目次
【オープニング】
ひろみ/5月14日木曜日、午後8時です。 みなさんこんばんは、本村 ひろみです。 ミキオポストOnRadio、スタートです。メインパーソナリティーはこの方です。 ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いいたします。 ひろみ/ミキオさん、よろしくお願いします。 ミキオ/ポイントがずれていましたね。大阪都構想で疲れきっているんですよ。 ひろみ/いえいえ、もうずっとFacebookを拝見しています。大阪にいる時間も長いですね。 ミキオ/今から頑張りますよ。よろしくお願いします。 ひろみ/さて、この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部はFM21、南部地域はFMレキオ、そして、FMくめじまの4局ネットでお届けしています。 また、インターネットでは世界中でお聞き頂いています。アイセック・ジャパンさんのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を発信しておりますので、ぜひ、ミキオポストのトップページからごらんください。 きょうの1曲目はこの曲です。ウルフルズで、ガッツだぜ!! ♪ ウルフルズ/ガッツだぜ!! ♪【大阪都構想】
ひろみ/ミキオポストOnRadio、お届けしております。 もう今週のミキオさんのコーナーは何と言っても、大阪都構想のお話ですよね。 ミキオ/大阪都構想は、私の立場からいうと、防災担当大臣きて、してたじゃないですか。 きょうも地震があった。地震があって南海トラフ地震とか、東京直下型の地震が来ると、政府が正式な発表していた。ということはどうなるのか、亡くなる方も30万人超えるとか言っている。それぐらいの確率の高さで、国家が認めているということは、この国は東京に集中している。 私たちの国会の仕事も、役所の仕事も、本社があるのが東京が多い。だから、本社がある東京に税金を納めるから、東京都は国から1円ももらわなくてもできる。 沖縄で仕事をして100万円の利益を上げたといったら、沖縄におちずに全部東京に行く。東京に集中しているのが、最大の課題なんです。 だからバックヤードを作らないといけない。政治のバックヤード、行政のバックヤード、経済のバックヤードをつくらないといけない。 こういうことになったときに、どこでやるかとなったらそれは間違いなく、私は大阪だと。 大阪で、万が一大地震が起きたら、生き残った国会議員がいたら大阪に移動して、大阪で国会をやって、それに合わせた法律をつくる、予算の可決とか、どんな災害でも、国の税金を使う以上、国会の審議が必要。だから、やらないといけない。 もう1つは、役所。 今まじめに論議していますが、さあ地震があった、局長、事務次官が亡くなって、課長が生き残った、さあどうするか。時系列的な判断を、役所はどうやって決断していくか。これも、なかなか大変なんですよ。 だからね、そういうときも、まずは大阪に移動して、大阪で行政をやって、全国に行政の仕組みを発信していくことも、やらないといけない。 経済も一緒、全部かわってここで業務ができない場合は、大阪で集中しながら、株価が動くでしょ、株の円の為替のレートの動きがある。いろんなことがある。これも、大阪でやらなきゃいけない。 バックヤードを、どうつくるかというときに、やっぱり東京と二大都市的な役割を担えるような形をつくらないと、受け入れできないんじゃないかと。 東京都があって、大阪があって、それが一元化された仕組みの中で東京のものが大阪にうつってできると、こういうことをできるようにしたいのが、今度の大阪都構想。 これが大阪府、大阪市がある。予算は、大阪府が5兆円。大阪市、市ですよ、4兆円あるんですよ。それでもう、お互いが仲が悪いから、それがなかなか、ぎくしゃくして決断が出ない。 大阪市は大阪府にあるでしょ。普通はそうだが、大阪市の人は、大阪市は大阪市が決める、大阪府じゃないと。こんな論議になっているから、大阪府が給料これくらいだったら、大阪市はこれ以上にあげるとか。 270万人くらいいるわけです。800万人くらいの大阪府の中で、大阪市だけで270万人いる。ということは、3分の1近くいるから、自分たちは3分の1の物事を決めるという話になっている。 これがなかなか、まとまらない。 それを、東京都と同じように、しっかりと大阪都知事がいて、その下で5つの行政区域に分かれて、この行政区域の長は豊島区や世田谷区みたいに選挙で選ばれて、その人が住民サービスをする。こういう流れを作りたいという、どこが悪いのかを逆に僕らは問いかけている。 だけど、これね、政策の良さ悪さじゃない。 もう大阪市と、大阪府の議員は合併しますよね。数が少なくなる。自分の議員の立場がなくなるから、そうなると、嫌だと騒ぐ人が出てくる。今のほうの給料がいいに決まっているから。だから嫌だとなってくる。 大阪市と、大阪府とでは、大阪市が行政が大きいから。大阪府になると、いろんなところに市町村に出張で飛ばされる。だから大阪市の公務員は、大阪市だけの役所が、自分からするとやりやすいから、大阪府にいきたくないと。 ひろみ/複雑ですね。 ミキオ/沖縄だったら、那覇市の職員は那覇市だけだから、ずっと那覇市だからいいが、県庁と合併したら、宮古、与那国、国頭の出張所にいきなさいとなると、いきたくないから、那覇市で入ったから那覇市だけでいいと、それで反対する公務員が出てくる。こういう発想なんですよ。 だけど、長い意味で世の中を変えていくのは、そこにやっていかなければいけない部分がある。ぜひ皆さんと理解しながらやっていこうと。 だから、大阪都構想は大事ですということをね、大阪の皆さんだけではなくて、これは地方分権の一番の大きな流れ。地方分権の先頭として大阪が目覚めたら、これは鹿児島にしても、福岡にしても、そのほかの北海道にしても、沖縄にしても、全部が地方分権の目覚めた新たなスタートができる。これでできなかったら、あと100年は、明治維新の考え方でいくでしょうね。 福岡県なんか、見てください。1兆2000億の予算だったら、福岡市が1兆円、北九州市が1兆円となるから、この府の中に、大きいところが2つあるから、統制が取れない。 だから私は政令指定都市をつくったのが、間違いだと思う。 そういうふうにしながら、県がないがしろにされるような市があるから、市は国と直結して物事を決めていく、県には関係なく保険業務ができるとか、いろんなことができる。 そういうことをつくった今までのことで、二重行政を一回廃止しないといけないので、大阪都構想、本当に大事だという認識を持っていただければ、ありがたいなと思います。 ひろみ/構造が複雑になると、今のお金の流れも、無駄が多い印象ですよね。 ミキオ/無駄多いです。それは直していかなきゃいけないですね。 ひろみ/5.17ということで、手元にパンフレット見てますが、オレンジカラーが際立っています。チェンジ大阪。 ミキオ/相当なオレンジなんです。 ひろみ/ぜひ、大阪に知人がいるという方も、この話を伝えて頂くと、ありがたいですね。 ミキオ/よろしくお願いします。【那覇空港ビルディング株主問題】
ひろみ/そして、つい、きのうメルマガを読んで、いろいろ考えている方も多いと思いますが、那覇空港ビルディングの株主問題、改めてミキオさんからお話をしていただいていいですか。 ミキオ/僕はもう、この那覇空港問題は複雑化していて、沖縄の玄関窓口が、こういう発想で、観光行政や会社運営をしていると、私は、絶対おかしくなるというのが、私の考えです。 何がおかしいかというと、この那覇空港株式会社というのは、自分の力で大きくなれるようなものじゃない。国や県が政策を入れて、滑走路の料金を安くして、中国から来るお客様は、沖縄に1泊すると、3年間はノービザ制度というのを作ったり、国際物流拠点をつくったり、もうあらゆることを私たちがつくりながら、沖縄観光の魅力を出しながら、その窓口が那覇空港になってきます。 今度、ユニバーサルやるじゃないですか。民間のホテルが、どんどん投資をすればするほど、沖縄にくる観光客の9割が飛行機で来るから、那覇空港を自然と通る。そういうふうになって、この空港は、1600万人規模の客がいるような空港に成長してきた。 そのように成長してきた空港が、これからは国際化社会といって、国際線のターミナルをつくった。 本村ひろみさんが、あの空港を見て、みんな、あっけにとられるでしょ。那覇空港に着いた人が、国際線の人が国内線に移動しようとしてガラガラ雨の中でも歩いている。魅力がないでしょ、あの建物の設計。なんか、沖縄におりたなー、というふうにもならない。飛行機も2機分しか、ボーディングブリッジがない。 僕はこれについて、3年前に空港を着手するときに、ものすごく、こういうやり方はだめですよと、作るなら本格的な、しかも那覇空港の2本目の滑走路ができて、12万回の滑走路が24万回になり、これから国際線が大きくなるからやらなきゃいけないと。だから全日空のところまでつなげてしっかり作らなきゃいけませんといって、国際線ターミナルを作ったんですよ。それがまた横の壁を壊してつなげるというんですよ。 ひろみ/なんですかね、そういう、はりぼて的な。 ミキオ/これは、僕は責任問題が大きいと思うよ。 私の見方からすると、こういうことをやると、税関とかいろんなもの、あの空港ターミナルは、空港ターミナル株式会社が出しただけじゃない。中に税関とかいろんな国の施設があるからいろいろ税金が使われている。それに向こうに飛行機を誘導するための滑走路、ここも税金。みんなで60億くらい使われている。いろんなものに、使われている。それが失敗したターミナルを作るって、許せると思います? ひろみ/これ、問題ですね。 ミキオ/またもう1回、やり直さないといけないんですよ。今でも国内線はいっぱいといわれていて、飛行機が遅れるような状況だから。だから、一気に大きなものを作って国際線も国内線もつながって。シンガポールの空港行ったことありますか?ドバイも行ったことありますよね。空港の中、先に行きたいんですよ。先に行って、空港の中で遊びたい。東京の国際線の、今度羽田にできた国際線ターミナル、楽しいです。楽しいですよね、日本の文化がわかるような。僕は、そんなのを作ろうと思った。本当におそまつな。残念。こういうことをいっぺんやっているのが、1点目の僕が怒っている理由。沖縄の人は怒らない、言わない。だから僕みたいに文句言う奴は、また怒られたりするんですけど。しかし僕はそういかないと思ってるんです。 2点目見てください。あの空港ターミナルってみんなで育てた会社ですよ。筆頭株主が沖縄県、24%くらい。その2番目の筆頭株主に、DFSが出てきている。デューティーフリーショッパーズが。この外国の会社が14%を持っている。この2、3年でDFSが株主になったんですよ。これ許したのは大きい問題だと言っている。DFSは、私たちが引っ張ってきた会社だから。新しい法律を作ってやった、ヤマナカ先生と一緒にやってきた会社だから、私たちはDFSを否定してるわけではない。DFSはいまの調子で頑張れと、テナントとして頑張れといっている。誰がDFSに、那覇空港の民間筆頭株主に誰が言ったかと。 社長にも言っている。何であんた方が、友達だから言うが、なんでこんな筆頭株主。いや、持ってくれと言うから、持ったんですといっているわけ。それはそうでしょう。自分がDFSを持ちたいと言っても、持てるようなもんじゃないから、誰かが持ってくれと言っている。しかし外国人の、外国の企業。彼らも言っているんですよ、うちの会社は外国だと。そこに14%株式を持たせること自体、おかしくない? 那覇空港ビルディング株式会社の総資産は270億ある。そのうちの14%の株持っているということは、30億弱DFSが株を持っているのと同じ。普通、公共的な役割を持つこういう会社は外国企業に持たせませんよ。地元の企業に持たせる。私はこれを認めた沖縄県も、筆頭株主が入るときは了解取りますよ、既存の株主と。開発金融公庫も。僕は問題があると思います。それだけではなくて、こうやって大株主になると、新しいテナントができたら、株主の力で、DFSはお土産品点を、全部自分たちがやる。自分たちのテナントに沖縄のものを置けといってくる。となるとどうなります、またもうかったお金は、海外に持って行かれる。これは違うと思います。DFSは魅力で世界中にあるから、世界中から沖縄にお客さんを呼んでくださいとやるのが、仕事。そこまでが彼らの仕事。そこまでで彼らは利益上げてるから、認めた私たちも儲かっているDFSも良い分だから、それでいい。しかしあの会社に沖縄の宝の那覇空港の株式まで持てとは誰も言っていない。これを許した人たちの責任は重い。これを明確にしてというのが私。 これは仲井眞さんのときにやったんですよ。仲井眞県知事が何を意図してこんなふうに外国企業に株主を取らせたのか、上場させたのか。やっぱりこれは私はもう1回しっかり検証しないといけないと思いますから、これ2点目。 3点目は、次の来週のものに書くが、羽田空港は上場している。だから、もうかるでしょ。だから、上場して上場益でまた自分で公共のお金でなく、自分の会社で物事を作っていくというのをやりたい。私は那覇空港と宮古空港と石垣空港は1つの会社にして、上場させたい。上場させたら利益が出てくる。そうなると県民がいっぱい株主になったりして、ものごとができて、上場益をもって、またきれいなものを作るという流れにしたい。上場したとたん、14%持っているDFS、僕の見方だと、150億くらい上場したら利益出ると思うよ。上場益で。既存の株主は。恐ろしいと思わない?僕はそういうふうなことを許すようじゃいかんと思うんだよな。だからそこをもう1回、やっぱり1個1個、振興策を検証しているが、この1点のところで、やりたいと思います。僕が言わないと、こういうの皆わからないでしょ。 ひろみ/見逃せない、検証してほしい話題、課題が増えた、そんな印象を受けますね。 ミキオ/ずっと県庁の副知事終わった人、部長終わった人が社長になっている。天下りの巣。これなんかに年収2000万円のお金をあげて女性の秘書がついて、車がついてとこの天下りを1年維持するのに、3000~4000万とかかかる。運転やっていただいている人もあんな良い会社だから、500、600万給料もらうでしょ。そういうようなもので市長さんがいっても200、300万もらって、これだけでも3000万円超えますから。飲み食い、取材、いろんな旅行行ったりしたら4000万くらい、1人で4000万かかるんですよ。だからそれが自分のオーナーの会社なら、関係ないです。倒産しても責任持つから。この会社はそんな会社じゃない。その人はやめて、また退職金もらって次に行くから。 ひろみ/この辺はしっかりと検証してほしいところですね。 ミキオ/こういうことはがつがつ言わないと、沖縄は良くならない。僕はそういうのを今回やろうと思っています。ちょっと嫌われますけど、よろしくお願いします。 ひろみ/いやいやいやいや。突破口なので、頑張っていただきましょう。 ここで1曲、お届けします。ミキオさんにプレゼントします。 湘南乃風で、応援歌。 ♪ 湘南乃風/応援歌 ♪【障がい者歯科医療現場視察】
ひろみ/さて、今週のミキオさん話題が豊富でして。先日Facebookにもお写真が投稿されていましたが、障がい者の歯科医療の現場視察をされたという記事が出ていまして。 ミキオ/障がい者の歯科医療は非常に大事。障がい者の皆さん、歯科やろうとするとき、下地 ミキオでさえも、ギーって音が出るとあーって、騒ぐんですよ。苦手です。看護婦さんに手を握られてはじめて落ち着くのが、下地 ミキオなんです。 ひろみ/それちょっと違うと思いますけどね。 ミキオ/看護婦さんが手を握らなかったら、騒いでいます。だいたい歯科ってそういう感じなんです。障がいをもっている方々も、嫌なんです。だから騒いじゃうんです。本能的なものです。 そういうときに、障がい者の歯科医療のときには、安定するような安定剤みたいな空気を吸わせて、ゆっくり心を落ち着けて、それをやるとか。それでも、ちょっと暴れたら危ないと思うのは全身麻酔して、眠っている間に治療するとか、そういうのが障がい者の治療なんです。 だから、そういうようなことをしっかりとやっていかないと、なかなかうまくいかないので、障がい者の皆さんがいっぱいいますので、障がい者歯科医療ができるような病院を、今医師会が、沖縄県の医師会が建物をつくっているんですけど、そこの運営費がなかなかないので、そこをしっかりサポートする体制をつくってくれということを、今言ってるわけです。 私としては、ずっと関わってきた。そして南部医療センターができたときに、歯科をつくった。前の病院のときはなかったのでつくったのですが、私の思いとは違って、口腔外科。口の中を切ったりしたときの治療、障がい者治療が薄いんです。 今回、障がい者治療をしっかりやる予算化を頑張っていきたい。これを言っている。 もう1つは、今6人に1人が年を取ると、お年寄りが痴呆症になる。入れ歯とかで、痴呆症の方々の中でも少し暴れるというか、暴力的になる、そういったケースも出てきます。だからそういうふうになって、今障がい者だけ見てますが、これから年を取って痴呆症になった方を見ようとしたときに、痴呆症になった人は普通の歯科医では、私は見れないと思う。暴れると危ないので、障がい者医療と同じように、麻酔を打ってやる。歯科医療の麻酔科の先生がいます。別枠で認められている人たちがいるんですが、そういう人の数を増やす。これから年を取った痴呆症の人を、どう見るかということをやらなきゃいけないんです。 よく、寝たきりの方々がいますが、ちょっと弱っている方々、歯を取って、入れ歯を磨いて、朝、必ずきれいにして、入れ歯を入れるとすかっとした顔をするように、歯は、健康の根本なんです。だから、歯を大事にして、虫歯をなくしていくっていうのは、健康の根本的な姿。 そのことをしっかりやるためにも、活躍する場が、今までの障がい者治療だけじゃなくて、これから高齢化社会で起こる痴呆症の問題にも、そういうものにもやっていこうというのが、2点目に必要。 3点目に、私は、産業医制度をつくるべきだと。 30人以上の事業所には、産業医を置かないといけない。これがルールです。だけど、歯科医にはそれがない。普通の内科、外科などの医者は、産業医の免許を取ると、会社としても30人以上従業員がいれば、産業医がいて、その人と相談ができるような体制ができている。歯科医はそれがないので、歯科医も産業医制度をつくって、年に何回か会社に行って、産業医が歯の健診をしたり、忙しくて、なかなか歯を見せに行かない人がいる。そういう人には、ちゃんと自分の知っている歯医者に行かないといけないとアドバイスしたりして、やっていくような癖(くせ)をつける。産業医を、沖縄県が最初にやったほうがいいと思う。 4点目が、この最後のところですが、フッ素でお口の中をぶくぶくするというようなものを子どもの頃からやるべきだというのが、私の考え方なので、これをやって虫歯を減らす、強い歯をつくる。フッ素をやることを、反対している方もいますが。強制ではない。全部、皆さんも家でお口ぶくぶくやるでしょ。あれと同じようなことを、学校で必ず一度やらすと。給食のあとに。給食のあとの歯ブラシ、ぶくぶくは、どんなにしてもやらないといけない。虫歯ゼロの子どもをつくる。中学になったら、自分でやる。小学校の1~6年の間は、徹底的に歯ブラシをさせて、ぶくぶくやって、強い歯をつくる。それが最終的に、健康につながるし、手洗いやうがいも一緒にやるからね。そういうものをちゃんとやっていく仕組みをつくる。 この4点セットを、この視察の中で見てきて、提案している。ぜひそれをやっていきたい。歯は大事ですよ。 ひろみ/いきなり、ぶくぶくしたくなりました。気分的にも。 もう1つなんですが、航空自衛隊の視察にも行かれたということで。 ミキオ/今度、防衛省設置法という法律ができるんですけど、那覇基地にF15が12機配備される。24機が36機になる。空港に来るということは、今はスクランブルと言って他の国が日本の領土に来ると、ここに入ってはいけないとスクランブルが出ますが、那覇空港が、日本一多いスクランブルになっている。今までは、北海道が一番多かったけど、今は那覇空港が一番多い。そういうものに対応するためには、どうしても航空のパイロットの人たちの練習もやらないといけないが、実戦もあるという意味では、今の24機では対応ができないということで、12機を増やそうと。それで隊員の負荷を減らしながら、国の守りをやっていこうということが、今回の防衛省設置法の中にある、那覇空港の周辺で新しい増強する、こういうスキームになっている。 それをどういう仕組みでやるのかを、彼らが活躍する姿を見て、法律に賛成するときに、ちゃんと現場を見てから、法律に賛成するということをやるのが私の趣旨で、施設を見てきました。 ただ、今24機でも、ものすごい騒音が出る。今度12機増えたら、また騒音が出る。さあ、小禄の人がうるさいと思って、だから安全保障いやだと思わないように、対策をどうするかを、一緒にやるというのも、指摘をしながら相談をしている。 こういうことを、現場を見ながら法律をつくるのが大事なので、こうだなと思って法律をつくるのではなくて、こうですよというようなものを、現場を見ながら、彼らの活躍も見てつくるのが、やっていくのが大事だと思っているから、ぜひそういう意味では、皆さんにもこういうホームページを通して、航空自衛隊が頑張っている姿をしっかり見ていただこうと思います。よろしくお願いします。 ひろみ/今週も、すごくためになる話でした。 ではここで1曲、FUNKY MONKEY BABYSで、ヒーロー。 ♪ FUNKY MONKEY BABYS/ヒーロー ♪【ミキオメモリー:5月病】
ひろみ/さあ、ミキオメモリーのコーナー。このコーナーは、ミキオさんの思い出を語っていただくコーナーです。 なんといっても、5月のこのころは話題がなくなってくるんですが。ミキオさんはどうですか?5月病になった思い出とか。 ミキオ/大学時代ね、僕は大学時代、5月病になるというケースがありましたね。さびしさのために、多くの人に好きだと言った経験がありました。全然おもしろくなかったですか。 ひろみ/でも、今の学生さんは、5月病にもならずに一生懸命、日々を過ごしているようですが。 ミキオ/そうですか?やっぱり5月病ってかかりますよ。だけど、昔は電話をするときも、遠かった。今はネットで親とやり合えるし、顔も見れて電話もできるから、5月病にかからなくなったのかな。 昔は、公衆電話から電話していた。だから、駅でチーン、チーンというのを聞きながら、宮古の私の家に電話したら、何でこんな時間に電話するかと言ったら、こっちは寂しいから電話したのに、向こうが受け付けないという経験があった。 ひろみ/先日は母の日でしたが、お母さんに対する思いがありますよね。 ミキオ/苦労ばっかりかけているから、重い。 ひろみ/母の日は、今回は? ミキオ/花束を持って行ったり、いろんなことをしましたけどね。顔を見に行ってきました。1日だけ。そういうことしかできないです。もっと元気なときにやっておけば良かったという思いが今でも強いです。 ひろみ/年を重ねると、いろいろやってあげれば良かったと、反省ですね。 ミキオ/本村さん、そう思うよね。 自分が小学校、中学校、高校、大学、仕事に入ったときとか、自分の力で育ったと、お前たちの力を借りなくてもやっているぞという思いがあった。これが40、50になってきて自分も考えてみると、うわーって感じになっちゃうよね。 ひろみ/なります。でも、ありがたいですよ。ほんとに、日々感謝しなければいけないと思います。 ミキオ/本村さん、今、お父さん、お母さん元気だから、今のうちですよ。今のうちに、いっぱいなんでも食べさせたり、旅行に連れて行ったりしないといけないよ。 ひろみ/ありがとうございます。うちの両親はミキオさんが元気だととても楽しいみたいで、ミキオさんを応援していることでしょうね。 それではここで1曲お届けしましょう。やなわらばーで、大好きな人。 ♪ やなわらばー/大好きな人 ♪【これどうでしょう:沖縄の伝統工芸品に家庭の味を】
ひろみ/ミキオさんの、これどうでしょうのコーナーです。 頭の中にいろんなアイディアがあるかと思いますが、今週はどんな話題が飛び出してくるでしょうか。 ミキオ/この前、料亭に行って、食事をする機会があったんです。 ツチヤさんといって、うりずんをやられているツチヤさんという方が、三越にお店を入れました。丸の内にも入っています。丸の内のレストラン街のナンバーワンになるくらい、琉球料理がすごい売れている。 ツチヤさんはそれをうけて、今度、三越の上に宮廷料理をつくったんです。お盆で出す宮廷料理を。 だけど、この宮廷料理が本当に入らなくて、ツチヤさんは判断力が良いから、8カ月間で三越の上の宮廷料理をやめたんです。 沖縄の庶民的な料理の豆腐チャンプルーや、ゴーヤチャンプルーはうけている。宮廷料理の、肝を塩で食べるとか、いろいろお盆にのった宮廷料理は東京でうけなかった。 だけど、僕はここで料亭の中で食べてみて思うんですが、この料亭の食べ方というのは、昔の江戸幕府からの料理かといえば違うんです。普通のものをうまくアレンジしながら高級感を器など、いろんなもので見せている。 私は、何をしたいかというと、琉球料理のフルコースをほんとに琉球の漆器を使いながら、普段の料理でフルコースをつくりたい。 まず、前菜を持ってきたら、きれいなラッキョウが1本どんとあって、豆腐ようがあって、8品目並べて出てくるでしょ。まずこれでやって、そのあと汁物が出てきたら、イナムドゥチがあるじゃないですか。白いイナムドゥチをきれいな器に黒い漆器にのせて、半分くらいまですーっとやって、イナムドゥチが出てきてこれを食べる。その次は、きれいな器にゴーヤチャンプルーがきれいにのっているんです。ばらばらにしない。ゴーヤチャンプルーをきれいに並べた上に、真ん中に豆腐があって、こういう感じのゴーヤチャンプルーにするんです。 ひろみ/なるほど、見せ方から変えるんですね。 ミキオ/ニンジンシリシリも、チャンプルー料理を1、2、3と、ゴーヤチャンプルー、ニンジンシリシリ、フーチャンプルーと3つのお皿、お盆みたいなものにきれいにのせて、きれいに食べ方を見せる。 ニンジンシリシリも、きれいに盛りつけて、富士山の山のようなつくり方にして、フーチャンプルーも、厚い麩にして、それでやって食べる。 その次は魚料理で、ミーバイという沖縄の最高のもの、沖縄の人が一番好きなのも、大和の人が好きなのもバター煮だから、それをまたきれいにやって出す。 そのあとにラフテーが出てきて、これもきれいに。ラフテーでいくのか、三枚肉をきれいに重ねていくのか勝負してやって、そのあと沖縄の牛肉のステーキがきて、箸休めが1個くらい、シークヮーサーかなんかがあって、それで最後、沖縄の、私がいってる黒米入れて、小豆入れて、赤米入れて、という沖縄独特のご飯をつくって、それで最後にアーサ汁。お吸い物とは違うからね。最後はアーサ汁かなんかでやって、そのあとのデザートが紅芋。こういうことを考えた、沖縄版高級料理です。 ひろみ/普通のものがグレードアップした感じがします。 ミキオ/だけど食べているのは全部、沖縄の庶民的な家庭料理なんです。部屋のつくりも、高級感のある料亭がなかなかない。だからこれも、絶対に沖縄の琉球ガラス、沖縄の琉球漆器、沖縄の敷物も、とにかくこういうもの、沖縄のものを全部使って高級感のあるものを出すわけです。 ひろみ/これはぜひ、やりたいですね。 ミキオ/どこかで迎賓館をつくって、誰かやってくれないかと思う。サミットかなんかのときに、サミットで首脳が来たときに、食べられる場所がないといけない。僕は、浅はかだからこの程度の料理しか考えられないけど、プロが考えて、器を考えて、県が1000万円くらいかけてでもいいから器を買わせて、それで保管して、こういう料理を出していくという。 京都の料理屋って3万円ぐらい取るじゃないですか。それぐらい、豆腐チャンプルーで3万円取るんです。沖縄はそれぐらいの歴史と文化の重さがあるから、料理だけじゃない。食べている器にも価値があるから、3万円取るんです。 ひろみ/いいなぁ。 ミキオ/やりたいんですよね。 ひろみ/今週のミキオさんのこれどうでしょうは、沖縄の伝統工芸品に家庭の味をということで、ぜひ。 ミキオ/高級と言ってもらえない? ひろみ/高級家庭料理をのせるということで。 ミキオ/そうです。今、和食が世界遺産になった。僕は、なんで琉球料理がならないのかというところが、大事です。 和食って、高級じゃないものもいっぱいある。幕の内だって、和食です。究極は幕の内ですよ、あれは。うちは、幕の内のところは、豆腐チャンプルーとか何とか、最高に良いものがあるから。問題は、この高級なところがないんです。 ひろみ/高級ですね。 ミキオ/高級な和食に対抗するものが、そのままの琉球王朝料理だと、なかなかうけない。そこをなんとか考えた、豆腐チャンプルーも試したけど、これが上品な豆腐チャンプルー、上品なゴーヤチャンプルー。器も最高。こんなものでいってみたらどうかな。【エンディング】
ひろみ/今週も素敵なアイディアをありがとうございます。お腹が空いてきました。 今週も話題豊富でしたが、最後にミキオさんから元気な言葉、ひと言をお願いします。 ミキオ/改革はね、大阪都構想を見ても、改革は難しい。那覇空港のビルディングの話も、改革は難しいです。やっぱそこでいいと思っている人たちに、お前たち違うよと、変えていくんだよと言うリーダーをやっていくのは難しいです。 しかしこれをやらない限り、世の中は変わらない。だからね、僕はいっぱい提案しようと思っている、これから。そこを命がけで頑張ってみたいと思います。 ひろみ/よろしくお願いします。 ミキオポストOnRadio、今週も話題豊富で皆さんにお届けしました。来週もぜひお届けしたいと思います。 ご案内は、本村ひろみでした。 メインパーソナリティは…。 ミキオ/下地ミキオでした。 ありがとうございました。 ひろみ/ありがとうございました。 さようなら。 ]]>
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