目次
【オープニング】
ひろみ/11月5日、木曜日の夜8時になりました。 皆さん、こんばんは。本村ひろみです。 ミキオポストOnRadio、この時間からスタートです。 この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けしています。 また、インターネットでは世界中に配信をしております。 そしてきょうも、アイセック・ジャパンさんのサービスを利用して、リアルタイムで文字情報も発信しています。 ぜひ、サイト、ミキオポストのトップページからご覧ください。 さあ番組、この後のコーナーでミキオさんをお迎えしていきます。 1曲目はこの曲です。懐かしいですね、ゴダイゴで、「銀河鉄道999」。 ♪ ゴダイゴ/銀河鉄道999 ♪【維新の党 臨時党大会について】
ひろみ/改めまして、皆さん、こんばんは。本村ひろみです。この時間からパーソナリティ、この方も参加です。 ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いします。 ひろみ/ミキオさん、2週ぶりです。もう話題がたくさんありますので、早速、今週のミキオさんのコーナーまいりたいと思います。 まずは、維新の党、臨時党大会が行われたという、この話題からいきましょう。 ミキオ/この前、党大会あって、橋本さんが代表になりました。その代表になって、橋本さんは何をやるのかと、この大阪維新の会というのは何なのかということなんですけど。 1つ目は、大阪維新の会というから、大阪といったら大阪のことだけやるみたいなもんじゃないですか。そうではなくて、大阪というのは地域の名称ではなくて、改革の旗印の名称なんですよね。 ひろみ/あー。 ミキオ/いえば、大阪都構想をやると。大阪都構想をやれば、地方分権は成功するんですよね。この大阪都構想が突破口にならない限り、沖縄も地方分権がならないわけですよ。 ひろみ/なるほど。 ミキオ/今も埋立認可もさ、国土交通大臣が持ってますといって、沖縄県知事が反対したら、いやじゃあ代執行で俺がやりますって。埋立認可は、お前が決めろと。沖縄県の県知事が決めろといったら、代執行って言葉ないよ。そうでしょ。 ひろみ/あー、はい。 ミキオ/だから、なんでこの地域の埋立をするのに、県知事が持たないで、国土交通大臣が持ってるんだと。地方分権だから、譲れよと。こういうことを、やっていくのの一番の旗頭が、大阪都構想なんですよ。だから、大阪という名前をつけた違和感があるというけど、僕には違和感ゼロ。この改革をする名称だから、これでいいというのが、1点、ありますね。 2つ目には、その何をやるのかということになると、基本的に、考え方としては、自民党が何十年間もできなかったことをやるというのが、この党の目的。何ができなかったかというと、3点。 ひろみ/3つあるんですね。 ミキオ/はい。1つは、沖縄の基地問題。70年間、沖縄の基地問題は解決しませんね。 ひろみ/ええ。 ミキオ/この前、佐賀県の県知事に、オスプレイ受け入れてねといったら、反対といったら、わかりました、じゃあオスプレイ行かさないでおきましょうねと。ふざけてると思わない? ひろみ/本当ですよね、そんなあっさりと。 ミキオ/ここでは、あっさりしないくせに、向こうではあっさりと、と思うでしょ?何でじゃあ、安倍総理が出ていって、佐賀県知事を口説かないんだよと。そういうふうなことまでやらないから、沖縄の基地問題の改革は進まないんですよ。本気度がないから、そうなってるんですよね。 ひろみ/本気度ですね。 ミキオ/だから、本気度でこれをやるという改革の、1番目は沖縄の基地問題と、橋本さんは置いたんですよ。 2番目、これ財政再建。1千兆円の赤字がありますね。これは大したことないよと、大したことあるんです。財政が厳しくなったら、国債の金利が上がる。国債の金利が上がったら、住宅ローンの金利が上がる。住宅ローンの金利が上がったら、支払いが増える。支払いが増えたら、買い物する量を減らす。買い物する量を減らしたら、経済がまわらなくなる、こういう発想になるんです。 ひろみ/消費低迷ですね。 ミキオ/そうです。だから、そうなってくるためには、財政再建しなければいけないとなってくると、財政再建は2つ。1つは、経済を良くする。とにかく経済を良くする。経済を良くしない限り、だめです。家の赤字をなくすのに、出るものを押さえるけども、働いて収入も増やさないと、ダブルになりませんよね。 ひろみ/そうですよね。 ミキオ/だから、この経済を良くするためには何をするかといったら、お金をばらまいての経済政策は終わり。もう規制緩和。今までだめだったものを、許すとか。そういうふうに用途変更とか、そういうふうなやり方をしながら、物事をつくっていくということを、やらなければいけないということですね。 ひろみ/はい。 ミキオ/これをやろうというのが、2点目の作業ですよ。 もう1つは、身を切る改革、無駄が多い。 ひろみ/身を切る改革。 ミキオ/そう。もう、天下りをしたり、財団をつくったり、民間ができるものを民間にやらさないで、国の天下りの人たちがやったり、こういうのを一回整理しましょうよと。見てくださいよ、沖縄県の部長をした人が、今度は沖縄県信用保証協会の理事長になります、専務になります、那覇空港の社長になります、副社長になります、専務になります。プロパーにやらせればいいじゃないか。何で県庁の総務部長やった人が、必ず行かなきゃいけないの?昔ね、公庫の理事長は、財務省から来る人と、沖縄県の副知事終わった人と決まっていたんですよ。それね、僕、切りましたよ。今は、プロパーから上がってくるようになりましたよ。だけどこれ、大変でしたね。 ひろみ/大変だと思います。 ミキオ/これ言ったら、怒られるわ、怒られるわ。 ひろみ/慣例でそのままだったわけですからね。 ミキオ/そうそう。だけどね、この天下りの人がいってる。県庁終わって、2000万か3000万、退職金もらって、また空港ターミナル行って3年か4年、腰を落ち着けて、それでまた給料もらって、ってなるんですよ。そんなことやらさないって、もうこれね、本当に大変だけど、これをやりきれる。子どもを産んだら補助金が出て、民間保育園に行ったらお金が出て、補助金が出て。小学校、中学校は義務教育で国が出して、高校生になったら授業料無料化で、大学、専門学校は7割が奨学金で。会社に入って、私は嫌です辞めますといったら、次の職が探せるまで6カ月間は同じ給料が、失業手当でもらえて、病気になったら7割は国が出して、本人は3割。 そして年金があり、介護保険法があり、年取ったら9割は医療費が出て、本人は年取ったら1割しか出さない。公共工事で道路をいっぱいつくって、それで土地の価値を上げ、農業やってビニールハウスつくりますよといったら、8割、国の補助があり。本村ひろみさん、こんな国家、世界にあるでしょうか。 ひろみ/すごいですよね。 ミキオ/赤字になるって当たり前だと思いません? ひろみ/本当ですね。 ミキオ/だから、これをもう一回見直す。集中と選択。何に力(ちから)を入れるか。病気になったら7割出すんじゃなくて、病気は5割だと。しかし、ものすごく難病だったら、100%以上出すと。そのかわり保育料だとか、そのかわり子どもの未来志向のものには、お金を出します。おじいちゃんになっても、70歳の人は戦争終わってすぐ生まれたばかりだから、本当に苦しい生活したから、今のおじいちゃんは、9割で上等。下地ミキオ54歳、70歳になりました、医療費9割、国が出すべきでしょうか。私たちは病院もいっぱいあり、健康保険やったら手当が出て、飲もうが食おうができるような世界に生まれて。それでいて、食べるだけ食べて、お通り飲むだけ飲んで、病気になりましたと。それで7割出します、年取ったら9割出します、それ合わないでしょ。 ひろみ/そうですね。 ミキオ/僕らはやっぱり、年取ったら7割だよな。 ひろみ/本当そうです。 ミキオ/6割だよなと、これ言ったら選挙負けるね。 ひろみ/これはね、皆さん嫌ですね、たぶん。 ミキオ/嫌でしょ? ひろみ/嫌ですね。 ミキオ/だけどそのかわり、自分の健康管理をしなさい。年金はあげますと言ったら、どうですか。年金に集中しましょうと。 ひろみ/これは、いいですね。年金ほしいです。 ミキオ/最低年金を、8万から9万、どうですかと。10万までもいいですよと。今、薬を払うだけでも40兆円だから。 ひろみ/うーん。 ミキオ/最低年金をあげるだけで、そのほうがいいんじゃないですかと言ったら、やらないというわけじゃない。選択と集中をやると。こういうふうにして財政再建していくというのはね、政治家は難しいね、難しい。 ひろみ/あー、厳しいですね。 ミキオ/厳しい。これをやろうと。 3点目は、地方分権。明治維新は、江戸幕府を倒し、チョンマゲ頭をざん切り頭に変え、そういわれるように大改革をした。しかしこの大改革の後に明治維新は何をしたかといったら、政治も行政も経済も、全部東京に集中する、中央集権型の国家をつくったんですよね。この国家をつくって、何もかも東京に合わせようとしている。北海道と沖縄は同じ基準ですという。道路のつくり方も変わりません、建築基準法も変わりません、おかしくありません? ひろみ/うーん。 ミキオ/クーラー代、暖房代、違うべきだよねとか。いろんなことが違いがあるべきだけど、やらないんですよね。 ひろみ/中央集権ですからね。 ミキオ/だから、それを、がちーんと割って、これ地方に任せろと、おまえでやれよと、やったら個性出てくるね。 ひろみ/いや、強くなっていくと思いますよ。 ミキオ/そうでしょう。990の市があり、945の町があり、183の村があり、431の島がある、これが日本、成り立っています。全部そこには歴史、文化があって。そこには祭りも違えば、食文化も違う。風習が違うのよね。これを、中央集権というのは、みんな一律にしようとした。私は、中央の一歩よりも、それぞれの地方の半歩、そのほうがこの国、良くなると思うんですよね。だから、そこをやっていく。だから、この維新の会というのが党ができた目的は、改革をするんだと。その改革って何なのといったら、沖縄の基地問題の改革する、財政再建をする、そして地方分権、トウジキコウ(?)を変える、こういうふうな発想でやっていこうというのが、大阪維新の会なんですよ。 ひろみ/なるほど。 ミキオ/自民党がやらないことをやるんですよ。医師会に縛られ、歯科医師会に縛られ、この前あれだけの事件が起こりましたけど、建設業界に縛られ。どんなして改革できる? ひろみ/うーん。 ミキオ/できませんよ、できません。それをね、やりきる力が、維新の党にあるんじゃないかと思って、私は入っているんですよね。 ひろみ/新しい風景が見えてきそうな、そんな感じがしますね、地方の。 ミキオ/もう、変えましょう、変えましょう。 ひろみ/今度、大阪のダブル選挙がやってくるわけですよね、11月22日に。 ミキオ/これはもうダブル選挙、大阪この県知事選挙と、大阪の市長選挙ですから、これはもう今言った、維新の会ができた、真価が問われる選挙ですね。大阪都構想を、ニュー大阪都構想をやろうとすると、大阪県知事と大阪市長が一緒じゃないと、これはできません。 だから、結局はこの選挙で、1勝1敗じゃだめなんです。2勝0敗じゃないと、維新の会の存在感がなくなる。だからもう、何が何でも勝たなきゃいけないという選挙。それをね、ぜひやりたいと思ってますね。 ひろみ/ラジオを聞いている県内の皆さんも、ぜひ賛同していただける方には。 ミキオ/ぜひ、大阪にお知り合いがいましたら、この維新の会の考え方というのを伝えていただいて、ご判断いただければなというふうに思いますね。 ひろみ/新しい風景を見るためにも、ぜひ一緒に頑張っていただける方、ラジオを聞いている方、応援してほしいなと思います。 ここで1曲、お届けいたします。麻倉未稀で、「ヒーロー」。 ♪ 麻倉未稀/ヒーロー ♪【辺野古問題、日韓中の首脳会談について】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。 辺野古の話題なんですよ。ミキオさんからまず辺野古の話題をね、聞かなきゃと。先週ちょっと時間がなかったので。 ミキオ/まあ、辺野古はですね、今もう翁長県知事がですね、この国と地方の係争委員会という、争ったところに出しましたけどね。それ負けるでしょ。だって前の県知事が押した印鑑を今の県知事が取り消すと言っているわけだから、国と地方がケンカしてるわけじゃなくて、前の知事と今の県知事がやってる話だから、係争委員会の対象にならないと僕は思うんですよね。だから、そのあと翁長さんは、間違いなくそのまま、高裁に訴えて最高裁までいくという、そういうシナリオがあるんじゃないかと。行政と司法だと確実に負けますね。だけど、じゃそれが上手くいくのかと言ったら、私がいつも言っているように上手くいかない。 ひろみ/いかない? ミキオ/工事の手続が、やっぱり埋立認可権を持っている翁長県知事が押さないと、設計変更後の工事が進められない。1回ごとに、代執行だ代執行だと言って、国が翁長県知事の埋立認可を取り上げるというようなことでは、これは私は200年かかる、300年かかることになるだろうし、また翁長県知事から46都道府県の県知事には、埋立代理署名を認めているのに、翁長知事にだけ、沖縄県知事だけ埋立の認可は、あなたには代理は認めませんって、これ憲法違反ですよ。 ひろみ/うーん、そうですね。 ミキオ/だから、私はね、着工はできるけど完成はできないっていつも言うんです。 今チキンゲームしてるけどね、お互い裁判所で俺が勝つぞっと、俺は強行にやって機動隊入れてやりますよ、機動隊入れようが何しようが、勝てないです。勝てないのは勝てない。 ひろみ/平行線でこのまま続くと。 ミキオ/だからどっかで話し合わなきゃいけない。これ維新の党も一緒。ケンカしてても、これはもう絶対政治のケンカは、最後裁判所取り合わないから。やっぱり政治家同士が、胸襟(きょうきん)開いて話し合って、決着をつける。これが大きな流れになるんだろうなというふうに思いますね。 ひろみ/最終的には話し合いを持っていかないと、やっぱり進まないってことですね。 ミキオ/そうです、話し合いですね。翁長さんも、辺野古をやめるって言ったら、代替案を出さなきゃいけないし、政府も辺野古以外がだめだという根拠は、これ以上強く持つ必要はないというふうに思いますね。そういう交渉がどこまでできるかということになってくるだろうと。 今、ゲートの前で頑張っている人たちの中には、いや頑張ってたらつぶせると思ってる人がいるかもしれないけど、そうはいかない。やっぱりどっかで話し合って結論を出す。お互いが妥協案出す。政府の中にもね、いや機動隊入れれば上手くいくと思っている人がいるかもしれないが、そうはいかない。そうはいかない同士なんですよ。そうはいかない。そこに間に入ってちゃんとやらなければいけないっていうのが、政治の役割だと思うから、それをしっかりやっていこうと思いますね。 ひろみ/はい。 ちょっと話題が日韓中と、ワールドワードになっていくんですけど、日韓中の首脳会談が行われたという話題をちょっと触れていきたいと思います。 ミキオ/近くて遠い隣国っていう。 ひろみ/そうですね。 ミキオ/兄弟ゲンカするとさ、他人とケンカするより重いじゃない。 ひろみ/って言いますね。近いところのほうが。 ミキオ/でしょ。それと一緒。だけど、根本的に愛情は残っているよね。 ひろみ/ですね。 ミキオ/同じお父さん、お母さんに育てられたから。同じアジア人だから。だから、話はいつも同じことなんですよね。歴史に対する認識度。安倍さんは未来志向型でいこうよと、いつまでこんなことばっかり言っているんだと。俺なんかちゃんと謝ったじゃないかと。だから、もっと未来志向で話し合おうよと。習近平さんも朴大統領も、まず日本が従軍慰安婦の問題、歴史観において、深い反省の意を表さなければだめだと。何でこんなに何十年も、村山談話出したり、小泉談話出したり、助成基金をつくったりやってるのに、何でこんなにいつまでたっても歴史認識が日本は薄いって言われるんだろうかって、そこをやっぱり考えなきゃいけないね。それは韓国においてもですね、自分の国をまとめるために、日本を歴史認識で攻めれば、自分の国家、自分の政治体制を守れるという意図がないと言わないよ。 しかし、いつまでたっても韓国にこう言われる、中国に言われるというのに、じゃどこでどうやってけじめつけるのかということは、私たちもそろそろ考えなきゃいけない時期にきていますね。謝るということを持って、解決するんじゃなくて、違うほんとに、何があるのかという協議機関をやっぱそろそろ、早期に妥結するって今回も決めたから、その話し合いをしていかなければいけないと思うんですね。保障の問題と言っても、保障はもうほんとに終わったと私たちは思っているんだけども、韓国の中には、政府の中にはそうではないと思っている人たちがいる場合に、それを名目を違えてどうやって、実質的な保障だけども、終わったということは明確にするとか、政治のやりくりはいっぱいあるじゃないですか。 ひろみ/ええ。 ミキオ/それをね、私はこれは本気でやってないなというふうに思うんですね。 ひろみ/言葉の上でのキャッチボールで、ずっとこれが続くわけですよね。どっかでピリオドを打つまでは。 ミキオ/それにこういうことをやっていると一番漁夫の利を得るのが北朝鮮なんですよ。このアジアの中で、一番脅威であり、一番トラブルメーカーであり、私たちはあそこから我が国の国民を返してもらわなきゃいけない。当たり前に。 だけど、彼らはこの日韓中がケンカをしていることは、好都合なんですよね。政治の日韓中の不安定化は、北朝鮮だけ美味しくご飯食べているみたいな話なんですよ。だから、そこを彼らに喜ばしたらいけない。だから、やっぱ3カ国が一体となったら北朝鮮は拉致問題の解決だって、やらざるを得なくなってきますよ。だから、家族会の皆さんのことを考えても、政治がこの問題を上手くいくということ。 少し右よりの方なんかの中には、何言っているんだと、拉致問題よりも国家間だろうとかって言う人もいるかもしれないけど、しかし私は、1人の国民のこういう不幸な環境をね、政府が直そうという気持ちがない政府だったら、僕、国民の支持得られないと思うよ。やっぱりそこは何がおいても、国家としては、自国の国民を助ける、そういうような発想になんなきゃいけないと思うので、この日中韓の関係というのは、早期に正常化に戻さないと、あらゆる分野で影響を及ぼすというふうに思っているので、それを、まあ、きょうスタートがきれたんで、結果は出ませんでしたけども、スタートがきれたんで、それをやってもらおうということにしたほうがいいんではないかというふうに思いますね。 ひろみ/この流れからもアメリカの中国人工島の話になっていくんですけど、これはもう以前もミキオさん視察に行かれて。 ミキオ/しかしアメリカはいい加減だね。今、12海里の中に入ってね、これは自由航行だとかさ、ここは中国の領土じゃないと言って、何でこの人工島をつくる初期の段階で、こんなことやらなかったの、あなた方はと言いたいよね。 ひろみ/本当ですね。 ミキオ/人工島ができた今のこの時点でですね、なんかやるぞ、みたいなこと言っているけど、いい加減にしろと言いたい。これアメリカという国家は、あの人工島が中国できる前に止めるべきでしたよ。中国にしても、あのときお前ら止めなかったじゃないかと。ちゃんとコミットメントしなかったじゃないかと。やるなと言ったかって、やるな、やるな、絶対やるな、と言って、絶対やるなでしょ。絶対やるながやるなだよね。やるなって言うのはやれと言ってるのと同じ。 ひろみ/優しいやるなっていう。 ミキオ/そうそう。優しいやるなはやれと言っているのと一緒なんですよ。だからそういうような意味でもアメリカのこの、オバマ政権の優柔不断な中国市政、これが混乱をつくっているんですよ。 やっぱり中国は、経済大国になってGDPが1000兆円ぐらいまで、日本が490兆円。その中国の経済にちょっと心動かされすぎて、南沙諸島の安全保障をちょっと待っちゃったのよね。やっぱそこに私は問題があると思うんですよね。だからほんとに、これから中国にもうつくらさない。あそこの沖合に何百とした船が、工事の船がありますけど、それを撤退させる、それをアメリカが本気でやるかどうかが、私は見物だというふうに思いますね。 ひろみ/では、ここで1曲、お届けいたしましょう。クリスタルキングで、「大都会」。 ♪ クリスタルキング/大都会 ♪【アジアリーグへ発想の転換】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、先週はちょっとお忙しかったので、ラジオのほうで出演なかったので、今週はもう話題てんこ盛りで、ちょっと台湾の江丙坤先生の講演の話題にいきたいと思うんですけれども、大変すばらしかったというふうに。 ミキオ/いや、すばらしかったね。この江丙坤先生ってのは、台湾の経済界のトップ。そして、中国との海峡委員会の台湾の代表と、公職をやられるのと同時に、台湾の国民党の副総統と、そういうような政治的にもキャリア積んできた人が、沖縄に来て、講演したっていうのは面白かったですね、すごかったですね。やっぱ重みがありましたね。重みがありました。やっぱりこの世界の中の政治の舞台の中で動いてきている人の読み、なぜ中国なのか、なぜ台湾なのか、台湾を沖縄はどう使うべきなのか、こういうことを面白く話されていましたけどね。中国ビジネスはやっぱり必要だと、台湾企業が何でこれだけ世界に出ていっているのか、何で沖縄が出ていってないのかと、そういうことなんかをちょっと話されてましたけどね。 ひろみ/いろんなアイデアとか、刺激を受けたんじゃないですか。 ミキオ/刺激受けましたね。 それで、1つだけ沖縄にも台湾リーグに入れとか。 ひろみ/台湾リーグ? ミキオ/野球のチームをつくろうと。これいいなと思うんです。僕は前から琉球FCとかね、ハンドボールとか。 ひろみ/ゴールデンキングスとか。 ミキオ/ゴールデンキングスとか、いっぱいいますけど、それ日本のリーグに入るのは大事(だいじ)だと思うけど、別チームでもいいですから、アジアリーグ、マレーシアとかベトナムとか台湾とか、そういうふうなアジアリーグね、そういうシンガポールとか、そういうふうなところのリーグに入って、シンガポールのチームが沖縄で、試合をアウェイでやると、その実況中継はサッカーの試合はシンガポールに流れますよね。 ひろみ/ええ。 ミキオ/マレーシアのチームはここに来てやる、沖縄でマレーシアのチームが流れたら沖縄のマスコミがここで流すとかね。 ひろみ/面白いですね。 ミキオ/これね、だから日本でやったら日本で流れるだけなんですよね。うちは最終的に生き残るのは、僕アジアリーグだと思うんですよね。だって、日本の人口8000万人になるんだから。 人口が減ってきて、プロ野球12球団がね、維持できるかどうか、僕は問題だと思うよ。自民党がですね、プロ野球の球団を13球団にしたいとかって話すんですよね。僕はね、何を考えているんだよと。そんなことよりも、これからはアジアのリーグと一緒になって、リーグやる時代なんですよ。東京と大阪と福岡で、日本は1チームとか、3チームとか、それに台北チームとソウルチームと北京チームと上海チームと、こういうチームで、アジアリーグをやる時代がね、来るんですよ。人口が減るところで、なんで…そのチーム数を増やしたって、意味があるんですかねと。 ひろみ/ますを広げるべきですね、本当に。 ミキオ/そうですよ。なんかスケールの小さい話をするなぁと思うんですよね。経済効果っていうのは、日本のお客さんの対象じゃない。今、沖縄の観光客伸びてんだけど、日本人の観光客減ってるんですよ。日本人の観光客減ってるものを補っているのが、これがアジアなんですよ。だから、そういうようなことを考えてやらなければいけないんで、ちょっと発想をね、がらっと変えなければいけないんじゃないかなというふうに思いますね。 ひろみ/ここで1曲お届けいたします。フィンツィ・コンティーニで「Cha Cha Cha」。 ♪ フィンツィ・コンティーニ/Cha Cha Cha ♪【これどうでしょう?/泡盛スパークリングワイン】
ひろみ/ミキオポストon Radio、今週はたっぷりと話題をお届けしておりますが、ちょっと時間は過ぎたんですけど、産業まつりが行われておりまして、ミキオさんも会場に行かれたということで。 ミキオ/行きましたね。いいの、いっぱいありましたね。 ひろみ/賑わっていたようですね。 ミキオ/そうそうそうそうそう。毎年、同じもの出していますね。 ひろみ/あぁ。 ミキオ/だけど、進化してきているね。この進化しているやつを、どうやって世界に運ぶかというのが、僕はできていないと思うんだな。やっぱ産業まつりって何なのということだよね。出したやつを、県が引っ張り上げているかということなんですよ。いっぱい、いい化粧品があった、県知事賞をもらった。じゃあ、この県知事賞をもらったあと、何やったのって。 ひろみ/そのあとですよね。 ミキオ/そう。県の商工労働部が、産業公社が、いや、これね、台湾で売ってね、当たったんですよって、これで外資がこれだけ稼げたんです、ここまで来てないね。表彰あげたら終わり。フォローアップゼロ。 ひろみ/県が全面的に応援して…。 ミキオ/まあ、人に表彰をあげるということは伸ばすということなんですよ。それが、僕は少し産業まつりの問題点かなと思っているんですよね。だからね、戦略をつくる。 ひろみ/そこが本当は大切なんですよね。 ミキオ/だから、僕はいつも言っているのよ。泡盛の売り上げ、こんなに落ちているじゃないですか。 ひろみ/えぇ。 ミキオ/泡盛コンペティションって、総理大臣賞あるんだよ。 ひろみ/そうなんですか。 ミキオ/泡盛のコンペね、カクテルをさ、総理大臣賞まで出てたら、毎年1個総理大臣賞のカクテルですって、なんでつくって出さないのというわけよ。沖縄中のホテルの乾杯は、シャンパンだよ。 ひろみ/そうですよね。 ミキオ/泡盛でね、泡の出るスパークリングをつくって、これ泡盛スパークリングワインでさ、やるだけでも、1週間に何十件とあるから、県の条例で、乾杯はスパークリングワインでどうでしょうかね、泡盛スパークリング。 ひろみ/それだけ泡盛を、みんなで、こう…。 ミキオ/そうそうそう、育てる。 ひろみ/いただく。そういう機会があるといいですね、本当に。 ミキオ/だから、何かやらなきゃ、何か。だから、そういうようなものに、もう少し産業まつりの次のステップってやつをね、やっぱ考える時期が来ているのかなと思いますね。 ひろみ/ここで1曲お届けいたします。H2Oで「想い出がいっぱい」。 ♪ H2O/想い出がいっぱい ♪【エンディング】
ひろみ/ミキオポストon Radio、お届けしております。 やはりラジオを通して、ミキオさんの声を聞くと、元気になるという方が多くて、リスナーの方から、ミキオさんが出ないときはさみしいんだそうです。 ここで、ラジオお聞きの皆さん…。 ミキオ/本当ですか、本当ですか。 ひろみ/いや、本当ですよ。ファンの方、やはり楽しみにしているので、最後にラジオをお聞きの皆さんに、ミキオさんからメッセージをお届けしていただければと思います。 ミキオ/なんか沖縄の政治って、今混乱しているし、大阪維新の会も混乱しているみたいに見えるし、いろんな政治の混乱があると思うんだけど、僕は今混乱の時期だと思っているから、そんなに慌てなくていいと思っているんですよね。 これから…アメリカの選挙なんか見てもおもしろいよね。 ひろみ/えぇ。 ミキオ/討論会見ても、野次のやり合いだし、共和党内であれだけけんかするんだよ。 ひろみ/すごいですよね。 ミキオ/民主党内で、あれだけけんかするんだよ。これが民主主義なんですよ。だから、こうやって維新の会が分裂するの、これも民主主義なんです。しょうがないでしょ。民主党と組みたい人たち、組まないといってるの、一緒になってたら、ちょっとおかしい。だから、政界再編成したいと、やり方が違う、手続が違うって。 まず、そういうふうな1個1個を、私たちは受け止めていただきたいんですよね。だめだって怒る人もいるかもしんないけど、あぁ、そういう乗り越えて、最後に何か結論出すものがないかというのが私たちが言っている沖縄の基地問題だったり、財政再建であったり、地方分権であったりという…あ、これなんだな、これに最後行くんだなという、そういうことわかってもらいたいんですよね。 まあ、政治がまだまだ信頼ないけど、一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。 ひろみ/また来週まで、いろいろと一歩ずつ前進していると思いますので、楽しみにしたいと思います。 ミキオポストon Radio、御案内は本村ひろみでした。 そして、メインパーソナリティは…。 ミキオ/下地ミキオでした。ありがとうございました。 ひろみ/さようなら。 ]]>
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