目次
【オープニング】
ひろみ/4月23日木曜日、午後8時になりました。 皆さん、こんばんは。本村 ひろみです。 さあ、この時間からは、ミキオポストOnRadioのスタートです。メインパーソナリティは、この方です。 ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いいたします。 ひろみ/よろしくお願いします。 ミキオさん、弾丸アメリカでお疲れないですか? ミキオ/疲れませんね。疲れちゃいけません。この時期は、本当に政局の動く時期ですから、絶対疲れたなんて言っちゃあ、給料もらっている国会議員はいけませんね。頑張ります。 ひろみ/Facebook見ていましても、いきいきした表情のミキオさんの写真がたくさんでした。 今週は、その内容も伺っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ミキオ/よろしくお願いいたします。 ひろみ/この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部はFM21、南部地域はFMレキオ、そして、FMくめじまの4局ネットでお届けいたします。また、インターネットでは世界中に配信しております。 きょうも、アイセック・ジャパンのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を配信しています。ぜひミキオポストのトップページから、ごらんください。 それでは、きょうの1曲目、お届けしましょう。植村花菜で、「トイレの神様」。 ♪ 植村花菜/トイレの神様 ♪【訪米報告】
ひろみ/ミキオポストOnRadio、お届けしております。 今週のミキオさんのコーナーは、なんといっても、訪米ということで、いろんな情報があるかと思いますが、ぜひご報告をよろしくお願いします。 ミキオ/1時間しゃべっていいですか。 ひろみ/番組中は大丈夫です。任せます。 ミキオ/今回、訪米したのは、1点目に訪米した最大の理由としては、安倍総理が訪米する前に、沖縄の空気というか、日本の空気というか、そういうものを伝える役割を果たしたいというのが、私の思いなんです。 私の場合は、今衆議院議員ですが、知事選にも立候補して、厳しい結果を得ましたが、沖縄の政治家の中で、あの知事選に出馬して、国会にいるのは私だけ。それだけ非常に厳しい声を肌で感じてきた1人として、こういう環境だよ、ということを伝えていてくというのは、ほかのどの国会議員よりも、下地ミキオのほうがいいのでは、そう思って訪米前に行ったというのが1点目にあります。 2点目に、なぜ訪米前かというと、安倍さんが訪米するんですよね。安倍さんは、54年ぶりに、アメリカ議会で演説をすると。これは非常に重要な演説なんです。重要な演説というのは、総理大臣の演説というの…しかも、アメリカという国家の中の、上院、下院の議員が集まっているところで、演説をするというのは、簡単なことではありません。この発言は、国際約束になる。 条約を結んだから国際約束じゃなくて、あの場所で、私たち日本国民はこうしますと、日本国民の代表がこうしますということを言うということは、ものすごく重い意味がある。 万が一、そこで鳩山さんのときのような「トラストミー」と、私に任せてくださいと言ってできない、あれから日本はおかしくなったと言われているが、そういう意味では、私は、アメリカ議会で、安倍総理は、今回は普天間基地の辺野古移設について、発言の内容は、断定した発言にするべきじゃない。そのことを、アメリカ側も、十二分に理解すべきだということを申し上げることが2点目にあります。 今回、私は普天間基地の辺野古移設をやりますと、言い切るんだったら、やっぱりそこには、100%できる根拠がなければいけない。しかし、100%できる根拠がないにも関わらずやりますと言うと、あとは、もう、やり進むしかなくて交渉の余地がなくなるんですよね。今、交渉の余地がなくなるのは、2つの行為。 1つは、アメリカ議会で、私はやります、絶対やります、何が何でもやりますと断定して言ったら、交渉の余地はありません。 2つ目は、8月と言われている土砂入れが行われたら、交渉の余地はありません。 この2つの行為がありますが、この2つの行為には時差がある。 1つは、4月29日から行く訪米。1つは8月になってくると、最初の交渉の余地をなくす、上院や下院での議会での発言を、柔軟に、ソフトにさせなければならない、というようなことを、今回、私は、アメリカのほうも理解すべきだということを申し上げるということが、2点目の私の思いです。 3点目には、翁長さんという知事が生まれた背景は、どういう背景なのかということを、やっぱりアメリカ側も理解すべき。普天間基地の辺野古移設だけではなくて、基地問題全体のある意味空気というか、それが、そのまま政治の姿に表れていますよ、と。 昔、保守とか革新とか2つの勢力に分かれていたけど、今の沖縄は辺野古賛成ですか、反対ですか、こういうふうな変質した姿に政治が変わってますよと。そのうちの70%近くが反対だと言っている。保守の人でも反対だと。保守、革新のときに革新の人が反対で保守の人が賛成でというのはわかる。 でも、今は保守の人も普天間、辺野古移設に反対だという空気があるということを、もう少し重く受けとめないといけない。 翁長さんという4年の任期しかない人の、今の立場から、こういう空気ができあがっているのではなく、これまでの大きな流れの中から、構造的に、基地問題に対する対応の悪さ、過重な負担がなかなか小さくなりませんねと。 その過重な負担というのは何ですかといったら、爆音ですよね。夜も眠れないぐらい大きいですよね。事件や事故が、今でもなくならないということ。この2つが大きな要素。 3点目に、世界で紛争が多くなってきている。アフガニスタンも、イラクもありました。そこに、沖縄の基地から全部参加するような行為になっている。 日米安保条約は、日本という国家を守るための専守防衛のために、この基地の提供を行っているが、今は、日本の戦争じゃなくて世界の戦争に日米安全保障条約の基地の提供義務が使われている。世界の不安定な要因の中に、沖縄が組み込まれているということに対する気持ちが、沖縄の中にある。 その中に、地位協定という問題とか、さまざまな負担軽減という話が全くされない。集団的自衛権が去年6月に閣議決定されたときも、普通だったら、個別自衛権で、日本が襲われたときだけアメリカが助ける。今度は、アメリカが襲われたときには、日本が助けるといったときに、関係が互角になったにも関わらず、この地位協定の改定はされなかった。そういう不満が溜まってしまっている。それについて、沖縄の政権制度、自民党の国会議員は何の1つもコメントしない。コミットメントできない。 普天間は辺野古に賛成というのに、反対から変わっただけと。自分が変わったことで、何を得たかというと、1つも得ていないわけ。その政治の体たらくを見ていて、与党でも変えきれない。 私は去年まで落選していたから、私どもが入る隙間はなかったけど、知事選に出てみたら、こういう風がありますよと。そういう、自分たちの日米政府間の交渉によって、日米同盟の真価をはかっているけど、真価イコール負担の軽減にはなっていないということを、あなた方どう思うんですかということを、3点目に、今回は、申し上げている。 4点目は、基本的に普天間の辺野古移設というのは、厳しい環境の中で、強引にやることが、日米安全保障条約にとってよくない。ここで立ち止まるべきだ。立ち止まって考えなきゃいけない時期だよと。 なぜ立ち止まるかというと、仲井眞さんという人が、印鑑を押したけど、この印鑑重いんです。翁長さんが、どれだけ天地ひっくり返ってさわごうと、埋め立ての認可を取り消すことはできません。 行政的には、必ず設計変更というのが起こってきますから、岩国では8回くらい起こっていますが、大きい飛行場だから、10回以上おこるでしょう。それに翁長さんが印鑑を押さないわけだから、普天間基地の辺野古は、基地そのものは完成しない。埋め立ては着工するけど、基地は完成しない。埋め立てを阻止できない翁長県知事、基地を完成できない安倍総理。両方とも目的達成できなくて、なんら勝者のない無意味な闘争になりますよと。それがわかっているなら、立ち止まって見てみたらどうですかと。それが、止まることで普天間に一度戻るということがあったとしても、負担を軽減しながら、辺野古をやめるというシステムを作る、そういう行為を、対案として考える必要があるのでは。 この4点が主体になって話をしてきたけど、今の段階で、アメリカは強引ですよ。普天間しかない、辺野古しかない、こういう考え方で進んでいますから、今はツープラスツーが行われる、日米首脳会談が行われる、議会でのスピーチが行われる、こういう中で変更や弱腰を見せると大変なことになると。 一連の流れが一度終わった5月の前半からが、沖縄と日本政府と、沖縄とアメリカ政府と、最大の交渉のステージがおこるだろうなというふうに思っていますので、そのことを、まず私たちは見据えた政治行動をしていかなくてはいけないと思っています。 私が、今回の3月からの委員会の中で、私が引っ張り出した政府答弁というのがあるんです。これが、いつ、埋め立てやるんですかといったら、防衛大臣が、8月ですと。8月がタイムリミットだということがわかったというのはものすごく大きなこと。 2点目には、設計変更が行われたら、もう工事は進められないよねといったら、国土交通省の、埋め立てを担当する水資源管理局長さん(?)は、いや、もう変更できなかったら、埋め立て工事はストップですということが、明確になった。 3点目には、仲井眞さんが印鑑を押した。私は普天間の埋め立ての印鑑を押した。印鑑を押した条件というのは、4条件がある。10年間、3000億台の予算を確保するとか、地位協定の環境の問題があるとか、5年以内に普天間基地の運用の停止を行うとか。こういうようなことの4提案、今3つしかいっていませんが、仲井眞4提案というのがあるんです。 この4提案のうちの、普天間基地の5年以内の停止が本当に行われるのか聞いたら、アメリカの国防省の日本部長さんは、そんなことはできませんと。普天間ができあがるまで、それは無理ですよと。私が国防省でも無理だと言いますよ。どこに持っていくんですか。しかし、安倍さんと仲井眞さんはやると決めているんです。だけど、アメリカはこの人たちが言っているだけで、私たちは絶対それを認めないといっているわけです。そのオスプレイを岩国に持っていって、辺野古ができあがるまで8年かかるわけです。3年間どこかに持っていって済むのなら、作らなくていいんですよ。 前提条件というのが、仲井眞さんが印鑑を押した、5年以内に停止という前提条件が全部崩壊した以上は、押したという根拠がなくなった以上は、もう一回しっかりとゼロから論議する、ゼロベースで物事を考えるということが大事じゃないかということになってくる。 3つの答弁を引き出したところが、ポイントなんです。私はいつも言うのですが、論理的に政府は交渉していかないと、政府をかえる力はないと。抗議集会やデモ大会とか、県民大会を何度もやってきたけど、世の中は何も変わってこなかった。それは、仲井眞さんという推進の人がいるからデモをやるんだったらわかる、県民大会をやると。 しかし、今の翁長さんはあなた方の選んだ人じゃないかと。あなた方、反対の代表でしょと。もう任せなさいよと。彼の政治手腕に任せなさいと。もう、あなた方がゲートの前で騒ぐ必要はない、県民大会をやる必要もない。選んだ県知事に、反対という意思表示の高い人なんだから。それに勝負を任せなさい。 しかも、アメリカで私が言ってきたことは、絶対に翁長さんという人は仲井眞さんみたいに変質はしませんよ。そういうものは期待しないほうがいいですよと。またやるとなると、翁長さんの政治生命だけじゃない。あの人は、政治生命じゃないと思う。身に大きな影響を及ぼすぐらい、今は簡単に変更なんてできない。仲井眞さんの場合は、あの人ならやるとみんな思っていたよ。しかし、翁長さんはそうはいかないと思います。アメリカ側も、仲井眞さんと同じような期待はしないほうがいいと。 こうようなことを、こんこんと話をしてきたというのが、今度の訪米のポイントであります。 ひろみ/なるほど。中には、ミキオさんが腹を据えかねた、怒ったというひと言をFacebookで見て、なんだろうなと思った方も多いと思いますけど。 ミキオ/これは、今は言いません。これは、ぶちぎれたのがあるので。 ひろみ/読んだ人は、みんな反応したと思うので、時期が来たらぜひお話しをしていただくチャンスがあれば。 ミキオ/時期が来たら。 日米、米国政府はもっと丁寧に物事をやっていかないといけないということを、どっかで示さないといけない。アメリカの支援国家じゃないんですから、私たちは。お互いが独立国だということを、お互いの政治家も役人も認識したような対応をしなくてはいけないと思っていて、どうもアメリカの中でも、そういうおごりがあるのではと思ってるから。 それが、ぶち切れたところですが。それは、いつか必ず私が説明したいと思っています。 ひろみ/いろいろ、訪米の報告もFacebookなど、ネットで見てありますので、ぜひ皆さん、改めてメルマガやミキオさんのFacebookをご覧いただければと思います。 では、ここで1曲はさみたいと思います。森高千里で「渡良瀬橋」。 ♪ 森高千里/渡良瀬橋 ♪【園遊会】
ひろみ/ミキオポストOnRadioお届けしております。 少し話題が変わるのですが、ミキオさん、モーニング姿でFacebookを拝見しましたが、園遊会に出られたんですね。 ミキオ/そうなんです。園遊会行ってきたんですよ。 もちろん54歳だから、戦後生まれじゃないですか。天皇陛下を見ると、戦後生まれの私がぐっと胸にくる思いがあるんですよね、光栄だと。 被災地に行く姿、また南洋諸島ですね。慰霊のたびに行く姿、平和の思いを国民や世界に発する姿。私はやっぱり今すごい役割を担っている陛下だな、皇后だなという感じしますね。日本という国家が、こういう象徴天皇と言われていますが、憲法上はそうなっていますが、私は、人としてのすばらしさを改めて感じます。あの姿を見ていたら、同じ日本人でよかったと思う。そういうことを思うくらいの、私の思いです。 天皇陛下のお話をすると、お前、右寄りじゃないかとかいうことをよく考える、おっしゃる方いますけど、右とか左とかじゃないんです。そんな小さなレベルで考える人のほうがおかしな話で。 一つ一つの行動が、政治には左右されながらも、政治の真の方向性を示しているというか、そういう70年の戦後の歴史をしっかりと踏まえて、一歩一歩前に進む姿を、国民に見せているのは、すごいなと私は思っている。 園遊会に行ってきたんです。私も家内も、2人ともペンギンのようなモーニングを着て。 ひろみ/年に1回は着るんですよね、モーニングは。 ミキオ/これでいって、大臣のときは、いろんな会合があって行きましたが、今回も行って、園遊会、いろんな方々がいますから、うちの家内が、前に前に出ようとするから、落ち着いて、落ち着いて、落ち着いてと、「溜」を。正面からやったら、ミキオさん天皇陛下の写真撮りなさいというから。シホさん、写真撮っちゃいけないんですよ、マナー的にって。あなた何回参加しているのと、僕がたしなめながら、やってきました。 天皇陛下の園遊会の楽しみというのは、必ず、御用邸の御用達の料理が出てくるんです。料理は5種類ぐらいですね。1つは焼き鳥、それと2つ目は、カモ。サンドイッチ、小さい巻き寿司、それとちょっとしたオードブル、これぐらいの料理なんですが。あとそれに、御用達の日本酒、焼酎、ウーロン茶、オレンジジュース、こういう感じのものが出てきますが、非常に質素な中でも、普段夜食べているような焼き鳥とは違うような、同じだと思うけど。厳かに…。普通だったら、3個くらいぎゅーっと歯で引っ張って食べてる下地ミキオが、1個ずつ丁寧に食べているっていうものですね。 最後のお土産が、どらやきみたいな、天皇家の家紋の入ったどらやきをいただいて、帰ってくるというような感じになりますが、非常に満足できる時間だというふうに思っております。 ひろみ/すばらしかったと思います。春のいいお天気に恵まれて、園遊会の話題。これもぜひ写真、見てくださいね。 では、ここで1曲お届けしましょう。レベッカで、「ロンリーバタフライ」 ♪ レベッカ/ロンリーバタフライ ♪【リスナーからのお便り紹介】
ひろみ/ミキオポストOnRadioお届けしております。 さあ、皆さんからのメッセージをお届けいたしましょう。まずは那覇のキンジョウさんです。 与那国で、震度4の地震がありましたね、ミキオさん。幸い、津波の被害もありませんでしたが、ああいった離島での防災、これから対策が気になりますね、ということでいただいております。 ミキオ/そうなんですよ。とにかく私は防災担当大臣をしましたからね、この防災というのは、本当に大事な役割ですね。特に与那国においても、多良間島においても、竹富においても、伊是名、伊平屋においても、離島が多いだけに、緊急の体制っていうのをちゃんと作っておかなくてはいけない。このことを私は強く、今申し上げているんであります。 那覇空港が海抜1m。嘉手納飛行場が、海抜5mそこら。だから津波が来ると一気にダメになりますよ、孤立しちゃいますよ。だからそういうようなときに、どうするんだということを、垣根のない論議をしておかないとダメなので、とにかく与那国の皆さんが安心できるような仕組み作りを、私たちは防災の観点から作っていかなければいけないなというふうに思います。 この前、国土交通委員会で私が質問したんです。和歌山県なんかで、道路を何百kmと作ってるんだけど、そのうちの4kmは、飛行機が降りられるような道路に作りなさいと。ヘリコプターが降りられる道路にしなさいと。普通だったら、道路なんかだったら、アスファルト塗装ってのは、大体30cmか40cmなんですけど、飛行場だと2m~3mなんです。だからこの4kmの部分だけは、舗装も2m~3mのもの作って、飛行機が降りられる、ヘリコプターが降りられる、そういうようなところを作って、災害に強い道路にしなさいとこの前質問したんですけど、先生の話は聞いておきます(?)って、軽くあしらわれましたけどね。 ひろみ/何かあってからじゃ遅いですからね。 ミキオ/そうです。防災は大事ですからね、しっかりやっていきましょう。 ひろみ/続いては、那覇のシンジョウさんです。 ミキオさん、総理官邸にドローンが落ちた事件、とてもショックでした。官邸は安全だと思っていただけに、世界中でさまざまな悲惨な出来事が今起こっていますが、私たちの日本でも同じようなことが起こりえるのでしょうか、というメッセージです。 ミキオ/そうですね、これも安全という観点から、総理官邸にドローンが近づいて、それを止めきれないっていう体制作りに、やっぱ問題がありますね。だからやっぱりもう一回、一国の総理ですからね。 一国の決断をするところですから、詳しいのはまだわからないところがありますが、私はこれを教訓としながら、警備体制をどうするかということを真剣に考えていかなければいけないと思います。 ひろみ/本当に日々、いろんな話題があります。 もう1つだけ、沖縄の話題なんですけど、いよいよライカムにイオンがオープンしますね。沖縄の経済は変わるんでしょうかというふうにいただいています。浦添のシモジさん。 ミキオ/イオンはすごいですね。 この前、ある経済人の人と話したら、沖縄の物販をやっている人が、食糧にしてもいろんなものにしても、物販をやってるものの、与那国から国頭までの10%はイオンに吸収されると言ってましたよ。それぐらい大型のものですね。だから、免税店なんかにしても、ものすごく大きいんで。だから今、国際通りにいっている観光客なんかは、全員バスで向こうに運ぼうとしてますからね。 僕はね、すごいんだけど、このすごさで沖縄が大丈夫かという不安があるんですよね。3000人雇用が増えたっていうけど、3000人雇用が増えたけど、3000人くらい仕事を失うんじゃないかと思うぐらい。だから、大型スーパーというのは、決して簡単に経済効果を表すものだけではなくて、ものすごい吸収力ですからね。 だから、そこのところが怖いんですよね。地元の商店街とか、地元のお店とかっていうのは、そう簡単に生き残れませんよ。そういう意味でも、基地の跡地で、沖縄の経済には、地主さん(?)以外は貢献できなかったものが、今回イオンができて、また吸収されて、この跡地のあり方がいいのかなと考えるときがありますね。もう少し、知恵をしぼらなければいけませんね。商店街が、購買力が右から左に移動しただけで、沖縄全体が大きくなったわけでもないし、雇用が増えたわけでもないと、私はそう思っています。 ひろみ/1曲お届けしましょう。 稲垣潤一で、「1ダースの言い訳」。 ♪ 1ダースの言い訳/稲垣潤一 ♪【これどうでしょう:わがまま鍋】
ひろみ/ミキオポストOnRadio、お届けしております。 目玉のコーナー、ミキオのこれどうでしょうのコーナーです。このコーナーは、ユニークなアイデアを、たくさん持っていらっしゃるミキオさんの頭から、新しいアイデアを出していただくコーナーです。 ミキオ/この前、琉球鍋の話をしましたね。今、鍋にこっていまして、この鍋を、鳥1匹入れているんですよ。これをぐちゃぐちゃに、1回オーブンで焼いて、ぎゅーっとやって、こしょういっぱいつけて、ニンニクを入れて焼いているんですね。それをそのまま鍋に入れて、そこにキャベツだけをドバーンと入れて、それで煮込んでいるんです。食べる瞬間に、アグーの豚を全部上にのせて、またフタをしめて、それでやっています。 これね、鳥と豚と一緒に食べられるという料理を僕が考えたんです。豚というのは、牛と違ってしゃぶしゃぶではだめですから、ぎゅーっと固くなるまで、それが豚の魅力なんで、煮込んだほうが、豚は料理上(?)もいいんですよね。鳥はつついただけで、くずれるぐらいになっていますから。オーブンで1回やっているから。これが、キャベツと鶏の肉と、豚のこれが、お茶碗に入って食べるとね、やめられないんです。 ひろみ/お腹がすいてきたこの時間に、最高な話題ですね。 ミキオ/イメージは、鳥鍋は鳥鍋なんです、豚鍋は豚鍋なんですよね。そうじゃないんです。両方なんです。わがまま鍋。 ひろみ/お肌がぷりっぷりになりそう、なぜいたくな感じでね。 ミキオ/そうそう、そうです。 ひろみ/ぜひこれもまた、一度は私食べてみたいので、作っていただければなと思います。 ミキオ/絶対作ってさしあげますんで。【エンディング】
ひろみ/今週は豚と鶏の鍋という提案でした。おいしそう。 ミキオポストOnRadio、あっという間の1時間でしたが、多分ミキオさんはまだまだしゃべりたりない気分だと思いますが。 ミキオ/はい、私はしゃべり足りないくらいやっているんです。 ひろみ/毎週情報がたくさんありますので、皆さんも、ミキオさんのメルマガ、Facebook、またミキオポストをチェックしていろんな情報を得てください。 最後に、元気なひと言いただいてよろしいですか。 ミキオ/やっぱりこの国の大きな分岐点というかね、安倍さんの行動一つ一つで、分岐点になると思うんですよね。経済もおもしろいのは、日本が滅びたら、地方はもたないというんではなくて、日本が滅んでも、沖縄はもつんだとか、日本が滅んでも、鹿児島はもつんだとか、日本が滅んでも大分はもつんだという気骨がないと地方分権ってできないんです。日本にばかりに頼って、地方を作ろうというのは、地方創生でも合わないんですよ。僕は、何か発想の転換と。ミシュランとか見てもわかるように、フランスの会社が来てミシュランですよと言ったら、日本人が殺到するって、おかしくない?ラーメン屋まで行列ができちゃうというこの日本の姿。 この前、笑い話があったそうですよ。ある九州のお店行ったら、女将さんが出てきて、前フランス語で手紙が来ていたけど、私は読めないから、そのままでしてたら、テレビ見たら、うちの名前を言ってるんですわ。ミシュランの1つ星か、2つ星かって言ってるんですが、あれなんですか?と聞いている笑い話があったんです。私どもは、決して評価されなくても、地道にお客さんに評価されたらいいんです、みたいな話で。 日本という国家の個性を出さないと、日本がなんか、誰かに左右されて流されちゃうような、自分がなくなっちゃう姿にならないようにしなきゃいかんね。もっと地方の個性を、人々が金太郎飴にならないように、人の個性を認めていくような国家にしていかないと、日本は伸びないんじゃないかと思うんですよね。あいつ変なやつらしいよって、ミキオって変わり者みたいだよとかって、変わり者がいていいんじゃないかと。いいんじゃないか、というような感じのことを、お互いが尊重し合うような国家にならないと、強い国家はできませんよね。同じ人ばかりだと、だめだと思いますね。 ひろみ/今週も元気になるひと言、ありがとうございました。また1週間、あっという間ですよね。 ミキオ/変わり者、がんばれ。 ひろみ/ぜひミキオさんも、おいしい鍋をいただきながら、頑張ってくださいね。 御案内は、本村ひろみでした。そして、メインパーソナリティーは…。 ミキオ/下地ミキオでした。 ひろみ/また来週です。さようなら。 ]]>
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