目次
【オープニング】
ひろみ/4月30日木曜日、午後8時になりました。 皆さん、こんばんは。本村 ひろみです。 さあ、ミキオポストOnRadio、この時間からのスタートです。メインパーソナリティーはこの方です。 ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いいたします。 ひろみ/ミキオさん、今週もよろしくお願いいたします。 ミキオ/お願いいたします。 ひろみ/なんと言いましても、4月、きょうは締めくくりであっという間の1カ月でしたが、お忙しい1カ月でしたね。 ミキオ/本当ですね。忙しかったですね。 ひろみ/ねえ。まあ、今週は話題が…。 ミキオ/なんで止まったんですか、今。 ひろみ/いやいや、今週はもう話題が盛りだくさんだと思いますので、このあとたっぷり伺っていきたいと思います。 さて、この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そして、FMくめじまの4局ネットでお届けしています。またインターネットでは世界中でお聞きいただいております。 そしてきょうも、アイセック・ジャパンさんのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を発信しております。ぜひミキオポストのトップページからごらんください。 さあ、ミキオポストOnRadio、きょうの一曲目はこの曲です。仲田まさえさんで光の詩(ひかりのうた)。 ♪ 仲田まさえさん/光の詩(ひかりのうた) ♪【日米首脳会談】
ひろみ/ミキオポストOnRadio、お届けしております。 さあ、今週のミキオさんのコーナーはなんと言ってもこの話題からです。日米首脳会談が行われました。 ミキオ/はい。日米首脳会談が行われて、安倍さんが今回、国賓で招かれたというようなことはやっぱりアメリカが日本に期待していることが多いという現れなんですよね。 1つはTPPを、アメリカはどうしても期待をしているので、これを決着を付けたいというようなことが1点。 2点目には、安保法制度。これはどうしてもアメリカにとっては、これは非常に安全保障上、有利な戦略になるので、今まで自分たちがやっていたこと。また、自分たちの負担を日本に背負ってもらうというようなことも、その中に入ってくるので、そういう意味ではアメリカがこのことを日米同盟が日本の専守防衛だけではなくて、世界の安全保障に貢献するというようなことになってくるわけなんですよね。こういうふうになってくると、どうなるかというと、自衛隊員の数も増やさなきゃ間に合いませんねと。また、戦艦とか戦闘機とか戦車だとか、ミサイルだとか、そういうのを充実しないとできませんねとなってくると、それを今、国産の軍事産業だけでは間に合わないので、大量にアメリカから買うことになりますよ。 産業的には、アメリカにとっては、これは非常にメリットのある作業になってくる。オスプレイを一機買うのに、150億円ですからね。今度15機入れるんですよね。だから、本当に150億円かもわからないんですよ、僕に言わせると。だから、そういう意味では相当な軍需品は付加価値が付くんですよね。ただの飛行機1個だと、同じ性能のものやっても、これで1億円だとすると軍事品だとかって隠れたものがあるよなんて言うと、2億円になっちゃうケースだって出てくるわけだから。 そういう意味では、この2つが大きな1つの今回の安倍さんをご招待するとなってくる。 また安倍さんは、今回の招待をさせるという、アメリカ側に招待をさせるというような作業に相当に外交エネルギーをかけてきたと思うんですね。 しかも、させるということを国賓にしたあと、上院下院のアメリカ議会で、安倍さんが演説をするというようなことの2つが、安倍さんが国賓、演説、この2つを勝ち取るためにアメリカが喜ぶような材料を持ってかないと議会だって、演説させませんよ。国賓として呼びませんよ、これ当たり前のことです。ここで、沖縄の基地問題の負担軽減がとか、日米地位協定が不平等だから、これ変えろと言ったら、ちょっと国賓やめ、とか。アメリカ議会では、ちょっともう演説しなくていいよとなるに決まっているんです。だから、これは政治交渉ではないんですね、もう。政治交渉の場にはならないんです。 政治交渉というのは、間違いなく自分の利益があって、相手に不利益が生じることを交渉して決めてくことを「政治交渉の外交」と言うんですけど、今回の国賓と演説は、この交渉ができなくて、プレゼントを持って行く以外にないんですよね。 だから、そういう意味では、日本国民がじゃあ、これで何かをとったのかなと言ったら、これは外交上はなかったと言うことに、1点にはなるんです。 しかし、それだけではなくて、アメリカ議会で日本の総理大臣が国賓で招かれて、演説をするということになってきたら、日本のステータスが世界の中でも大きくなるということが日本の国家においてメリットがあるというような判断になってしまうんです。 ひろみ/なるほど。 ミキオ/だから、もう日本は、大国だということはみんなわかっていたけど、アメリカがここまでやるぐらいの大国だというようなことになったということを世界に示す。世界の中でも、日本とアメリカの関係は普通ではないと示すことが、抑止力になり、日本のこれからの外交戦略のプラスになるのではないかというのが2点目にあります。 だから、この成果は、なかなかわからない成果になってくるけど、この波を越えていかないといけない意味では、安倍さんの外交はすごいなと思います。 きょうは、安倍さんが議会で演説しましたね。私はすごい人だと思いましたよ。あの演説をしてる45分間の内容。 あらゆることのテーマをアメリカ人が喜ぶようなことにやってる。 まず、アメリカの方々が日本に送ってくれた、モンデール副大統領送ってくれたとか。本当にあなた方は、日本に対して素晴らしい人を送ってくれたと。本当に心から感謝すると言って、歴代の大使の名前をあげて、まず喜ばすでしょう?それで、戦争で亡くなったアメリカのお一人お一人の兵隊の皆さんに、私は深い感謝の気持ちを表す、というようなことを明確に言っている。あの兵士たちは、私たちを国と戦った人たちなんですよね。この戦った人たちにも、哀悼の誠を捧げるみたいなことをキチッとおやるになる。 3点目には、硫黄島で、戦ったあの姿をまさに、硫黄島の生き残りの方と私も同期であります新藤義孝、栗林中将の孫と、あの議会の上で握手をさせて、戦争終わったけども今はお互いが手を結んでいるんだという演出をするとか。やりますね。 ひろみ/ねえ。 ミキオ/やりますね。もうケネディ大使を持ち上げて、喜ばせてみたりとか。 もう過去の反省も、通年の強い反省の色を出すとか。もう戦略ですよ。今までの総理大臣であんな人はいないね。小泉さん、超えたんじゃないですかね。僕は見てて。 ひろみ/へえ。 ミキオ/素晴らしいことは素晴らしいね。 ひろみ/はい。 ミキオ/そこはもう認めざるを得ないと思います。 ひろみ/40分以上、英語での講演もすごいですもんね。 ミキオ/英語で講演したというのが、日本人からすごいと表現すれば、英語で表現するのは当たり前だとしても、この演説の流れですよ。これは素晴らしかった。くさいぐらい素晴らしかった。あまりにもくさいぐらい。 ひろみ/ちゃんとしたこういうね。ライターの方がいて。 ミキオ/この演出は、誰かが上手くやっているよね。きのう、生放送で45分間、ベッドで聞いていただけど、すごいなと思いましたね。安倍総理らしい。ここは、日本の総理大臣が一皮むけた人だなという思いはしましたね。 この今の話はトータル的な話ですけど、今度私たち沖縄にちょっと目を移すと、日米首脳会談では唯一、沖縄が辺野古が、普天間の移設先だと合意したんですね。この合意があったら、翁長知事は合意に対して、不快感を示して、遺憾の意を唱えてやったんです。だけど、議会の演説では、本村さん、普天間出てきませんでしたね。 ひろみ/あ、確かに。 ミキオ/出てきませんでした。僕は、ここがみそだと思うんです。 この前の、このラジオの番組でも言いましたけれど、私はアメリカに行ったときも、普天間はできないことをやっちゃいけないよということを言うべきではないことを言って、それが私は身になっていると思うんです。しかも、安保法制度は7月までにやるというのは3回言っている。しかし、普天間に関しては、普天間も絶対、発言していない。これは一つの私は、ある意味、安倍さんのサインではないかと思うぐらいのポイントだと思います。難しいと判断しているんです。 日米首脳会談は、行政上の手続き上の会談。だけど、議会でのあいさつは、約束の話。約束できないんですよ。だから、僕ね、なんで日米首脳会談だけを見て翁長さんが記者会見したのかわからないね。僕は日米首脳会談の内容と、議会での演説、両方見て、記者会見をすべきだよ。早いね、早い。 ひろみ/はい。 ミキオ/だから、ドーンと落ち着いた戦略を練らないといけないんです。だったら、遺憾の意ではなくて、こっちも評価しないといけないんでしょ。アメリカ議会で、演説しなかったことは良かったと翁長さん、言わなきゃいけないよね。彼は約束をしない。約束をできないことをやらなかったというところは良かったと思って、こういう褒めたり、怒ったりのバランスをやるためには、両方に入っていたら遺憾の意どころではないよ。だって1つの中に入っていないんだから、褒めてあげなきゃ。だから、なんであの時点でやったのか、僕にはわからないなと思います。だって、交渉というのは相手がいることだから。安倍さんだって、議会で言わなかったというのは、良かったと思います。翁長さんに褒められた、俺も難しいと思ってるから言えなかったんだという心があるかもしれないよ。 だけど、それを翁長さんが評価したなと思ったら、また心のここから、また外交のシナリオが出てくるんですね。だけど、ドーンと怒ってきょう議会で発言しなかったこと良かったと言うかどうかわかりませんけど、本当はパッケージにしてやると。 私はこれは、一つのサインとして大事に受けとめてやったほうがいいと思うね、ぜひ。 外交は、言葉を呼ぶんです、言葉を。だから呼ばなきゃいけないんだけど、ちょっと殴られたら殴り返すというようなことで、殴り方があるでしょう?本当は、顔面を殴るんだけど、肩をボンと殴って、痛くないところを殴ったら、本気でやる気がないんだなとか、そういう読みながら、外交をしていかないと。 だから、肩をゴーンと殴って、俺は本気ではないと言っているのに、本気で、お前俺を殴ったんだろう、と怒る人はおかしくて、こいつは違うんだなと思ったら、やるなよなと言葉で返すぐらいで終わらしておくとか。 ひろみ/深いですね。そういうことですね。パフォーマンス外交というのは。 ミキオ/そうそう。外交というのは呼ばなきゃ。これがポイントですよ。 ひろみ/今お話にあったように、普天間基地、5年間閉鎖の中谷大臣の答弁が撤回されたという話ですよね。 ミキオ/そう。だからもうどんどん難しくなってきていることを政府もアメリカもわかっているんですよ。だからこれからですよ。持ち上げてみたり、ケンカしてみたり、褒めてみたり、すかしてみたり。反対!って、県民大会です、だけ、やってるだけで、世の中が解決できるんだったら、そんな楽なことはありませんよ。 今はもう、僕が何回も言うように、仲井眞さんみたいな賛成の人がいて、反対の人がいたら、抗議集会してどんどん追い込んでいってやらなきゃいけないなと思うかもしれないけど、今は反対の人が選んだ翁長さんが選ばれたんですよ。もう彼にまかせればいいんですよ。もう騒ぐ必要は何もない。自分が選んだ人を信用できないのかって、僕は言いたいぐらいだよ。県民大会も何もやらなくていい。黙って翁長さんの動きを見てればいいだけの話です。自分が選んだ人を信用しなきゃ。それが私は、民主主義に原点になると思います。 ひろみ/本当ですね。 5月また、騒がしくなりそうな雰囲気もありますね。 ミキオ/もうこの3カ月間で、またこの問題決まってきますからね。注目して見ていきましょう。【安保法制度の特別委員会の理事に】
ひろみ/さて、安保法制度の特別委員会のほうでの理事になられたということなんですけれども。 ミキオ/そうなんですよ。下地 ミキオが理事になったんですよ。 この安保法制度の特別委員会はものすごく大事な委員会で安倍さんが議会の演説で3回も言った。7月までにやりますよと。これを法案を通さないと、アメリカと約束してきたガイドラインがダメになっちゃうんですね。アメリカに法案が通らない前から言って、約束してきているんですから。すごいですよね。本当は許せることじゃないですよね。国民の理解を得て、国民の評価を得て、認可をもらってから、それから行くべきだけど、アメリカに行って、もう俺はアメリカと約束してきたから、今度は議会は、国家間の約束だから、どうしようもないよと。強行採決でもするよ、という、こういうサインをきょうは出しているわけね。そこがおもしろいところですね。 ひろみ/ますます、重要なポストで動きも活発になっていきますね。 ミキオ/そうなんです。 これは、自衛隊を海外に出す、反映するという意味でも大きなポイントになりますけど、それと同時に政局がありますね。維新の党が、この法案に賛成をするのか。民主党と一緒に反対をするのか。維新の党が賛成するということは、来年の憲法改正に向けて、その動きになっていくだろうと思うし、いやこれは賛成できない。民主党と組んでやるとなってくると、政界再編成の動きが出てくるだろうし、この法案で政治の読みがわかってきますね。 ひろみ/うん。 ミキオ/だからそういう意味では、ものすごく大事な法案だと思っていますから、どの党も大臣経験者をこの理事に送り込んできていますから。維新の党の中で、私もしっかりとまた情報を収集して。私の仕事は理事だから、現場の小隊長ですね。小隊長ですから、いろんな議会の動きを見ながら、それから上の国対委員長とか幹事長とか、枝代表に報告をして、再度の判断をいただくというような間違った判断にならないようなことをやっていくのが僕の仕事なんで、これは非常に大事というのが1点です。 私は、この安保法制度の委員会、さっきプレゼントの話をしてたでしょう。 今度の私が火曜日に書いた、メルマガでも書いたんですが、プレゼントがほしいんですよ。うちにも。日本側にもプレゼントが。アメリカ側にプレゼントやったのではなく、日本側にもプレゼント。それは地位協定の改定だとか、沖縄の基地負担軽減のもう一歩進んだやつのものだとか、8月までの間にちょうど7月、8月と辺野古の埋め立ての時期と重なっているから、この辺野古の問題のダイナミックな提案だとか、そういうプレゼントをアメリカから引き出すのも、安保委員会なんですよね。これ、沖縄にとっても大事ですよ。ものすごく大事。これは、自衛隊出すだけでなくて、自衛隊はアメリカとともに、どうやって協力していくかということになりますから。 そういうの、アメリカに協力するということになってくると、互換関係があるわけだから、こっちにもどうなるかっていう話になってはいけないので。それを引っ張り出す役割が沖縄側においても必要になってくると思いますから、それもやってみたいと思っています。 ひろみ/たくさんの課題があるという感じがいたしますね。 ミキオ/そう。 これに下地 ミキオが選ばれたことで、またエーと思って、永田町近辺でも、下地かよ、みたいな話になっているんじゃないですかね。【複合型福祉施設開所式】
ひろみ/いや、でも、ミキオさん期待しております。がんばってください。 先日のFacebookで1つニュースがありまして、複合型福祉施設の開所式にミキオさん、参加されたということで、沖縄の話題なんですが。 ミキオ/そうなんです。 この開所施設、上の2階はアパート、アパートみたいな施設で、7万円ぐらいでお住みになって、3食ついているアパート。下のほうはグループホームで、9世帯がグループホームをそれでやられるような形になっていますが、そういうふうな意味では非常におもしろい施設でしたね。 この施設の特徴は、民間のアパートと、下のグループホームと組み合わせたことになっていますから。そして上の人たちは、デイケアで下に降りてきて、このデイケアで上の人たちは下で。 また普段は、このデイケアを活用できることになってくるので、ちょっと私からするといいなという感じがします。 ひろみ/いいですね、利用者にとっても。 ミキオ/そう。 部屋のつくりも良かったですよ、なかなかいいつくりだったので。そういう意味では、私はいい勉強をさせていただいたと。開所式に出たというだけではなくて、いい勉強をさせていただいたなという感じがします。 また私たちもこれから、年を取るんです。私も一人っ子の娘しかいませんが、この娘が私の介護するということはもう100%ありませんよ。だから、これからよく言われることは、一人っ子と一人っ子が結婚したら、4人のお父さんとお母さんの面倒でしょう。そんなことできるわけがない。だから僕らは、介護保険法を作ったんです。これから介護というのは、子どもがやる時代はもう終わったと。これからは、国の仕組みの中で介護をしていくんだと言って、介護保険法を作って、20年前はないんですよ、皆さん。介護という言葉そのものが、ないので。介護というのは、家族でやりなさいで、そのまま全然お金も何もかもあげないで、介護は自分でやっていたんですよ。 介護保険法ができてこうなってきたのは、近年ですから。というのは、これは少子化になってきた背景がそこにあるわけです。だから、私だって、確実に施設に行きますよ。施設で最後は、自分の人生を元気に終わらさなきゃいけないのは、道理なんです。私だけでなく、多くの人がそうなる。だから、そういうときにどういう施設があるのか。そこで働く人たちが、ちゃんと仕事ができるのかを今のうちからちゃんとつくっておかなきゃいけない。今はなかなか問題があって、働いている人たちの給料が安いから、サービスが悪くなるんじゃないかと心配する人たちがいる。この人たちが給料が安いと人が集まらなくなって、介護のしっかりとしたサポートができなくなる。こういうのを今のうちに直しておかないと、ダメですね。 だから、そういう意味でも、こういう施設というのがどんどん質が良くて、おじいちゃん、おばあちゃんががんばってきたこと、この施設で来て、みんなとまた最後がんばれるなというようなことにしなければいけないと思います。 あとは、その前に非常に問題なのが、認知症の問題がありますね。介護と認知症はちょっと違うところがあって、非常に認知症の問題は重い問題です。そういう意味では、認知症の予防とか、認知症になった方々の対応は介護と別枠で、私はプラスアルファの得点をつけながら、しっかりやっていかないと大変だと思うんです。ただの介護じゃないんです。物忘れも激しいし、ハードな要求が出てきますから、そういうことなどをどうやっていくかという、これから課題はいっぱいありますよ。 ひろみ/そうですね。 ミキオ/はい。 本当に、***というあればいいんですが、必ず、人間は体が弱くなっていくと寝たきりになったり、そういうことになっていくから、そこを安心してできるように家族の人が見れるようにしていくのもいいかもしれませんね。 それと、一つ、あそこの施設でいいなと思ったのは、木造だったこと。暖かみがあるような雰囲気があったのが1点ありました。それと同時に地域のど真ん中にある。地域のど真ん中でつくっているものだから、入られる皆さんが全部地域の人でしたね。ということになると、朝子どもが出勤する前のお母さんの顔をみて、お父さんの顔をみて出勤に行ける。夕方帰ってきたら、日曜日じゃなきゃいけないじゃなくて、帰ってきたらお父さん、お母さんにあいさつしてから、自分の家に10分以内に家に帰れるというような感じなんですよね。地域であるというのは大事だと思います。 子どもが住んでいる地域、自分のお父さんとお母さんが生まれた地域というのは非常に大事。私のお袋の経験からしても、ちょっと認知にかかっても、自分の産まれた地域は体に染みついているんです。だから、病院に入れているときは落ち着かなくて、大声出したりするけど、自分が生まれ育ってずっと80年間生きてきた、宮古島に連れて行ったら、どこにいるかわからないはずです。 だけど、本当に心が安らげるというか、そういう心になると言うから、さっき言ったように、自分が生まれ育った地域で老後はやると。あんた遠くに行きなさい、とかではなくて、この範囲内で、介護ができるようなものは案外認知症の予防にもいいんじゃないかなと。ここで、遊んだでしょうとか言って、あそうだということ、なんかが精神的に落ち着くと、認知症も治ってくるという、結果は出ていますから。だから、そういうグループホームの地域型というのはものすごく大事かもしれません。 ひろみ/そうですね。人に対して、やさしい未来の町づくりは大切ですね。すごく勉強になりました。 ではここで一曲お届けいたします。ディアマンテスで、アスタマーニャ。 ♪ ディアマンテス/アスタマーニャ ♪【ミキオメモリー:大学時代】
ひろみ/ミキオメモリーのコーナーです。このコーナーはミキオさんの思い出を語っていただくんですが、何と言ってもつい先日、Facebookに出ていました。 大学時代のアパートにスタッフの皆さんと行かれたという話題が出ていましたけれども。 ミキオ/行ってきたんですよ。新しいスタッフがいるんで、この人達に下地 ミキオってどんな人って聞かれたので、私が育ったところに行ってきたんですよ。4年間通ったところなんですが、4畳半一間の共同トイレの、今でもFacebookにのっているので、見ていただいたらわかるんですが、小さなアパートで4年間暮らして、お風呂屋さんに通ったんですよ。 これはものすごく私にとってはいい経験でした。近くに兄弟がいたりして、同じように暮らしたいんだったら、ちょっといい家に暮らしたと思いますが、そうではなくて自分はこういうところで4年間、暮らすのは大事だと思っています。そのときはじめ行ったら4部屋しかなかったんです。うちのお姉さんが借りにきたものだから、このアパート、女の子だけのアパートなんですよ。お姉さんが借りに行って、住んだのは下地ミキオだから、1回トラブルあったんです。あとみんなと仲良くなって、非常にいい関係でしたね。 ひろみ/いい笑顔のお写真が、ミキオさん写っていまして。なつかしいおばちゃんですかね。 ミキオ/そうです。そこの横に、居酒屋ヤチャボ(?)さんとあって、そこに毎日行って、夕食行って何してってやっていましたね。 野球チームにも入って、ピッチャーして、試合に勝ったらこのオーナー、野球好きだから、買ったらおにぎりをあげる。負けたら何も出さないと。いやらしいオーナーでした。それと兄弟づきあいみたいにずっと。今でもおつきあいしてるので、僕が選挙のときはいつも電話がかかってくるし、また送ってきてくれるし、奄美出身なんです、このオーナーが。学校の先生をしていてやめて、池袋に来てお店開いてがんばっている方々なので、非常に奄美の黒糖酒を飲みながらいつも楽しくやっていました。 このお店は、いっぱいメニューあるけど、おいしいのは1個しかありません。ニラ玉。僕がそれいうといつも大将が怒るんです。お前、俺を馬鹿にしているのかと。ニラ玉だけは最高。この前も食事に連れて行って、ニラ玉だけを食べさせて、連れて帰ってきましたね。 ひろみ/いいですね。ニラ玉の思い出。 ミキオ/だから、僕は自分の原点だから、自分の生まれ育った宮古島と同じように人生で厳しくなったり寂しくなると、ぽーんと向こうに行って、飲んでやってくるとまた元気が出て来ます。そういう私にとってそういう場所です。 今回、娘も事務所でアルバイトしたりして、若い子が2人入ってるので、みんなで行って、僕の原点を見せて、向こうで飲んでまた帰ってきたということなんですが。 ひろみ/いいですね。すてきな思い出で花が咲いたと思います。 ミキオ/本当にすてきで、また帰ってきたら元気が出ましたよ。 ひろみ/戻る場所があってという、ミキオさんのルーツを見たような気がしました。 ミキオ/ありがとうございました。 ひろみ/ではここでビートルズのこのナンバーいきましょう。レット・イット・ビー。 ♪ ビートルズ/レット・イット・ビー ♪ ひろみ/ビートルズのレット・イット・ビーはミキオさんも好きなナンバーなんですね。 ミキオ/ポールマッカートニー見てきましたよ。 ひろみ/えー!行ってきたんですか?すごい。 ミキオ/東京ドームコンサート。すごかったね。 ひろみ/いいな。 ミキオ/良かったでしょう。ポールって呼んだりして。友達でもないくせに、友達のようなふりをして。 ひろみ/いいですね。 ミキオ/良かった。なんかね、歌が優しいんですよ。本当に優しいんですよね。 ひろみ/ビートルズナンバーをたくさん歌ったということで、ファンの間ではうらやましがられたコンサート。 ミキオ/最高のコンサートでしたね。 ひろみ/さて、ミキオさん。コーナー進みたいんですけど、いいですか。思い出に浸って…。 ミキオ/いいよ、ポールマッカートニーで終わってくれれば。 ひろみ/ミキオさんのアイデアもいただくこれどうでしょうのコーナーちょっと聞いてみたいんですけど。ポールマッカートニーを見てちょっとイメージが湧いてきたかなという。 ミキオ/僕、これどうでしょうという、今までは料理番組だったんだけど、やっぱり東京ドームのコンサートを見て、東京ドームですよ。 ひろみ/やはり。 ミキオ/だから、今もう一回、翁長さん僕と、会わなくて、セルラーをドーム球場しなかったけど、今ドームにすべきですね。セルラードームを。ドームに変えたら最高だと思うよ。 やっぱりドーム球場は必要です。あのコンサート、5万人入っていましたが、やっぱりあれはドームですよ。上にもう一回かぶせて、ドーンとやるだけでいいから、みんな東京ドームまで行かなくていいから、ドームをやると、下を人工芝に変えて、コンサートができるような体制作りをやったらすごくいいと思うな。 だって考えてごらん。今600万人、観光客いて、200万人だけしか、沖縄には来ない。あと400万人は、北部に行って、そのまま変える。那覇の観光は衰退していっていますよ。 それに、もう一つ大事なことは、中城モールができて、めちゃくちゃ大きいとみんな評判じゃないですか。 ひろみ/ライカム。 ミキオ/うん。きのうクルージング船来ていますが、今までは国際通りとか、平和通りに行っていましたが、全部バスで中城モールに行っていますよ。これからこうなってくると、那覇がどうやってシティリゾートやるかというと、シティリゾートの魅力を一回、全部改装してやるというのと、それと私はドームをつくらないと人はおりないなと。 ポールマッカートニーもセルラーがドームだったら来ますよね。絶対来ますよ。沖縄でやってくれると米軍もいるんだから、慰問も変えて、あれはイギリス人が。だからそういう意味では、いろんなのが来れるんです。 でも場所がない。1回で3万人近く入れる場所がないとだいたいダメですから。ああいう大物は。 やっぱりドームですね。ちょっと考えましょう、皆さん。 ひろみ/ぜひミキオさんのどうでしょうは、ドームが那覇市内にあればという、これは私も大賛成ですから、ぜひ実現しますように。 ではここで、かりゆし58でオワリはじまりをどうぞ。 ♪ かりゆし58/オワリはじまり ♪【エンディング】
ひろみ/さて、ミキオポストOnRadio、あっという間のお時間になりましたが、最後にミキオさんからラジオをお聞きの皆さんに元気の出る一言で締めくくりたいと思います。 ミキオ/政治は読みです。読みが負けたら負けます。 だから、私は今回の日米首脳会談、安倍総理の演説、私はものすごく、安倍総理という人は今までの日本の総理大臣を超えた人物だなと言う感じがします。こういう人物と意見が違って、あの人物に納得させなければいけないのが、辺野古の問題なんです。並大抵の知恵や戦略もって先読みしないと勝てませんよね。 だから私はそういう意味でも、沖縄県がどういう戦略を持ってるかということを非常に大事になっていきますから、そこをぜひ考えてやってください、というのと同時に、今回この国内旅行で沖縄は、満杯中の満杯です。おもしろくなってきましたね。沖縄が元気になってきますから、それもぜひ皆さんと一緒にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ひろみ/はい。ゴールデンウィークまっただ中です。ミキオさんも駆け回っております。ラジオをお聞きの皆さんもぜひ、事故に遭わないで楽しいゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。 あっという間のお時間でした。ミキオポストOnRadio、ご案内は本村 ひろみでした。そしてメインパーソナリティーは。 ミキオ/下地 ミキオでした。ありがとうございました。 ひろみ/さようなら。 ]]>
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