目次
【オープニング】
ひろみ/9月3日木曜日になりました。あっという間に9月ですね。 皆さんこんばんは、本村 ひろみです。ミキオポスト OnRadio、この時間から皆さんと1時間お付き合いいただきます。 本日は下地ミキオ代議士、大変お忙しくしておりましてなかなかつかまりません。もうそれは仕方がないことです。 きょうはなんとですね、私は久しぶりなんですが、南城市議の大城憲幸さんにお越しいただいて1時間お付き合いいただきたいと思います、大城さんよろしくお願いいたします。 大城/皆さん、こんばんは。初めて出演ですけれども、きょうはミキオ代議士のピンチヒッターで大城憲幸といいます、よろしくお願いいたします。 ひろみ/大城さんには以前もラジオに出ていただいたこともあったかと思いますが、普段しゃべるのは慣れてますよね。 大城/議会でしゃべる、あるいは支持者の前でしゃべる等得意なんですが、案外こういうラジオっていうのはなかなか慣れなくてですね、若干緊張していますけれどもお願いします。 ひろみ/きょうはいろいろとミキオさんとの思い出話ですとか、あとは大城議員のこれからの未来に向けてのことなど、どんどんお話しを聞いていきたいと思いますので、どうぞこのあと引き続きよろしくお願いいたします。 ミキオポスト OnRadio、この番組は北部地域はFMもとぶ、中部はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けをしております。またインターネットでは世界中に今配信をしております。 きょうも、アイセック・ジャパンさんのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を発信しております。ぜひ、ミキオポストサイトのトップページからご覧ください。 ミキオポスト OnRadio、きょうの1曲目はこの曲です。DREAMS COME TRUEで眼鏡越しの空。 ♪ DREAMS COME TRUE/眼鏡越しの空 ♪【今週の大城さん】
ひろみ/今週のミキオさんのコーナーは、今週の大城憲幸さんということで伺っていきます。改めて大城さんよろしくお願いいたします。 大城/よろしくお願いいたします。 ひろみ/今もう本当にミキオさんにお忙しそうですね。 大城/そうなんですよね。もうテレビ、新聞で見るとおりでも今、維新の党が分裂というような中で今東京で本当に孤軍奮闘、代議士が中心になって何とかせっかくここまで皆さんの支持をいただいた維新の党を分裂させない方法はないかいうことで、今ちょうど今週は走り回っているところですね。 ひろみ/ニュースでなどでね、ミキオさんの姿が出ると「頑張れ!」という気持ちで応援をしているんですけど。大城さん自身も維新の党の沖縄の本部のほうの政調会長を務めていらっしゃるということで。 大城/そうですね、政党そうぞうからわれわれ現職の議員は維新の党沖縄総支部に移ったわけですけれども、そこで基地の問題中心にたくさん課題ありますけれども、政策の担当をしていますね今は。 ひろみ/そういう大城さんのこれまでのちょっとプロフィールをお話伺っていきたいんですが。もともと御出身はどちらなんですか。 大城/もともとは本島南部の大里村。今は平成18年に合併して南城市になりましたけども。南城市の大里村の出身で、33で初めて村議会に挑戦をして、そのあと村議会議員1期、そのあと合併を経て市議会議員3期ということで、もう13年皆さんのおかげで政治家させてもらってます。 ひろみ/キャリアが長いですね。13年ですか、また大変お若いですけども。その間にやはりいろんな出来事があり、やっぱりもともと持っていた意思がさらに増えていったんだと思うんですけど、公約などもね。 今現在は南城市としてはどういうことに一番取り組んでらっしゃるんですか。 大城/今は南城市も合併10年目になります。南城市とはいっても皆さんご存知のとおり、市は基本的に5万人以上なんですね。今南城市の人口が若干2000名ほど合併して増えましたけれども4万2000名の人口で、いわゆる合併特例、大里村と玉城村、知念村、佐敷町、4町村が合併することによって、国が特別に合併するんだったら4万でも市を名乗っていいよというところがあって、そういうことで市になりました。やはりまだまだ財政的には足腰の強い南城市というわけにはいきませんけれども、非常に評価していただいている方もいますけれども、市長を中心に非常に元気にいろんな観光部門、あるいは一次産業の発展には取り組んで評価をいただいているところです。ただし、まだまだやはり課題も多いところです。 ひろみ/このラジオはインターネットでも聞いてくださって、もしかすると県外、海外でも聞いてくださっている方いると思うんですけど、私のイメージでは南城市というと森と緑豊か、海が近いと。すごく自然に恵まれている分、これから観光にもさらに力が入ってくのかなという感じがするんですが、いかがでしょう。 大城/やはりこの4町村とも一次産業、農業、漁業で発展してきたわれわれの先祖の皆さんが頑張ってきた地域ですので、やはりその農業、漁業をしっかりと元気にしながら、そしてそれを斎場御嶽(せーふぁうたき)とか玉泉洞とか、そういうような観光施設がありますので、やはりそれとどう連携させるか。 そして、この4万2000の南城市民の生活にもプラスになるような観光産業の発展、それを今ちょうど模索して、もう10年目ですからそろそろ形をつくっていかないといけないっていう、ちょうどその時期ではありますね。 ひろみ/パワースポットがあるっていうのは大きいですよね。 大城/おかげさまでこの斎場御嶽も世界遺産に認定されると同時に、やはりパワースポットブームがありますので、今もう年間40万人、斎場御嶽だけで来ていただいています。それ以外に、玉泉洞が100万人来ていただける施設がありますので、やはりそこに人が来る。だからその観光客の皆さんがおいでいただいている、その皆さんをどう民泊事業だとか、あるいは地域の特産品の販売とか、そういう経済的なメリットが市民に及ぶような仕組みを今つくりあげなければならないというところですね。 ひろみ/私、定期的にですね、玉城のほうはよくガーデニングを皆さんされていて、御自宅の庭を開放するというのをやっていらっしゃるじゃないですか、すごいなと思ってよく見に行くんですよ。 それとか、焼き物事業の皆さんが玉城の体育館をつかってやちむん市やったりとか、それもジャズを流しながら生演奏でという、すごくおしゃれなことをしているのが南城市っていうイメージがあります。 大城/やっぱり役所だけで仕組む事業、あるいは役所だけの提案というのはもう限界があるわけですね。 南城市の場合は残った自然、あるいは海を目当てにいろんな本土から移住の方、あるいは今陶芸とおっしゃいましたけれども、陶芸家の方々が南城市の自然の中で発想をして芸術を極めてみたいという方がいろいろいらっしゃるもんですから、そういう皆さんを中心にクラフトフェアですか、そういうものをやったり、やちむん市をやったり、民泊事業に協力していただいたり、観光体験プログラムをつくったり、そういうようなものが非常に助かってますね。 ひろみ/これからの時代にほんとみんなが欲しがる、そういう素材とか条件が揃っている南城市というイメージがあって、いいなと思うんですが もともと大城さんは農業についても大変御自分がいろいろとされていたということもあって、いろいろ今研究されていると思いますが、南城市の農業はいかがなんですか。 大城/一番多いのはサトウキビですね。御存じのとおり、サトウキビは全耕地面積の今7割ぐらいなんですかね、県全体にしても。そういう中でも南城市は農家の数としても市町村単位では一番多いんです。 ただやはり北部中部、あるいは離島等に比べても畑の面積一つ一つが小さいもんですからなかなか機械化が進まないし、高齢化が非常に進んでいます。だから今、このサトウキビ農家、サトウキビ生産に使われている農地をどう、例えば新たにハーブ事業に取り組んだらどうだとか、そういうようなものを模索してますけれども。今一番元気なのはやっぱりマンゴーだとか、サヤインゲンだとか、ゴーヤ、オクラ、そういう夏野菜とか、もともと県が指定する野菜についても非常に盛んに栽培は行われています。 ひろみ/今年は大変天候が不順だったというのも全国的にあって、今そういう食材を買いに市場やスーパーに行くと、野菜がまずなかったり高騰しているんですね。そういうのをずっと定期的に安心できる価格で求められるというのを農業にぜひお願いしたいところが、多分皆さんそうだと思うんですけど、いかがですかねこの辺は。 大城/うちとしても、役所の役割としても最低限農業で県民に対して提供する義務の部分も農家っていうのはありますので、そういう意味では野菜工場、台風が来ても安定的に出荷できるような野菜工場が保育園の跡地の建物を使ってでできないかなと、そういうような試験的なものもやってますけど、なかなか今実用化するには課題が多い状況です。 ただやはりそういうこともやりながら、例えば、今朝もちょっと新聞等でも報道もあったんですけれどもね、6次産業化ですよね。畜産と何かを組み合わせる、あるいは酪農家の皆さんが、今朝新聞あったのはジョンさんというイギリスの方なんですけれども、この南城市の牛乳を使って、酪農家の牛乳を使ってチーズをつくる、そしてそれを地元のホテルで出していく、そういうような仕組み。そして農業、野菜と畜産を組み合わせる構築の連携とかですね。そういうような弱いものを、一つ一つでは弱いんですけれども組み合わせることによって相乗効果がうまれるような仕組みをつくらないといけないですし、夏場の台風っていうのは沖縄来るものですからね、そういう前提で行政で手助けできる分をもっともっと提案していかないといけないというふうに思っていますね。 ひろみ/よくミキオさんおっしゃっていますが、食に関して特化していくと魅力が出てくるんじゃないかと。特に沖縄の食材、野菜は県外の皆さんからとったら素晴らしいっておっしゃってくださるので、それが地元に行ったら、今おっしゃったようにチーズとかもあるんだよと、あそこで食べられる物っていうのもなんだか憧れますね、すごく。 大城/やっぱり沖縄の観光客、今700万人と言われますし、1000万人、1500万人目指すわけですけども、われわれ政治家というのはミキオさんにもよく言われるんですけれども、農業も一緒に元気になっていかないと本当の農業成功とは言えないよねと。400万人の観光客が700万人になって農作放棄地荒れ放題ですと、そういうような状況はやっぱりいけませんので、やっぱりしっかりその辺は観光産業が元気になる、それと一緒に農業も一緒になる、そして結果としてやはり海外からのお客さん、本土からのお客さんがこの青い空、青い海の元でできた野菜、チーズ、肉、そういうようなものを食しながらやっぱり沖縄の良さというのは肌と味覚といろんなもので感じていただく、やっぱりそこに向かうべきだと思いますよね。 ひろみ/南城市の魅力をきょうはたっぷりと伺っていきたいと思います。今お話ししてくださっているのは南城市議の大城憲幸さんです。 では、ここで1曲お届けしたいと思います。徳永英明で輝きながら。 ♪ 徳永英明/輝きながら ♪【ミキオさんと大城さんの出会い】
ひろみ/ミキオポストOnRadio、お届けしております。今週のゲストは南城市議の大城憲幸さんです。 さて、大城さんと言えばもうミキオさんとは長いお付き合いでいらっしゃると思うんですけれども、きっかけはどういったことだったんですか。 大城/直接最初に会ったのはいつかというのはあまり覚えてないんですけれども、冒頭言いましたように33で大里村議会議員になって、どちらかというと地域の若い世代に地域の雰囲気を変えてほしいというような青年会等からの酒飲み話の中で選挙に出ろと、そして当選させてもらったもんですから、そのときからもう村長派とか反対派とか、保守とか革新とかっていうものには非常に抵抗があって、大里村の中でも常に、いわゆる保守系の皆さんからもあれは変わり者だと、そしていわゆる革新系と言われている皆さんからも、あれは難しくてというような感じだったんですね。 そういうような活動をして、とにかくやはり自分が勉強してものを言わないといけない、もっと力をつけないといけない、村民の立場で議会でものを言わないといけないというような姿勢でいるときにミキオ代議士と出会ったのを覚えていますね。 ひろみ/ミキオさんのほうが10歳以上先輩、年齢的に当たると思うんですけども、やはり兄貴分としていろいろとアドバイスをくださるんですか。 大城/兄貴分、そこまでの近い存在とはまだ感じてはいないんですけれども、最初にしっくりきたというか、これだなと思ったのはミキオさんがずっと言っている、沖縄は基地の問題を中心に常に保守革新、与党野党でケンカしている、あるいはそういうことではなくてわれわれは県民の生活、未来を担う子どもたちのために政治をやっているんだから、先ほど言った農業の問題、経済の問題、行政改革の問題、これからは政治たくさんあるんだから、それはとにかく政治家一人ひとりが勉強して強くなって保守でも革新でもない、やっぱり第三局を沖縄でつくろうっていう議論もよくしましたけどね。そこに感銘を受けて、一緒に勉強会を立ち上げたのが最初になったと思いますね。 ひろみ/今でもそういう仲間の皆さんって県内何人かいらっしゃって、志を一つにして勉強されてるわけですね。 大城/そういう志で新人の皆さんはよく一緒になったりするんですけれども、残念ながらやっぱり政治家っていうのは4年に一度の選挙が控えてます。選挙に強くないとなかなか広がっていかないですし、中にはやはり自分は勉強しないでこの党が人気があるからこの党に入っていく、首長、市町村長と一緒になってれば次の選挙は安心だからそこに一緒になって行く、申し訳ないけれどそういう流れで行ってしまう人が多いのかなと。結局、保守でも革新でもないとか、市長派でも反市長派でもないって言いながらも、いわゆる市民からは中途半端に見えてしまってですね、なかなか選挙が厳しいというような状況になってしまうと、落ちてしまうとただの人になってしまうもんですから、そういう中でなかなか勢力、党勢拡大もそうぞう時代は難しかったのをよく覚えていますね。 ひろみ/政治をされてる方っていうのは、本当に自分の強い意志と周りとの協調性ですよね。見てて、今まさにその中でミキオさん戦っているわけですけれども、そういうのを考えると13年間大城さんは政治をなさってて、いろいろ人間的にすごく鍛えられてるんじゃないですか。 大城/そうですね、よく市民の皆さんに言われるのは政治家は市民の代表、代弁者なんだから、特に基地の問題なんかを中心によく怒られたりもするんですけれども、やっぱり市民が反対だと決めたらそれを言うのが代弁者だろという話をしました、よくそういう話をします。 ただ下地代議士の背中を見てよく感じるのは、やっぱり政治家として誰よりも日本の流れ、沖縄の流れ、子どもたちの未来に責任を持つ者として、100名が反対しようと、ときには信念を通さないといけないときもある。ときにはその信念を政策として提案しないといけないときがある。やっぱりその政治家としての強さなんですね。私10年越えて最近やっとわかってきたのはこのバランスだと思うんですね。県民、市民の代表としての、県民の思いっていうものをしっかりと政策に反映させるっていうものも大事(だいじ)。しかし、やはり一人の政治家として、未来の子どもたちに責任をもつ、政治家として、政策として問題を解決するのも大事(だいじ)。そのバランスをどうとるのかっていうのが難しいところで、それがそのスピード、あるいは県民への説明、その辺をしっかりやるっていうところがポイントなのかなというふうに最近よく感じますね。 ひろみ/今の大城さんの言葉ですごく真摯な気持ちと温かい何て言うんですか、県民、市民を思う気持ちが伝わってきたような気がします。 このあとのコーナーでは、改めて今大城さんが頑張ってる農業について改めて伺っていきたいと思います。 ここで1曲お届けしたいと思います。DIAMANTESで、アスタ・マーニャ。 ♪ DIAMANTES/アスタ・マーニャ ♪【沖縄の農業】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしております。 今週のゲストはミキオさんのピンチヒッターとしてお話をしていただいております、南城市議の大城憲幸さんです。 さて、大城さんはもともと農業に大変従事されていたということもありまして、今現在もされているわけですか。 大城/そうですね、実は政治家になる前、議員になる前は農協系統の経済連という連合会組織に8年お世話になりました。そこで8年やって何て言うのかな、自分で何かをつくり上げたいという思いになって、それで農業をやろうということで仕事、サラリーマンを脱サラしたのが31歳のときだったんですね。 ひろみ/思い立って。 大城/はい。ところが2年ぐらいやっている間に周りから議員に立候補しなさいということがきっかけで大里村議になって、それからは二足のわらじという形で農業、野菜づくりをさせてもらってます。残念ながら最近はもうほとんど畑に出る余裕がなくて従業員にお願いして、朝だけ作業内容を確認をして従業員が畑をやっているような状況ではあるんですけれども、今は冬場のサヤインゲンを中心に、今夏場はオクラで今頑張っています。 ひろみ/有機野菜なども取り込んでいらっしゃると伺ったんですけど。 大城/ちょうど農業を始めた頃に息子が小さい3歳ぐらいで、やっぱりこの食の安全、野菜の安全というのも非常に社会、いろんな報道等であったものですから、やっぱりどうせやるなら自分が0(ゼロ)から始めるもんですから無農薬でこだわってみようと、有機野菜でこだわってみようということでレタス、キャベツ、カボチャいろんな野菜をその頃はつくりましたけれども、最終的にはもう7~8年前くらいですかね、国から有機認証JASの認証をいただいて今有機野菜として出荷させてもらってます。 ひろみ/有機野菜は大変人気があると思うんですけども、それをつくり出すだけでも大変な作業なんですよね。 大城/一時期有機野菜ブームで、農家もみんな有機野菜と名前を付けたら高く売れるだろうということでやったんですけれども、やっぱり経営として見ると今の農業っていうのは除草剤の使用、農薬の使用も含めてできるだけ効率よく生産する仕組みが出来上がっているのが今の農業ですから、それを除草剤を使わずに手刈りで除草をする、あるいは殺虫剤を使わずに虫の除去する、それはやはり省力栽培から逆行する話で人手が必要なわけですよね。それはもう当然コストは上がるし、じゃあコスト上がった分、有機野菜とつけると倍で野菜が売れるかというとそうでもない。そういう意味で、一時期の有機野菜農家が増えたところからやっぱりやってみると経営としては割に合わないということで、がくんと今有機に取り組む農家は少なくはなっています。ただし、やっぱり野菜の物のよさ、あるいはどうしてもそこにこだわりたいという皆さんが、今はある意味本物が残っているのかなという気はしますけども。 ひろみ/そうやってそぎ落とされていくと、残るっていうのはよっぽどこの思いが強い方たちですもんね。 大城/特に内地のほう、本土のほうでつくるよりも沖縄の場合は亜熱帯気候ですから、害虫も多いし、あるいは高温多湿の中でいろんな病原菌も多いしで、やっぱり向こうよりも難しいと言われているのは沖縄の有機野菜の世界ですね。 ひろみ/暑いというのはそういうことなんでしょうね。それでもわざわざ皆さんファーマーズマーケットですとか、農家さんが売ってる直売店まで足を運んで買いに来る方は年々増えているような気がするんですけどね。 大城/そうですね、その辺はやっぱり農家の顔が見える。完全な有機ではなくても、この人がつくっているんであれば安心じゃないか、あるいは農家のほうもお客さんの顔が見えることによってあまり適当な肥料の使い方、農薬の使い方はできないなという意識になりますから、それはお互いの顔が見えるっていうのはいいことだと思います。本当におっしゃるように、農協さんもファーマーズマーケットをたくさん増やしましたし、非常にファーマーズマーケットは伸びているところではありますね。 ひろみ/ぜひ私世代はもちろんですけど、これからの子どもたちにいいものを、いい食材を。「いい」というのは身体にいいということなので、ぜひそれを含めて南部、南城市のほうは頑張ってほしいなという気持ちは勝手にあるんですけどもね。 大城/そうですね、今言うファーマーズマーケットを充実させて消費者と生産者が近くなるっていうのはいいことですけれども、もう一方ではやはり本当に足腰の強い農業、後継者がどんどん若い皆さんも農業に魅力を感じるためには沖縄だけでもだめなんですね。ミキオ代議士ともよく話してるんですけれども、やっぱり香港、シンガポール、そういうところに沖縄の安心な、安全な、この青い空、青い海を見て育ったような野菜を輸出していく、それは今どんどんどんどんチャンスは広がっていると思いますよね。そこにも向けていきたいな南城市の野菜も沖縄県の野菜もと思います。 ひろみ/いいですね、アジアに向かっていく沖縄の野菜、攻めの農業ですよね。ぜひこれはこれからの課題として応援しておりますので大城さん頑張っていただきたいと思います。 ではそんな大城さんに贈りたい一曲です。井上陽水と安全地帯で夏の終わりのハーモニー。 ♪ 井上陽水&安全地帯/夏の終わりのハーモニー ♪【チャレンジの年】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしております。 さて、これから大城さんはいよいよ新しいチャレンジを迎える、来年はその年だというふうに伺っているんですけれども。 大城/来年6月に県議会議員選挙があるものですから、私も4期議員、村、市議会議員をさせてもらいました。地元の若い皆さんにも次は皆さんの番だよと。私はもう4期やったので、次は県議選に挑戦させていただくというような話をこの前したばかりです。 ただ冒頭あったように、そういうちょうど出だしのときに足下の維新の党がこういう状況ですからいろいろありますけれども、ただそれは私が決めたことですから、ミキオさんから学んだことは勝てそうだからとか、負けそうだからということではなくて、やっぱり何かをやりたい、そういう信念に基づいて選挙には出る、やることがあるから政治家になる、その辺の基本ですからね、そういう状況もしっかり自分にできることをやりながら前に進みたいなと思っています。 ひろみ/来年の6月とはいえ、もう今からいろいろと皆さん御準備されていらっしゃると思うんですけれど、一番大城さんが訴えていきたいことはどの辺ですか。 大城/やっぱり農業の出身、農家の出身、農業系統の出身ですので、農業の問題を一番に力をいれたい。今やっぱり48名の県議会議員いますけども、本当に農業をわかる県議がどれくらいいるのかなっていうのは気になるところですし、今の農政ひとつをとっても観光客がこんなに増えていってるのに、農業、漁業が元気にならないっていうのはやっぱり農政に問題があると、改革すべきところがあるということですから、そこが基本です。 それからもう一つは、われわれは次の世代のためにわれわれリーダーがやるべきことたくさんあると思う。国が1000兆円借金抱えて、沖縄県が7000億の借金抱えている中で、次の世代の子どもたちは少子高齢化を迎えるわけですから、その子どもたちの政策をやりたいってのが2つ。 もう1つは改革。子どもたちの問題にも関係しますが、下地幹郎代議士が一生懸命、改革のために維新の党をどうしようかと走り回っていますが、今のままではだめだということは誰が見てもわかるわけですよ。 それをどういったら、例えば農協改革だから、農協出身だから農協改革は反対しないとかいけないとか、そういうレベルではなくて、次の世代のために何を変えればいいのか、そういう意味では、橋本さんが言っている、国会議員、国のリーダーである国会の改革をやって、そして公務員の改革をして、それからはじめて国民の皆さんに改革のお願いができる、それが基本だと思いますので、それは沖縄県においても、南城市においても、その基本のスタートはわれわれ政治家が自分からかわること。そこをしっかりやっていきたいと思います。 ひろみ/改革の年ですかね。いろんなものごとが日々起こっているような気がするんですね。それだけ重要な使命を議員の皆さんもっていると思うんですよ。 一般市民にとっては頑張ってほしい。自分たちの思いを伝えてほしいというのが私たち市民の考えなので、代表している責任はやっぱり大きいですよね。 大城/議会というのは、常に選挙のときには市民の代表、市議会議員は市民の代表、県議会議員は県民の代表ですから。 決定機関は議員の側に物事、お金を使う決定機関は議員の側に責任があるわけですから、次の世代への責任を感じながら活動しないと行けない。 物事の賛成、反対を決めるときも、市民の感覚で、県民の感覚で、50年後、100年後を見据えながら決定するという意味では、考えれば考えるほど重責であることは間違いない。 ひろみ/これからの活躍を期待しています。そして来年の6月にむけてぜひ応援してまいりますので、県議選に向けて徐々にスタートがかかってるかと思いますががんばっていただきましょうね。 こんなにお忙しい中なんですが、素顔の大城議員を見てみたいなと思いますが、家族との交流は、お子さんは小さいんですか。 大城/私の子ども、幹郎代議士と同じで1人なんですけど、福岡の専門学校に行っていて、ちょうど今、実習で1カ月帰ってきています。 嫁さんと普段は二人なので、今年から嫁さんのお友達ということで子犬を飼い始めました。 ひろみ/お友達が可愛い子犬ちゃんなんですか、お名前はなんていうんですか。 大城/コテツといいます。 ひろみ/コテツ君ですね。 コテツ君は心の支えになりますね。 大城/やんちゃな子犬をお友達から譲ってもらいました。今はそれが友達ですね。 ひろみ/ときどき散歩につれていってあげる時間を見つけては。 大城/やっぱり夜のおつきあいが多いもんですから、今は朝できるだけジョギング散歩をすることにしていますので、そのお供にもなってます。 ひろみ/健康のためにもコテツ君と散歩してるという大城さんです。 ここで1曲お届けします。普天間香さんで、まもりたいもの。 ♪ 普天間香/まもりたいもの ♪【エンディング】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、あっという間のお時間でした。 今週は南城市議の大城憲幸さんにゲストとして出ていただいて、お話伺ったんですが。大城さんあっという間のお時間ですよね。 大城/そうですね、早いですね。 ひろみ/時々またこうやって声を聞かせていただくとうれしいです。 最後になりますが、ラジオをお聞きの皆さんに大城さんからメッセージを。 大城/このラジオを聞いてる皆さんはなじみ深い下地幹郎ですが、私も含めて今政治に対する諦めみたいなのが若者には多いですけれども、今度18歳に選挙年齢も引き上げられますので、そういう意味でも若い皆さんも、もっともっとわれわれの活動を、賛成反対別にして政治に興味を持ってもらいたいなというのが、ちょっとつまらない最後の話ですけれどもお願いします。 ひろみ/週のゲストは南城市市議会議員の大城憲幸さんでした。大城さんありがとうございました。 ミキオポストOnRadio、ご案内は本村ひろみでした、それではまた来週です、さようなら。 ]]>
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