目次
【オープニング】
ひろみ/皆さんこんばんは、本村ひろみです。 ミキオポスト OnRadio、さあ、この時間からのスタートです。 きょうは本当にぐっと冷え込みまして、きのうまでの日差しが嘘のように寒くなりました。ここ数日はこの冬らしいお天気になるそうですので、皆さん風邪は引かないように十分気を付けてくださいね。なんたって、沖縄は気温が16度といっても、北風が10メートルふいていますからね、全国的に見ても体感温度はかなり低いと思います。 さあ、この番組では下地ミキオさんに登場していただいて、いろいろ政治の話題、そして今、現状などを伺っています。このあとの登場楽しみにしてください。 ミキオポスト OnRadio、この番組は北部地域はFM本部、中部地域ではFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けをしています。また、インターネットでは世界中に配信をしております。 そしてきょうも、アイセック・ジャパンさんのサービスを利用して、リアルタイムで文字情報を発信しております。ぜひ、サイト、ミキオポストのトップページからごらんください。 12月17日、ミキオポスト OnRadio、きょうの1曲目はこの曲です。大好きな曲です。石川ひとみさんでまちぶせ。 ♪石川ひとみ/まちぶせ♪【ミキオのメールビジョン】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしております。 さて、皆さんは下地ミキオさんからのメルマガ配信、受け取っていますでしょうか。毎週その旬の話題をミキオさんの視点で説く、大変読みごたえのあるメッセージを送っていただいてますが、ぜひ、まだ登録していない方は、ミキオポストのサイトのほうから登録できますので、どうぞご参加ください。 今週届きました、そのメルマガをちょっとご紹介いたしましょう。タイトルは、聖域を破壊した軽減税率。 日本の税制度が、選挙協力とのバーター論になったとき、この国の税制再建は不可能になる。これが、戦後の政治の税に対する基本的な考え方でありました。自民党税制調査会には、総理官邸からも政府税制調査会からも経済界からも話は聞く。しかし、税制を最終的に決めるのは、自民党税制調査会だと言わしめてきた力がありました。 税の神様、山中貞則自民党税制調査会会長は、税は崇高な思いで国民のために決める。だから、税は絶対的な聖域であり、政治家の選挙のために駆け引きをしてはならないと言い続けてきました。税は、未来を見つめて制度設計をしなければなりません。そのためには、3つの絶対に譲れない事柄があります。1つ目は、税は絶対に平等でなければならない。2つ目は、税は絶対に納税者の減少というリスクをイメージしながら制度をつくらなくてはならない。3つ目は、税は絶対に日本経済がグローバル化することを想定しなければならない。ということであります。だからこそ、これまで三大税制と言われてきた所得税、法人税、酒税の間接税に頼るだけではだめだという政治判断のもとに、根本を見なおすという意味で、間接税から直接税へと大きく転換することになりました。 平成元年の消費税創設の際は、国民から厳しい評価をいただく中で、本当にうみの苦しみを味わいながらの成立でありました。しかもそのときには、当時の自民党税制調査会会長であった山中貞則先生が、50年のキャリアの中でただ一度、落選をするという厳しい結果を予想しながらも、国民の未来のために導入したのです。 税制度を決定する政治家は、本当に難しい。自らの政治、選挙環境を乗り換えて、野心を持たず、国民に寄り添い、聖域の中で決めなければならないのです。 消費税は、平成元年に3%の税率で導入され、平成9年に5%へ見直され、平成25年に8%となり、そして再来年4月には10%となります。3%から5%へ見直すときには、目的税化せず、一般財源としました。しかし今回の5%から8%への見直しの際には、増税分を年金、医療、介護、子育ての福祉4分野にあてると決め、福祉国家日本と税制再建を両立することにいたしました。そのときの三党合意、自民、民主、公明、この段階においては、軽減税率は十分な協議はせず、政権交代選挙時の自民公明、2党間の選挙協力合意で決まったのです。つまり、三党合意の原点が無視され、自民、公明両党による選挙協力からうまれた政治決着は、国民視点の税制度ではないということを私たちは理解すべきです。 500円弁当の軽減税率2%は10円です。スーパーでは、午後3時を過ぎると弁当は半額になり、午後8時を過ぎると生鮮食品は50%オフ、これが市場の現実であり、2%の軽減税率は意味を持ちにくいものになるのです。それならば、はじめから8%に止めておくことのほうが税制の体系としては、わかりやすいものになるのではないでしょうか。 きょうの日経新聞の解説記事で、軽減税率決定までの自民党官邸内のさまざまな思惑がリークされておりました。その記事の最後に、麻生財務大臣の、管官房長官は範囲を超えたという言葉があり、そのことが今日の自民党と官邸との力(ちから)バランスを物語っています。公明党、創価学会、選挙協力おそるべしか。安倍総理、憲法改正への執念おそるべしか。どちらでしょうか。 2015年12月15日発行の第51号の下地ミキオさんのメルマガをお聞きいただきました。 それではここで1曲お届けしたいと思います。岩崎良美でタッチ。 ♪岩崎良美/タッチ♪【聖域を破壊した軽減税率】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、それではメインパーソナリティのこの方に登場していただきましょう。ミキオさん、こんばんは。 ミキオ/こんばんは。下地ミキオです。お願いします。 ひろみ/お願いします。今ですね、ミキオさんのメルマガ、聖域を破壊した軽減税率についてのお話をさせていただいていたとこなんですけども、この件に関してミキオさんの見解を改めて伺いたいなと思っております。 ミキオ/私に言わせれば、単純に言って、この税制改正が平成元年に消費税が認められて、9年に5%になりね、それで今度は8%になって、10%になるでしょ。お弁当を買いました。500円の弁当です。8%から10%に、2%の軽減税率だからいくら安くなりますかといったら、10円なんですよ。10円という軽減税率が、本当に毎日毎日10円だよといったら、これが31日間続くから、10かける31日で300円だ。これが本当に消費税の負担軽減を感じるような数字になるんですかというのが私の思いなんです。 それよりも医療、介護、年金、子育て、4分野の、4000億でしょ生鮮食料品だけで4000億。そして、それに加工品入れたら1兆円と言われているが、この1兆円の財源を最低年金だとか、保育料の無料化とか、そういうターゲットを絞ったところにお金を回すというやり方のほうが私はいいのではないかというふうに思うんです。 2つ目には、金持ちも低所得者もみんな軽減税率っておかしくないの。 ひろみ/変ですよね。 ミキオ/やっぱりそこは、私は税を軽減するというのは、どこかに理由がなきゃいけない。どこかの理由というのは、私は少し今所得が低いんですよねとか、私はちょっと体に障がいを持っているんでるよねとか、私は今子どもが、結婚したけど離婚して、子ども抱えて大変なんですよねという、どこかに筋の通った負担のある理屈があって、そこに回すならいいよ。だけど何も、平等と言って、全部に軽減税率2%やって、果たして平等なのかなというようなことが2点目に、僕はあると思ってるので、これはどうなのかということになります。 あと、3点目は、消費税はやっぱり手を付けちゃいけないと思うんだよね。消費税の一番のよさは、さっきの話との逆で、とにかく平等に、買いたいと意思のある人に税金がかかるということなんです。所得税のように間接的に直接的にとるんじゃなくて、消費税は間接税ですから、自分の意思がなかったら税金払わなくてもいい。本村 ひろみさんは自分の意思とは別に、自分が働いて所得が出たら、がぼっと国が直接とっていくでしょ。だから、そうじゃないという理屈をやっぱり持たないといけないと思う。 だから消費税に色をつけないというようなことが、消費税をつくった山中貞則先生の最大のポイントだったんですよ。1つの例で言えば、沖縄のDFSショップあるでしょ。あそこに消費税がかかっているんですよ。先生と、DFSで、世界のDFSで消費税がかかっているのは日本だけになりますから、DFSの消費税をとりましょうと。免税店だからとりましょうと言ったらばかもんと怒られて、わが国はどんな商品や、どんな人たちも平等に払う消費税をやっているから、消費税が***どこかが消費税を払わなくていい地域とか、いい人っていうのは絶対つくらないんだと言って、DFSもだめだったんですよね。やっぱ信念がありました。 自民党税調というのは、聖域だと言われていたんですよ。そこが強かったとこなんだけど、やっぱり今回は選挙に絡めて自民党と公明党の選挙協力という姿で、結局は税を決めてしまったというところが、私は聖域が崩壊した日というふうに名付けているんですね。 ひろみ/印象的な言葉でしたね。でも力のバランスが崩れるっていうのは怖いですね。 ミキオ/やっぱ税というのは、国の成長をつくるための大きな要素でもあるし、そして、釜戸があるところには税をかけ、釜の湯気が出るところには税をかけ、釜の湯気が出ないときには税を減らすと、これがそもそもの考え方であって、それで基準をつくり。それで税は絶えず平等でなきゃいかんというようなことからすると、そこに一つの政党とか、一つの右か左かとか、そういうふうな選挙というものが出てきたようなもので税が決まるようになったら、おしまいだなと思っている。 ひろみ/本当この問題は、いろいろと皆さん頭を悩ますとこですが、もう一つお話を進めていきますと、ミキオさんのテーマの今週のミキオさんのコーナーに、議員定数削減の話題というのが出ているんですけども。 ミキオ/これは、私がずっと申し上げているように、横の台湾は8000万人、うちは1億2000万人、4000万人の人口ですが、向こうは一院制で100人ですよ、議員。アメリカも3億人の人口いて、上院、下院いますが、上院で200名ぐらいでしょうかね。下院で300名ぐらいですかね。人口は3倍、国土は10倍で、議員の数は半分以下という。やっぱ議員の数は減らしていかなきゃいけないっていうのはこれポイントなんですよね。 やっぱだから私たちは、消費税を増やすというときには、自分たちの身を切る改革というのを絶対やらなくちゃいけないので、これはやらなくちゃいけないけど、これは少しまだまだ弱いぐらいのもんだと思います。大阪の橋本さん見てくださいよ。府会議員27名減らしていますよ。 ひろみ/すごいですね。 ミキオ/もめるもめる。だけどやるんですよ。だからこの前、政権交代のときの選挙のとき、私は大臣やってて、野田さんと安倍さんがあれやったでしょ、党首討論やったときにね、解散してくださいよと安倍さんが言ったら、解散やりますよと、野田さんが、じゃあ解散するから議員定数削減に協力するかと言ったら、安倍さんはやりますよと、すぐやる、来年の通常国会でやるとか言って、もう4年間やってないよ。これ勝ったらやりにくいんですよ。だからそういうふうな意味では、なかなか簡単に物事はできないということなんですね。 ひろみ/橋本さんの話が出ましたが、大阪維新の会の党大会がつい先日11日に行われたということで。 ミキオ/この前やってマツイさん、大阪の知事さんが代表になって、新しい、橋本さんが引退なされてね、スタートするということになりましたから、橋本イズムをしっかりもってやっていく。橋本イズムは何なのかといったら、さっき言ったように無駄を省く。行政のスリム化を行うということと、地方分権をやるというようなことが橋本イズムなんですね。私もこれだけの福祉国家をやるためには、順調な経済成長と同時に、失敗や無駄を役人からなくさせなきゃいけないから。税金の無駄遣いをなくさなきゃいけないから、天下りをやめさせる、議員定数削減する。そういうことを第3セクターをやって失敗するとかそんなことを絶対やらせないようにしないと。これ医療費を9割お年寄りの分もつとか、保育料持つとか、財源が乏しくなっちゃうんですね。だからそういうようなものをやっていくという意味では、この無駄と道州制を、経済対策のためにやって。橋本さんは憲法を改正したいというお考えだから。あのときも衝撃的な言葉、自民党と公明党と維新で参議院の3分の2がほしいというんで、翌日の新聞には維新、与党となるかみたいなことが書いてあった。だけどそれは違うんですよね。憲法を改正したいということと、与党になるということは違う。だけどそういう憲法改正の目的が、与党と野党が一緒になったら、これが与党からみたら補完勢力(?)みたいに言われるからちょっとおかしいというふうに思ってて。大阪維新の会は来年の通常国会からは、新しい政党の枠みたいなもので動いてくるというふうに思います。 ひろみ/本当にますます、この橋本さんの動向も気になるところですね、年末になりますと。 ミキオ/そうですね。変わり者だから見ていきましょう。 ひろみ/それではここで1曲お届けしたいと思います。新田恵利で冬のオペラグラス。 ♪新田恵利/冬のオペラグラス♪【お便りコーナー】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしています。 久しぶりにミキオさん、たくさん届いています、メールの中からメッセージご紹介してまいりましょう。 まずは浦添のナカマさんからいただいています。師走となりましたが、沖縄はまだ夏らしい日々ですね。これきのうまでのことですね。うちは孫達が毎年楽しみにしている庭のイルミネーションを始めました。きょうの目玉は流れ星のように光が流れる電気です。今年の目玉。そして、じいじがんばっているねということで、毎日見においでねというメッセージがきておりますよ。 ミキオ/いいですね。おじいちゃんはまたお孫さんに褒められると、やる気満々なんでしょうね。 ひろみ/子ども達、孫のため、子ども達のためにはしなくても、孫のためにはするって言いますからね。 ミキオ/いいですね。そういう気持ちを大事にしてがんばっていきましょう。 ひろみ/ナカマさん、これミオキって書いていますかね。ミオキ、前、じいじがんばっているということでね、応援してあげてください。でも本当にこの頃はイルミネーションもね、あんまり見なくなりましたから、あったら華やかです。 同じく浦添の西原さんからいただいています。ミキオさんこんばんは。この前の放送で、ミキオさんの集会の集いの様子が流れていました。すごく迫力があって、目の前でミキオさんが話をしているようでした。圧倒されました。今度ミキオさんの集まり、集会があるとき、ぜひ参加して生で見たいと思っていますという、西原さん。 ミキオ/いいですね。来てもらったらありがたいですね。 ひろみ/今回はミキオさん、すごい人数集まりましたね。 ミキオ/そうですねね。3000人近く、3000人越えじゃないですかね。 ひろみ/本当に。皆さんね、立錐の余地もないというくらいの。 ミキオ/私の20年の歴史の中で一番集まったんじゃないでしょうか。 ひろみ/ぜひ西原さんも今後こういう集まりがあるかどうか、ミキオポストサイトをチェックしていただけますと情報は出るかと思います。年内はもう終わりですけど、新年はあるかもしれませんね。 ミキオ/そうですね。新年やりましょう。 ひろみ/続いては、那覇のギマさんからいただいております。ミキオさん、最近の那覇空港の混み具合が本当にすごいんです。ビルの中に入っている、東京かなと思うくらいの人がいっぱいなんです。第二滑走路ができるのに、このままで大丈夫なんでしょうか。 ミキオ/だめですよ、だめ。ターミナルをつくりかえないとだめでしょ。誰もそう思うよね。今本当にもう本当に遅延も多いしね。国際線のつながりもないでしょ。国際線1年前にできて、また今工事してるでしょ。横の壁つくってつなぐんだと言うから、本当に大馬鹿者ですよ。よくこうやってね、那覇空港って民間会社だからといって自分一人でやってるんじゃなくて、税が落とした滑走路で収益を上げる、ターミナルは民間だけど、滑走路とかその他は機材は全部税金なんですよ。そういうところを原資にしながら、民間で仕事をしている人は税金を使っているというのと一緒ですよ。その思いがない。念に練って、どうしたらお客様が喜ぶか、海外から来た人たちがどうやったらいい飛行場だなって、もう一回ここに来たいなとか言って、帰り際になんか哀愁が漂って、もう一回この飛行場でって。こういうことを考えない。アイデアもデザインもなんですかあれは。 ひろみ/世界中をミキオさん行ってらっしゃるんですが、今までここは素晴らしいって、印象に残っている空港ってたくさんあるかと思いますが、いくつかちょっと教えていただいていいですか。 ミキオ/やっぱり一番すごいのはドバイですよ。ドバイの飛行場はすごい。どうしたらお客さんが休んでくれるかっていう。すごい気配りですね。気配りがあるんですよ、イスの座り方、イスの作り方。あそこは国際空港だから、世界中に飛び立って5、6時間待つ人がいる。その人達がやる。しかしね、衛生面を考えるから、毛布を貸出するんだけど、これがまた綺麗に。ふいたあとが綺麗に眠らせるように。そういう気配りみたいなのが。今全日空とか日本航空とかで、あれ置いているでしょ。マッサージ機置いてるじゃないですか。あれは本村 ひろみさんが座って、下地 ミキオが座ってって、だーってやるけど、ドバイなんかは1回やるごとに綺麗に拭いたりしてさ。そういうの、本当に素晴らしいサービス。それを目指してもらいたい。 ひろみ/本当ですね。そういうの見たらちょっと那覇空港、世界に向けてはまだ弱いなと。もう全然弱いなと。 ミキオ/修学旅行の子どもが、汚い絨毯のところにみんな座っているでしょ。女の子もスカート履いて。 ひろみ/かわいそうですよ、本当に。 ミキオ/本当に団体コーナーは別にあるべしよね。ちゃんと並んで座れるようなコーナーがあってね。団体コーナーからさーっと行けるようにするとか。当たり前のことだと思うんだけどね。しょうがないんですよ。考えていない人たちがトップになっているから。考えるべきなんです。辛口で言ったら怒られるんだけど、実際そうなんですもん。やっぱり1回1回真剣に。 ひろみ/本当ですね。意識を、これはもう沖縄の玄関だから。玄関は綺麗に、迎える人がわーっと思うような、そういうイメージに変えてほしいですね。 ミキオ/石垣空港なんか、この前30億でつくって、また増築すると言って40億になると言ってるよ。1年もたたないよ、向こうも。 ひろみ/増築ですね。これも本当に。場当たり的になっていくとだめですから。大きい夢をきちんと見据えてということですよね。がんばってほしいと思います。 では、ここで1曲お届けいたします。旅に引っかけてこの曲かな、松本伊代さんでセンチメンタルジャーニー。 ♪松本伊代/センチメンタルジャーニー♪【ミキオのこれどうでしょう? 沖縄チキン】
ひろみ/今週は久しぶりにミキオ節が聞けてるミキオポスト OnRadioの感じがいたしますが。 さあ、お待たせをいたしました。大人気のコーナー、ミキオさんのこれ、どうでしょうのコーナーです。このコーナーは、ユニークなアイデアがいっぱいつまったミキオさんの頭の中から、新しいアイデアを引っ張り出そうというコーナーなんですが。さて、今週は忙しいですけど、アイデア飛び出すでしょうか。目をつむっておりますが、アイデア出てくるんでしょうか。 ミキオ/やっぱりチキンだよね、クリスマスのチキン。 ひろみ/チキンですか。 ミキオ/そう。沖縄の丸焼きチキンは、南米からきたチキンと、炭で焼いているチキンと大体わかれているよね。沖縄ならではの丸焼きチキンってできんでしょうかね。 ひろみ/確かにないですね。 ミキオ/沖縄味噌を塗ったチキンとか。僕はいつも思うけど、なんか沖縄らしいチキン。これがほしい。 ひろみ/ウコン塗り込んだとか。 ミキオ/そうそう。何か沖縄チキン。クリスマスは沖縄チキンがいいと。 ひろみ/それいいネーミングですね。 ミキオ/沖縄チキン。ケンタッキーもがんばれ、ほかのところもがんばれだけど、なんか沖縄のチキンのレシピをだーっと配って。唐揚げも沖縄チキン、丸焼きも沖縄チキン。カモなんかも沖縄チキンの焼き方。 ひろみ/お腹すいてきました。 ミキオ/この前これを考えて、夜眠れなかった。クリスマスのシーズンって、やっぱりチキンじゃないですか。 ひろみ/確かにそうですね。でもミキオさんはおいしいもの本当に好きですからね。 ミキオ/お腹の中に、チキンの中に何を入れるかですよね。フーチーバー入れるか。 ひろみ/フーチーバーいいですね、香りが出て。 ミキオ/香りが出て、ニンニクとフーチーバーぎゅーっと入れて、それにウコン入れて、それで味噌で塗って。沖縄味噌で、久米島味噌で塗って、パリパリ焼いて、どうですか。 ひろみ/これを真ん中に、沖縄のおいしいお酒と一緒にいただくのいいですね。 ミキオ/炊き方が大事なんですよ。一回お腹にいろんなもの入れて、フーチーバーとか沖縄のもの入れて、閉めて蒸して。終わったら高温度の油にどーんと入れて、がちーんと焼いて、35秒で引き上げて。これ以上は焼いちゃいけない。それで蒸したものにぎゅっと焼いて固めてるやつを炭火の、焼き鳥を焼くようなもので味噌を塗りながら焼く。 ひろみ/これは手間暇かけてのチキンですね。 ミキオ/味噌を溶かしたやつを塗って、香辛料ちょっと入れて。 ひろみ/ぜひこれミキオキッチンでやってほしいですね、本当に。でもこの季節になると、そういうおいしいものをいただくって、幸せな気分になりますからね。 ミキオ/やっぱチキンは難しいよ。 ひろみ/沖縄だと烏骨鶏とかありますからね。 ミキオ/そうそう。あれも少しかたくて、悪くないよ。固い。悪くないですね。 そういう意味でも、料理はこの前朝の法人会でマツモト料理教室のマツモト先生が料理の話をされてますけど、なかなか面白かった。料理は奥深い。だから、とにかく泡盛と琉球料理で世界遺産ですよ、私の夢は。泡盛と琉球料理をパッケージにして世界遺産。早く登録しないといかん。これをやりたいと思ってますね。 ひろみ/泡盛と琉球料理という取り合わせというのを、提案し始めているんですか今。 ミキオ/そうそう。チャンプルーというのは、絶対に沖縄豆腐が入らないのはチャンプルーじゃないって知ってた? ひろみ/知らなかったです。豆腐が入らなきゃだめなんですか。 ミキオ/豆腐が入らないのチャンプルーって言わないんですよ。チャンプルーってなんかなんでもごっちゃにするのが、チャンプルーって言うでしょ。それは違う。豆腐が入って初めてチャンプルー。ゴーヤーチャンプルー、ヘチマチャンプルー、豆腐が入らないとだめ。フーチャンプルー。豆腐が入らないとチャンプルーにならない。 ひろみ/これは初めて知りました。チャンプルーには豆腐が必要なんですね。 ミキオ/そうです。それを頭に入れといてください。 ひろみ/マツモト先生のお話もまだまだお聞きしたいところですけどね、ミキオさんのこれ、どうでしょう。今週は沖縄風のチキンをつくろうというアイデアを出していただきました。 では、ここで1曲お届けしたいと思います。光GENJIでパラダイス銀河。 ♪光GENJI/パラダイス銀河♪【エンディング】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしています。あっという間の時間なんですが、そろそろ年末に向けておりましてね、いよいよ番組ももう来週、再来週で最後になるんですけど、ミキオさん的には12月の締めくくりっていうのはお忙しいんですか。 ミキオ/そうですね。大阪維新の会が新しくできたので、そういう行事もあったりして忙しいことは忙しいし。また天皇誕生日にも出なきゃいけないしですね。そういう行事をきちんとやっとかないと。 さっきの挨拶の話があったでしょ。ミキオさんの話を聞いていただきたいという、こういう幸せな話があった。この前、挨拶がへたくそで落ち込んだ時期があって。 ひろみ/ミキオさんが。 ミキオ/そう。挨拶したあと納得できんわけよ。野球選手でイップスみたいなもんで、投げられないみたいな、ゴルフだったらふれないみたいな感じで、挨拶が怖くなるわけさ。だって話をしても、人に伝わってないなと思い込むと、挨拶って怖くなるんですよ。それで、どうやって解決しようかなと思って、考え出したのが本を読むこと。本を読んでいる回数が足りないから挨拶がうまくいかないと思って。10月ぐらいから本を読み始めて、あらゆる本を今読んでいます。ちょっとずつ、人並みに挨拶ができるようになってきた。 ひろみ/ミキオさんすごい前向きだなと。この忙しい中に本も読んでいらっしゃるんですね。 ミキオ/今時間があったら、本を読む。本読まないと挨拶がうまくいかない。 ひろみ/どのような本を読んでるんですか。 ミキオ/今外交のものも読んだり、歴史もの読んだりするんですけどね、いろんなお薦められたものなどを読みながら。あんまりジャンルこだわらないで読む。とにかく文章を読む。これをやっておかないとだめですね。 一時期、党の役職をやっているときに、あんまり、資料を読む時間が多すぎて本を読む時間がなかった。資料を読まないといけないから。それが失敗したね、一回。だから、ラジオをお聞きの皆さんもそうですけど、本を読みましょう。 ひろみ/いい言葉ですね。 ミキオ/これが大事だと思います。 ひろみ/ラジオのパーソナリティも引き出しが少ないと、喋りがだんだん弱くなるのというのと一緒で、今ミキオさん引き出しをいっぱいつくっているわけですもんね。本を読むことで。 ミキオ/そうそう。ひろみさんがおっしゃるとおり。ラジオだとかアナウンサーの人だとか、いろんな人はやっぱり本を読まなきゃだめ。週刊誌とかなんとか、あれは見る。あれ読むと言わない。本なんです。これをぜひやらなきゃいけない。 ひろみ/2016年、ミキオさんの話に幅がまた増えていきそうなすごい期待が今もってきましたよ。 ミキオ/がんばります。 ひろみ/今、那覇の金城さんからのメッセージで、今年の漢字が発表されましたね。安心の安という文字ですが、ミキオさんの今年の漢字はなんですかという質問が来ております。 ミキオ/僕は為です。 ひろみ/為でしたね。でももうそろそろ、為があと2週間ぐらいで終わりなんで、もう来年に向けての漢字もちょっと考えつつあるのかなと。 ミキオ/今考えています。 ひろみ/今年の漢字の安心の安は、ミキオさんにとって、どんな印象でしたか。 ミキオ/安心の安は、やっぱり一文字に託す言葉はそうであってもらいたいということであったと同じように、そうじゃないことが多すぎてから安心の安になっちゃったと思うんですよ。やっぱフランスのテロであったり、シリアの難民であったり、うちの国でも事件事故が多すぎたし。そういうようなものが全部あったから、安心というものがある必要だということを思った言葉になったと思うんですよね。だから今度は私たちも来年に向けて、12月の最後の漢字は、その年をあらわすことになると思うんだけど、私たち政治家は次の年をこうしたいという言葉を一文字にしなきゃいけないのでちょっと考えてみたいと思いますね。 ひろみ/楽しみですね。なんか、こんな漢字が出てくるのかななんていうイメージなんですが、この安心の安を安倍さんの安と読んだ人もいらっしゃるくらい、いろんな意味にとれるでしょうね。 ミキオ/そうです。安倍さんはだけど、個性豊かに今回やりましたね、今回は。やっぱり、憲法改正するためだったら軽減税率も妥協する。なんか一つの目的のためにやる。いい悪いは別として、やるという、こういう総理大臣はなかなか今までいないんじゃないでしょうかね。 ひろみ/信念貫いていますからね。 ミキオ/あれもこれもと言うけど、それが暴走だと言われることもあって、だめだと言う人もいるかもしれない。だけども、そういうタイプの人なんです。それでいて支持率が高いんだから、46%あるんだよ。そこは謙虚に、認めなきゃいけないところだよね。 ひろみ/今時の言葉で言うと、ぶれないということなんでしょうかね。 さあ、番組最後になりました。それでは、ミキオさんから元気の出るひと言で番組をしめたいと思います。 ミキオ/クリスマスですから、はしゃぐときには大いにはしゃぐ。仲間がはしゃいでいるときに、ぐじゅぐじゅしないで一緒にはしゃぐ。それでまた英気を養って、またがんばるというようなことが大事だと思うから。クリスマスはね、また仲間とコミュニケーションをとる大事な時期だから、ぜひ楽しい時間を送ってください。私もそうしたいと思っています。 ひろみ/ミキオサンタクロースは今年も頑張っておりますので、年末はお忙しいと思いますが、体調崩さないように。 ミキオポスト OnRadio、今週も皆さんにお話を聞いていただきました。ぜひ来週も番組お付き合いください。ご案内は本村 ひろみでした。メインパーソナリティは。 ミキオ/下地ミキオでした。ありがとうございました。 ひろみ/ありがとうございました。さようなら。 ]]>
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