沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2016.12.1放送分「NHK日曜討論出演/沖縄の税制/フィリピン直行便/教育の無償化」etc…

日時:平成28年12月1日(木) 20:00-20:57 場所:FM21

【オープニング】

ひろみ/さあ8時になりました。

この時間からは、ミキオポストon Radio、番組のスタートです。

ご案内は本村ひろみです。

そして、メインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。

よろしくお願いいたします。

ひろみ/ミキオさん、今週もよろしくお願いいたします。

もうあっという間に12月を迎えておりますけれども。

ミキオ/はやいですね。

本当にあっという間ですね。

もう12月というと、何かワクワクしちゃいますね。

ひろみ/ワクワクしますね。

クリスマスもやってきますし。

ミキオ/12月というと、僕は思うのは1個だけ。

八代亜紀っているじゃないですか。

ひろみ/えっ!

ミキオ/歌手の八代亜紀さん。

知らないかな。

ひろみ/わかりますよ。

ミキオ/酒はぬるめの燗(かん)がいいって。

雪が降ってるところで、しんしんと雪が降っている田舎の居酒屋で、紅白を見ながら燗(かん)を飲んでるって、何か1年間を振り返って。

だけど、周りにはお客が紅白だから、もうみんな家族のところに行っていないと。

お店も誰もいなくて、女将と親父といるところにいるって、あの光景が僕はバーッと浮かんでくるんですよね。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/寂しがり屋なのかもしれないけど。

わかります?

ひろみ/わかります。

わかりますけど、私12月と言えばクリスマスの歌が入ってくるのかと思ったら、サンタクロースではなかったんですね。

ミキオ/何か1年振り返って、人生観も誰との会話ではなく、一人で紅白見ながら、飲みながら、しんみりと。

ひろみ/ちびちびとね、お酒を頂きながら。

ミキオ/そうそうそう。

こういう感じがなという感じしますね。

ひろみ/そんなミキオさんですけれども、師走は相変わらず走っていると思いますので、この後番組でもたっぷりとご紹介してまいります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

ミキオ/お願いいたします。

ひろみ/ミキオポストon Radio、この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けしています。

またインターネットでは世界中に配信をしております。

そしてきょうも、リアルタイムで文字情報を発信しております。

ぜひ、サイト、ミキオポストトップページからご覧ください。

さあ、12月の1曲目はこの曲です。

チェッカーズで「ブルー・ムーン・ストーン」

♪ チェッカーズ/ブルー・ムーン・ストーン ♪

【NHK日曜討論出演】

ひろみ/ミキオポストon Radio。

さあ、今週のミキオさんの話題はなんといっても、私も先日拝見いたしました。

NHK日曜討論の話題から伺っていきたいと思うんですが。

ミキオ/そうですね。

これ、討論会での一番はTPPがどうなるのかということと、それともう一つはやっぱり年金がどうなるのかということと、駆けつけ警護という新しい役割が、自衛隊の南スーダンに行く皆さんに与えられたので、これがどうなるのかと、こういうふうなことでしたね。

私の一番の、簡単にこの3つを、私が申し上げると、TPPはもうトランプさんがやめるといっているんだから、なかなか上手くいかないんですよ。

またあの人、公約で、しかも就任式、答辞にそれを言うんだとYouTubeで流している以上、上手くいかないので。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、日本がこのTPPを、トランプを口説くんだという話はもう僕はやらないほうがいいと。

それよりも、もうAPECなんかでも、もう中国がものすごい経済界を送ってきて、世界経済の主導的な役割を中国が担うんだと。

アメリカが保護主義に行くだろう。

俺なんかは貿易を推進していくんだよと、社会主義的な中国がその方向に行って、自由主義なアメリカが保護主義に走るっていうんだから、もう俺なんかがやっぱりつくらんといかんよなと中国が言い始めているわけです。

それは、私はやっぱり、まだ統制経済だというふうに僕らは中国を見るべきだと思っているので、そこは日本が中心になってアメリカがこういう時期は日本が中心になって世界経済を引っ張るというようなことをやらなければいけないんじゃないかなというふうに思っています。

アメリカのベルト地帯といって昔の石炭があったり、鉄鋼をつくっていたというのが、あの地域が厳しくなって、この人たちがトランプに入れたんですよね。

あの人たちは何かというと、グローバル世界になったから自分たちは取り残されたと。

原発とか、自由貿易で、モノづくりが全部中国に行って、自分たちは取り残されてこうなったんだと言ってるけど、実質的には私から見るとITとかそういうのに取り残されたんじゃないかと思うんだよね。

グローバル経済じゃなくて。

じゃあ、これをもう一回どうするかというと、IT勉強しろと言ってもそう簡単にはいかないので、オバマさんは何するかというと、僕は石炭を、規制緩和を緩やかにして、もう一回石炭を使いながらどうするかということになってくると思うんですよね。

そうなったときに私の期待は何かというと、石炭は二酸化炭素が出るからダメだといって、原発に変わったわけでしょう。

だから、石炭とガスとシェールガスを上手く使って、二酸化炭素が出ないような技術をその機械で発明していって、原発を私たちはスローダウンさせていくという。

こういう方向でやるための一つのきっかけになればいいんじゃないかと思います。

ひろみ/なるほど、そうですね。

ミキオ/だから、話を戻すと、TPPというのはそういうグローバル経済だということを言っているアメリカにとって、すぐ簡単に乗り換えられないので、4年間はないものだと思って、日本は新しい枠組みの主導権を取るということをやったほうがいいというのが1点目の考え方なんですね。

2点目は何なのかというと、年金に関しては私はもう完全に今の賦課方式というか、やり方というのはなかなか難しい。

国が消費税で入れるお金、積み立てをしてきたお金。

それで、運用をして利益が出たお金、これで賄うと言っていても、1点目の消費税を上げれば上げるほど負担になる。

2つ目の支払をしている人たち、負担をしている人たちの20代、40代はもう相当に、ご自分の55%ぐらいしか負担しないからね。

あとの45%払っていないんですよ。

これが30代とか40代でもそうなんですから、これではお金が集まらない。

消費税は、負担は来る。

これは、お金は集まらない。

運用は株でやったりすると、損したり上手くいかなかったりして、なかなか安定感がないと。

これが結果的にはまた逆作用になって、払う人が少なくなった、不安がいっぱいだとか、こういうふうになっているんですよ。

ここにまた少子高齢化という流れが来ているわけですよ。

だけど、今までと同じような賦課方式をやろうとしているわけよね。

だから、これはもう一回やり直しをしなきゃいけないというのを私は提案する。

根本を変えるというのは、大事なんです。

ただ、法案についても物価スライドといって、本村ひろみさんの給料が下がって、給料が減ってきたらおじいちゃん、おばあちゃんの年金も減らすよと。

もう給料下がって厳しくなってるのに、おじいちゃん、おばあちゃんの年金はずっと一緒だというのはどうなんですかという、そういう法律だったんですよ、今回は。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/だから、それはそれでおじいちゃん、おばあちゃんにも理解してもらいたいと思うし、負担する若い人たちの世代も楽にしなきゃいかんと。

給料が下がってるのに、年金料は一緒だというのはきついねというようなことなんですよ。

しかし、この法律で根本が解決するのかというとしないんです。

しないから、私たちは、じゃあこれは賛成するけど、根本も提案しなさいよ、自民党さんと言っているけど、彼らはまだそこまでいっていないんです。

だから、私たちの考え方というのは、また調査会つくって、今やっていますが、これは下地ミキオの考え方なんですが、20代、30代は全額、国が年金はお支払いしましょうと。

給料が安いときは払えないでしょうと。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/だから、国が払いましょうと。

30代、40代は、半分にしましょう。

半分は国が払ってあげましょうということにするんですね。

40代、落ちついたところから年金払いませんか、全額。

今、65でもらっていますけれども、70からこれ遅らせますと。

払って、払うとか半分ぐらい20年間あるわけだから、それは5年間遅らせて70からもらってくださいねと。

しかし、70からもらうにあたってどうするかというと、定年制という言葉を70までしましょうよと。

それと同時に、今高齢者制度といって、高齢者の方が仕事をして、13万円以上お金をもらったりすると、年金が減らされるということになっているので、これもなしねと。

もう体が健康で、いろいろと仕事をしたり、給料が20万になろうと、30万になろうと、それは本人が頑張ったんだから、これは自分でもらえるねと。

その代わり、年金も当たり前に役割をやってきたから、もらえるねと。

こういう形をちょっとつくってみようかなということ。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/今、65になって足りなくなったところにお金を入れているわけですよ。

11兆円。

ひろみ/11兆円ですか!

大きいですね。

ミキオ/同じ11兆円を入れるんだったら、足りなくなったところじゃなくて、こう持っていって、若い人のところに入れちゃう。

こっちの11兆円はこっちの足りなくならないようにするわけよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/若い人は、100%払うことになるわけでしょう。

ひろみ/ええ。

ミキオ/国が出すから100%。

だから半分だから、間違いなくここまで来ると30代から40代の人も半分はもう国が払うから、今は五十何パーセントだから、僕は80とか90まで払ってくれるじゃないかと思うわけ、金額も少なくなるから。

40代の人は、もう100%に近いくらい払うような感じで、僕は、これを言うとまた怒られるかな。

年金を払わなかったら、もっと罰則して厳しくしてもいいんじゃないかと。

僕のやり方だったらね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/20代、30代も払わなくてお金もらえるんだから、40代から払わない人は罰則規定を相当厳しくしてもいいんじゃないかなと思って、それで70までの定年を変えて、これでやるかと。

一案ですけど、相当にこれをやっていくことで、根本を解決していくことで安心を見つけると、払いやすい環境をつくって。

こういう年金制度をつくりたいと思っています。

あと、3番目の駆けつけ警護のところは、PKO5原則といって、協定がちゃんと上手くいっていますとか、そういうふうなところにPKOが派遣するわけですけれど、その中でも突発的なものがあって、国連関係者とか、そういう同じようなPKOをやっている人たちが何か襲われたときに今の法律では、日本は助けに行けないので、助けに行けるという、これは当たり前の僕は仕組みじゃないかなと僕は思っていて、それを付与するというのは何の問題もないことだということですね。

こういうふうになると、逆に相手がじゃあ、自衛隊って昔は武器を使わないと言っていたけれども、使うようになったらしいぞと。

俺らもじゃあ、あいつらにそんな目で見なきゃいかんなというようになって、危険になるというのは、共産党の中にいたんですよね。

だけど、そうじゃなくて、それも当たり前なんですよ、当たり前。

本村ひろみさんも、もし犯人が来たら、鉛筆できゅーっとやろうね、とかいって。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/そう思うのと一緒のように、何かを持っているというのが、決して悪い、予防、専守防衛と同じようにやるというのは、決して悪いことじゃないというふうに思うので、それをやる。

ただ、南スーダンの場合には、危険か危険じゃないかというPKOの範囲を超えているんじゃないかという人もいるので、そこの撤退のあり方なんかも。

昔と違って、国連が調停したと認めたら本当に調停されていたというのが昔だったけど、調停したといっても何かごちょごちょしてるよと。

そういうふうなことがあることが、今ごろ起こり始めているから、それを踏まえてPKOで出しても、撤退はこういう基準でやろうねという、撤退方法をしっかりとね。

PKO5原則が守られているけど、撤退があり得る基準というのをつくると、こういうことをやるべきじゃないかなと思っていますね。

ひろみ/いいですね。

新しい提案がどんどん出てくるというのが、活気づいていいですよね。

ミキオ/日本維新の会って、そういう政党なんですよね。

そこがおもしろいところなので、そこをぜひご理解いただければなというふうに思います。

ひろみ/ここで1曲お届けします。

工藤静香で「MUGO・ん…色っぽい」

♪ 工藤静香/MUGO・ん…色っぽい ♪

【沖縄の税制】

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。

今週のミキオさんのコーナー、続いては、沖縄税制について。

先週なんですけど自民党本部のほうに説明に行かれたという、この話題からお願いします。

ミキオ/自民党本部、15年ぶりに入りましたね。

ひろみ/久しぶりでしたね。

ミキオ/久しぶりに入りましたね。

野党が自民党本部に税制を相談しにいくって、滅多にないことなんですけど、これは日本維新の会の政調会長の私が、沖縄の私がやっているというところが、大きなポイントなのかなというふうに思います。

普通の政調会長だったら、行かないでしょうね。

野党が与党のところに。

しかし僕がこの提案をしたら、幹事長も代表もご理解いただいたので、行ってきた。

そういうふうな意味では、沖縄政策というのはどの党にとっても大きなポイントなので、野党であってもちゃんと提案するというのは大事だというふうに思っているので。

最終決定権を持っているのは、与党政府だから、その人たちに、菅官房長官に話し、二階幹事長に話し、そして鶴保大臣に話すというのは私は大事なことだと思って、今回はやらせていただいた。

ひろみ/はい。

ミキオ/今回、5年から2年に時間を短縮するというようなことがありますけど、それはそれで、サイクルをよくするという意味では、いいと思うんだけど、私としてはね、問題はサイクルの話じゃないんだよね。

2年が3年にとか、3年が5年にとかっていうサイクルじゃない、内容がどうなのかということを言っているわけ。

ひろみ/中身ですね、ええ。

ミキオ/説明したんだけど、9つの税制改正するんだけど、どうも内容がよくない、今のものは。

だけど、内容がよくないのにそのまま単純延長だといっているというところが、だめだと言っているんです。

だめなものは、2つあるんです。

だめなものは、やめるか、よくするように修正するかしかないにもかかわらず、どっちもやらないで既存のままということを、沖縄県の翁長知事なんかは要請しているわけ。

挙げ句の果てには、そのまま要請して、それが5年か3年かってサイクルの話になってるから、ばかじゃないかと思っているわけよね。

結果が出ていないんですよ、結果が出ていない。

この番組でも、本村さんとやってて、聞く人がどんどん少なくなっていったら、コーナーのあり方変えようねとか。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/しゃべり方変えようね、とかってやるじゃないですか。

ひろみ/ええ。

ミキオ/視聴率が少なくなってるのに変えないという、ラジオ番組を構成する人っています?

ひろみ/もうやる気がなくなりますよね、みんなが。

ミキオ/そうですよ。

それと同じようなもので、沖縄県に成果が出ていない税制を、なんで単純延長するのかと。

こんな弱い政治でいいのかというのが、僕の言い分なんですよ。

だめなものはだめって、どーんと出して、こんなのはあなた方政府がつくった税制なんて、つくってあげたみたいに言っているけど、成果出ないんだから変えろよと。

そういうことを言って、その代わりこれやってくれよと言うのは、権利があるんじゃないかと思うんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/これをまた、お願いしますみたいな話ではだめだというのが一点と、新聞に出ているように、自民党の職域支部をつくれと。

そうしたら、税制改正してあげるぞというようなことを言っていると、書いてあったでしょ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/税を認めることと、自民党の職域支部をつくること、取引の材料にしているというんだったら、俺はやったらいいんじゃないかと思う。

自民党の職域支部をつくると。

しかし、つくる以上は、自民党も本格的な酒税の見直しとか、私たちがいっているように外まで出せるものをやるとかっていうね、外に泡盛をどんどん出していく、ビールを出していくと認めろよといって交渉するのが、僕は仕事だと思う。

いいさ、政党支部(?)っていってくるよ、こんなのは。

自民党なんか、大体みんな建設業界からしたって、電力だってみんな自民党の団体の支部みたいなものになってるんだから。

ひろみ/はい。

ミキオ/それはそれで、政治だからいいんですよ。

問題は、ちゃんとしたものを勝ち取れるかどうかなんですよ、僕に言わせれば。

そんなことよりも、もうとにかく沖縄県のためになるものを勝ち取ったかどうか。

そこなんだけど、今のままでは勝ち取れないんじゃないのといって心配しているわけ。

ひろみ/はい。

ミキオ/私はそういうふうな意味においても、この税制改正の交渉のあり方というのは、雑だねというふうに思っていて。

主張がなっていない。

もうちょっとしっかり主張しなければいけないというようなことを申し上げたい。

1点だけ言うと、とにかく国頭から与那国まで中小零細企業がしっかりと投資ができるような、投資減税をやるとか、中小零細企業が保育所みたいな小さい施設をつくるものについては、50%以上の投資減税認めますよとか。

10人の会社の人が2人採用して12名にしたといったら、この2人分は50万円の半分の税額控除を受けられますよとか、こういう大胆なやつを、僕ら書いて出したんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう企業誘致ではなくて、沖縄の企業よ元気になれと。

ひろみ/いいですね。

ミキオ/そこのところを、ぜひ見ていただきたいなと思います。

だから、私たちが政権を取ったら、今の自民党の税制みたいなことはやらないということです。

ダイナミックにやっていく、ダイナミックに。

こんな、変えられないような税制はやらないと。

だからこの税制で満足できなかったら、納得できなかったら、政治変える以外、道がないんです。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/私たちにやらせていただける、これをしっかり見ていかないと、翁長さんもそういうところを、やっぱり基地問題で戦うだけが能力じゃないからね。

こっちの税制でも戦わなきゃ、不満があるんだったら。

基地問題では辺野古反対といって戦うけど、税制も辺野古と同じくらい問題があるんだったら、ここも戦わなきゃ。

戦いまくるのが仕事なんだけど、こっちは戦うけどほかは全部妥協だと言うんだったら、意味がないでしょ、意味がない。

それで沖縄、変わりませんよ。

辺野古が埋め立てたか、埋め立てしないかだけで沖縄が変わるもんじゃないんです。

辺野古の信念をとおすことは、ほかのところでも信念とおすものにならないと、話にならない。

だから、その辺のところをしっかり見据えていかなければいけない。

タクシーなんか今、バスレーンも走れるようにしたじゃないですか。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/それでまた物事が動いてくるんじゃないですかね。

速くお客さんのところに行けるし、空車。

通信で、電話で呼びましたといったけど、バスレーンですといって、お客さんに行くところが15分かかるのが、バスレーンを通ったら5分でお客さんのところに行ったと。

ひろみ/近いですね。

ミキオ/そう。

速く行って、またお客さんを早く降ろすということになると、このお客さんが、6時の宴会だけど5時40分に着いたからなとかいってさ。

じゃあみんな来る前にちょっと一杯先に飲むかといったら、6時から飲み始めるのと5時40分から飲み始めるのでは、100円でも200円でもお金が違うから、これの積み上げが経済なんです。

そういうふうなものをやっていくことが、全部につながっていくということを考えていかなければいけない。

ひろみ/そうですね、経済もどんどん活性化、それ大切ですもんね。

ミキオ/そうです、そうです。

ひろみ/ここで1曲、お届けします。

YMOで「君に、胸キュン。」

♪ YMO/君に、胸キュン。 ♪

【フィリピンと沖縄の直行便】

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。

先週はちょうど生放送で、空港におりたばかりのミキオさんのお話を伺いましたが、フィリピンの話題ですね、改めて伺いたいんですけれども、どういう成果を上げられたんでしょう。

ミキオ/直行便を飛ばすということをやろうと、フィリピンと沖縄の直行便を。

昔、ダバオに2万人ぐらいいたと、この前もお話しましたけど、沖縄の人が一番多いのが、フィリピンなんですね。

フィリピンの方が多いのが、沖縄なんで、これ直行便を飛ばすことで、経済の活性化をしていこうと。

フィリピンの10%の富裕層って、ものすごい大金持ちなので、こういう方々がまた沖縄のリゾートとか、ショッピングとかしていただくことも、沖縄経済にとってよくなることだということなので。

ダイレクト便を飛ばすというのは、非常に大きな意味があると思っていますから、そういうことをやっていきたいと。

それとまた、クラークとかいう基地には相当にものづくりをやっている企業があって、中国がこれだけ経済成長した中で、フィリピンにある会社が中国に移って工場を移したっていうのは5社ぐらいしかなかったといわれる。

だから、これをフィリピンとの自由貿易がよくなってくると、うちの中城にある自由貿易地域もそれも活性化できる。

それで、那覇空港にある国際物流にも使えるということになってきますから、いろんな意味での幅広さが出てきて、それが所得を上げる要素になってくると思うんですね。

だから、直行便を増やすというのはものすごく大事なことだと思っていまして、それをぜひやっていきたいと思いますね。

先週も話しましたけど、こういうことにチャレンジしていかないとだめなんです。

だから、これからはフィリピンに行って、グアムに行ってというコースなんかを三角地帯コースをつくると沖縄がやっぱり南の非常にコアになった地域になってくるということで、今、ソウルとか台北とか香港とか北京とか、11便直行便が海外から来ていますけど、2本目の滑走路ができるとき、30カ所ぐらい海外から来たいね。

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/そこをやるといいですよ。

だけど、きのうも話したけど、今の那覇空港だめね、これね。

ひろみ/そうなんですか。

ミキオ/そうなんですかって、そう思わない?

ひろみ/いやー、もう、残念で仕方ないです。

ミキオ/だめでしょ、あれ。

もう絶対に2つ目の滑走路ができて2倍のお客さんが1000万人超えるというのに、今の全日空、日本航空のターミナルでいいんですかと。

国際線はあれでいいんですかとなっちゃいますよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから私は、そういう意味においては、これはもう一回ダイナミックなやつにつくり替えれって言っているんだけど、やらないんですよね。

もう、あの壁もう一回壊すんですよ、2年前にできたやつを。

ひろみ/無駄ですね。

ミキオ/しかし、失敗する人ってこんななんですよ。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/失敗する人っていうのは。

役人で天下ってきている人ばかりだから、反省しない。

関西空港も伊丹空港も今度オリックスとかフランスの会社に投げているから、今どんどん変わりはじめている。

うちの那覇空港も変えるべきなんです。

那覇空港も県が十何%株を持っているんだから、20%近く。

配当金もらってないですよ、配当金。

この配当金をもらうべきなのに、十何億利益出しているのに配当金もらわないというのはおかしいんですよね。

それでいて、じゃあこの配当金でダイナミックな改造計画やっているかといったら、何もやっていない。

これは、滑走路ができたけどやっぱりターミナルも相当によくならないと。

国際線なんか見てごらん、あのゲート。

小さくて。

30分、40分待ちだよ。

ひろみ/ワクワクしませんね。

ミキオ/台北から1時間で来て、飛行機が重なったらイミクレーション30分待ちってある?

ひろみ/もう、あり得ないですね。

ミキオ/あり得ないでしょ。

だからそういうところがまずいんですよね。

だから、何か発想ね。

きのうもあるヘリコプター会社の社長さんが来たので、もう僕がお願いしていたら、カタログを持ってきて、19人乗りのヘリコプター。

このヘリコプターで伊是名、伊平屋、座間味、渡嘉敷、渡名喜、こういうところを運びまくったら最高だろうなと思って。

ひろみ/19人乗れるってすごいですね。

ミキオ/19人乗りですよ。

やっぱりそういう滑走路をつくるんだったら、50、60億かかるわけですよ。

伊平屋の空港つくってくれと言うけど、空港つくって何人乗りが飛ぶんですかと言ったら、19人乗り。

60人乗りで60億かけて空港つくって、19人乗りだから。

それよりは19人の20億弱ぐらいのヘリコプターを買ってあげて、それで運んだほうがはやいでしょ。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/伊是名、伊平屋は今3万から4万もいないですね、観光客。

本部まで300万人の人が行っているのに行かないんですよ。

ひろみ/少ないですね。

ミキオ/少ない。

ここは何かというと、やっぱり船運賃が高い。

それと同時に、自然は魅力があるけど、自然だけじゃだめなんだよ。

目玉をつくらないといけない。

だから私がいつも言う、伊是名と伊平屋はもうロープウェイ。

ひろみ/ロープウェイですね。

ミキオ/ロープウェイで下のきれいな海を見ながら、15分かけて伊是名から伊平屋へ行って帰ってくる。

1回おりて、伊平屋で泊まっている人は伊是名に行って、遊んで帰ってくる。

そのロープウェイには自転車も積み込めるから、積んでまた行って帰ってくる。

こういうことをやったらもう、目玉になるよね。

ひろみ/なりますね。

ミキオ/伊是名と伊平屋を橋架けるとか言っているんだよね。

橋架けて成功するものかって。

目玉になりませんよ。

宮古も来間島とか池間島に架けたよ。

何か変わったかと言ったら、変わらない。

橋から見るのと、ロープウェイから見るのと全然違うんだよ。

函館はロープウェイで400万人ぐらい来ています。

ひろみ/これはいいですよ。

ロマンティックですからね。

ミキオ/それで、そこに19人乗りのヘリコプターが那覇からお客さんをダイレクトに運んでくるわけ。

今、沖縄にいる観光客の7割は、那覇には泊まらないで、北部に泊まるから。

こういう人たちは、伊是名、伊平屋の船運賃を安く、今3000円ぐらいでしょ。

車だったら1万いくらになっちゃうから。

そういうようなものを1000円ぐらいで往復できるんだったら、家族でダーッと行くよ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/行って、それでロープウェイ見て、そのあと何をするかというと絶対ご飯食べるから。

伊是名、伊平屋で魚料理食べて、ヤギ料理食べて、刺身食べて、どんちゃん騒ぎして帰ってくる。

だけど俺は、泊まりたいなと思う人がいたら、民宿がまたできてくると。

ひろみ/いいですよね。

ミキオ/ホテルもできるんじゃないかと。

そういうふうな形になるような仕組みをつくるためには、目玉が必要。

流動しやすいように、運賃を安く、来やすいようにするためにヘリコプターをつくる。

19人乗るための60億の滑走路をつくる時間と金があるんだったら、ヘリコプター1台買ったほうが同じ19人乗り運ぶから。

ことしからだってできるよ。

ひろみ/いいですね。

ミキオ/そういう何か、おもしろいのをやらないといけないよな。

ひろみ/楽しみがないと、やっぱりだめですね、観光は。

ミキオ/そうそう。

日本で最高になるんじゃないの。

伊是名、伊平屋のきれいな海を見て、ロープウェイって。

窓も開く。

空気を吸いながら、15分間、きれいな海を見て、もう僕は画期的なプランになると思うよ。

そこを言っているんだよな。

ひろみ/ぜひ、実現化してほしいなと思います。

ミキオ/いや、もう実現します。

大体、島の人、みんな反対している。

橋をつくれとか、空港つくれとかね。

公共工事が多くなるからやれと言うけど、俺はだめだと言っている。

公共工事が多くなって、公共工事が終わったあと、島が活性化しなかったら誰が責任もつんだと。

公共工事のためだけの活性化の期間なんてだめですよと。

それ以上に、すぐに島が活性化する事業は、何といっても流動人口を増やす、観光客を入れる。

しかも、1000万人観光客が来る中で、3万人しか来ないのはおかしいだろうと言っているんです。

そこをやっていこうと思っていますからね。

たまに過激な発言するから、また怒られて選挙弱くなりますから、皆さん怒らないようによろしくお願いします。

ひろみ/いえいえ。

もう夢を語ってほしいと思います。

ミキオポスト OnRadio、今週のミキオさんの読んでいる本について、紹介していただくコーナーですが、お忙しい中、読書も進んでいるそうで。

ミキオ/トランプの本を、ワシントンポストが書いた本ですが、ワシントンポストはあれだけトランプを怒っているわりには、チームをつくってトランプと接触して書いた本なんですよ。

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/おもしろい。

トランプが何でこんな考え方になったか、よくわかるような本ですね。

ひろみ/へー、これはちょっと読んでみたいですね。

トランプ、今話題の人物ですから。

もう、大分読み始めているんですか。

ミキオ/読み始めています。

もうトランプの高校時代とか、生き様、これがあの人をつくっているんだとわかりますね。

今度、来週のこの時間は、私はワシントンにいますよ。

それで、日本のコウトウ(?)で初めて真珠湾攻撃があったパールハーバーの式典に参加するんです。

これは、大きい意味があるんですね。

私はどっかで日米同盟を防衛の、お互いの役割論とか何とかでやるんじゃなくて、アメリカが原爆を落としたことをどう思うかという、アメリカの解釈があるかもしれないけど、それによってやっぱりそれは多くの被害者を出し、問題を起こしたんだというのだけは、歴史の中で認めるべきなんだと思う。

落とした行為を私たちが言うと、またこれで喧嘩になっちゃうから。

しかし、そこに落としたという行為の中に、本当に苦しんでいる人たちがいるというのがあって、これはもう、スタートは違っていても最後の出口は、二度とこれはやらないでおこうねという結論につながないといけないんですよ。

じゃあ、うちもパールハーバーを攻撃したわけだから、多くの人が亡くなったわけだから、そこもうちもいろんな理由があってパールハーバーをやったんですと言う人もいるかもしれないけど、そうじゃない。

そこのところというよりも、二度とこんなことはしないようにしましょうねというような、二度とこんなようにしないでおきましょうねという教訓を共有することをやるために、政治がやっぱり主導権をとらないといけない。

アメリカは25年、50年、75周年って式典、あと100年のときにはあと25年後だから、私は最後ですと。

だから、政府の首脳にも、ぜひ安倍総理は行くべきだと。

ことし行くべきだと、75周年に行くべきだと。

式典には行けないかもしれないけど、この75周年っていう年に、12月のちょっとした合間をみて、パールハーバーの訪問は私は大事なことじゃないかと申し上げているので、そういうこともちょっと来週はやりたいなと思っています。

ひろみ/来週はぜひ、生放送で。

ミキオ/アメリカから、またワシントンに今の時期に行くというのは、いいですよね。

誰と会えるのかは、まだわかりませんよ。

わかりませんけれども、私からすると変わろうとしているアメリカのいろんな意見を聞いてくるというのは、非常に大事だと思っているので、それをぜひやらさせてください。

ひろみ/来週も楽しみなレポートを期待しています。

では、ここで1曲お届けしたいと思います。

杏里で「キャッツ・アイ」

♪ 杏里/キャッツ・アイ ♪

【教育の無償化】

ひろみ/あっという間のお時間なんですが、今週からぜひミキオさんに教育費といえば、無償化を今頑張って進めているミキオさんから、毎週一言ずついただいていきたいと思います。

ミキオ/教育の無償化は、とにかく実現しないといけないということです。

ここのところ、哲学だけ言うと、子どもの教育費の負担は、親がやる時代は終わった。

国がやる。

介護のときもそうでした。

前は、長男か次男が親の介護をするという時代だったけど、今、介護保険法ができて、デイサービスを***させたり、昔、20年前だったら考えられなかったんです。

これをちゃんとやる。

こういう概念に変えていくということが1点。

2つ目には、やっぱり社会構造が私たち変わってきているので、少子化の中で子どもはもう、本当に国がお金をかけても教育を受けさせる。

所得格差があっても、絶対に教育だけは平等にみんな受けられるという仕組みをつくるという問題。

3点目には、少子化社会を改善するためには、教育費の無料化が出生率を増やすということにもなってくるという意味で、それをやろうというような、こういう流れの中で教育の無償化を考えていますから、これをしっかりと進めていきたいというふうに思います。

まずは、きょうは1番目ですから、哲学が大事。

無償化の哲学。

下地さん、給食費はどうするんですか、小学生の医療費をどうするんですかっていうことを言う人がいますけど、そういうことではない。

教育というものの無償化をすることが、ものすごく、20代、30代、40代の子育て世代の負担を軽減する。

大体、私学に行かせたら2200万かかりますよ。

本村ひろみさん、1人ですよ。

ひろみ/大変ですね。

3人は難しいですね。

ミキオ/でしょ。

それが今、奨学金をしっかりやっているでしょ。

僕もずっと言っていますけど、アメリカが今一番困っているのはこの奨学金ですよ。

奨学金のローン、120兆円ある。

車のローンが40兆円しかないのに、奨学金の教育ローンが120兆円。

これが仕事に就けなかったら払えなくなって、これが恐ろしい経済不安を起こしかねないとアメリカでいわれているんです。

うちもそこを考えたときには、経済的に人材を育てるということと、彼らの負担をもたさないという意味で無料化、絶対必要だというふうに思います。

これをやりたいと思っていますから。

あとまた来週、もっと詳しい数字を1個ずつあげて。

何で教育の無償化が大事なのかと、下地ミキオといえば教育の無償化。

これでいきたいと思います。

ひろみ/今週も盛りだくさんでしたが、来週さらにまたワシントンからですから、すごいですね。

ミキオ/ひろみさん、もう一個聞いてもらえない?

ミキオのこれどうですか、聞かないの?

ひろみ/今週はうっかりしておりましたが、ミキオさん、今週はアイディアが満載のようですが。

ミキオ/アイディアというより、おにぎり。

おにぎりをビー玉よりちょっと大きく握るんです。

その段階で私は、味噌を溶かしたやつと、私の場合は好きなので鰹節をちょっとやって、そこに味の素をちょっと混ぜたものを薄くへらで塗るわけ。

すごく薄く塗る。

それで今度また、おにぎり、ご飯をつけて握るんです。

それでまた、同じようにへらで塗るんです。

3回おにぎりを握って、それでまた薄く塗って、そのあと海苔を巻いて、大きさにして、小さいですよ。

それで食べる。

これがやめられないんです。

ひろみ/おいしそうですね。

ミキオ/小さく握って塗って、またご飯できゅっと握って塗って、またご飯でぐっと握って塗って、そのあとに海苔を巻く。

ひろみ/三重構造のおにぎりで。

これはおいしそうだ。

これ、おにぎりミルフィーユミキオみたいな名前つけて。

ミキオ/そうそう。

これ、いいですよ。

具を入れるというよりも、塗ったもので、これが味噌であったり、次が醤油であったり、次がお塩であったりすると、三重ぐらいの味になる。

ひろみ/いろんな味が楽しめるという。

ミキオ/ぜひ、お願いします。

ひろみ/おいしい話題で、きょうもお腹がぐーっとなりました。

あっという間のお時間でした。

ミキオさん、来週もまた気をつけて素敵な旅をなさってください。

ミキオ/お願いします。

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、ご案内は、本村ひろみでした。

メインパーソナリティは。

ミキオ/下地ミキオでした。

よろしくお願い申し上げます。

ひろみ/ありがとうございました。

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