ちょっとびっくりですよね。
ミキオ/だから今は、結論からいうと珍しいもの同士で戦っているというかね。
ひろみ/珍しいもの同士。
ミキオ/事務次官同士が戦うっていうのも珍しい。
人の人格攻撃する官房長官も珍しい。
すぐにやめるという人も珍しい。
50年振りに獣医学部が認められたというところは、何も珍しくないんですよ。
僕に言わせれば、根本のところは珍しくもない。
私からすると規制緩和をする政党としては、嬉しい話。
これ、当たり前の話から珍しい話がいっぱいでてきて、なんかこの第三の矢って規制緩和をすると、なんか間違いみたいにこういう空気が流れるのは、僕としてはあんまりいい空気ではないなというふうに思いますね。
ひろみ/なるほど。
今のミキオさんの話、すごく理解深まりました。
ありがとうございます。
では、ここで1曲お届けしましょう。
AIでハピネス。
♪ AI/ハピネス ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、世界に目を向けると先ほどお話ちらっと出ましたが、トランプ大統領、今危機的状況ですよね。
ミキオ/あの人はずっと危機的状況の中で生きていくんじゃないですかね。
ひろみ/なるほど。
そういうシチュエーションをつくっているという。
ミキオ/そうそうそう。
だから、どう乗り切るかっていうところが大きなポイントなんですけど、今の一番の問題はこのクシャナーさんっていう娘婿さん。
イヴァンカさんの娘婿がいるんですけど、この人がロシアと連絡を取り合って選挙運動をやったと。
いろんな情報を提供したということが、今大きな問題になっているんですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/これが表に出て、これが電話の盗聴とかいろんなものでクシャナーさんがロシアの大使とね会ったとか、しかも大使に対してお互いでダイレクトで話し合いしたいから、大使館の中にアメリカのFBIとかCIAから盗聴できないような機械を持ったものをお互い着けて、話し合いしようとか言ったというが撮られているという話なんだね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/これどうなるかわかりませんけどね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/トランプさんの場合も、さっきの加計学園と同じように内部からも、ぼんぼんぼんぼん出てくるわけ。
ひろみ/内部からですよね。
ミキオ/内部からね。
だからそこがやっぱり、トランプ政権にとって厳しい。
まだまだ副長官とかさ、事務次官とかまだまだ全部がトランプさんに言われた人たちがなっているというところまで、人事が落ち着いていませんから。
ひろみ/うーん。
ミキオ/アメリカは大統領がかわると、5000人とか6000人といわれるぐらい役人が入れかえするんですよね。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/はい、そこは日本とは違うんです。
だからその人たちがトランプに選ばれた人たちは、トランプを崇拝しているから、この人たちが全部ポジションにつけば、内部からのこの情報の流出というのはなくなってくるでしょう。
ひろみ/うーん。
ミキオ/トランプが選んだからね。
ひろみ/はい。
ミキオ/しかし今は、このオバマ政権の人たちが残っているから。
ひろみ/うん。
ミキオ/トランプを支持しなかった人たちが、役所の中の中核にいるからこういう情報がぼんぼんぼんぼん出てくるわけ。
私はね、この中で一番心配なのは1つなんですよね。
ひろみ/なんでしょう。
ミキオ/やっぱりトランプさんも、このロシア問題ってものすごく大きいんですよ。
これどっかで生き延びていかなきゃいけないと。
安倍さんも加計学園とかですね、森友学園とかいろんなことがいっぱいあるわけですよね。
こういういっぱいあることのスキャンダルがあるときに、一番乗り切りやすい方法は何だと思います?
ひろみ/一番乗り切りやすい方法。
なんでしょう。
ミキオ/国民がこの話題から別の話題に集中して、やるぞとなるの何だと思います?
ひろみ/話題を違う方向に、目をそらす。
ミキオ/それがどの話題かといったら、一番今までの政治家がやってきたことは戦争ですよ。
戦争をねやる、ISの撲滅みたいなそういうことの北朝鮮みたいなことをね、こいつは許せないと、アメリカを攻撃してくるぞといって、北朝鮮に攻撃だみたいにやると、こんな話吹っ飛ぶんですよね。
ひろみ/戦争に目を向けさせようという。
ミキオ/今までの歴史の中でもいっぱいありますよ。
戦争というのは、最後にジャッジするのは政治家ですからね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/やるか、やらないか決めるのは政治家なんです。
ひろみ/ええ。
ミキオ/これ国民じゃないんですよ。
だからそこが、怖いとこなんですよね。
そこをしっかりと議会とかそういうところが見ていかなければいけないんですけど、一番この戦争やるかどうかを決めるのは、議会の承認事項だとかいろんなことを言っても、北朝鮮を攻撃しろとか、この前もミサイルを発射しろとかっていうのは、これ大統領の一存で決めるわけですよね。
ひろみ/うーん。
ミキオ/こういうふうになったら、混乱するでしょ、世界が。
ひろみ/ええ。
ミキオ/この混乱している間は、この問題は吹っ飛ぶんですよ。
ひろみ/あー。
ミキオ/だから、こんなに北朝鮮とアメリカが1回攻撃してどうなるかわからない状況の中で、かけそば、もりそばの話をしているばかがいるかと。
おまえらおかしくないかと、そうなるんですよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから異常にプレイアップするわけ、北朝鮮を。
ほらほら危ないぞ、危ないぞ、ミサイル打ってるぞ、打ってるぞ、打ってるぞって、どんどんプレイアップする可能性がある。
ひろみ/ええ。
ミキオ/私はスキャンダルがないときに、北朝鮮の対応するのがいいと思うけど。
ひろみ/ええ。
ミキオ/スキャンダルが両方、政治生命が危ぶまれるほどのスキャンダルが出てくる場合に北朝鮮がミサイル打ってくるぞ、過大にこれを危険な状況につくりあげる。
ひろみ/うーん。
ミキオ/これがね、私は非常に心配するところですね。
ひろみ/ほんとですね。
ミキオ/去年1年間で30回、北朝鮮ミサイル打ちました。
本村ひろみさんは、去年何してたんでしょうか。
ひろみ/このニュースは知りませんでした。
ミキオ/だけど、今なんか1回打つごとにすごくニュースにならない?
ひろみ/今もう毎回ですよね。
もうそれをみんなが見てるって感じですもんね。
ミキオ/そうそうそう。
そこなんですよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/去年も同じように30回やってるんですよ。
ひろみ/いや、それ知らなかったです。
ミキオ/これまでも核実験5回やってるんですよ。
だから、一挙に北朝鮮が進化しているみたいなニュースばっかり流すでしょ?
ひろみ/ええ。
ミキオ/やっぱね、非常にそこが私は問題だと思うんですね。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/そういう意味でも、トランプ政権が冷静に対応してくる、私が言ってるようにTPPはアメリカの***の11カ国であってFTAを結んで、とにかくアメリカが強い経済になって世界経済をひっぱると、こういうことをやってもらったらあの人の得意分野の経済で雇用の拡大と賃金の拡大を図っていくというシナリオをやってもらえば一番いい。
だけど今はもう、それにいかないところにひっぱられてるからそれをやっぱ、注意しなければいけないですね。
ひろみ/ではここで1曲お届けしたいと思います。
槇原敬之でズル休み。
♪ 槇原敬之/ズル休み ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
毎週メルマガが届くのとても楽しみにしている方多いと思うんですが、今回は特にみんなが共感した話題だと思います。
那覇空港について、お話を伺っていきたいと思います。
ミキオ/これがさ皆さん、日本航空のターミナル、全日空のターミナル、2本目の滑走路ができても今増築しようとしないでそのままなんです。
大丈夫でしょうかね。
ひろみ/大丈夫ですか?
ミキオ/修学旅行の子どもたちはべたべたべたべたあの絨毯に座って。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/なんかこれが観光でね、この県を伸ばしていこうという観光地の空港ターミナルですかと思いません?
ひろみ/ほんとにそうですね。
ミキオ/今ね、国際線はこの前から何回も言うけど、僕が全日空のところと連結して大きいボーディングブリッジをつくって、つくるべきだと言ったら、やってたけどやらなかったんです。
ひろみ/うーん、残念。
ミキオ/もうあれやってれば、よかったのにも関わらず、しかしあの頃国際線はね50万人しか来ませんよと言うわけ。
ひろみ/えー。
ミキオ/今200万人超えてます。
ひろみ/ですよね。
ミキオ/しかもあれ、皆さんわかると思うんですけど、ひろみさん。
私が中国から来るお客さん、沖縄に1泊したらそれから東京行ったら、大阪行ったら3年間ノービザという数次ビザの新しい制度を沖縄に取り入れたんです。
ひろみ/そうですね、はい。
ミキオ/だからこのビザがあるから、もう観光客伸びますよと言っているにも関わらず、あの空港ターミナルは国際線はあれでつくって、完成して1年も経たないうちにまた増築工事やってるわけ。
ひろみ/うーん。
ミキオ/読み間違えましたと言っているわけよね。
当時の仲井眞さんとも、仲井眞さんあんまり僕のこと好きじゃなかったから、言っても言っても聞かない。
ひろみ/うん。
ミキオ/大丈夫だ、大丈夫だと言っておいて、結局はつくりかえてるんですよ。
今度日本航空、全日空のターミナルもつくりかえろと僕は何回も言ってる。
しかも、2本目の滑走路ができるまでにやったほうがいいんじゃないのと、あと3年あるから。
ひろみ/ええ。
ミキオ/国際線だけじゃなくて、国内線も増えますんで。
国内線増えませんって言っているわけよ。
2本目の滑走路ができても、需要予測では国内線は増えないからターミナル変えなくていいんですよって言ってるんですよ、本村さん。
ひろみ/うーん。
ミキオ/だけど今国内線は、1週間前の新聞に那覇空港使ってる人が2000万人を超えましたと数字が出て、この国内線は1680万人ですと出てる。
これが2020年、あと3年後には国内線だけで2400万人になるんです。
ひろみ/すごい数字ですよね。
ミキオ/そうなんです。
これがまた2025年、2本目の滑走路がスタートしてずーっといったら、もう2800万人ぐらいまでなるんです。
そうなるのがわかっていながら、今から計画をして、設計をして、お金をつけて、工事をやってっていっても5、6年かかるんですよ。
ひろみ/後手後手ですね。
ミキオ/後手後手でしょ。
後手後手。
だから僕は翁長知事に、今あなたがやらなければいけないのはもうこれだよと言っているわけ。
ひろみ/はい。
ミキオ/これ。
これをやらなきゃだめだよと。
ひろみ/うーん。
ミキオ/駐車場も足りませんね。
羽田空港は30分無料です。
那覇空港は、10分間無料です。
10分間無料ってある?
ひろみ/10分って相当な、もうとめてすぐですからね。
ミキオ/だから子どもじみているんですよね。
しかも国際線のど真ん中のところに、職員用駐車場があるんです。
ひろみ/これも変ですよね。
ミキオ/今だから、迎えに来るとき、見送るときってみんなもう路上駐車してるでしょ。
タクシーとかレンタカーとかバスとか、邪魔になってますよね。
東京だと30分間無料にするもんだから、着く、周囲を回っていて子どもが空港に着いたよという段階で、その段階で駐車場にいっちゃうんですよね。
駐車場で迎えていっちゃうわけ。
30分タダだから。
こういうやり方するんですよ。
だから交通渋滞にならないわけ。
だけどね、これができてないんですよね。
ひろみ/もったいないですね。
ミキオ/もったいない、もったいない、もったいない。
どっかにありましたね、もったいない。
駐車場も足りない、それでターミナルもだめだし、それでこうやってるとお客様が不快感になっちゃうね。
ひろみ/うん。
ミキオ/それでコンベンションセンター、MICEができると一挙に大会とか何とかって、1万人とか2万人のお客様が来るようになる。
ひろみ/もう大変ですね、それだけでも。
ミキオ/つくりかえてないんだから。
これを。
だからそこを僕は、この前沖北委員会でも鶴保大臣にやってくれと言ったんですよね。
これが必要ですね。
ひろみ/もう早急に観光の沖縄としては、迎える玄関をきれいにしてほしいなと、整えてほしいなと思いますので、これはミキオさん、ぜひプッシュしていただいて。
ミキオ/はい、やりましょう。
ひろみ/ぜひお願いしたいと思います。
ミキオ/もうぜひ。
ひろみ/ではここで1曲お届けいたしましょう。
徳永英明で輝きながら...。
♪ 徳永英明/輝きながら... ♪
ひろみ/さて、ミキオポスト OnRadioお届けしておりますが、ミキオさんハガキの値段がちょっと上がったという話題でお話を伺いたいです。
ミキオ/私は郵政担当大臣の下地ミキオです。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/もう残念でしょうがありませんね。
やっぱね、ハガキはね50円から52円に消費税のとき上がって、2円だけ上がったんです。
ひろみ/はい、上がりました。
ミキオ/今回は、10円上げてるんですよ、62円。
ひろみ/大きいですね。
10円ですか。
ミキオ/紙1枚が10円上がる?
ひろみ/うーん。
ミキオ/これは、会社が失敗して倒産寸前なんですよ、この会社。
この前オーストラリアの会社を買って、これが大失敗。
4000億円赤字損失出してるんですよね。
4000億円ですよ。
これ、郵便局の大きな役割はユニバーサルサービスと言って、国頭から与那国まで全部3キロ以内に郵便局あることですよと言って、ハガキがどっから出してもおんなじ値段ですよとか言って、そこには金融もやりますよ、保険もやりますよと言って、銀行のないところがいっぱいあるから、漁協もない、農協もないところで郵便局あるから年金おろしたり、子どもに仕送りしたりということがどこでもできるというのが、この郵便局のこのユニバーサルサービスの魅力ですね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だからそういうふうな魅力を維持していくためには、郵便局っていうのは1円も税金もらっていませんから、儲かっているところから儲からない郵便局にお金を回してそれでやっていくという、金融で儲かってその分をハガキに回してとやっていくとかっていうそういうやり方してたんですね。
ひろみ/はい。
ミキオ/郵便局の保険なんていうのは、ほかの保険会社よりもリスクの高い人たちの保険をみんな入れるようにする。
そういうようなことを郵便局っていうのは、弱い人の立場で保険にも入れる。
この人だったら保険入れないよなというところが、郵便の保険だったら入れるとかね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/そういうのが長く支えになってきたわけですよ。
だけども、ある日突然海外進出だって旗を振って、人口が3000万しかいないようなオーストラリアの会社を6000億円で買って、あっという間にこれがもう赤字になって償却しなきゃいけなくなったらハガキの値上げ、郵便局の閉鎖。
もうこういうことが始めてるわけですよ。
ひろみ/もう目があてられないですね。
ミキオ/ひどい話だよね。
これでこの経営者たちは、経営者たちは給料30%カットを6カ月間とか言ってるわけ。
郵政の本社なんか僕が大臣の頃行ったらね、高級車がもう50台ぐらい並んでるよ。
ひろみ/へー。
ミキオ/部長クラスまで高級車になるから。
ひろみ/うーん。
ミキオ/乗るから。
恐ろしいですよ、この経費。
社長室から乗務室から、だーっとって。
僕は見に行ったとき、この会社は超マンモス会社だけど、ちょっとおまえらやりすぎじゃないかと。
下の郵便配達の人は、1日汗流してて、上の人こんな2000万もらってる給料の人が30%減ったってさ、1400万だったらたいしたことないよね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/それで飲み代はタダ、飲み代は経費で落ちる、海外出張はファーストクラスで全部行くって、そんな苦しんでるわけじゃない。
結局苦しむのは、こうやってハガキ買う人なんですよ。
ひろみ/これはぜひ体質改善必要ですね、会社の。
ミキオ/いや、僕はねこれは絶対この社長たち責任とってやめさせなきゃいかんと思ってる。
そしてもう一回本業をしっかりさせて、身近な郵便局となるようにもう一回やっていかなきゃいけんね。
ひろみ/ほんとですね。
頑張ってる人、いっぱいいますから。
ミキオ/昔はね、自治会の敬老会とかね、シーミーとかいろんな会合なんかに郵便局長が来ていた、来てたけど今全然来ないもん。
JAの方々が頑張ってくるね。
やっぱもう一回自分の地元に目をあてて、なんかみんなの、みんなの郵便局にならないとだめだと思うね。
ひろみ/ほんとですね、地域のために、地域とともにですからね。
ミキオ/この12円の料金の値上げは、絶対に許せないということですね。
ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
森高千里で風に吹かれて。
♪ 森高千里/風に吹かれて ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週も話題盛りだくさんでした。
ミキオさんから最後に、ラジオをお聞きの皆さんに元気の出るひと言をお願いしたいと思います。
ミキオ/この沖縄という地域の元気の秘訣はなんなのかといったら、弁当文化がすばらしいことよね。
ひろみ/ええ。
ミキオ/僕はこの前、ある会合で、ある会合のあとバーに行ったら、友達とバーに行ってね20年もののスコッチを出してきたんですよ。
スコッチを飲んだら、下地先生まずはね氷水でチェイサーで飲んでください。
ロックだから。
飲んでくださいと。
その次は、2杯目出てきたらこれ常温の水で飲んでくださいと。
最後は3杯目、お湯で飲んでくださいとやったんですよ。
いくらだと思います?
6万円ですよ。
ひろみ/えー!
すごいですね。
ミキオ/もう僕と友達はひっくり返って、倒れそうになって、なんでこれが6万円かというけど、このまたこのバーのカウンターの親父がまたうんちくを、このスコッチができあがるまでのうんちくをもうべらべらべらべら喋って、水で飲むと、氷水で飲むと、お湯で飲むと同じスコッチウィスキーだけど味が違うんですよとかまたなんとか、もういろいろ言うわけよ。
ひろみ/はい。
ミキオ/僕が言いたいのは何かといったら、うちの泡盛はこれらよりもいいはずなんだ。
ひろみ/そうですよね、クースですから。
ミキオ/飲まし方が悪いんだ。
ひろみ/うん。
ミキオ/だからもっとほんとに、なんか飲まし方をつくりあげていくと面白いものになるなというふうに思ってるんで、なんかうちが工夫すればうちのものはすばらしいから、そこ大事(だいじ)にしていこうというふうに思いますね。
ひろみ/はい、沖縄のものをどうぞどんどんまたみんなにPRして、いいものたくさんありますのでね、続けていきましょう。
ミキオ/はい。
ひろみ/今週も盛りだくさんの話題でした。
来週も引き続き、お楽しみください。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そしてメインパーソナリティーは。
ミキオ/はーい、下地ミキオです。
ありがとうございます。
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